その後にトコハちゃんとミサキさんのファイト回です。
ユイちゃんのGユニットが揃ったところでデッキ紹介をのせましたのでそちらも見てください。
それではどうぞ!
夜の街の建物の中、ガラの悪い連中が集まってファイトなどを執り行っている。その建物にシオンが入って来た。シオンはガラの悪そうな連中のリーダー格の男に近づく。
「エースという男を知っているか?」
シオンは単刀直入にそう聞いた。
「エースぅ?知らねぇなぁ」
『ぎゃははははは!』
「・・・そうか」
聞くことだけ聞いたシオンはその場から出ていこうとするが1人のメンバーが通せんぼする。
「おいおい、礼はなしか?ここは俺たちブラッティエンジェルのシマだ。ただで返すわけにはいかねぇ」
「・・・それで?」
「察しワリィなぁ。払うもん払えっつってんだよ」
「嫌だと言ったら?」
「いてぇ目に合うだけだ」
ブラッディエンジェルのリーダー格の男の合図でメンバーたちはシオンに殴りかかろうとしてきた。シオンは殴りかかってくる男たちを華麗に避けてリーダー格の男の前に立つ。
「くそがぁ!」
リーダー格の男はシオンに蹴りを放ち、シオンはそれを避けて男の腕を掴み、足に膝をつけさせる。
「上等だコラぁ!!」
男たちはシオンに再び襲い掛かろうとしてきたが・・・
「待て!俺たちの敵う相手じゃねぇ!」
シオンには敵わないとわかったリーダー格はメンバーたちを止めさせる。
「・・・やってもらいたことがある」
そう言った後、シオンは外に出てその場から去る。ブラッディエンジェルはシオンに軽く辞儀をしてから別れる。その光景を買い物帰りのキョウコが目撃した。
TURN62「進みたい道」
翌日の学校、今日の授業が終わった後、ユイはシオンに話しかけてきた。
「シオン、ちょっといいかな?」
「?どうしたんだい?」
「とりあえずさ、クロノとトコハのとこに行こう?話はその後に」
シオンはそれ聞いて頷き、ユイについていった。クロノとトコハに合流した後、ユイは昨日のことについて話し出す。
「ママから聞いたんだけど、ガラの悪そうな人たちと一緒にいたって・・・」
「それ、兄さんも見たって言ってた」
「ああ、その事。大丈夫、問題ない」
「でも、昼は学校、夜はあのエースって奴の情報探し。ちゃんと休めてる?」
「俺たちにできることがありゃ・・・」
3人はシオンのことを心配してそう言っている。シオンは3人に笑みを浮かべる。
「ありがとう。でも、これは僕が解決しなければいけない問題なんだ」
シオンの言葉に3人は何も言えなかった。ただクロノはシオンの胸に拳を突き付ける。
「俺たちがいること、忘れんな」
「ああ」
話が終わり、シオンはただ1人、教室へと戻っていった。
「変わったね、シオン・・・」
「うん。人当たりの良さとかは基本的なところは変わってないのに・・・なんか、近寄りがたいっていうか・・・」
3人は遠くなっていくシオンの背中を見つめている。
ピンポンパンポン・・・
『佐倉ユイさん、佐倉ユイさん、職員室までお越しください』
校内放送でユイの呼び出しが鳴った。
「あ・・・。ごめん、もう行くね」
「お、おう・・・」
ユイはクロノとトコハと別れて職員室へと向かっていく。
「最近ユイ呼び出しが減っていったけど、今度はなんだ?」
「あれよ。進路希望調査書。ユイだけまだ提出できていないって」
「あいつ、自分の進路とか誰よりも考えていたもんな・・・」
☆
職員室に呼び出されたユイは教師の話を聞く。
「佐倉さん、僕はね、去年も君の担任をやらせてもらっているけど、君ほど心配だと思う生徒は他にいませんよ。君だけですよ?進路希望調査書を提出できていないの」
「すみません・・・」
ユイは教師に深く頭を下げる。
「自分の進路ですから、悩む気持ちはわからなくもないですけどね・・・」
「・・・悩めば悩むほど、私のできることなんてないんじゃないかって、考えてしまう事があるんです。そもそも、私の進む道って本当にあるのかなって・・・」
「そこまで深く考えなくてもいいんですよ。ただ佐倉さんが将来本当にやりたいことさえ書いていればそれでいいんです」
教師の言葉にユイは俯かせる。教師は少しため息をついて頭をかきだす。
「・・・1週間後です。自分のやりたいことをもう1度よく考えてから提出するように。いいですね?」
「はい・・・。失礼します・・・」
ユイは教師にお辞儀をしてから職員室から退室した。
☆
学校から帰宅した後、ユイはカードキャピタル2号店で気晴らしにファイトを行おうと考え、たまたまそこにいたトリニティドラゴンにファイトを挑む。
「エクスタイガーでヴァンガードにアタック!ドライブチェック!クリティカルトリガー!効果は全部ヴァンガードに!」
「ぎゃはああああ!!」
「次!次の相手は!」
ツネトに勝利を収め、ユイは少々荒っぽくファイトを相手を求める。
「こ、怖い・・・」
「ユイさん、いったいどうしたっていうんですか?」
「どうしたって、何が?」
「だってよ、ユイちゃんここに来るまで不機嫌そうだったし、今も結構荒れてるからさぁ・・・」
ツネトにそう言われてハッと我に返り、表情が暗くなった。
「・・・ごめん。今日は帰る・・・」
「え⁉あ、ちょっと⁉」
ユイはデッキを片付けて店から出ていった。
「ユイちゃん、マジでどうしたんだ?」
「ユイちゃん、ずいぶんと追い詰められてるみたいだったな・・・」
トリニティドラゴンとカムイはユイを心配する。
☆
カードキャピタル2号店から出た後、ユイは1人とぼとぼと歩いていた。
(最低だ・・・。いくら進路が決まらないからって、八つ当たりに近いファイトをやっちゃった・・・。もう・・・こんな気持ちじゃGクエストを受けられないよ・・・)
ユイがそう思って歩いて、ふと気が付くと前にシオンが住んでいた綺場の門まで来ていた。
「綺場家・・・今はシオンのおじさんがここにいるんだっけ・・・」
ユイは1年前に過ごしたシオンとの思い出を振り返っていた。これは侵入者として初めて捕まった時・・・
『すみません!マジ勘弁してください!ほんの出来心なんです!』
『この子は本当に僕の友達なんだ。離してやってくれ』
『綺場君~・・・』
家の中で楽しく会話した時・・・
『へ~、フェンシングやってるんだ。大変そうだね~』
『やってみると意外と楽しいよ。佐倉さんも八百屋の手伝いがあって大変そうだね』
『やっててもなんの面白味はないよ。まぁ、働いたらお小遣いアップするけど』
それらの思い出を1つ1つ思い返していた。
「シオンが好きなのに、何もしてあげられない自分が憎いよ・・・」
ユイは抜け穴があった場所へと向かう。だが抜け穴らしきものはどこにも見当たらなかった。
「・・・抜け穴、処分されちゃったのか・・・。思い出だったのに・・・」
ユイは「はぁ」とため息をこぼしている。
「そんなところでいったい何をやっているのですか?」
「あ、すみません・・・」
ユイの背後から声が聞こえてきたのでユイは後ろを振り向いてその人物に謝罪した。その姿は女性だった。
「あら?そのリボンにピンクの髪・・・。もしかして、佐倉ユイさんですか?八百屋佐倉店の」
「え?はい、佐倉ユイは私ですけど・・・」
見知らぬ女性に自分の名前を名乗った覚えはない。初めて会う女性に自分の名前を知っていることに怪訝な顔になる。
「やはり!1度お目にかかりたいと思っておりましたのよ」
「あの、誰ですか?私、あなたのこと知らないんですけど・・・」
「ああ、すみません。私としたことが。申し訳ございませんわ」
女性は深くお辞儀をして、改めて自己紹介を始める。
「私、マリア・ソランベルジュと申し上げます。気軽にマリとお呼びくださいまし。以後お見知りおきを」
「ソランベルジュって・・・綺場家と仲がいいお金持ち⁉」
☆
マリンは少し話がしたいという事でファミレス、エレメントフェアリーにユイを連れてきた。
「まさかあの場にあなたに会えるとは夢にも思いませんでした」
「あの、ちょっといいですか?私、マリさんのことあんまり詳しくないのに、どうしてマリさんは私のことを知っていたんですか?」
ユイの当然と言える質問にマリンは微笑みながら答えた。
「あなた、横島アキという人物はご存知ですか?」
「アキさん?知ってるも何もアキさんはうちのアルバイト店員ですけど・・・」
「そのアキで間違いありませんわ。アキは私の妹ですのよ」
「ええ⁉そうなんですか⁉でも、名字が・・・」
「あれは一般に紛れるための偽名ですわ。派手に目立っては支障が出やすいですからね」
「そ、そうなんですか・・・」
ユイが戸惑ってはいたが何とか理解し、マリンに顔を向ける。
「ああ、お金なら気にしなくて大丈夫です。私が全てお支払いいたしますわ」
「えっと・・・じゃあこれとこれを・・・」
ユイは頼みたいメニューを指を指す。マリンは店員を呼び、注文する。
「このお方にレモンパフェとレモンスカッシュ、私はコーヒーをお願いしますわ」
店員はメニューを聞いた後、その場を後にした。
「ところでマリさんは綺場家に何か用だったんですか?」
「・・・・・・」
ユイの問いかけにマリンは少し考え、そして口を開く。
「・・・まぁ、ユイさんになら話しても大丈夫ですわね。ウツギ社長に商品アドバイスを依頼されましてね、直接私が赴いたというわけです」
「はぁ・・・」
「ソランベルジュ家が日本での功績は綺場家あってのものですから、交流は大切にしませんと」
「・・・・・・」
「・・・っというのは半分建前ですわ」
「え?」
マリンの言葉を聞いて目が点になるユイ。
「本気であのような未熟者に尽くすわけないじゃありませんの」
「じゃあ、どうして商品アドバイスの依頼に応じたんですか・・・?」
マリンは微笑みながら答えていく。
「シオン君がいずれ戻ってくる場所を守るためですわ」
「シオンが・・・戻る場所・・・」
「私には断言できます。シオン君は落とされても這い上がってくるという事を。しかし、這い上がったとしても、帰ってくる場所がなくては本末転倒。あの男に社長を務めさせて、いつまでもつか・・・。ですから私はいつでも返ってくる場所、綺場家を私のやり方で守るのですわ」
マリンの考えにユイは少し度肝を抜かしていた。
「すごいですね。そこまでのことを考えていたなんて・・・」
「いえ、どんなお名目をつけようと、シオン君からすれば、所詮は卑劣な者の配下として見られるでしょうね」
「そんなことありません!マリさんはシオンの戻ってくる場所を守ろうと努力をしている!そんな人が、シオンがそんな風に思うはずありません!」
ユイの言い分にマリンは目を見開いていたが、すぐに微笑む。
「ありがとうございます。そう言われると、少し勇気が湧いてきますわ」
「えへへ・・・」
そんな会話をしているうちに注文していたものが届いた。ユイはパフェを食べ、マリンはコーヒーを一口飲む。
「・・・ところでユイさんは綺場家に何か用があってきたのですか?」
「あ・・・いえ・・・少し考え事をしていたら、無意識にという感じで・・・」
暗くなるユイの表情を見てマリンは真剣な表情になる。
「・・・もしよろしければご相談に乗りますわよ?話してみてごらんなさい」
「・・・・・・」
ユイは暗い表情のまま自分の悩みを打ち明けた。
「・・・私、自分の進みたい道が見つからないんです。どんなに悩んでも、その答えがたどり着けない。気晴らしにファイトしても八つ当たりに近いファイトになってしまって・・・。私、どうしたらいいか・・・わからなくなってしまったんです・・・」
ユイの悩みを聞いたマリンは少し考え、ユイに微笑みかけた。
「話を聞く限りだと、ヴァンガードをやっているようですね」
「え?はい、そうですけど・・・」
「実は私もヴァンガードをやっておりましてね。どうです?1戦交えませんか?」
そう言ってマリンは自分のデッキを取り出す。
「え?でもさっき・・・」
「八つ当たりだろうが何だろうが構いませんわ。それにあなたの悩みを、ファイトしながら考えれば、答えが見つかってくるかもしれませんわよ?」
「そういうことなら・・・まぁ、いいのかな?」
ユイは渋々ながらファイトの申し込みを了承し、ファイトの準備を進める。
「準備はよろしいですか?」
「は、はい」
お互いにファイトの準備を終え、ファイトが開始される。
「「スタンドアップ・ヴァンガード!!」」
「
「
「私の先攻ですわ。ドロー。
R シェリー R
R ティファニー R マリンの手札5枚 山札43枚
「私のターン。ドロー。
R グランポリス グランチョッパー
グランシード R R
「グランチョッパーでヴァンガードにアタック」
「ガード『
「グランポリスでヴァンガードにアタック」
「ノーガード」
「ドライブチェック『
「ダメージチェック『
「ターンエンド」
PW7000➡PW7000+SH10000=17000
PW8000➡PW7000 ユイの手札5枚 山札42枚 マリンのダメージ1枚
「私のターンですわ。ドロー。
さばるみー トレーシー そーどみー
R ティファニー R
「さばるみーでグランチョッパーにアタック!」
「ノーガード」
「そーどみーでヴァンガードにアタック!」
「ノーガード。ダメージチェック『
ティファニーのブースト、トレーシーでヴァンガードにアタック!」
「ノーガード」
「ドライブチェック『
「ダメージチェック『
「ターンエンドですわ」
PW7000➡PW7000
PW9000➡PW8000
PW14000➡PW8000 マリンの手札4枚 山札39枚 ユイのダメージ2枚
「私のターン。スタンド&ドロー。
ディガリオン ディガリオン グランサブ
グランシード R R
「グランサブでヴァンガードにアタック」
「インターセプト『
「ディガリオンでヴァンガードにアタック」
「ノーガード」
「ドライブチェック『
「ダメージチェック『
「グランシードのブースト、ディガリオンでヴァンガードにアタック」
「ノーガード。ダメージチェック『
「ターンエンド」
PW9000➡PW9000+SH5000=14000
PW10000➡PW10000(+5000)
PW20000➡PW15000 ユイの手札4枚 山札38枚 マリンのダメージ4枚(裏1枚)
「私のターン。スタンド&ドロー(先ほどから闘志らしきものが感じられない。相当参ってますわね)ライド!
「さばるみーを移動し、そーどみーをコール!そーどみーのスキル!カウンターブラスト(
そーどみー サロメ トレーシー
さばるみー ティファニー シェリー
「ティファニーのブースト、サロメでヴァンガードにアタック!サロメのリミットブレイク発動!私の
「完全ガード『
サロメ(マリン)は剣を持ち、ディガリオンに速攻を仕掛けようとしたが、そこにグランガードの妨害にあう。
「(それでも処理は的確のようですわね)ツインドライブ『
「ノーガード」
「さばるみーのブースト、そーどみーでヴァンガードにアタック!」
「ノーガード。ダメージチェック『
「ターンエンドですわ」
PW17000➡PW11000(完全ガード)
PW19000➡PW9000
PW21000➡PW11000(+5000) マリンの手札6枚 山札31枚 ユイのダメージ3枚
(問題があるとすれば、自分を深く考えすぎるところ・・・でしょうか・・・)
「私のターン。スタンド&ドロー。
「ストライドジェネレーション。
ジェネレーションゾーン コスト『
「
ディガリオン エクスタイガー R
グランシード グランワゴン R
「グランワゴンのブースト、エクスタイガーでヴァンガードにアタック。エクスタイガーのスキル。Gゾーン裏のカード、エクスファルコンを表にして、Gゾーン表の枚数分、パワープラス4000。パワー45000以上でクリティカルプラス1」
「完全ガード!『
エクスタイガーは光の爪を生成し、それをサロメ(マリン)目掛けて投げつける。サロメ(マリン)を守ろうと駆け付けたイゾルデは光の爪を1つ1つ防ぐのであった。
「トリプルドライブ『
「ガード!『
PW45000➡PW10000(完全ガード)
PW25000➡PW10000+SH20000=30000 ユイの手札3枚 山札33枚 マリンのダメージ3枚(裏3枚)
(心が不安定ならばどこかで決定的なミスがどこかにありがちなものですが、ユイさんにはそれが感じられない。・・・もしかしてユイさんにとってヴァンガードは・・・)
マリンは1つの答えを想定し、ストライドフェイズに移る。
「ストライドジェネレーション!!」
サロメ(マリン)は剣を天高く掲げ、そこに神々しい光が包まれる。そこには未来から現れた宝石のように輝く騎士がいた。
「
ジェネレーションゾーン コスト『月柱の騎士シシルス』グレード1+2
「
マリンの盤面のユニットは全て
キンベリヌス エヴァンジェリン キンベリヌス
さばるみー ティファニー シェリー
「ティファニーのブースト、エヴァンジェリンでヴァンガードにアタック!」
「ノーガード」
「トリプルドライブ『
エヴァンジェリン(マリン)はダイヤモンドのごとく輝く剣を用いて、グランギャロップに斬撃を与え、さらに追撃も与える。
「ダメージチェック『
「さばるみーのブースト、キンベリヌスでヴァンガードにアタック!」
「ガード『
「(・・・やはり)シェリーのブースト、キンベリヌスでヴァンガードにアタック!」
「ノーガード。ダメージチェック『
「ターンエンドですわ」
PW31000➡PW11000(+5000)
PW27000➡PW16000+SH10000=36000
PW27000➡PW16000 マリンの手札5枚 山札27枚 ユイのダメージ5枚
「・・・ユイさん、あなた誰よりもヴァンガードが好きなのでしょう?」
「・・・え?」
マリンの言葉にユイは唖然となる。
「シオン君から聞いたのですが、ヴァンガードを始めたのは日が浅いと聞いています。それにもかかわらず、その情熱はシオン君を上回るほど。それがあったからこそ、悩んでいる時に限ってファイトが八つ当たりのような感じになってしまうのですよ」
ユイが目を点になっている中、マリンはまだ口を開く。
「進みたい道が見つからない?いいえ、あなたは本当は進みたい道は決まっているはずですわ。でも自分にそれがこなせるのかという判断が進路を妨げていたのですわ」
「・・・・・・」
「いつまでうじうじしているつもりのですの⁉シャキッとなさい!!」
「!!?」
「進みたいと思っているのならばそれに突き進めばいいじゃないですか!うじうじと考えず、まずは真正面からぶつかっていきなさい!できるかできないかの問題ではありません!やるかやらないかの問題ですわ!!」
「!!」
マリンの一喝を受けたユイは目を見開き、そして目を閉じる。
(本当はやりたいと思う事はあった。でも、自分では務められない、できるはずがないと勝手に思い込んで、目を背いて、わからないふりをしていた。でも、やっぱり私、どんなことがあったとしても、私なりのやり方で、いろんな人にヴァンガードを伝えていきたい!!)
そしてユイは目を開き、そしてストライドフェイズに移る。
「ストライドジェネレーション!!!
ジェネレーションゾーン コスト『
「
ディガリオン エクスタイガー バレングレーダー
グランシード グランワゴン R
「私は決めた!もう自分に嘘はつかない!私は私のやり方で、未来を切り開く!バレングレーダーで右のキンベリヌスにアタック!」
「ガード!『
「グランワゴンのブースト、エクスタイガーでヴァンガードにアタック!スキル発動!Gゾーン裏のカード、エクスローグを表にして、パワープラス12000!そしてクリティカルプラス1!いけえええええ!!」
「インターセプト!『
エクスタイガーはもう1度光の爪をサロメ(マリン)目掛けて投げ放たれ、それを防ごうとキンベリヌス2体とバートラム2体が立ちふさがる。
「トリプルドライブ『
「ノーガード!ダメージチェック『
「くぅ!ターンエンド!」
PW11000➡PW9000+SH5000=14000
PW49000➡PW10000+SH50000=60000
PW20000➡PW10000(+5000) ユイの手札3枚 山札26枚 マリンのダメージ5枚(裏3枚)
「さて、悩みも解決できたことですし、次の企業に向かわねばならない時間が迫ってきましたので、そろそろ終わりにさせましょう。もう1度エヴァンジェリンにストライド!!」
ジェネレーションゾーン コスト『
「ティファニーのスキル!ソウルに入れ、
「Gゾーン表のエヴァンジェリンが3枚だから・・・全部のユニットにパワープラス9000⁉」
「まだ終わりませんわ!ティファニーをコール!ティファニーのスキル!ソウルに入れ、そーどみーとさばるみーにパワープラス3000!」
そーどみー エヴァンジェリン シェリー
さばるみー R シェリー
「エヴァンジェリンでヴァンガードにアタック!」
「か、完全ガード!『
エヴァンジェリン(マリン)が放つ斬撃をグランガードが動きを予想してグランギャロップを守り通す。
「トリプルドライブ『月柱の騎士シシルス』『
「これで終わりですわ!さばるみーのブースト、そーどみーでヴァンガードにアタック!」
エヴァンジェリン(マリン)の攻撃が終わり、後ろへ下がると同時にそーどみーが剣を口にくわえて、その刃でグランギャロップを斬りつけ、グランギャロップは大爆発を起こす。
PW34000➡PW11000(完全ガード)
PW43000➡PW11000
ダメージチェック『
ユイのダメージ6枚 マリンのダメージ5枚 勝者マリン
「私の勝ちですわ」
「ちぇー、あと少しだったのになー」
ユイはちょっぴり残念そうな表情になる。
「・・・マリンさん」
「なんでしょうか?」
「私、絶対にやりたいことを実現させてみます!そして、それが叶ったらいつかマリンさんにリベンシして見せます!」
いつもの堂々とした表情で宣言したユイを見てマリンは優しい笑みを浮かべる。
「ええ。楽しみにしていますわ」
「絶対ですよ!あと、パフェとジュース、ごちそうさまでした!」
そう言った後、ユイは店を飛び出していった。
「・・・シオン君がユイさんに惹かれる理由が、なんとなくわかったような気がしますわ」
マリンはそう呟いた後、レジに向かい会計を済ませる。
「お支払いは100万程でよろしいですか?」
「え」
マリンは人付き合いはよくても、金銭感覚がかなり壊れているようだった。結局支払いはマリンの執事が払った。
☆
その後ユイは本屋に立ち寄り、受験の本、ヴァンガードに関する資料を購入し、そのまま佐倉店に帰宅し、自室に入って買ってきた資料を読み進めていく。
(私にやれるかはわからない。でも、何事も恐れず、何でも挑戦した方がいい!未来は、きっとその後についてくる!)
自分の未来の為にユイは資料を書いたり読んだりの繰り返しを行う。
「・・・あ、いいこと思いついた」
ユイが何かを閃くと・・・
「おーいユイ、今日は外でメシ食いに行くぞ」
「あ、はーい!」
ユイは下に降りていき、家族と一緒に出かける。ちなみ今日のご飯はお寿司で悩み事を解決したらごはんがおいしく感じたとユイは述べたのであった。
to be continued…
ユイ「マリンさん、今日はありがとうございました!」
マリン「いえいえ、私はただご相談にのっただけですわ。特別なことは何もしておりませんわ」
ユイ「相談してくれた相手がマリンさんでよかったです!おかげで悩みはバッチリ解決しました!」
マリン「ふふ、それはよかったですわね」
ユイ「ところで家でのアキさんってどんな感じなんですか?私、八百屋で働いている印象の方が強くて・・・」
マリン「アキがしっかりしているようで安心しましたわ。家でのアキは一言で申し上げますと、怠け者、といった感じですから・・・」
ユイ「怠け者・・・だいぶイメージとかけ離れてる・・・」
TURN63「めぐりあう場所」