それと、サブタイトルにヴァンガマンを載せてますが、ファイトの時はもちろんコスチュームは脱いでいます。
そんなわけで、本編を始めていきましょう。
それではどうぞ!
ズー支部のGクエストで予選を突破し、決勝戦でクリストファー・ロウに勝利し、見事優勝・・・と思いきやメガコロニー戦闘員のコスプレをしたスタッフたちに優勝メダルを奪われてしまう。現在トライフォーはメダルを取り返そうと戦闘員たちを追いかけていた。戦闘員たちが奥の部屋に入り、トライフォーもその部屋に入るが、戦闘員たちの姿はいなかった。
「なんだこれは⁉」
「行き止まり⁉」
トライフォーが入ってきた瞬間、出入り口のドアが閉まってしまった。
「!しまった!」
「出入り口が⁉」
部屋の明かりが少し赤くなると、トライフォーの足場がエレベーターのように上がっていく。
「「「「うわああああああ!!」」」」
この様子を別の部屋でモニター越しで見ていた者がいる。
「ふふ、待ってるわよ、トライフォー」
TURN65「戦え!カード戦士ヴァンガマン!!」
足場が目的地の階に到着した。その場所は惑星クレイでいうところのメガコロニーの本拠地そのものだ。
「どうやらここはメガコロニーの世界を再現した場所のようだ」
「ズー支部、結構凝ってるね・・・」
「つーかメダルだ!あの戦闘員たちどこ行きやがった⁉」
トライフォーが戦闘員たちを探していると、突然軽快な曲が流れ、モニターが映りだしアニメーションが流れる。
『ここは犯罪結社メガコロニーが支配する世界。優勝を果たしたトライフォー。だがその証であるメダルが奪われてしまった!我らがトライフォーはGクエストを制覇するため、そして、世界平和のために、メガコロニーと日夜戦い続けるのだ!いけ、トライフォー!頼むぞ、我らがトライフォー!』
突然の妙なアニメーションに3人は何のことかわからずにいたが、シオンは飲み込みが早い。
「そういう事か」
「え⁉」
「今のでわかるのかよ⁉」
「それで、どういうことなの?」
「つまりクエストなんだ。優勝メダルを取り返すというね」
シオンの説明に3人は納得する。
「そういえば戦闘員たちが言ってたな。新のクエストの始まりとかなんとか・・・」
3人がこのGクエストの趣旨が理解していると、そこにメガコロニー戦闘員が現れる。
「優勝メダルはメガコロニーの大私領様が預かっているズー!返してほしくば我々と戦うズー!」
「やってやろうじゃないの!」
戦いに挑む気満々のトライフォーの周りには戦闘員に囲まれていた。これは10人や20人でもない。かなり多い。
「ちょっと何よこれー⁉」
『ステージは3つ、まずは戦闘員を100人倒すのだ!』
「ひゃ、100人⁉」
「ウソだろ⁉」
「ファイトってわけでもないし、どうやって倒すの⁉」
そんなトライフォーにスタッフがクロノには剣を、シオンにはレイピア、ユイには槍を、そしてトコハにはなぜかハンマーを手渡していった。ちなみにこれは全部おもちゃの武器だ。制限時間は5分。そしてスタートと同時に戦闘員たちがトライフォーに襲い掛かってきた。
「2回勝っただけで優勝なんて簡単すぎると思った!」
「たくっ!手の込んだことしやがって!」
「あのクリスに勝ったっていうのに、なんか台無し!」
「とにかくまずはこいつらを片付けようよ!愚痴はその後!」
トライフォーは襲い掛かってくる戦闘員を次々と薙ぎ払っていく。時間があとわずかというのに、一向に減る気配がない。
「一発当てれゃ倒せるとはいえ、数が多すぎる!」
「もう残り時間もない!」
「このままじゃクエスト失敗になっちゃう!」
「僕が一気に片づける!」
シオンは大勢の戦闘員に突っ込み、1人1人にレイピアを振るっていく。
「セ・フィニ」
シオンが鞘にレイピアを収めると、戦闘員は1人残らず倒れていった。残り時間はわずか1秒残っている。
『残り時間わずか1秒でファーストステージクリアです!』
ズー支部会場では大歓声が上がっていた。別の部屋で見ていた大私領は軽く拍手を送る。
「中々やるじゃない」
3人はシオンに駆け寄ってくる。
「シオンすごい!」
「さすがはフェンシングの達人だね!」
「助かったぜ!」
「間に合ってよかった」
トライフォーは安心して笑みを浮かべていると・・・
ドカンッ!ドカンッ!
メガコロニーの空間に次々と煙玉が爆発する。トライフォーは急いでこの部屋から脱出する。
「クリアしたってのにどういうことだよ⁉」
会場の檀上でモニター越しで見ていたズー支部長は・・・
「盛り上がればいいのよ」
そう言ってキュウリを食す。トライフォーは部屋から脱出し、エレベーターに乗る。そしてエレベーターはまた上に上がっていく。そして目的の階に到着する。
「ここは⁉」
出た場所は暗雲な空が立ち込める荒野だった。
「「「よく来たな、トライフォー!」」」
その荒野から3人組の少年幹部クライムバグが現れる。しかしその姿はどう見てもトリニティドラゴンの3人組だった。
「大私領様のところへ行きたければ、俺たちを倒すんだな!」
「はぁ⁉トリドラ⁉」
「何でお前らが?」
ユイがクリアしているのにも関わらず、トリニティドラゴンがここにいることに驚き、クロノはなぜここにいるのか問いかける。
「ふふん、先週クエストをクリアしてね、スカウトされたのさ。俺たちの活躍が、あまりにも素晴らしくてな!」
「ちなみに、あのズーのポーズ、僕たちが考えたんですよ?」
「「「ズーーー!!」」」
どうやらトリニティドラゴンの3人はズー支部にスカウトされ、クエストの進行を任されており、ズー支部長がやっていたあのズーのポーズはトリニティドラゴンが考えたものらしい。
「ああ・・・どうりでセンスのないポーズだと思ったよ・・・」
「・・・ま、お前らが相手なら楽勝でセカンドステージクリアだぜ」
クロノがそう言うと再び軽快な曲が流れ、モニターが映りだしアニメーションが流れる。
『怪人たちを倒したトライフォー。しかしその前に新たな怪人、メガコロニーが立ちふさがる。彼らを倒すにはカード戦士ヴァンガマンに変身するしかない!いけ、カード戦士ヴァンガマン!頼むぞ、カード戦士ヴァンガマン!』
「へ、変身?」
「いやいや、いくらなんでもそれは・・・」
「こんなのに誰が乗るかって話だよね・・・」
「ああ。バカバカしすぎる」
どうもトライフォーはこれには乗り気ではないようだ。そうとも知らずにスタッフはヴァンガマンの変身コスチュームまで用意してきた。
「「「「うわぁ・・・」」」」
これにはトライフォーはかなり引いていた。
『できないならここで失格よ~ん。当然、優勝ポイントもなーし』
モニター越しでズー支部長がそう言う。簡単に言うならやらないと優勝はないという事だ。これによってトライフォーの決断は・・・
「くっそー、今日は俺たちの負けだぜ(棒)」
「強敵だった(棒)」
「あと少しだったのにねー(棒)」
「次こそポイントゲットして優勝よ!」
『ちょっと待ちなさいよあんたたちーー!!諦めるの早すぎるわよ!!』
完全なる試合放棄するという決断に至った。
「やーいやーい、へっぽこフォー!俺たちに負けるのが怖いんだろ~?」
トリニティドラゴンに煽られてトライフォーは立ち止まる。
「・・・ポイントの為だ・・・!」
「勝利の為なら、超えなければならない一線がある・・・!」
「何よりもトリドラに侮辱されるのが屈辱すぎる・・・!」
「ぐぬぬぬぬぬ・・・」
トリニティドラゴンに煽られてトライフォーはやる気を見せた。
「いくぞ!」
「「「おう!」」」
「「「「変身!!ストライドジェネレーション!!」」」」
トライフォーはスタッフたちの手助けによって急いでヴァンガマンの衣装に着替える。
『説明しよう!カード戦士ヴァンガマンは僅か1ミリ秒でストライドジェネレーションが完了するのだ!』
てこずりはしたが、全員の着替えが終わった。そして・・・
「ヴァンガー・・・レッド!」
「ヴァンガー・・・グリーン」
「ヴァンガー・・・イエロー!」
「ヴァンガ・・・ブルー」
「「「「カード戦士・・・ヴァンガマン!!」」」」
ドカンッ!!
ヴァンガマンとしての名乗りを終え、戦隊もののポーズをとる。そしてそれぞれ違う色の煙玉が爆発する。
(家に帰りたい・・・)
(消してくれ・・・。今すぐ俺を消してくれ・・・)
(2人とも未熟だな・・・)
(あれ?やってみると意外に楽しいかも・・・)
トライフォーはそれぞれそんな思いを抱いていた。
「行くぞヴァンガマン!!」
そして、クライムバグたちとヴァンガマンの戦いが始まろうとしていた。
「ジャジャン!問題です!大きさが10メートルもある果物ってどんな果物?」
「はぁ?」
「なぞなぞです」
戦いというのがなぞなぞだという事にヴァンガマンたちはずっこける。
「何でだよ⁉」
「変身の意味は⁉」
「残り30秒」
「え⁉ウソ⁉もう始まってるの⁉」
「くっそ!邪魔だ!」
トライフォーはヴァンガマンのヘルメットを外す。
「何でもいいから、果物の名前をいうんだ!」
「「「うん!」」」
トライフォーは果物の名前を次々と出していく。
「サポジラ!ジャボチカバ!ブッシュカン!パラミズ!ウズメキスタンメロン!」
「「何じゃそりゃあ⁉」」
一応は果物の名前なのだが、やっぱりシオンは住んでいる世界が違う。どうやらこのなぞなぞ、シオンは戦力不足のようだ。
「スイカ、メロン、え~と、かぼちゃは果物じゃない・・・」
「10メートル・・・そんな大きな果物は・・・」
「ユイ、お前ならわかるんじゃねえのか?一応八百屋の娘なんだろ?」
「任せなさい!このなぞなぞ、もう答えは見えているよ!」
「さ、さすがユイね!」
「よっしゃいけ!答えを出しちまえ!」
3人が期待が膨らむ中、ユイはなぞなぞの答えをだす。
「こんなの簡単だよ!答えは梨だよ!そんな大きな果物はない!というわけで答えは梨だ!」
ユイの導きだした答えは・・・
ピンポンピンポンピンポン!
「よっしゃ!」
「さすがユイ!」
「伊達に八百屋で手伝ってないからね」
「「「ちっ・・・」」」
正解を導き出されたトリニティドラゴンはひそかに舌打ちをした。
「今度は僕たちのターンだ!」
「いっけー、シオン!」
「任せた!」
「トリドラが答えられない問題出しちゃえ!」
今度はトライフォーのターンとなり、シオンが問題を出す。
「問題!リリクルの算術旧定理を答えよ」
「「「え?」」」
いきなりの高難易度の問題にトリニティドラゴンは頭に?ができる。
「り、りれ・・・な、なんだ?ツンデレ?」
「どうせフランス語ですよ⁉」
「残り30秒」
「えーい!521!」
ツネトが導き出したのは訳の分からない数字だった。
ブッブー
当然不正解だ。
「・・・何その数字?」
「どこから出したんですか?」
「父ちゃんの誕生日だ」
どうやら521はツネトの父の誕生日のようだ。しかし答えがそんなわけないので不正解。
「残り20秒」
「ええい!何でもいいから数字を答えるんだ!」
「「おお!」」
トリニティドラゴンは答えが数字だと決めてどんどん数字を答えていく」
「3.1415926535!」
ブッブー
「ああ・・・え~っと・・・・・・1」
ブッブー
どれだけ答えの数字を答えても全部不正解で終わっている。
「くそ~・・・!」
「ダメだ~・・・」
「そんな数字ないんじゃないですか⁉」
カルの言葉を聞いてツネトは閃いた。
「ふふ。わかったぞ。ないんだ。答えはナイン!つまり9だ!」
「「お~・・・」」
ツネトが導き出した答えは・・・
ブッブー
不正解だ。そうこうしている内に時間切れ。セカンドステージクリアが確定した。シオンが答え合わせをする。
「答え。nを整数とし、互いにABを互いにソナ整の整数とする時、An+Bの形をした素数は無限に存在する」
答えを聞いたトリニティドラゴンは訳わからずにガクッとなる。別の部屋で見ていた大私領は再び軽く拍手を送る。
「さすがね」
会場ではセカンドステージクリアによって、大歓声が上がる。
「トライフォー、セカンドステージも見事にクリア!いよいよファイナルステージへ!」
「やるじゃない。でも今週の大私領、あたくしの親友に勝つのは絶対に無理よ」
ズー支部長は大根を一口食べてそう呟いた。
☆
ファイナルステージ、大私領の部屋まで訪れた。そこにいたのはファイナルステージのボスである大私領が座っていた。
「あんたが大私領か?」
「ふふ、よく来たわね。トライフォーの諸君」
「・・・あれ?この声、何か聞いたことのあるような・・・」
大私領は座っていた椅子から立ち上がる。
「ま、まさか・・・あなたは・・・!」
今週のズー支部クエストの大私領の正体は・・・
「ママぁ⁉」
「キョウコさん⁉」
ユイの母である佐倉キョウコであった。
「ユイのお袋?」
「ああ、そっか。クロノは初対面だったね。あの人は私のママ、佐倉キョウコだよ」
「でも、何でユイのお母さんが?」
「キョウコさんはズー支部の支部長と親友らしくて、高校生の時に、ヴァンガード甲子園で3年連続優勝だけでなく、海外でも活躍していたという記録が残っているよ」
「文字通りすごい人ってことか・・・」
キョウコは戦闘員が持っていった優勝メダルをトライフォーに見せる。
「私に勝てば正真正銘、優勝よ」
トライフォーはお互いの見合って、そして階段に上がろうと一歩踏み出した時・・・
「「「うわあ!」」」
トコハ、シオン、クロノの階段が崩れる。どうやらクッションでできていた階段のようだ。
「もう、何なのよ・・・」
「くっそ、いったいなんだって言うんだよ・・・」
「こんな単純なトラップに引っ掛かるなんて・・・」
「あらら、あいつらしいっちゃあ、あいつらしいわね。え~と、この後何て言うんだったかしら・・・。ああ、そうそう・・・」
キョウコはコホンと咳ばらいをして用意されたセリフを口にする。
「この私とファイトできるのは1人だけよ。知力、体力、時の運、全てを勝ち抜いたあなたが、私の対戦相手よ。あなたは、私と戦う運命にある!・・・で、よかったかしら?」
☆
トライフォーとキョウコは中央会場に向かい、ユイとキョウコは自身のデッキを設置して、ファイトの準備を行う。
「なぁ、キョウコさんの使うクランってなんだ?」
「私が見た時はユイと同じディメンジョンポリスを使っていたけど・・・」
「でも、昔ディメンジョンポリスを使って活躍していた記録はない。どんなクランが出るかまではわからない」
3人がそんな会話をしている内にファイトは始まろうとしていた。
「さあ、全力を私に見せてみなさい!」
「いくよ!」
「「スタンドアップ・ヴァンガード!!」」
「
「メイデン・オブ・ノワゼット!」
メイデン・オブ・ノワゼット PW5000
「ネオネクタール・・・トコハと同じクランか・・・」
「昔活躍していたクランがネオネクタールだとしたら・・・」
「相当本気でかかってきている、という事になるね。それはユイが1番知っていることだ」
シオンの言う通り、ユイの表情は警戒をしている顔だ。
「私の先攻!ドロー!
R グランポリス R
グランシード R R ユイの手札5枚 山札43枚
「私のターン。ドロー。メイデン・オブ・チェリーストーンにライド!ノワゼットは移動!」
メイデン・オブ・チェリーストーン PW7000
R チェリーストーン R
R ノワゼット R
「ノワゼットのブースト、チェリーストーンでヴァンガードにアタック!」
「ノーガード!」
「ドライブチェック『メイデン・オブ・ウォーターポット』」
「ダメージチェック『
「ターンエンドよ」
PW12000➡PW8000 キョウコの手札6枚 山札42枚 ユイのダメージ1枚
「私のターン!ドロー!ライド!
グランファイヤー ディガリオン R
グランシード R R
「グランシードのブースト、グランファイヤーでヴァンガードにアタック!」
「ノーガード。ダメージチェック『メイデン・オブ・ダマスクローズ』」
「ディガリオンでヴァンガードにアタック!」
「ガード!『メイデン・オブ・ディモルフォーセ(☆)』」
「ドライブチェック『
PW14000➡PW7000
PW10000(+5000)➡PW7000+SH10000=17000 ユイの手札5枚 山札40枚 キョウコのダメージ1枚
「私のターンね。ドロー。メイデン・オブ・チェリーブルームにライド!メイデン・オブ・ダマスクローズ、メイデン・オブ・ウォーターポットをコール!」
メイデン・オブ・チェリーブルーム PW9000
メイデン・オブ・ダマスクローズ PW9000
メイデン・オブ・ウォーターポット PW7000
ダスクマローズ チェリーブルーム R
ウォーターポット ノワゼット R
「ウォーターポットのブースト、ダマスクローズでヴァンガードにアタック!」
「ガード!『
「ノワゼットのブースト、チェリーブルームでヴァンガードにアタック!」
「・・・ノーガード!」
「ドライブチェック『メイデン・オブ・ランブラー』」
「ダメージチェック『
「チェリーブルームのヒットスキル!カウンターブラストとソウルブラストで山札から、チェリーストーンをレスト状態でスペリオルコール!ウォーターポットのスキル!このユニットをソウルに入れ、ドロップゾーンからノーマルユニットを山札の下に置くわ。ソウルブラストしたチェリーストーンを山札の下においてシャッフル。そして1枚ドローして、カウンターチャージ。これでターンエンドよ」
PW16000➡PW10000+SH10000=20000
PW14000➡PW10000 キョウコの手札5枚 山札38枚 ユイのダメージ2枚
「メイデンのリアガードをコールさせて、場に出ていたウォーターポットをコストにして、ソウルブラストして出したノーマルユニットを戻してカウンターチャージと1ドロー・・・」
「完全に特徴を生かしきっているな・・・」
「私のターン!スタンド&ドロー!不屈の闘志を鋼の剣に込め、正義のために轟かせよ!ライド!
「
グランファイヤー シンバスター グランサブ
グランシード グランワゴン R
「グランサブでヴァンガードにアタック!」
「ガード!『メイデン・オブ・エッグプラント(引)』」
「グランワゴンのブースト、シンバスターでヴァンガードにアタック!」
「ガード!『メイデン・オブ・デイブレイク(醒)』『メイデン・オブ・ディモルフォーセ(☆)』」
シンバスターはチェリーブルーム(キョウコ)に向かって剣を振るったがその剣をデイブレイク、ディモルフォーセによって受け止められた。
「ツインドライブ『
「ノーガード。ダメージチェック『メイデン・オブ・ウォーターポット』『メイデン・オブ・グラジオラス』」
「ターンエンド!」
PW9000➡PW9000+SH5000=14000
PW18000➡PW9000+SH20000=29000
PW24000➡PW9000 ユイの手札4枚 山札36枚 キョウコのダメージ3枚
「あらら、ダメージが逆転されたわね」
「ダメージは1対3、ユイがリードしてるけど・・・」
「ああ。勝負はここからだ」
「キョウコさんのグレード3がくる!」
「美しき花びらよ、光を浴び、咲き乱れよ!ライド!メイデン・オブ・ランブリングローズ!!」
メイデン・オブ・ランブリングローズ PW11000
「そしてシークメイト!」
シークメイト 戻したカード『メイデン・オブ・ディモルフォーセ(☆)』『メイデン・オブ・エッグプラント(引)』『メイデン・オブ・デイブレイク(醒)』『メイデン・オブ・ディモルフォーセ(☆)』
「その2輪の花に抱かれて光り輝け!
メイデン・オブ・ランブリングローズ×メイデン・オブ・トレイリングローズ PW22000
「レギオン⁉」
「ストライドしないの⁉」
「なぜ・・・?」
「単純にコストが足りないだけよ。でも、今はこれでいいのよ。ランブリングローズのレギオンスキル!手札を1枚ドロップ!山札からヴァンガードと同じ名前のユニットを相手に見せる。ランブリングローズ、トレイリングローズ!そして見せ終えたら、ランブリングローズをスペリオルコール!トレイリングローズは手札に。ノワゼットのスキル!ヴァンガードがメイデンならカウンターブラスト(メイデン)とノワゼットをソウルに送り、ダスクマローズと」
ダスクマローズ ランブリングローズ×トレイリングローズ ランブリングローズ
ウォーターポット R R
「ストライドするだけがヴァンガードじゃないのよ。戦い方はいくつもあって正解なんてどこにもない。それがヴァンガードの魅力、なのかしらね」
そう言ったキョウコはちらりとクロノの方を向いてウィンクした。
「!」
「ランブリングローズでグランファイヤーにアタック!」
「インターセプト!『
「ウォーターポットのブースト、ダスクマローズでヴァンガードにアタック!」
「ガード!『
「ランブリングローズでレギオンアタック!」
「・・・ノーガード」
「ツインドライブ『メイデン・オブ・ランブラー』『ハイビスカスの銃士ハンナ(治)』ヒールトリガー!ダメージを回復してパワーをヴァンガードへ!」
ランブリングローズ(キョウコ)はシンバスターの足元に種を投げつける。種はぐんぐんと成長し、芽が生えてくる。そしてその芽はシンバスターに強く縛り付ける。
「ああああ!ダメージチェック『
「まだ終わらないわよ!ヒット時のスキル発動!ノワゼットの与えたスキル!1枚ドロー!トレイリングローズのスキル!カウンターブラスト、ペルソナブラスト!山札の上5枚を見て、ネオネクタールのユニットをコールできる!トレイリングローズ、チェリーブルームをスペリオルコール!チェリーブルームでヴァンガードにアタック!」
「ガード!『
「チェリーブルームでグランファイヤーにアタック!」
「ガード!『
「ターンエンドよ」
PW11000➡PW9000+SH5000=14000
PW16000➡PW11000+SH10000=21000
PW22000➡PW11000
PW11000➡PW11000+SH10000=21000
PW9000➡PW9000+SH10000=19000 キョウコの手札4枚 山札28枚 ユイのダメージ2枚
「くっ!やっぱり強い・・・!」
(不思議な人だ。俺がファイトしてるわけでもないのに、優しくて、暖かくて、そんな思いが俺たちに伝わってくる・・・)
「ストライドジェネレーション!!!
ジェネレーションゾーン コスト『
「グランワゴンの
オペレーターガールレイカ(醒) PW4000
「レイカの
グランファイヤー エクスタイガー R
グランシード グランワゴン R
「グランシードのブースト、グランファイヤーでヴァンガードにアタック!
「ガード!『ハイビスカスの銃士ハンナ(治)』インターセプト!『メイデン・オブ・チェリーブルーム』」
「グランワゴンのブースト、エクスタイガーでヴァンガードにアタック!レイカの与えたスキル!パワーが37000以上なら1枚ドロー!エクスタイガーのスキル!Gゾーン裏の暗黒超人プリティーキャットを表にして、エクスタイガーにパワープラス4000!さらに45000以上でクリティカルプラス1!」
「ノーガード」
「トリプルドライブ『
エクスタイガーは光の爪を自分の手に身に着け、ランブリングローズ(キョウコ)に接近して、切り裂く。
「ダメージチェック『メイデン・オブ・チェリーストーン』『メイデン・オブ・デイブレイク(醒)』スタンドトリガー!トレイリングローズをスタンドして、パワーをヴァンガードに!」
「グランシードの与えたスキル!1枚ドロー!グランファイヤーでトレイリングローズにアタック!」
「ガード!『月下美人の銃士ダニエル(☆)』」
「ターンエンド!」
PW22000➡PW11000+SH15000=26000
PW45000➡PW11000(+5000)
PW14000➡PW11000+SH10000=21000 ユイの手札5枚 山札30枚 キョウコのダメージ4枚(裏1枚)
「7ターン目が終わってダメージは2対4、ユイさんがまだ有利です」
「もしかしたらユイちゃん、キョウコさんに勝てるかも・・・」
カルやツネトはユイが勝つことに期待が膨らむ。
「やるじゃない。そんな全力を出されたら、私も全力で応えなくちゃね!手札のメイデン・オブ・ランブラーのスキル!メイデンのヴァンガードがいるなら、ストライドのグレードをプラス1!ジェネレーションゾーン・・・解放!!!!」
ジェネレーションゾーン コスト『メイデン・オブ・ランブラー』グレード1+1『メイデン・オブ・ランブラー』グレード1+1
「太陽の恵みを受け、未来へと咲き誇れ!!ストライド・・・ジェネレーション!!!!」
太陽の恵みを受け、世界樹を守りし者が未来より現れた。
「世界樹を守るロータス・メイデン!!!!」
世界樹を守るロータス・メイデン PW26000 ハーツ『メイデン・オブ・ランブリングローズ』
「メイデン・オブ・ランブラーのスキル!ストライドのコストとして支払われた時、ドロップゾーンに置かれたこのユニットをスペリオルコール!そして1枚ドロー!もう1体も同じスキルを!1枚ドローしてスペリオルコール!」
「同じユニットをコストに使って、そのスキルでコスト分のドロー・・・」
「実質的にノーコストでストライドしたってことか・・・」
「メイデン・オブ・ダスクマローズをコール!ロータス・メイデンのスキル!ハーツがメイデンなら、カウンターブラストとソウルブラストで前列のメイデンのユニット3体選んでパワープラス5000!そしてスキルも与えるわ!当然前列すべてにパワープラス5000!」
ダスクマローズ ロータス トレイリングローズ
ウォーターポット ランブラー ランブラー
「トレイリングローズでヴァンガードにアタック!」
「ガード!『オペレーターガールレイカ(醒)』」
「ランブラーのブースト、ロータス・メイデンでヴァンガードにアタック!」
「・・・ノーガード」
「トリプルドライブ!ファーストチェック『月下美人の銃士ダニエル(☆)』クリティカルトリガー!パワーはダスクマローズに、クリティカルはロータス・メイデンに!セカンドチェック『ハイビスカスの銃士ハンナ(治)』ヒールトリガー!ダメージを回復してパワーはダスクマローズに!サードチェック『メイデン・オブ・パッションフラワー』残念、最後はノートリガーよ」
「ほっ・・・」
トリプルトリガーがでなかったこと確認したユイは安堵の表情を浮かべる。ロータス・メイデン(キョウコ)は手に光を灯し、その光をシンバスター目掛けて放った瞬間、強力なレーザーとしてシンバスターを襲う。
「ダメージチェック『
「安心するのはまだ早いわよ?ロータス・メイデンのスキル発動!アタックがヒットしたため、山札の上から5枚見て、ヴァンガードかリアガードと同じユニットをリアガードとしてコールできる!ランブリングローズをスペリオルコール!ランブラーのブースト、ランブリングローズでヴァンガードにアタック!」
「ガード!『
「ウォーターポットのブースト、ダスクマローズでヴァンガードにアタック!」
「ノーガード。ダメージチェック『
「ロータス・メイデンの与えたスキル!山札の上5枚を見て、場出でているユニットと同じユニットをコールできる!」
キョウコは山札の上5枚を確認する。
「・・・あらら、残念、全部違う名前のユニットだったわ。これでターンエンドよ」
PW16000➡PW11000+SH10000=21000
PW33000➡PW11000
PW18000➡PW11000+SH10000=21000
PW31000➡PW11000 キョウコの手札5枚 山札19枚 ユイのダメージ5枚(裏2枚)
「「ダメージ5・・・」」
「一気に追いつめられちまった!」
「たった1ターンで全てひっくり返された」
「私たちが想像しているよりも、キョウコさんは強すぎる・・・」
キョウコの実力に戦慄を覚えるトライフォーの3人とトリニティドラゴン。
「・・・やっぱり強いなぁ、ママは。さすがだよ。これほどにまで強いファイターに勝つことができたら、夢に一歩近づけるかもしれない!」
「夢?」
「・・・ママ、私ね、やりたいこと見つかったよ。悩みに悩んで、どうすればいいのかなって、ずっと考えてたんだ。でもさ、辿り着いたんだよ。私は私、思うがまま、気が向くまま、ただ前に、まっすぐ進むべきなんだって!」
「・・・そう」
キョウコはユイの思いを聞いた時、にっこりと微笑んだ。
「ユイ、前に私は言ったわよね?自分の人生は自分で決めなさいって。思うがままに行動して、それで未来がつかめるとは限らない。でも、決してそれは無駄じゃない。その行動1つ1つによって、いつか自分の答えがたどり着けることもある。そう、今のユイみたいにね」
「だから・・・」と口を開いてキョウコは話す。
「今の気持ちを忘れないで。人の気持ちは信じれば、きっとそこに道が広がるはずだから」
「!」
ユイとキョウコの会話を聞いてクロノは何かに気付く。
(思うがまま・・・。ユイは自分の進みたい道、掴みたいものが見つかっている。俺の答えはまだ見つからない。進むべき道も、掴むべき未来の姿も、俺にはまだ見えない。でも思いは俺にはある!だったら、それに従えばいい!)
「私の想い全てを全力で受け止めて!!ストライドジェネレーション!!!
ジェネレーションゾーン コスト『
グランファイヤー ヘヴィデューク R
グランシード グランワゴン R
「さぁ、あなたの全力、私にぶつけてみなさい!」
「グランシードのブースト、グランファイヤーでヴァンガードにアタック!スキル発動!カウンターブラストでヘヴィデュークとグランワゴンにパワープラス4000!」
「インターセプト!『メイデン・オブ・ダスクマローズ』」
「グランワゴンのブースト、ヘヴィデュークでヴァンガードにアタック!スキル発動!カウンターブラスト(2)でハーツが
「・・・ふふ、ノーガードよ」
「トリプルドライブ!ファーストチェック『
ヘヴィデュークは拳に雷鳴をのせ、その雷鳴をこぶしを突き上げて解き放つ。ランブリングローズ(キョウコ)は静かに雷鳴に包まれるのあった。
PW14000➡PW11000+SH5000=16000
PW41000➡PW11000
ダメージチェック『メイデン・オブ・デイブレイク(醒)』『メイデン・オブ・ディモルフォーセ(☆)』『メイデン・オブ・ランブラー』
ユイのダメージ5枚 キョウコのダメージ5枚 勝者ユイ
「勝ったのは佐倉ユイ選手!佐倉キョウコ選手を下し、チームトライフォー、優勝です!」
『おおおおおお!!』
観客の大歓声を受け、ユイとキョウコは静かに笑みを浮かべる。
☆
優勝したトライフォーはキョウコから優勝メダルを受け取る。
「優勝おめでとう、トライフォー」
「「「ありがとうございます!」」」
「ユイ」
キョウコはユイの方に顔を向ける。
「何度も言うけど自分の人生は自分で決めること。誰かに言われて、それに従う事だけは自分の人生とは言えない。あんたは自分で未来を見つけた。誇っていいことよ」
「ママ・・・」
「さて、それじゃあ私は帰ろうかしら。明日の仕事の準備をしなくちゃ」
キョウコはトライフォーに背中を向けて、出口へと向かう。
「・・・ああ、そうだクロノ君」
「!」
「君自身も、何かに気付いてよかったわね♪」
キョウコはクロノに顔を向けてウィンクをして、そのまま去っていった。
「(キョウコさん・・・俺の悩みを気づいてた・・・?でないとあんなことは言えない・・・)ユイ、お前のお袋には敵わねぇな」
「でしょ?世界のお母さんだもん」
☆
閉会式、トライフォーは壇上に上がり、ズー支部長がトライフォーのファイカにスタンプを押す。
「まさかあのキョウコに勝つなんてね。悔しいけど、完敗よ」
「ありがとうございます」
「・・・この先も頑張るのよ」
「「「「はい!」」」」
こうしてトライフォーはズー支部クエストで3つ目の支部を制覇し、合計で30ポイントを獲得したのであった。
☆
どこかの実験施設、ここではまた装置に置いてあるディペンドカードは不完全ながらも覚醒した。装置の奥には今度はニワトリのようなユニットが召喚されていた。
☆
夜のドラゴン・エンパイア支部、マモルはここに訪れたクリスと共にギアースのある施設へと向かっていった。
「まさか君がGクエストに参加するとは思わなかったよ」
「あくまでついでさ。僕が来日したのはマモル、君に会うためだ」
マモルとクリスは真剣な表情へと変わる。
「それで本当なのかい?ファイカに手を加えられてるというのは?」
「間違いないと思う」
「開発者の僕に何の断りもなく勝手にそんなことを・・・。しかも君のメールによれば、事はファイカだけの問題じゃない。いったい何が起きてるんだ、この日本で?」
「それを解明するためにも、君の力を借りたいんだ」
そう言ってマモルはギアースのオープンスイッチを引く。
「全てを明らかにする鍵は恐らく、このギアースにある」
to be continued…
クロノ「キョウコさんって、結構大人っぽいですよね?しぐさとか、口調とか」
キョウコ「あら?そんな風に見える?私自身、普通にしてるんだけど」
クロノ「そんな風にふるまえるなら、悩みとかもあんまりなさそうっすね」
キョウコ「そんなことないわよ。私だって悩みの1つや2つあるわよ」
クロノ「え、例えばどんな・・・?」
キョウコ「そうねぇ、今ズー支部長をやってるあいつ。よくうちの野菜を買ってくれるのはいいんだけど、そのたびに野菜の在庫が切れちゃうのが最大の悩みかしら?あいつ加減ってもんを知らないから・・・」
クロノ「・・・なんつーか、大変っすね・・・」
TURN66「裸のファイト」