カードファイト!!ヴァンガードG 鋼と宇宙の正義   作:先導

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今回はトコハちゃんとミサキさんのファイトです。

これはわかっていることだと思いますが、ファイトの描写はいじれる部分だけいじっていくのでご了承ください。

それにしてもグローブのスキルマジイカサマレベルですわ・・・。

さて、それでは本編に移りましょうか。

それではどうぞ!


めぐりあう場所

学校の廊下にてクロノとトコハは元気がなくなっていたユイについて話していた。

 

「昨日のユイ、呼び出しされてから元気がねぇよな」

 

「本当にね。1人にさせてほしいなんて、らしくないこと言ってたし・・・」

 

クロノとトコハがユイのことを心配していると・・・

 

「クロノー!トコハー!おっはよー!」

 

「⁉ユイ⁉」

 

いつも通りの元気一杯な状態のユイが2人に元気よく挨拶する。

 

「お前、もう大丈夫なのか?」

 

「え?何が?」

 

「いや、ほら、昨日ずいぶんと思い詰めてたみたいだったから・・・」

 

「ああ・・・ごめんね?心配かけちゃったみたいで・・・」

 

ユイは少しバツが悪そうな顔になったが、すぐにいつもの表情に戻る。

 

「でももう大丈夫!心配かけちゃった分、Gクエストでしっかり貢献してみせるよ!」

 

「お、おう!頼りにしてるぜ」

 

「・・・ところでユイ、その手に持ってる袋は何?」

 

トコハがユイの持ってる袋を指さして問いかける。

 

「ああ、これ?これはね、シオンの為に作った、私特製の栄養ローヤルゼリーだよ!」

 

「「え」」

 

ユイ特製と聞いたクロノとトコハは顔を引きつらせる。

 

「ちょっと、何が"え"なんだよ⁉」

 

「いや、だってお前の料理って、すげぇまずいし・・・」

 

「自分も自覚してるって言ってたじゃないの・・・」

 

クロノとトコハの言葉を聞いてユイはふふんと得意げな表情になる。

 

「いつまでもあの時と一緒にしてもらっては困っちゃうな。私の料理スキルは一気に成長したのさ!」

 

「本当かよ・・・」

 

「いままでがいままでだからどうも信用できない・・・」

 

「ふーん、そう言ってられるのは今の内だよ!かなりの自信作だし、味もバッチリだよ!」

 

ユイはいつも以上に得意げだ。

 

「・・・私がシオンにできることと言ったら、シオンを支えてあげることだけだからさ、せめて栄養の付くものを食べさせてあげたいんだ」

 

「いや、それはわかったけど、本当にやめとけって・・・」

 

「しつこいって!大丈夫って言ったら大丈夫なの!とにかくそういう事だから、止めたって無駄だからね!」

 

ユイはクロノとトコハと別れて猛ダッシュで自分の教室に向かおうとする。

 

「・・・料理はともかく、ユイが元気になってよかった」

 

「ああ、そうだな」

 

そんな話をしていると職員室を通り過ぎたユイはそのまま戻って職員室の前に立つ。

 

「忘れてた。進路希望調査書、さっさとヒゲにわたそ」

 

クロノとトコハはユイが職員室に入っていく姿を目撃する。

 

「あいつ、自分から職員室に行くってことは進路決まったのか」

 

クロノがユイの進路が決まったと言った瞬間、トコハは一瞬だけ曇った表情になった。

 

 

 

TURN63「めぐり合う場所」

 

 

 

翌日の休日、クロノはカードキャピタル2号店とは別のカードショップでファイターたちとファイトして特訓を行っていた。

 

「すっげぇぞあいつ!誰も敵わねぇ!」

 

「他のショップから特訓に来たっつぅけど、強すぎじゃね?」

 

ショップのファイターたちはクロノの強さにみんな驚いていた。

 

「クロノドラゴン・ネクステージでヴァンガードにアタック!」

 

ネクステージのアタックによって、対戦相手のダメージは6枚となった。

 

「うぅ・・・俺の負けだ・・・」

 

「次の相手は!誰か!」

 

クロノは次の対戦相手を求めるが、クロノの強さを目にしたファイターたちは誰も名乗りを上げなかった。

 

「・・・そうか・・・」

 

それを察したクロノはショップから出ていった。

 

 

ショップを出た後クロノはただ1人、川を眺めながらシオンのことを思い浮かべていた。

 

『これが僕のイメージした、新たな、僕だあああああ!!』

 

『僕の、勝ちだ』

 

(・・・シオンは自分が行くべき道がはっきり見えている。今の俺にはない強さだ)

 

クロノは自分の手にあるクロノ・ドランのカードと、3枚ものディペンドカードを見つめていた。この3枚ものディペンドカードは以前伊吹がクロノたちに見つかった際に、そのままクロノの下駄箱に封筒を入れ、その中に入っていたものだ。

 

(お前と出会った時、何かが始まった。何かが動き出した。そんな感じがした。もしあの出会いが、成長の証だったとしたら・・・。あの後、他のディペンドカードはそのまま。俺は成長していないのか?何で伊吹は俺にギアクロニクルを?)

 

クロノはそんなことを考えながらぼんやりと考える。

 

(・・・わかんねぇよ・・・)

 

 

一方その頃、トコハは別の場所で東京スカイツリーを1人でぼんやりと見つめていた。

 

(放課後になると、シオンはエースの情報を探しに、クロノは他のショップに特訓に行ってしまいましたとさ。ユイはユイでやりたいことが見つかって、そのまま家に帰ってそれの勉強。・・・なんか、おいていかれた気分)

 

トコハはそんな気持ちを抱きながら町を歩いていく。

 

(私もGクエストに向けて何かやった方がいいんだろうな。でも、何をしたらいいの?シオンは綺場家の復興につき進んでる。迷うことなくまっすぐに。クロノはGクエスト優勝を目標に頑張っている。優勝の先に何かが見えてくるはずだからって。ユイはやりたいことを目標に掲げて猛勉強中。私も見たことがないくらいに真剣な表情で)

 

「じゃあ私は?私は・・・」

 

トコハは顔を俯かせながら、自分のやるべきことについて考える。

 

(私はヴァンガードは好きだし、ずっと続けていきたい。けど、兄さんみたいに普及協会で活動したいわけじゃない。兄さんと同じ道って、なんか違う。どうせなら、まだ私のことを知らない海外!そこで自分の力を試してみたい!それから・・・)

 

「それから・・・わからないんだ・・・」

 

トコハは再び顔を俯かせながら、再び歩いていく。

 

 

トコハは顔を俯かせながら、カードキャピタル2号店まで足を運んできた。2階に上がって店内へと向かっていくと、店内がざわざわしていた。そこに目を向けると大勢のファイターが並んでいた。

 

(そっか。今日だっけショップの大会。でも、こんなに混むなんておかしい・・・)

 

トコハはショップ大会の混みようを確かめるべく、店内へと入っていく。

 

「すみませんちょっと通りま~す・・・」

 

トコハは混んでいる店内に入っていき、カウンターに顔を向ける。そこにいたのはカードキャピタルのオーナーである戸倉ミサキであった。

 

「ミサキさん⁉」

 

「!トコハちゃん!」

 

「すいませーん、こっちにもくださーい」

 

「はーい、ただいま!」

 

ミサキは参加希望者に1人1人参加受付表を配っていく。これは誰が見ても忙しそうなのがわかる。これを見たトコハは店のエプロンを取り出して身に着け、参加希望者をまとめる。

 

「はいはーい!みなさーん、ちゃんと全員参加できますから、落ち着いてくださーい!ご来店された方順にちゃんと並んでくださーい!先頭はこちらになりまーす!」

 

「トコハちゃん?」

 

「こっちは任せてください!」

 

ミサキはお言葉に甘えてトコハにも受付を手伝ってもらうことにした。参加人数は多くても、ミサキとトコハが協力して、何とかショップ大会が開くことができた。ショップ大会が徐々に進み、そして大会が終わり、ミサキとトコハはようやく一息つく。

 

「ところでどうしてこんなことに?」

 

トコハがショップ大会であんなに人が混んでいた理由を聞くと、ミサキは呆れた表情をしながら答える。

 

「シンさんはぎっくり腰、カムイは赤点で放課後補修、それにリョータや三和店長代理代理も野暮用とかで1号店も臨時休業になったから・・・」

 

「それで向こうで参加するはずのお客さんもこの2号店に来たわけですね」

 

ミサキは手伝ってくれたトコハに優しく微笑みながら感謝の言葉を述べる。

 

「ありがとうトコハちゃん。おかげで助かった」

 

「いえ、いつもお世話になってますから。それに・・・私にできるのってこんなことぐらいだから・・・」

 

トコハは寂しそうな表情で顔を俯かせる。

 

「クロノ君やシオン君、ユイちゃんのこと?」

 

「あ、いえそんな、何でもないです。本当すみません」

 

トコハは慌てて何でもないことを主張しているがあの表情を見る限り、気にしていることは明らかだ。ミサキはトコハに優しく微笑み、すっと椅子から立ち上がる。

 

「・・・ファイトしない?」

 

「え?」

 

ミサキのファイトの申し込みに目が点なのトコハだった。

 

 

ミサキのファイトの申し込みを受けたトコハはファイトの準備を行う。ファイトの準備を終えたトコハとミサキはファイトを開始させる。

 

「「スタンドアップ・ヴァンガード!」」

 

「春待ちの乙女オズ」

 

「セミルナー・メイガス」

 

春待ちの乙女オズ  PW5000

 

セミルナー・メイガス  PW5000

 

「私の先攻。ドロー。リピス・メイガスにライド。セミルナーは移動。ターンエンド」

 

リピス・メイガス  PW7000

 

R  リピス  R

R セミルナー R  ミサキの手札5枚 山札43枚

 

「私のターン。ドロー。萌芽の乙女ディアンにライド。オズは移動。開墾の戦乙女パドミニをコール」

 

萌芽の乙女ディアン  PW8000

開墾の戦乙女パドミニ  PW7000

 

パドミニ ディアン R

 R    オズ  R

 

「パドミニでヴァンガードにアタック」

 

「ノーガード。ダメージチェック『調停者アメノサギリ』」

 

「オズのブースト、ディアンでヴァンガードにアタック」

 

「ノーガード」

 

「ドライブチェック『ウィステリアナイト』」

 

「ダメージチェック『ステラ・メイガス』」

 

「ターンエンド」

 

PW7000➡PW7000

PW13000➡PW7000  トコハの手札5枚 山札42枚  ミサキのダメージ2枚

 

「私のターン。ドロー。クォーレ・メイガスにライド。ロンバス・メイガスをコール」

 

クォーレ・メイガス  PW9000

ロンバス・メイガス  PW9000

 

R クォーレ  ロンバス

R セミルナー  R

 

「ロンバスでヴァンガードにアタック」

 

「ノーガード。ダメージチェック『早咲きの乙女ピア』」

 

「セミルナーのブースト、クォーレでヴァンガードにアタック」

 

「ノーガード」

 

「ドライブチェック『神剣アメノムラクモ』」

 

「ダメージチェック『メイデン・オブ・グラジオラス』」

 

「ターンエンド」

 

PW9000➡PW8000

PW14000➡PW8000  ミサキの手札5枚 山札39枚  トコハのダメージ2枚

 

「私のターン。スタンド&ドロー。開花の乙女ケラにライド。パドミニは移動して、ウィステリアナイトをコール」

 

開花の乙女ケラ  PW10000

ウィステリアナイト  PW9000

 

ウィステリア ケラ R

 パドミニ  オズ R

 

「パドミニのブースト、ウィステリアナイトでヴァンガードにアタック」

 

「ガード『ペイズリー・メイガス(☆)』」

 

「オズのブースト、ケラでヴァンガードにアタック」

 

「ノーガード」

 

「ドライブチェック『フェアリーライト・ドラゴン(治)』ヒールトリガー。ダメージを回復してパワーをヴァンガードに」

 

「ダメージチェック『クレセント・メイガス』

 

「ターンエンド」

 

PW16000➡PW9000+SH10000=19000

PW15000➡PW9000(+5000)  トコハの手札5枚 山札38枚  ミサキのダメージ3枚

 

「私のターン。スタンド&ドロー。リング・メイガスにライド」

 

リング・メイガス  PW11000

 

「フローラル・メイガス、リピス・メイガスをコール」

 

フローラル・メイガス  PW11000

 

フローラル  リング  ロンバス

  R   セミルナー リピス

 

「リピスのブースト、ロンバスでヴァンガードにアタック。ロンバス・メイガスのスキル。メイガスのヴァンガードがいるなら、山札の上のカードを宣言したら、山札の上を公開する。宣言するのはフローラル・メイガス」

 

公開したカード 『オクタゴン・メイガス』

 

「公開したカードはそのまま山札の上に置く」

 

「ガード『フェアリーライト・ドラゴン(治)』」

 

「セミルナーのブースト、リング・メイガスでヴァンガードにアタック。リング・メイガスのスキル。カウンターブラストを払って、山札の上のカードを宣言する。上のカードはオクタゴン・メイガス」

 

公開したカード 『オクタゴン・メイガス』

 

「宣言したカードならそのカードを手札に加えて、リング・メイガスのパワープラス3000」

 

「オラクルシンクタンクの能力か・・・。ここはノーガードで」

 

「ツインドライブ『ステラ・メイガス』『サイキック・バード(☆)』クリティカルトリガー。パワーはフローラルに、クリティカルはリング・メイガスに」

 

リング・メイガス(ミサキ)の光のリングはケラ(トコハ)に襲い掛かり、ケラ(トコハ)はその攻撃をもろに喰らってしまう。

 

「くぅぅ!ダメージチェック『開花の乙女ケラ』『開墾の戦乙女パドミニ』」

 

「フローラル・メイガスでヴァンガードにアタック」

 

「ガード『メイデン・オブ・ディモルフォーセ(☆)」

 

「ターンエンド」

 

PW16000➡PW10000+SH10000=20000

PW19000➡PW10000

PW16000➡PW10000+SH10000=20000  ミサキの手札5枚 山札34枚  トコハのダメージ3枚

 

「私のターン。スタンド&ドロー。ラナンキュラスの花乙女アーシャにライド」

 

ラナンキュラスの花乙女アーシャ  PW11000

 

「ストライドジェネレーション。春色の花乙姫アルボレア」

 

ジェネレーションゾーン  『クリスタルウィング・ドラゴン』グレード3

 

春色の花乙姫アルボレア  PW26000  ハーツ『ラナンキュラスの花乙女アーシャ』

 

「アーシャの超越超越(ストライド)スキル。カウンターブラストを払って、同名ユニット、ウィステリアナイトをスペリオルコール。パワープラス20000」

 

ウィステリア アルボレア ウィステリア

 パドミニ   オズ     R

 

「右のウィステリアナイトでヴァンガードにアタック。ウィステリアナイトのGB(ジェネレーションブレイク)。ウィステリアナイトが2体以上いるからパワープラス2000」

 

「ガード『トライアングル・メイガス(引)』」

 

「オズのブースト、アルボレアでヴァンガードにアタック」

 

「ノーガード」

 

「トリプルドライブ『早咲きの乙女ピア』『桜吹雪の乙女リルガ』『花園の乙女マイリス(☆)』クリティカルトリガー。パワーは左のウィステリアナイトに、クリティカルはヴァンガードに」

 

アルボレア(トコハ)は桜吹雪を操り、リング・メイガス(ミサキ)に目掛けて放つ。リング・メイガス(ミサキ)はその桜吹雪に飲み込まれる。

 

「つぅ!ダメージチェック『ペンタゴナル・メイガス』『ペイズリー・メイガス(☆)』クリティカルトリガー。効果は全部ヴァンガードに」

 

「アルボレアのスキル。アタックがヒットしたため山札から同名ユニット、ウィステリアナイトをスペリオルコール。パワープラス2000。右のウィステリアナイトでロンバス・メイガスにアタック」

 

「ガード『サイキック・バード(☆)』・・・何か悩みがあるなら聞くよ」

 

トコハは自分の悩みをファイトをしながらうち明かした。

 

「パドミニのブースト、左のウィステリアナイトでヴァンガードにアタック」

 

「ガード『スフィア・メイガス(治)』」

 

「ターンエンド」

 

PW14000➡PW11000+SH5000=16000

PW26000➡PW11000(+5000)

PW14000➡PW9000+SH10000=19000

PW23000➡PW16000+SH10000=26000  トコハの手札5枚 山札30枚  ミサキのダメージ5枚(裏1枚)

 

トコハの悩みを聞いたミサキはクスリと微笑む。

 

「そう、それで自分にできるのはこんなことぐらい、なのね」

 

「シオンやクロノ、ユイみたいに私には目標がなくて、何がしたいのかもはっきりしないから・・・」

 

「置いてけぼりにされた気がする?」

 

「はい・・・」

 

全てを話したトコハは苦笑いを浮かべる。

 

「・・・って、ほらどうでもいい、ちっちゃいことですよね?・・・いいなぁ。ミサキさんはいつも落ち着いてて、自分のすることに迷いがないって感じがする。私も、そんな風になれたらいいのになぁ・・・」

 

トコハの言葉を聞いたミサキは少し笑い出す。

 

「ぷっ、ふふ、そんなにできた人間じゃないよ、私。それに、私も今のトコハちゃんみたいに感じたことあった」

 

「え⁉ミサキさんも⁉」

 

驚いているトコハにミサキは首を縦に頷いて数年前のことを話す。

 

「あいつらが自分の道を向かって進んでいくのを見ていたら、自分だけ取り残された気持ちになった。大学とショップを行き来するだけの毎日、けど、海外に行くとか、プロファイターになるとか柄じゃないし、興味もない。ただ・・・ね」

 

「わかります。目標が見つからない、何かしないといけないんじゃないかって、気持ちだけが先走って、何もしてない感が私を追い立てて・・・」

 

「ここでいるだけでいいのかって、ずっと考えてた。そんな時だった」

 

『みーつけた!』

 

『お前・・・何で⁉だって俺、転校先教えてなかったんだぞ⁉寂しくなっちゃうから・・・』

 

『ヴァンガードだ!これで俺たちはいつだってつながってんだ!』

 

『どういうことだよ?』

 

『引っ越し先の大体の場所は母ちゃんがお前のママから聞いてた!後はその地域のカードショップを片っ端から探し回ったってわけさ!』

 

『・・・そっか。そうだよな。俺たち、いつもショップで遊んでたもんな』

 

『ああ!』

 

『よし!ファイトだ!』

 

『おお!』

 

「その時気付いた。ここは出会いの場所だってことを。私が仲間に出会えたように、誰かと出会い、そして関係を深めていく。この店でそんな出会いを見守っていく。やっと自分が求めていた答えが見つかった気がした。この2号店はあたしのそんな気持ちからできた、やっぱり大切な場所」

 

「・・・どうすれば見つかるのかな?」

 

「・・・私は自分らしくしただけ。悩むこと、動かないこと、そういうの全部含めて、自分らしく」

 

「!・・・自分らしく・・・」

 

ミサキの言葉を聞いたトコハは自分の胸に手を当てる。

 

「ストライドジェネレーション!」

 

大自然の夜空に降り注いでく星々の光と共に、その予言者は現れた。

 

ジェネレーションゾーン  コスト『神剣アメノムラクモ』グレード1+2

 

「星を視る者グローブ・メイガス」

 

星を視る者グローブ・メイガス  PW26000  ハーツ『リング・メイガス』

 

フローラル グローブ  ロンバス

  R   セミルナー リピス

 

「フローラル・メイガスで右のウィステリアナイトにアタック!」

 

「ノーガード」

 

「セミルナーのブースト、グローブ・メイガスでヴァンガードにアタック!メイガスシリーズの特徴は予言。グローブのスキル。メイガスのヴァンガードがいるなら、いつでも山札の上を見てもよい」

 

ミサキはグローブ・メイガスのスキルで山札の上のカードを1枚見て、それを山札の上に置く。

 

「セミルナーのスキル。ソウルに入れて、宣言したユニットが山札の上にいたなら、2枚ドローできる」

 

「!!」

 

山札の上はグローブ・メイガスのスキルによって既に見えている状態になっている。つまりこれで確実に2枚ドローが確定しているというわけだ。

 

「調停者アメノサギリ」

 

公開したカード 『調停者アメノサギリ』

 

「宣言通りなので2枚ドロー」

 

「完全ガード!『桜吹雪の乙女リルガ』(コスト『メイデン・オブ・グラジオラス』)」

 

グローブ・メイガス(ミサキ)は星々の光をアーシャ目掛けて放つ。そのアーシャを守ろうとリルガが障壁を出して光を全て防ぐ。

 

「トリプルドライブ『ペンタゴナル・メイガス』『フローラル・メイガス』『アサルトダイブ・イーグル(☆)』クリティカルトリガー!ロンバス・メイガスにパワープラス5000、クリティカルプラス1!リピスのブースト、ロンバスでヴァンガードにアタック!ここでもう1度、グローブのスキル。山札を見る」

 

ミサキはもう1度を山札の上1枚を見てそれを上に戻す。

 

「ロンバスのスキル。宣言したユニットが山札にいたなら、パワープラス5000!ペイズリー・メイガス!」

 

公開したカード 『ペイズリー・メイガス(☆)』

 

「ガード!『花園の乙女マイリス(☆)』『メイデン・オブ・ディモルフォーセ(☆)』」

 

「ターンエンド」

 

PW11000➡PW9000

PW26000➡PW11000(完全ガード)

PW26000➡PW11000+SH20000=31000  ミサキの手札7枚 山札26枚  トコハのダメージ3枚(裏1枚)

 

「(自分らしく・・・)ストライドジェネレーション。夢紡ぐラナンキュラスアーシャ!」

 

ジェネレーションゾーン  コスト『ラナンキュラスの花乙女アーシャ』グレード3

 

超越(ストライド)スキル。リアガードと同じ名前のユニットをスペリオルコール!ウィステリアナイト!さらにパワープラス2000!アーシャのスキル!Gゾーン裏のアーシャを表にして、リアガードと同じ名前のユニットをスペリオルコール!開墾の戦乙女パドミニ!さらにアーシャのスキルで前列のユニットパワープラス5000!」

 

ウィステリア アーシャ ウィステリア

 パドミニ   オズ   パドミニ

 

「オズのブースト、アーシャでヴァンガードにアタック!」

 

「完全ガード!『調停者アメノサギリ』(コスト『フローラル・メイガス』)」

 

アーシャ(トコハ)はクワを地面に突き付け、アーシャ(トコハ)の周りに巨大な根が生えてき、それをリング・メイガス(ミサキ)を襲うが、アメノサギリによって根は砕かれた。

 

「トリプルドライブ『萌芽の乙女ディアン』『ダンガン・マロン(☆)』クリティカルトリガー!右のウィステリアナイトにパワープラス5000、クリティカルプラス1!『花園の乙女マイリス(☆)』クリティカルトリガー!これは左のウィステリアナイトに!パドミニのブースト、左のウィステリアナイトでヴァンガードにアタック!」

 

「ガード!『アサルトダイブ・イーグル(☆)』『サイキック・バード(☆)』」

 

「パドミニのブースト、右のウィステリアナイトでヴァンガードにアタック!」

 

「ガード!『オクタゴン・メイガス』インターセプト!『ロンバス・メイガス』『アサルトダイブ・イーグル(☆)』

 

(・・・でも、パワーはまだこちらが6000上・・・)

 

「オクタゴン・メイガスのスキル」

 

「!!」

 

「宣言したユニットが山札の上にいたなら、このユニットのシールド、プラス10000。ペイズリー・メイガス!」

 

公開したユニット 『ペイズリー・メイガス(☆)』

 

宣言通りなのでガーディアンのシールドがアップし、アタックは阻止される。

 

PW36000➡PW11000(完全ガード)

PW28000➡PW11000+SH20000=31000

PW34000➡PW11000+SH25000=36000  トコハの手札4枚 山札24枚  ミサキのダメージ5枚(裏1枚)

 

「グローブ・メイガスのスキルを攻撃だけじゃない。防御にも使えたんだ・・・」

 

トコハの言葉にミサキは首を縦に頷く。

 

「それを決めるのは自分」

 

「決めるのは・・・自分・・・自分らしく・・・」

 

ミサキの言葉を聞き、トコハは何かを気づいたように目を見開く。

 

「ストライドジェネレーション。星を視る者グローブ・メイガス」

 

ジェネレーションゾーン  コスト『フローラル・メイガス』グレード3

 

「グローブのスキル。山札を見る。リピスを移動。ペイズリー・メイガスをコール」

 

ペイズリー・メイガス(☆)  PW4000

 

「ペイズリーのスキル。山札を見て、それを上か下に戻すことができる。下に。グローブのスキル。山札を見る」

 

フローラル グローブ  リピス

  R    R   ペイズリー

 

「フローラルで右のウィステリアナイトをアタック!「ノーガード」グローブ・メイガスでヴァンガードにアタック!」

 

トコハは自分のダメージとミサキのダメージを見て状況を判断する。

 

「(ミサキさんのダメージは5・・・。こっちはまだダメージ3。このターンを守りきれば・・・)ガード!『萌芽の乙女ディアン』『ダンガン・マロン(☆)』『花園の乙女マイリス(☆)』」

 

「シールド36000・・・トリガーを2枚引けば突破できる。トリプルドライブ『リング・メイガス』『ペイズリー・メイガス(☆)』クリティカルトリガー!これは次のトリガーを確認してから振り分ける」

 

「・・・!!」

 

そう、グローブのスキルさえあればいつでも山札の上を見ることができる。トリガーをどれに乗せる前にだって確認もできるということだ。

 

「グローブのスキル」

 

ミサキは山札の上を見て、微笑んで山札の上に戻す。

 

「効果は全てグローブに!」

 

「てことは・・・」

 

「サードチェック『サイキック・バード(☆)』これもすべてグローブに!」

 

「パワー36000にクリティカル3・・・」

 

そう、これは完全にトコハのガードを突破したことになる。

 

「予言よ、信じる者に光を届けよ! フォーチュン・ライト・シャワー!!」

 

グローブ・メイガス(ミサキ)は森の全てに星々の光をひり注げる。アーシャ(トコハ)はその光を直撃し、そして、夜は明け、惑星クレイに朝がやってくる。

 

PW11000➡PW9000

PW26000(+10000)➡PW11000+SH25000=36000

 

ダメージチェック『ラナンキュラスの花乙女アーシャ』『早咲きの乙女ピア』『クリスタルウィング・ドラゴン』

 

トコハのダメージ6枚  ミサキのダメージ5枚  勝者ミサキ

 

トコハはミサキに笑みを浮かべ、ミサキ自身も笑みを浮かべる。

 

「ミサキさん、ありがとうございました!」

 

「私は何も」

 

「私、行きたいところがあるのでここで失礼します!」

 

そう言ってトコハは早々に店を去っていく。

 

 

カードキャピタル2号店から出たトコハは本屋に立ち寄って、外国の言葉の本を購入する。

 

(私らしく、とりあえず動く!うじうじ悩んでるだけなんて、私らしくない。まずは行動!目標なんて、きっと後からついてくる!)

 

トコハはその思いを抱きながら、自宅へと帰宅するのであった。

 

 

夜のカードキャピタル2号店では、ミサキが今回のことをカムイに話していた。

 

「そうか。大変だったんすね、店」

 

「シンさんのぎっくり腰がなかったらよかったんだけど。それで?」

 

ミサキは真剣な表情で本題に入る。

 

「情報はガセでした。今度こそ、明神リューズの居場所がわかると思ったんだけどな・・・。三和やリョータの方は?」

 

「空振り」

 

カムイたちはヴァンガード普及協会の名誉会長、伊吹が追い続けている敵、明神リューズの居場所を探っていたようだ。結局は何の情報もなかったが。

 

「結局どこにいんのかわからねぇままか」

 

「仕方ない。今はその時を待つしか・・・」

 

「けど、見守るだけってのは・・・」

 

「伊吹に頼まれたのはそういう事だから」

 

ミサキの言葉にカムイは何も言えなくなる。

 

「・・・うあああ!もどかしい!俺たちが最前線で戦えりゃいいのに!!」

 

「・・・明神リューズ。彼の野望を止めることのできる唯一の鍵がクロノ。あのディペンドカードも、クロノが持って初めてその意味を持つ。そのためには、クロノの成長が絶対条件」

 

「それには、トライフォーのみんなが、強くなる必要がある」

 

「私たちがそうだったように・・・」

 

カムイとミサキはカードキャピタル2号店で夜空を見つめているのであった。

 

to be continued…




トコハ「今日は、本当にありがとうございました!」

ミサキ「私の方こそお礼を言わなきゃ。本当に助かった」

トコハ「ところで、昔のカムイさんって、どうだったんですか?品行方正で熱血漢、女の子からも人気があったって、私たちにはずいぶんそう言ってましたけど・・・」

ミサキ「くふ、あいつそんなこと言ってんの?まぁ、一言で言うならそうね、"クソガキ"って奴だよ」

トコハ「クソガキ・・・聞いてる話と違う・・・」

TURN64「Zoo支部」
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