さて、今回は無印から見始めている人にとって懐かしい1号店の登場です。感慨深いものがこみ上げてきます。
それでは、本編をどうぞ!
カードキャピタル2号店にある1階のお好み焼き屋にシンとカムイが来ており、お好み焼きを焼きながら話し合っていた。
「クロノ君たちが?」
「ええ。決めたみたいです。明神リューズの野望と向き合うことに」
カムイはクロノたちが明神リューズと戦う決意を抱いたことを聞き、そしてそれをシンに報告しているところだ。
「あいつらも成長はしてます。でもな、相手がでかすぎる。だからと言って逃げ出すような奴らじゃないですけど」
カムイの話を聞いた後、シンは焼いているお好み焼きをひっくり返す。
「・・・1号店でショップ大会を開こうと思います」
「!」
シンの表情はメガネでよく見えていない。果たしてシンの考えていることとは・・・
TURN70「カードキャピタル1号店」
翌日、クロノ、ユイ、カムイは現在、カードキャピタル1号店の前に来ていた。丁寧にも店にはショップ大会の張り紙が貼ってある。
「ここがカードキャピタルの1号店か・・・」
「ふぇ~、初めてくるよ」
「今回は個人戦だからな。俺たちがファイトする可能性があるぜ」
カードキャピタル1号店のドアからシンが出てくる。
「1号店にようこそ、クロノ君、ユイさん。店が変わればファイターも変わります。違った相手と出会うのもいいものですよ」
ショップのドアから出てきたシンがクロノとユイがそう告げていると、トリニティドラゴンの3人がやってきた。
「よお、クロノにユイちゃん!」
「お前たちも来てたのか!」
「1号店と言えば、カムイさんや櫂トシキさんが出会い、チームを組んだと噂されるいわば聖地ですからね~」
「お忍びですんげぇファイターがくるかもしれねぇしな!」
「うんうん」
「ふ、まぁな」
トリニティドラゴンの言葉にカムイは得意げな顔になるが・・・
「いや~、カムイさんがレジェンドファイターなのはわかってるんですけど~、なんつーか、しょっちゅう会ってるから、レア度が低いんすよね~」
「なんだとーー!!」
トリニティドラゴンの追い打ちともいえる言葉に憤慨するカムイ。
「間もなく1回戦が始まりまーす。それぞれ所定のテーブルについてくださーい」
「ちゃんとテーブルにつかないと不戦敗になりますからねー」
間もなく1回戦が始まる合図をカードキャピタル1号店のアルバイト店員の井崎ユウタと花咲メグミが宣告する。そうして1号店に来ている一同は所定のテーブル番号の札をもらい、所定のテーブルに向かう。
「ここか・・・」
クロノが所定番号6のテーブルにつくと、そこにはすでに待っていた人物がいた。
「貴様、途方のないものを背負っているな?」
「え?」
「いいだろう!お前を完膚なきまでに打ち負かす!それが俺の、運命を切り開く唯一の方法なのだ!!」
「えええ⁉」
クロノの対戦相手、那嘉神エルの言動に困惑するクロノ。
「いくぞ!スタンドアップ・ヴァンガード!」
「ヴぁ、ヴァンガード!」
何はともあれ、クロノとエルのファイトが始まった。
「うは~・・・私のもっとも苦手とする人だ・・・。相手じゃなくてよかった・・・」
「那嘉神先輩、相変わらずだな」
ユイがエルの言動に少し引いていると、ユイの対戦相手が現れる。
「あ、よろしくお願いします」
「おう。俺は秋田ソウジだ。まぁ、今日はよろしくな」
ユイが男、秋田ソウジに軽くお辞儀すると同時に、ソウジは席についてファイトの準備をする。
「こっちは準備はいいですよ」
「おう。俺も今準備終わったところだ。それじゃあいくぜ」
「「スタンドアップ・(ザ・)ヴァンガード!!」」
☆
1回戦も順調に進んでいっている。そんな中、クロノとエルのファイトでは・・・
「ブレイドウィング・レジーにライド!レジーのスキルで山札からディメンジョン・クリーパーを3枚ソウルに!」
「ダークイレギュラーズお得意のソウルを使った戦法か・・・」
「ぐあああ!」
ファイトの途中で突然エルが苦しみに似たような声を上げる。
「ど、どうしたんですか⁉」
「くぅ・・・。力のある者は、耐えねばならぬのだ。この過酷な運命に・・・今はな」
「はぁ・・・」
何はともあれ、ファイトは続行される。
☆
ユイとソウジのファイトも終盤へと差し掛かっている。ダメージは4対5、ユイが一歩リードしている。
「へへ、じゃあ俺のターンだな。ストライドジェネレーション!!!甲殻怪神マシニング・デストロイヤー!!!」
ソウジはマシニング・タランチュラmkⅡに甲殻怪人マシニング・デストロイヤーにストライドする。
「甲殻怪神マシニング・デストロイヤーのスキルで、マシニングのハーツがあるなら、コストを払ってリアガード1体をパラライズだ!」
「メガコロニーのスタンド封じか・・・。厄介だな・・・」
「それだけじゃないぜ!俺のリアガードにはマシニングのユニットが4体!よって、ヴァンガードもパラライズだ!」
(く!まずい、私の手札にはグレード3がない!次のターンかダメージチェックでドロートリガーでグレード3を引かないとヴァンガードで攻撃できない!この人・・・すごく強い!)
ユイはソウジの実力に若干冷や汗を流している。
「虫の奇襲、そして怒涛の攻撃に、ひれ伏しやがれ!!いけえええ!」
「完全ガード!」
ソウジのリアガードの攻撃を1回は受け、ヴァンガードともう1体のリアガードの攻撃をユイは凌ぐ。
「これでグレード3にライドしないとヴァンガードで攻撃できないぜ?どうする?」
「私のターン!ドロー!」
ユイは引いたカードを見て、笑みを浮かべる。
「ライド!
ユイはシンバスターにライドし、レギオンを使用する。
「グランボルバーの
ユイはグランチョッパーのスキルとグランボルバーの
「グランチョッパーのブースト、シンバスターでレギオンアタック!スキルでグレード1以上でガードできない!」
「うわああああああ!!」
ソウジの手札にはグレード1以上のユニットが多かったため防げなかった。これによってソウジのダメージは6になった。
「はあ~・・・ダメだったかぁ・・・」
「いい線言ってたと思うぜ?」
1回戦負けして落ち込むソウジを三和が励ます。
「ここに戸倉さんがいたらなぁ・・・」
「姉ちゃんなら2号店だぜ。残念だったな」
「さてと、クロノは・・・」
ユイは後ろの席にいるクロノのファイトを観戦する。
「ヴァンガードにアタック!」
「ガード!・・・ぐうぅ!まだだ、静まれ・・・!」
突然エルは右腕を抑えている。
「だ・・・大丈夫ですか?」
「ふ・・・安心しろ・・・。その時が来るまでは・・・俺の力で抑え込む・・・」
「・・・やっぱり苦手だ・・・」
後ろにいたユイはエルの意味深な言動に寒気すら感じている。
「いくぞ!ブレイドウィング・レジーにもう1度ライド!山札から3枚ソウルに!これでソウルは15枚!時は満ちた!!」
突然エルは席を立ち、持っていた手札をテーブルに置き、スーツの中から赤の水性ペンを取り出す。
「今こそ封印を解き放つ!!全ての命あるものに死の無情を!!そして生まれ変わる時代よ!!輪廻転生を司る我が右腕は神の右腕、ゴッドハンド!!」
エルは素早い動きで自分の額に目を、右腕には妙な模様を水性ペンで描く。
「貴様の背負うものを打ち砕き、己の運命を切り開く!いくぞ!ストライドジェネレーション!殲滅の翼ブレイドウィング・ティボールド!!」
エルはコストを支払って殲滅の翼ブレイドウィング・ティボールドにストライドする。
「スキル発動!ソウルが15枚以上で前列のユニット、全てのパワー10000!因縁する魂こそ我が力!死を超え愛を纏う私に跪けええ!!運命よおおおおお!!」
「完全ガード!」
クロノはエルの攻撃を2回受け、最後の攻撃は完全ガードで防ぐ。
「この人・・・言ってることは訳わかんねぇけど、強い!けど、俺だって!ストライドジェネレーション!!!時空竜クロノスコマンド・レヴォリューション!!!」
クロノはコストを支払ってクロノスコマンド・レヴォリューションにストライドする。
「スキルでドランとスモークギア以外の全てのリアガードを山札の下へ!ヴァンガードにアタック!」
「ぐ、ぐおおおおおお!!」
この攻撃により、エルのダメージは6枚となり、クロノの勝利となる。エルの元にリョータが近づく。
「那嘉神先輩、大会に来て就活大丈夫なんすか?」
「所詮俺は流浪の民・・・」
「先輩の実力をわかってもらえる会社に、いつか出会えますよ」
「あの人・・・就職活動してたんだ・・・」
クロノのファイトが終わった同じころ、カムイとツネトのファイトテーブルの周りにはたくさんの人が囲まれていた。
「覇天戦人スサノオでアタック!」
「完全ガード!」
スサノオのアタックをカムイは完全ガードで防ぐ。
「くうぅ・・・!いきなりカムイさんとあたるなんて運が悪い~・・・」
「へへ、すんませんね~、レア度の低いレジェンドファイターで」
「うう・・・根に持たないでくださいよ~・・・」
ツネトの言葉に意外と根に持っているカムイであった。ファイトをしている人もカムイを尊敬の眼差しで見ていた。
「やっぱすげーな!」
「くぅ~!生ファイト見れるなんて感動!」
「カムイさん・・・大人気・・・」
「アジアを制した男ですからね~。忘れてましたが・・・」
周りのファイターたちはカムイの生ファイトに感動を覚えている人は大勢いることだろう。
「皆さん、お静かに!ファイト中ですから!」
『おおお!』
「それじゃあ、そろそろいくぜ!ストライドジェネレーション!メテオカイザー「遅くなっちゃってごめんなさい!」!この声は・・・」
カムイが手を止めて、入り口の方に顔を向けると、そこに1人の女性が入ってきた。
「あれ?カムイ君?」
「え・・・エミさん・・・!お、お、お久しぶりです!!」
カムイは顔を少し赤く染めて、席を立って、その女性、先導エミに敬語で話す。
「久しぶり!カムイ君も参加してたんだ?」
「いえ!あ、いや、はい!え、ええエミさんこそ、ご参加なさってたんですか!」
「うん!私抽選に当たったから、シードなんだ♪」
「な・・・なるほどぉ・・・♡」
カムイは普段とはうって違って、エミに対してデレデレしている。
「ああ。このファイトのどっちかが勝った方と当たることになるね」
「か・・・勝った方とファイト・・・!」
このファイトで勝てばエミとファイトできると知ってカムイは激しく燃えていた。
「か・・・カムイさん・・・?」
「がんばってね」
「は・・・はいぃ・・・♡」
エミはカムイたちのファイトテーブルを後にした。
(勝つ!勝ってエミさんとファイト・・・!!)
この時、カムイは頭の中でちょっとした妄想を膨らませていた。
『カムイ君に私のハートで、アターーック!』
『エミさんのハートなら、ノーガードです♡』
『え~?本当~?』
『本当本当♡』
「『え~?いいんですか~?カムイさ~ん?』」
「『本当本当♡ノーガード♡』ダメージチェック」
どういう訳かカムイはツネトのアタックをノーガード宣言してしまった。
「やったああああ!!カル!ケイ!レジェンドキラーツネトだよ!」
妄想からようやく脱出したのかカムイは自分のダメージカードと、ダメージゾーンのカードを見る。カムイのダメージは6枚となっていた。
「・・・・・・!!あああああああああ!!!しまったあああああああああ!!!」
自分の犯してしまったミスに気付いたカムイは悲痛の叫び声を出していた。
「恋する男の過ちって奴か?」
「あいつも成長しないねぇ」
「カムイ・・・不便だ・・・」
この光景を見ていたリョータと三和は苦笑いを浮かべている。ソウジはカムイに対して同情をして涙を流す。
「恋っていいなぁ・・・。いつか私もシオンと・・・。・・・きゃっ♡」
「・・・わかんねぇ・・・」
カムイの抱く感情に気付いているユイはちょっとした未来を想像して小恥ずかしく顔を赤らめる。クロノはどういうことかわからずそう呟く。
☆
ショップ大会2回戦、カムイに勝ったツネトはシード枠にあたるエミとファイトしていた。だがツネトは非常に落ち着かない様子であった。なぜなら・・・
「・・・俺の女神とファイト・・・・・・俺の女神と・・・」
ものすごい顔でカムイがツネトを睨み付けていたからだ。
「あ、あの~・・・変わりましょうか・・・?」
「いいのか⁉」
ツネトの言葉にカムイは表情が明るくなった。
「ダメだよ君!1度始めたファイトは最後までやらないと!」
「そ、そうっすよねー、エミさん!さぁツネト君、続きをやりたまえ」
「い・・・痛いよぉ・・・」
エミの言葉に同意してカムイはツネトの肩に手をのせる。しかも強い力がこもっている。そしてファイトは終了した。勝利したのはエミだ。ツネトはぐったりとしていた。
「お疲れ様でした・・・」
「辛かった~・・・」
カルとケイはツネトに労いの言葉をかける。
「カムイさん」
「お、クロノ!準決勝まで進んだか!」
「はい」
クロノの目に映ったのは自分たちと同じ年くらいの中学生の男だった。
「うわあ!負けた!やっぱアツシは強いな!」
「いやいや!お前もなかなか強かったぜ!またいいファイトしような!」
「おう!」
中学生は対戦相手と熱い握手を交わす。
「カムイさん」
「ああ、あいつか。あいつは俺の後輩でな。名前は橘アツシっていうんだけど、実力は多分1号店のトップだな。あいつとあたった時は、気を引き締めろよ?」
「へ~・・・」
クロノは遠くから中学生、橘アツシをしばらく見つめていた。アツシは楽しそうに友達と笑いながら会話をしていた。
「・・・そういえば、ユイちゃんはどうなんだ?」
「・・・あ、いた」
カムイとクロノはファイトテーブルで対戦相手を持っているユイの姿を発見した。ユイはもう準備の方はできている。
「お前が相手か?」
「あ、はい。よろしくお願いします」
ユイはようやく来た対戦相手に軽くお辞儀をする。
「俺は宇宙最強のファイター、森川カツミだ!」
「宇宙最強?」
「そうだ!先導アイチを導き、チームQ4を見守ってきた最強ファイターとは俺のこと!」
「チームQ4?」
「知らないとは初心者か⁉」
ユイの対戦相手、森川カツミは何も知らないユイにQ4について説明する。
「チームQ4とは、先導アイチ、戸倉ミサキ、葛城カムイ、櫂トシキからなる最強チームであーる!」
「カムイさんや櫂トシキさんが⁉ちょっとクロノ!知ってた⁉」
「え⁉いや、俺も初耳だ・・・」
カムイと櫂がチームを組んでいたという事を知り、驚愕するユイとクロノ。そこにソウジが補足を入れる。
「そのチームは全国大会で活躍してた時のメンバーでな。最初のメンバーは戸倉さんにカムイ、櫂までは一緒なんだが、その時には日下部リンがチームに入っていてな。後から日下部がアイチにメンバーの座を譲って今の話になるんだ。日下部はその時にチームを脱退したんだ。で、アジアサーキットでは櫂がチームを抜けて、その後に橘カズヤがメンバーに加わったんだ。まぁ、Q4にもいろいろあるってわけだ」
「リン姉さんが元Q4⁉」
リンが元Q4のメンバーと知ってさらに驚愕する。
「あいつらを育てたのはこの俺だ!」
「そんなすごいファイターが・・・はっ!」
ユイはこの時、ショップ大会が始まる前にツネトが言っていた言葉を思い出す。
『お忍びですんげぇファイターがくるかもしれねぇしな!』
「この人が・・・」
「ふっふっふ。今日は俺の胸を貸してやるどんとかかってきな!」
「は、はい!」
「あー、ちょっと君君」
気合を入れ始めようとしたユイに井崎とメグミが話しかけてきた。
「この男の話を真面目に聞くことないから」
「え?」
「いくぞ小娘!用意はいいな?」
「は、はい!」
「ふー、やれやれ・・・」
何はともあれ、ユイの2回戦のファイトが始まる。
「「スタンドアップ・(ザ・)ヴァンガード!!」」
「
「メカ・トレーナー!」
メカ・トレーナー PW5000
森川の使うクラン、スパイクブラザーズはアタック終了時に山札に戻っていく代わりに爆発的な攻撃力を上げ、怒涛の連続攻撃を得意としているクランだ。
「私のターン!ドロー!
R グランレディ R
グランホープ R R ユイの手札5枚 山札43枚
「俺のターンだ。ドロー。・・・ふ、運命をねじ伏せ、幸運を味方に!Gアシスト!!」
森川はGアシストを宣言して、テーブルに片方の足をのせる。
「ええ⁉Gアシスト⁉早!」
「Gアシスト?」
「ああ、そっか。クロノは知らないんだったね」
Gアシストを知らないクロノのために井崎はGアシストについて説明する。
「えー、ライドフェイズ前に、ライドできるカードがない場合!手札を公開することで、Gアシストができます」
井崎とメグミはテーブルに足をのせる森川にハリセンをお見舞する。ダブルハリセンを喰らった森川は足を退ける。
「見ろ俺の手札を!」
森川はユイに自分の手札を公開する。
「こ・・・これは・・・グレード3しかない⁉」
「ふふん!ヴァンガードはグレード3に始まりグレード3にて終わる!最強のカード、グレード3を制する男、それこそがこの宇宙最強のファイター、森川カツミだ!」
「「ライドできないけどね」」
森川のグレード3説に静かにツッコミを入れる井崎とメグミ。
「手札を公開したら山札の上から5枚見て、ヴァンガードよりグレード1高いカードを手札に加える。手札に加えたら、山札をシャッフルして手札から2枚と、Gゾーンのカードを2枚をこのファイトじゃ使えなくする。これがGアシストだ!」
「なるほど・・・」
クロノは森川の説明を聞いて納得する。除外したカードは魔王ダッドリー・エンペラー2枚と大戦士ダッドリー・ジェロニモの2枚だ。森川の表情は愉悦間に浸っている顔だ。
「えばるとこじゃないぞ」
「さあ!覚悟しろ小娘!ワンダー・ボーイにライド!メカ・トレーナーは移動!」
ワンダー・ボーイ PW8000
R ワンダー R
R トレーナー R
「最強アタック!」
「ノーガード!」
「最強ドライブチェック『サイレンス・ジョーカー(☆)』ゲット!最強クリティカルトリガー!効果は全部ヴァンガードに!」
「くぅ!ダメージチェック『
「ターンエンドだ!」
PW13000(+5000)➡PW7000 森川の手札5枚 山札41枚 ユイのダメージ2枚
「ふっふっふ!こいよ小娘!俺の胸に飛び込んで来い!」
「は、はい!ドロー!ライド!
ウルバスター ウルバスター R
グランホープ R R
「グランホープのブースト、ウルバスターでヴァンガードにアタック!」
「ノーガード!ダメージチェック『ジャガーノート・マキシマム』」
「ウルバスターでヴァンガードにアタック!」
「ノーガード!」
「ドライブチェック『
「ダメージチェック『エメラルド・ブレイズ』」
「ターンエンド!」
PW14000➡PW8000
PW9000➡PW8000 ユイの手札5枚 山札39枚 森川のダメージ2枚
「なっはっはっはっは!こんな攻撃、痛くもかゆくもない!・・・ち、ザコを引いちまった。こんなユニットはこうだ!『ハイスピード・ブラッキー』」
ハイスピード・ブラッキー PW9000
R ハイスピード R
R トレーナー R
「おかげでライドできたくせに」
「アタック!」
「ノーガード!」
「ドライブチェック『バッドエンド・ドラッガー』」
「ダメージチェック『
「ターンエンドだ!ザコにダメージを喰らうとは!小娘、俺を失望させるなよ」
「く!」
PW14000➡PW9000 森川の手札6枚 山札37枚 ユイのダメージ3枚
「
「さらにグランサブをコール!」
グランサブ PW9000
ウルバスター グランギャロップ グランサブ
グランホープ R R
「グランサブでヴァンガードにアタック!」
「ノーガード!ダメージチェック『将軍ザイフリート』」
「グランギャロップでヴァンガードにアタック!」
「ガードだ!『サイレンス・ジョーカー(☆)』」
グランギャロップはハイスピード・ブラッキーに斬撃を与えようとするがサイレンス・ジョーカーによって妨げられた。
「ツインドライブ『
「ノーガード!ダメージチェック『グレイトフル・カタパルト』」
「ターンエンド!」
PW9000➡PW9000
PW11000➡PW9000+10000=19000
PW14000➡PW9000 ユイの手札6枚 山札35枚 森川のダメージ4枚
「ぬるいぬるい!なーーはっはっはっはっは!」
「珍しくいい勝負してるなぁ・・・」
「本当、森川にしてはね」
「さぁ小娘、覚悟しろ。いよいよ俺の最強ターンが始まる。バッドエンド・ドラッガーにライド!」
バッドエンド・ドラッガー PW11000
「ストライドコストに高いグレードが求められる今、グレード3の輝きは頂点に達したと言える。さぁ我が愛するグレ3よ!新時代の力を我が手に!ジェネレーションゾーン解放!!」
ジェネレーションゾーン コスト『バッドエンド・ドラッガー』グレード3
「いざ!最強ストライドジェネレーション!!神の手グッドエンド・ドラッガー!!」
神の手グッドエンド・ドラッガー PW26000 ハーツ『バッドエンド・ドラッガー』
「前列にジャガーノート・マキシマムを2体コール!」
ジャガーノート・マキシマム PW11000
ジャガーノート グッドエンド ジャガーノート
R トレーナー R
「右のジャガーノートでヴァンガードにアタック!ソウルブラスト!スキルでパワープラス5000!」
「ガード!『
「スキルでジャガーノートは山札に戻しシャッフル!グッドエンド・ドラッガーでヴァンガードにアタック!」
「ノーガード」
「トリプルドライブ『グレイトフル・カタパルト』『グレイトフル・カタパルト』『ジェリー・ビーンズ』ふぅ、最強すぎてトリガーが出ない」
グッドエンド(森川)は神の手に持ったボールでグランギャロップに攻撃を加える。
「ダメージチェック『
「グッドエンドのスキル!バッドエンドのハーツがあるためカウンターブラストと手札を1枚ソウルに置くぜ!グッドエンドをGゾーンに戻し、山札からジャガーノートをコール!さらに、山札からバッドエンドを取り出し、ブレイクライド!!」
森川はグッドエンドのスキルでバッドエンドをレスト状態でブレイクライドした。
「グレ3の上にグレ3以上がライドした時にしか発動しない最強スキル!新たなる最強パワーがみなぎるぜー!バッドエンドのブレイクライドスキルでこのターン中にアタックするリアガードのパワーはプラス10000される!ジャガーノートでヴァンガードにアタック!ジャガーのスキルでコストを払ってパワープラス5000!さらにバッドエンドのスキルでさらにパワープラス10000だ!」
「ノーガード!ダメージチェック『コマンダーローレル』」
「勝ってる・・・森川が・・・」
「ウソだろ・・・?」
「何故だ・・・」
ファイトを見ていた三和とリョータ、カムイが信じられないと言ったように口を開く。
「これが俺の実力!今日の羊座の運勢は最強だぜ!」
「実力なのか運なのかどっちなんだよ・・・」
「運も実力の内っていうけれども・・・」
森川の発言に井崎とメグミは苦笑いを浮かべている。
「ジャガーノートでヴァンガードにアタック!同じスキルでまたまたパワーアップだ!!」
「ガード!『
「ターンエンドだ!」
PW16000➡PW11000+SH10000
PW31000➡PW11000
PW26000➡PW11000
PW26000➡PW11000+SH20000=31000 森川の手札4枚 山札32枚 ユイのダメージ5枚
「恐れ入ったか!これが時空最強のファイター、最強森川カツミの最強真骨頂ー!!」
「運がいいだけだろ」
森川の発言にカムイは皮肉な発言をする。
「運を引き寄せる力・・・。それは、立ち向かう心が持つ、力だ!ストライドジェネレーション!!!超光巨人イニグマン・クロスレイ!!!」
ジェネレーションゾーン コスト『
超光巨人イニグマン・クロスレイ PW26000 ハーツ『
「
グランボルバー クロスレイ グランサブ
グランホープ グランザイル グランチョッパー
「グランザイルのブースト、イニグマン・クロスレイでヴァンガードにアタック!イニグマン・クロスレイのスキル!グランホープをレストして、パワープラス10000!」
「ノーガードだ」
「えっ⁉と、トリプルドライブ『
イニグマン・クロスレイは光をのせた巨人の拳でバッドエンド(森川)を殴り倒す。
「ダメージチェック『ジェリー・ビーンズ』」
(クリティカルが1枚でも出たら負けちゃうのに・・・。何で?あの中に完全ガードがあってもおかしくないのに・・・)
クリティカルがのったら負けなのにノーガードをした森川にユイは疑問を持つ。
「どうした小娘?続けろ」
(ドライブチェックでトリガーが出ないのがわかっていたの?)
「どうした?俺に恐れをなしたか?どんな結果になろうとも、つき進むのが、ヴァンガードファイターだ!!かかってこい、小娘!!」
「は、はい!グランサブのスキルでメカ・トレーナーを退却!グランボルバーでヴァンガードにアタック!」
「ノーガード!」
「え・・・えええええええええ!!!??」
グランボルバーの拳銃の強力な弾がバッドエンド(森川)をあっけなく包んでいったのであった。
PW51000➡PW11000
PW17000➡PW11000
ユイのダメージ5枚 森川のダメージ6枚 勝者ユイ
「ふ、負けたか・・・」
守るべき場所を守らなかった森川の行動にユイはあっけをとられていた。後ろで見ていたクロノも同様だ。
「ど、どうして、ガードしなかったんですか?手札に完全ガードがあっても・・・」
「・・・手札が、最強すぎたのさ」
そう言って森川は自分の手札を見せる。そこにあったのは全部グレード3のカードだった。
「全部・・・グレード3・・・」
「相変わらずだ・・・」
「バカ丸出しだろ・・・」
「ここまで接戦になったことが驚愕・・・」
三和とリョータとカムイは森川に心底呆れていた。
「グレ3こそが最強!それ以外のカードは最強の俺には似合わない」
「何でですか⁉何でそこまでグレード3にこだわるんですか⁉」
ユイの疑問に森川は・・・
「好きだからだ!」
一言そう答えた。
「好き?それだけで・・・?」
「そうだ!!」
森川の力強い肯定に後ろにいたクロノに衝撃が走った。
「好き・・・確かに・・・。それがヴァンガードですよね・・・」
「わかってくれたか、少年!!」
「はい!!」
「こらこら、納得しないの」
「クロノ、やっぱりどう考えてもおかしいよその説は」
「所詮はマケミの戯言だからな」
「マケミじゃねぇ、カツミだ!!」
「はいはい、次の試合があるから、お片付けしましょうねー」
何はともあれ、これでユイは2回戦進出が決定した。
☆
ショップ大会は順調に進んでいき、いよいよ準決勝というところまで進んできた。準決勝の対戦カードはクロノVSエミとユイVSアツシとなっている。ファイトは同時に行うことになっている。
「それでは、準決勝を始めます!お互い、準備はいいですね?それでは、始め!」
「「「「スタンドアップ・(ザ・)ヴァンガード!!」」」」
エミの使用クランはバミューダΔ、アツシはノヴァグラップラーとなっている。
「バミューダΔですか」
「かわいいでしょ?私、かわいいユニット、大好きなんだ」
「・・・・・・」
「それじゃあ、始めよっか」
「はい!」
お互いにファイトは順調に進んでいき、いよいよ終盤へと差し掛かった。ユイとアツシのファイトでは・・・
「ストライドジェネレーション!!!闘神アシュラ・カイザー!!!」
アツシは闘神アシュラ・カイザーにストライドし、リアガード2体がユイのヴァンガードに攻撃する。
「さらに、闘神アシュラ・カイザーでヴァンガードにアタック!」
「ノーガード!」
「トリプルドライブ!おっしゃあ!ダブルクリティカルトリガーとグレード3だ!クリティカルは全部ヴァンガードに入れて、パワーは前列左右のリアガードに!さらに、ハーツがアシュラ・カイザーでグレード3が出たから、4体のリアガードはスタンドだ!!」
「きゃああああ!」
これによってユイのダメージは5ダメージとなった。
「さすがは俺の親友の弟だ!そのままいけ!」
「く・・・!強い!」
エミとクロノのファイトでは・・・
「ストライドジェネレーション!!!トゥインクルハピネス☆ パシフィカ!!!ヴァンガードにアタック!」
エミはトゥインクルハピネス☆ パシフィカにストライドし、クロノのヴァンガードにアタックする。
「トリプルドライブ!トリプルクリティカルトリガー!」
「ぐわあああああ!!」
エミのトリプルクリティカルによってクロノのダメージは5枚となった。
「さっすがエミさん!!」
「強い・・・!」
クロノがエミの強さを実感していると・・・
「ありがとうね、みんな来てくれて。一緒に楽しもうね」
エミはカードのユニット1体1体をなでている。
(そうか・・・。これがこの人の戦いなんだ・・・。みんなそれぞれのやり方でヴァンガードを楽しんでいる)
クロノは1人1人によって楽しみ方が違う事を知って自然に笑みを浮かべる。
「俺だって!この一撃にのせる!」
クロノはクロノドラゴン・ネクステージにストライドし、エミのヴァンガードにアタックをする。
「時空を切り裂き、運命の彼方へ消しとばせ!超然撃破!!」
エミはノーガードを宣言し、ダメージチェックに入る。ダメージはノートリガー、そして6ダメージとなった。
「新導クロノ君、決勝戦に進出ー!!」
クロノの勝利となり、決勝のコマへと勝ち進んだ。
「決勝進出おめでとう。さすがカムイ君の弟子だね」
「あ、ありがとうございます・・・」
「すごく楽しかった。またいつかファイトしようね?」
エミは笑みを浮かべながらクロノにそう告げた。
「は、はい!」
「よかったなー、クロノ。俺の女神とファイトできて」
「女神?あの・・・お2人はどういうご関係なんですか?」
「ま、いずれは結婚・・・」
クロノの疑問にカムイは顔を赤く染めながらそう答えた。
「え?ナギサさんは?」
「わ!バカ!その名を口にするな!!」
ナギサの名前が出てきた瞬間、カムイはクロノに首周りにかけていた力が強まった
「何でです?お弁当作ってもらったり、いい雰囲気だったじゃないっすか」
「だーかーらーー!!」
ツネトの発言にクロノに首周りにかけていた力がさらに強まった。そこにエミが話しかけてきた。
「カムイ君って、ナギサちゃんとずっと仲がいいんだね」
「エミさん!ち、ちが・・・」
「またみんなで遊ぼうね」
そう言った後エミはカードキャピタル1号店の出口に向かう。
「あーー!ちが・・・ちが・・・」
「お前ら、こっちのファイトそっちのけになったな。もうこっちのファイトも終わっちまったぜ?」
「あーと、そうだったそうだった。えーと、佐倉ユイちゃん、決勝進出決定!」
やり取りをやっている間にユイとアツシのファイトが終了した。ユイの決め手はエクスタイガーでのフィニッシュだ。
「なんかあっちはあっちでなんか盛り上がってたみたいだけど、まさかあそこでトリガーが出てくるとは思わなかったぜ」
「ううん、こっちもダブルクリティカルにリアガードのスタンドは正直終わったかもって思っちゃったよ。本当に強いね、アツシ君って」
「なぁ、機会があればまたファイトしようぜ!その時は、まだ紹介してない人を紹介してやるよ!」
「あれがとう、アツシ君」
ユイとアツシはお互いの健闘に敬意を込めて握手を交わす。
☆
ショップ大会もいよいよ決勝戦となった。対戦カードはここまで勝ち上がってきたクロノとユイだ。
「それでは、決勝戦を始めまーす!」
「やっぱ勝ち上がってきたんだな、ユイ」
「手加減はしないよ、クロノ!」
お互いにファイトの準備を終えて、いよいよ決勝戦のファイトが始まる。
「「スタンドアップ・(ザ・)ヴァンガード!!」」
ファイトは着々と進んでいき、いよいよ終盤へと来た。状況はクロノのターンでネクステージの攻撃を終えて、クロノジェットに戻った状態となっている。
「クロノジェットでヴァンガードにアタック!スキルでグレード1以上でガードできない!」
「ノーガード!」
「ドライブチェック!クリティカルトリガー!効果は全部クロノジェットに!」
「ダメージチェック!ヒールトリガー!ダメージを回復してパワーをヴァンガードに!」
ユイはダメージチェックでヒールトリガーを引き、ダメージはお互いに4対4という状況になった。
「やったなー。今度はこっちの番だよ!ヘヴィデュークでヴァンガードにアタック!スキルでグレード1以上はガードできない!」
「く!ノーガードだ!」
「トリプルドライブ!クリティカルトリガー!クリティカルはヘヴィデュークに!響け!鋼の意思よ!立ちはだかる悪を拳でぶち破れ!!剛拳豪乱撃!!」
このアタックにより、クロノのダメージは6枚となり、このファイトの勝者はユイとなった。
「優勝は佐倉ユイちゃーん!」
「やったあああああ!夢にまた一歩前進したよーー!」
ショップ大会を優勝で飾ったユイは大喜びをしている。参加者たちはユイに多大な拍手を送る。クロノも笑みを浮かべながらユイに拍手を送る。
(ユイの奴、ヴァンガードの楽しさを忘れずに、進みたい道に向かって強くなっているな。俺も負けてられねぇな)
クロノは心の中で、もっと強くなろうという意思を固くなった。こうしてカードキャピタル1号店のショップ大会はユイの優勝で幕を閉じた。
☆
カードキャピタル1号店のドアの前に、三和とリョータ、エミのことで未だに落ち込んでいるカムイがいた。
「エミさん・・・」
「まだ落ち込んでんのかよ?いい加減元気出せって」
「そうそう。飯おごってやるからさ」
三和のおごりにリョータは反応する。
「え?マジっすか?おごってくれるんすか!ナオキやシンゴには黙っとこっと」
「いや、おごってやるのはか・・・」
「「「ゴチになります、先輩!」」」
3人と一緒にいた森川と井崎、メグミも三和のおごりに反応してそう口にだした。
「いやだからお前らにおごるとは一言も・・・」
「ラーメンですかね?」
「焼肉っすかね?」
「寿司っすかね?」
「「「「ありがとうございます!!」」」」
「お前らもかよ⁉」
追い打ちにかけるかのようにユイとトリニティドラゴンも三和のおごりにのっかる。三和は仕方なく全員分のご飯をおごることにした。
「1品まで!1品までだからな!セットにしやがったら、承知しねぇかんな!!」
『はーい!』
一同は三和についていく。一方カードキャピタル1号店に残っているクロノは店内にあるカードを眺めていた。
「すみませんね、引き留めてしまって」
「いいっすよ。でも、話ってなんすか?」
「もう少しで終わりますから、待っててください」
「あ、はい」
クロノは引き続き店内のカードを眺めている。そんなクロノの様子をシンは真剣な表情で見つめていたのであった。
to be continued…
森川「いやー、今日会ったあの小娘や少年は見どころがあるぜ!すいません、カルビ追加で!」
カムイ「俺の弟子だからな。当然!タン塩お願いしまーす!」
井崎「人の金だからって頼み過ぎじゃね⁉」
森川「こういう時は遠慮しないのが礼儀。次回にはあの少年にもごちそうしてやろう。もちろん、三和のおごりでな」
メグミ「うわあ!鬼だ!あ、すみません、ライスお願いしまーす!」
TURN71「新導ミクル」