若干ながらも内容は少しだけ変更させております。
さて、これ以上の言葉は不要ですね。
それでは、本編をどうぞ!
カードキャピタル1号店でショップ大会が始まる前の前日、シンはゲンゾウをボロボロになっている施設に呼び出し、カムイから聞いたことを報告する。
「何じゃと?クロノが2枚目のディペンドカードを覚醒させた?」
「はい。明神リューズの野望を阻止したいと言っておりました」
「・・・ガキどもは、クロノはライブのことを知ったうえで言ったのか?」
「いえ、恐らくはまだ・・・」
「何も知らんままでリューズと戦うなど、無謀すぎる。特にクロノとリューズの間には、因縁がありすぎる!」
ゲンゾウの表情は普段見せないほどの真剣な表情になっていた。
TURN71「新導ミクル」
夕方のお客がいないカードキャピタル1号店で、クロノはファイトテーブルに手を触れて、今日の出来事を振り返って、自然と笑みを浮かべる。
(楽しかった。やっぱりヴァンガードっていい)
『明神リューズ。奴の目的は惑星クレイからユニットを召喚し、自分の野望の道具にすることだ。呼ばれたユニットは自由意思を奪われ、完全に奴の傀儡に成り下がる。その力が世に放たれれば、大変なことになるだろう』
クロノは伊吹から聞いたリューズの野望を思い返し、拳を強く握りしめる。
(んのなの絶対に許せねぇ!明神は止める!お前たちが苦しむようなことはさせねぇ!)
クロノはそう思いながら自分のデッキとディペンドカードを取り出す。
(そのためにも、早く残りのディペンドカードを覚醒させねぇと!)
『それは元々、お前の父が、お前のために残したものだからだ』
『その遺志を継ぐだけの力が、お前にはあるのか?』
クロノはディペンドカードを見つめ、伊吹に告げられたことを思い返す。
「親父の意思・・・んなことわかんねぇよ!ずっといなかったんだから!」
「知りたいですか?お父さんの思い」
クロノが父の意思について口にしていた時、シンが真剣な表情で話しかけてきた。
「!シンさん・・・」
「実はお父さん、新導ライブさんと昔、同じチームだったんですよ」
「親父とシンさんが⁉」
クロノはシンが自分の父、新導ライブと同じチームだったことに驚愕する。
「世界を相手にファイトしたことがあるんですよ。ライブさんは実力的にも精神的にも、チームのエースでした。私にとってライブさんはヴァンガードの師匠であり、競い合うライバルであり、何でも話せる友人でした」
「・・・どうして、今になってそんなことを?」
クロノがシンにそう尋ねるとシンは少しだけ笑みを浮かべる。
「初めて会った時から、クロノ君がライブさんの息子だとわかっていました。悲しい過去を思い出させる必要はないかと」
シンはクロノにそう答えた。
「あの・・・シンさん、これ・・・親父が俺に残したものらしいんですけど、何か知りませんか?昔、親父が言ってたとか」
クロノはディペンドカードを見せてシンに問いてみた。
「いえ、残念ながら、何も・・・」
「そうですか・・・」
「・・・ところで聞きましたよ。明神リューズの企みを阻止したいそうですね?」
「あ!いや、そんな・・・」
クロノは何とか誤魔化そうとするが、シンのメガネの奥の瞳には通用しなかった。
「私も最近聞かされましてね。それでクロノ君、明神と対決する覚悟があるんですか?」
「もちろんです!」
「・・・なぜです?」
「明神はヴァンガードのユニットをこの世界に召喚して全てをめちゃくちゃにしようとしてるんですよ⁉放っておけるわけないじゃないですか!!」
「口だけならなんとでも言えるわい」
「!!?」
第3者の声が聞こえて、クロノは店の入り口の方に顔を向ける。そこには店に入ってきたゲンゾウの姿があった。
「ユイの・・・親父さん⁉どうして・・・」
「大体の事情はシンから聞いた。だからこそここに来た」
ゲンゾウは真剣な表情のままクロノを鋭い瞳で睨み付ける。
「ゲンゾウさんは・・・ライブさんとは共に競い合ってきたライバル同士だったんですよ」
「ゲンゾウさんと・・・親父が・・・⁉」
クロノはゲンゾウとライブがライバル同士であったことにさらに驚愕する。
「聞けばユイ、ガキどももリューズと戦うみたいじゃな?そしてその覚悟もあると?」
「は、はい・・・」
「では問うが、それは、リューズがユニットを召喚するような危険な奴という事を知ったうえで言っておるのか?」
「も、もちろんです!」
「・・・そうか・・・」
クロノの答えを聞いても睨みをやめないゲンゾウ。
「ならば・・・その答え、この子の前でも誓えるのか?」
店のドアが開かれると、そこに息をきらしているクロノの叔母、新導ミクルがいた。
「⁉ミクルさん・・・?」
「私が呼びました。クロノ君を、誰よりも思う家族ですから」
シンはクロノにミクルに送ったメールを見せる。
「クロノ、あなたが兄さん、父さんの事故に関わるのは大反対!あなたまで危険な目に合わせたくない!」
「危険・・・?」
「明神に関われば、ライブさんと同じ運命を辿ることになるかもしれないんです!」
「!!命を・・・落とす・・・」
クロノは3人の真剣な表情を見て、本当に危険なことだということを理解した。
(本気で言ってるんだ・・・。親父が死んで、施設に入ってから、いつも会いに来てくれた。大学に行きながら会社をつくって、寝る間も惜しんで、働いて、俺を引き取ってくれたミクルさんに、心配かけるわけにはいかねぇ。・・・でも・・・)
「クロノ、もう1度聞かせろ。ミクル嬢はこう言っている。それでもお前は、リューズと事を構えると?」
「でも・・・!誰かが止めなきゃ!!」
「・・・っ」
クロノはミクルの表情を見て、目を合わせようとしない。
「・・・そこまで言うのであれば、お前の覚悟、ワシに証明させてみろ」
ゲンゾウの手には自分のデッキを持っていた。
「ワシがお前の覚悟を見極めてやる。それこそが、ワシがここに来た目的であり、ライブの友としての役目じゃ!!」
☆
店に明かりをつけ、クロノとゲンゾウはファイトの準備を進める。そして準備を終え、クロノの覚悟を見極めるファイトが始まる。
「「スタンドアップ・ヴァンガード!!」」
「クロノ・ドラン!」
「
クロノ・ドラン PW5000
「俺の先攻!ドロー!ライド!タイムブレイク・ドラゴン!クロノ・ドランは移動!ターンエンド!」
タイムブレイク・ドラゴン PW7000
R タイムブレイク R
R ドラン R クロノの手札5枚 山札43枚
「ワシのターン!ドロー!
R エクスブレーズ R
R ブラックボーイ R
「ブラックボーイのブースト、エクスブレーズでヴァンガードにアタック!」
「ノーガード!」
「ドライブチェック『
「ダメージチェック『クロノジェット・ドラゴン』・・・っ!」
「ターンエンド!」
PW12000➡PW7000 ゲンゾウの手札7枚 山札41枚 クロノのダメージ1枚
「俺のターン!ドロー!ライド!ヒストリーメーカー・ドラゴン!さらにヒストリーメーカーをコール!」
ヒストリーメーカー・ドラゴン PW9000
ヒストリーメーカー ヒストリーメーカー R
R ドラン R
「リアガードのヒストリーメーカーでヴァンガードにアタック!」
「ノーガード。ダメージチェック『
「クロノ・ドランのブースト、ヒストリーメーカーでヴァンガードにアタック!」
「ノーガード」
「ドライブチェック『スチームスカラーカー・ランマ(☆)』クリティカルトリガー!効果は全部ヴァンガードに!」
「ダメージチェック『
「ターンエンド!」
PW9000➡PW7000
PW14000➡PW7000(+5000) クロノの手札5枚 山札40枚 ゲンゾウのダメージ3枚
「ワシのターンだ。スタンド&ドロー。
「ブラックボーイのスキル!カウンターブラスト(2)を払い、
「さらに、ライドした後はソウルから できるユニットを探し、そのまま
「な⁉まだグレード2なのに、いきなり
「まだまだいくぞ!
ラッセルブリザード ドライオン×ライオネッター マグマフォーク
R ブラックドクトル R
「まずはラッセルブリザードでヴァンガードにアタック!」
「ガード!『スチームスカラーカー・ランマ(☆)』
「なら、マグマフォークでヴァンガードにアタック!」
「ガード!『ラッキーポッド・ドラコキッド(引)」
「ブラックドクトルのブースト、ドライオンでレギオンアタックじゃ!ブラックドクトルのスキル!ヴァンガードにブーストされ、
「な⁉クリティカルアップ⁉」
クロノは自分の手札を確認する。
「(く!この手札じゃ防げねぇ!なら・・・)ノーガード!」
「ツインドライブ『
ドライオンは腹部のライオンの砲台でヒストリーメーカーに砲弾を放つ。砲弾を喰らったクロノジェットに追い打ちといわんばかりにライオネッターがヒストリーメーカーを引き裂く。
「ぐあああ!ダメージチェック『クロノジェット・ドラゴン』『クロノジェット・ドラゴン』・・・っ!!」
クロノのダメージにクロノジェットが3枚ともダメージに置かれ、苦い顔になる。
「クロノよ、お前のファイトはユイから聞いておる。お前自身ともいえるクロノジェットがダメージに3枚、そしてお前の手札には残り1枚のクロノジェットがない。違うか?」
「くっ・・・!」
「・・・これでワシのターンは終了じゃ」
PW9000➡PW9000+SH10000
PW9000➡PW9000+SH5000
PW33000➡PW9000 ゲンゾウの手札3枚 山札33枚 クロノのダメージ3枚
「俺のターン。スタンド&ドロー。・・・」
「引けなかったな?クロノジェットを」
「!」
「この結果は、お前の迷いを表しているのではないのか?」
「!!くぅ・・・!変革を呼ぶギアイーグルにライド!」
変革を呼ぶギアイーグル PW11000
「明神に関わると、俺が親父と同じ運命を辿るかもしれないって、なぜ言えるんです?」
「・・・お前はライブが事故でなくなってしまったことは知っておるな?」
「はい」
「実はな、ワシも当時、あの事故現場におったんじゃ」
「!!ゲンゾウさんが・・・親父の事故現場に・・・!!?」
クロノはライブがいなくなった原因の事故にゲンゾウもいたことを知り驚愕する。
「忘れたくても忘れられん光景だった。幸いワシは、何とか命を取り留めたが・・・これを見ろ」
ゲンゾウは自身の上着を脱ぎ、自分の上半身をクロノに見せる。その背中には、大きな傷跡が刻みこまれてたのであった。
「その傷・・・」
「ひどい傷跡じゃろ?あの事故によって残ったものじゃ。こんな傷、ユイには見せられんわい」
大きな傷跡を見て、クロノは固唾を呑んでいる。
「じゃがなぁ、問題はこれじゃねぇんだよ。あの事故があった時、ライブと一緒におったのはワシだけじゃない。さて、そいつは誰だと思う?」
「・・・!!まさか・・・」
ファイトを見ていたミクルとシンは重苦しい表情になり、ゲンゾウは真実を語る。
「思っているとおりじゃ。一緒におったのは・・・明神リューズじゃ」
「!!明神が・・・親父の事故現場に・・・」
明神リューズがライブの事故現場にいたことにさらに驚愕するクロノ。
「ライブは事故死となっておる。ワシはその時気絶しておったゆえに、あの後何が起こったのかはわからん。その真実は、リューズにしかわからん。が、奴は目的のためならどんな犠牲を払う事にもためらわない奴だ。そんな奴と関わっていれば、お前に危険が及ぶのは、おかしくないことなんじゃ」
次々と語られる言葉にクロノはどう言葉にすればいいのかわからなくなってきた。
「お前だけの話じゃねぇぞ。リューズに関わるという事は、お前の仲間たちにも危険が及ぶかもしれん。そして、お前を1番に思っとる大事な家族・・・」
「・・・!!ま、まさか・・・ミクルさんまで・・・」
「シンは、ワシらはお前がそこまで考えた上での覚悟があるのかという事を!!聞いとるんじゃあ!!!!」
ゲンゾウは声を大きく出し、クロノに向かってそう告げた。
「いつも俺を暖かく包み込んでくれたミクルさん。危険な目に合わせるわけには、いかねぇ!!ストライドジェネレーション!!!時空竜クロノスコマンド・ドラゴン!!!」
ジェネレーションゾーン コスト『スチームブレス・ドラゴン』グレード1+2
時空竜クロノスコマンド・ドラゴン PW26000 ハーツ『変革を呼ぶギアイーグル』
「
クロックフェンサー・ドラゴン PW9000
「クロックフェンサー・ドラゴンの
スチームスカラージジ PW5000
クロノジェット・ドラゴン PW11000
スチームメイデンメラム PW7000
バリフ クロノスコマンド クロノジェット
タイムブレイク ジジ メラム
「ジジのブースト、クロノスコマンドでヴァンガードにアタック!」
「完全ガード『
クロノスコマンドの魔法陣から放たれる攻撃をグランガードが全て防ぎきった。
「く!トリプルドライブ『スチームメイデンアルリム』『アップストリーム・ドラゴン』『キラキラ・ワーカー(治)』ヒールトリガー!ダメージを回復してパワーをバリフに!メラムのブースト、クロノジェットでヴァンガードにアタック!」
「ノーガード。ダメージチェック『
「クリティカルトリガー!効果は全てヴァンガードに!」
「タイムブレイクのブースト、バリフでヴァンガードにアタック!」
「ノーガード。ダメージチェック『
「バリフの
PW31000➡PW11000(完全ガード)
PW18000➡PW11000(+5000)
PW23000➡PW16000+SH10000=26000 クロノの手札6枚 山札31枚 ゲンゾウのダメージ4枚(裏1枚)
(ヴァンガード・・・俺を変えてくれたもの・・・。たくさんの出会いを・・・かけがえのないものをくれたのもの・・・。俺を見守ってくれたミクルさん・・・俺を導いてくれたヴァンガード・・・。どちらかを選ぶなんて・・・)
「クロノ・・・」
「・・・スタンド&ドロー。・・・ストライド・・・ジェネレーション!!!!
ジェネレーションゾーン コスト『
(ゲンゾウさんの実力はライブさんとほぼ互角。ゲンゾウさんを超えることができるかどうかは、クロノ君次第です)
「エクスブレーズをコール!」
エクスブレーズ ヘヴィデューク マグマフォーク
R ブラックドクトル R
「エクスブレーズでクロックフェンサーにアタック!エクスブレーズのスキル!ヴァンガードが
「ノーガード・・・」
「ブラックドクトルのブースト、ヘヴィデュークでヴァンガードにアタック!ヘヴィデュークのスキルは・・・もうわかっておるな?カウンターブラスト(2)を払う事で、ハーツが
「く・・・ノーガード・・・」
「トリプルドライブ『
ヘヴィデュークは両手の拳を合わせて、その両手を大きく上げてそのままギアイーグルに力いっぱい振り下ろす。
「ぐわあああああああ!!」
ダメージチェック『アップストリーム・ドラゴン』『文武両道のギアハウンド』『スチームメイデンアルリム』
「ヘヴィデュークのアタックがヒットしたため、ハーツ1枚につき1枚ドローできる。ハーツは2枚、つまりは2枚ドローだ。エクスブレーズでヴァンガードにアタック!」
「が、ガード!『キラキラ・ワーカー(治)』」
「マグマフォークでヴァンガードにアタック!マグマフォークのスキル!カウンターブラスト(
「完全ガード!『スチームメイデンアルリム』(コスト『アップストリーム・ドラゴン』)」
「ターンエンドじゃ」
PW10000➡PW9000
PW32000➡PW11000
PW15000➡PW11000+SH10000=21000
PW28000➡PW11000(完全ガード) ゲンゾウの手札5枚 山札25枚 クロノのダメージ5枚(裏1枚)
クロノは今天秤にかけている。いつも見守ってくれたミクルを選ぶのか、自分を変えてくれたヴァンガードを選ぶのかを。クロノの顔は苦悩の表情をしている。
(どうすればいい・・・!)
「そんな顔見たくない!」
クロノの苦悩の表情を見かねたミクルがそう口にした。
「!ミクルさん・・・?」
「ヴァンガードをしているクロノが好き!だからあなたの好きなようにさせてあげたい!でも、あなたのことが心配なの!大切な人が、突然いなくなるのはもうたくさん・・・。あなたを関わらせたくない!でも・・・大好きなヴァンガードで辛そうな顔をしてるのは見たくない・・・」
「・・・・・・」
「迷ってる・・・迷ってるの。だから聞きたい!あなたの・・・本当の気持ちが知りたい」
「俺の・・・本当の気持ち・・・」
クロノはイメージをする。本当の気持ちを整理するために。イメージの中では得体のしれない物体がうねうねとうごめいていた。その物体はギアクロニクルのユニットたちを締め上げており、さらにそこには青い炎に包まれようとしていた。
『やめろぉ!!』
クロノはユニットたちを助けようとしたが、その物体によって吹き飛ばされてしまった。
『ぐわああ!』
クロノは体を起き上がらせる。
『させるか・・・。お前たちを、そんな目に合わせねぇ。お前たちも、俺の仲間なんだ!絶対に・・・俺が・・・!」
物体に締め上げられているクロノジェットはクロノの後ろを見ていた。クロノはその方向を見る。そこには一筋の光があり、そこにはクロノの帰りを待っているミクルの姿があった。
『ミクルさん・・・』
クロノは光の方へ向かうと、ギアクロニクルのユニットたちは上に連れ去らわれようとされていた。
『やめろ!!』
この時にクロノは1つの答えに辿り着いた。
『ダメだ・・・。ミクルさんを悲しませたくない。けど、ヴァンガードがなければ、ミクルさんとは向き合えなかった。お前たちに背を向けるというのは、ミクルさんに背を向けるのと、同じだ!!』
クロノはユニットたちを助けようと物体に近づいていく。それと同時に物体もクロノに攻撃を仕掛けてくる。そしてその中の1部が、ミクル目掛けて近づく。だが物体はミクルに当たる直前に止まった。なぜならクロノが物体の動きを止めていたからだ。
「『どっちかをとるなんてことできるわけねぇ!』」
そしてクロノは物体を力いっぱい引きちぎる。
「『だから!どっちも守ってみせる!!家族も、ヴァンガードも!!!』」
クロノのイメージの言葉が現実にも放たれていた。クロノの言葉を聞いたミクルは自然な笑みを浮かべていた。
「スタンド&ドロー!今こそ示せ!!我が真に望む世界を!!ストライド・・・ジェネレーション!!!!時空竜クロノスコマンド・レヴォリューション!!!!」
ジェネレーションゾーン コスト『クロノジェット・ドラゴン』グレード3
時空竜クロノスコマンド・レヴォリューション PW26000 ハーツ『変革を呼ぶギアイーグル』
「クロノスコマンド・レヴォリューションのスキル!カウンターブラストと、Gゾーンのクロノスコマンド・レヴォリューションを表に!メラム、タイムブレイク以外のリアガードを山札の下に!
ギアイーグル レヴォリューション ギアイーグル
メラム R メラム
「どちらも捨てず、どちらも守る・・・。そのような太祖れたこと、お前に本当にできるのか?」
「できるかじゃない。やるんだ!」
「!」
「(気付いたんだ。お前は俺を映す鏡、もう1人の俺だから)そう、ヴァンガードは・・・俺自身なんだ!」
「「「!!」」」
クロノの言葉に3人は大きめを見開く。
「アタック!クロノスコマンド・レヴォリューション!!」
「ガード!『
クロノスコマンド・レヴォリューションの時空の雷撃をドライオンとライオネッターに放ち、その雷撃を受け止めるグラスカッターとキリカとバトルローラー。
「(30000でトータル41000。ワシの手札には、残りの攻撃を凌ぎきることができる。そしてクロノが勝利を収めるには、トリプルトリガーのみ)ならば見せてみろ!お前の覚悟を!!」
「トリプルドライブ『ドキドキ・ワーカー(☆)』クリティカルトリガー。レヴォリューションにパワープラス5000、クリティカルプラス1!」
「ふん、そうでないとな」
「クロノ・・・」
「セカンドチェック『スチームバトラーマシュダ(☆)』クリティカルトリガー。効果を全てレヴォリューションに」
「ダブルか・・・」
「(これが・・・俺の未来)サードチェック」
運命のサードチェック。出てきたのは・・・
『ドキドキ・ワーカー(☆)』
クリティカルトリガーだ。
「クリティカルトリガー」
「トリプル・・・」
「こいつもレヴォリューションへ。超えろ!至れ!!真に望む未来へ!!昇華・爆・進!!!こいつが俺たちの、魂だああああああああ!!!!」
(ライブ・・・お前の息子は・・・こんなにも逞しく・・・)
クロノスコマンド・レヴォリューションの時空の雷撃は力を増し、その全てを包み込んだ。そして、その土地全体が大爆発を起こした。
PW26000(+15000)➡PW11000+30000=41000
ダメージチェック『
クロノのダメージ5枚 ゲンゾウのダメージ6枚 勝者クロノ
「・・・見せてもらったぞ、お前の覚悟を」
「ゲンゾウさん・・・」
「この調子なら、お前の仲間も大丈夫そうだな」
ゲンゾウはそう言って自身のデッキを片付ける。
「シン、お前も文句ねぇな?ワシはこれで帰らせてもらうぞ」
「はい。今日はわざわざ時間をつくっていただき、ありがとうございます」
「・・・たまには飲みに付き合え。そん時にはなんかおごってやるわい」
そう告げた後、ゲンゾウは店から出ていった。そしてクロノは今、ミクルと向き合っていた。
「・・・あなたが信じる道をいきなさい、クロノ」
「・・・!ありがとう、ミクルさん!」
クロノの純粋な笑みを見たミクルは思わず自分も笑みを浮かべる。
「きっと兄さんもそういうはずよ」
「・・・ヴァンガードは俺自身・・・ですか(だったら私も、それを守る覚悟をせねばなりませんね)」
シンは店の中からすっかり暗くなった外の空を見上げていた。
(あなたの志は、ちゃんと受け継がれているようですよ、ライブ師匠)
シンはディペンドカードを見つめているクロノに耳打ちで話しかけてきた。
(万が一の時は、ミクルさんのことは任せてください。必ず守ってみせます)
(お願いします)
「どうしたの?何の話?」
シンとクロノが耳打ちで会話している時にミクルが訪ねてきた。クロノはミクルにディペンドカードを見せる。
「・・・私にも兄さんが何を考えていたのかわからない。仕事のことはうちではあまり話さなかったし」
「・・・俺、決めました」
「「?」」
「親父がどんなつもりで俺に残したのかわからないですけど、俺は家族とヴァンガードを守るためにこいつを使います」
「それがいいですね。今そのカードを手にしているのは、他でもない、クロノ君なんですから」
クロノはミクルに顔を向け、ミクルは首を縦に頷く。クロノはディペンドカードを見つめ、自然と笑みを浮かべるのであった。
☆
後日、ボロボロになっている施設にシンとゲンゾウ、ミクルを呼び出し、伊吹はその3人に深く頭を下げている。
「クロノの覚悟を聞いた今でも私は大反対!でも・・・」
「「「?」」」
「クロノが決めたことなら、私は止めない。止められない。ヴァンガードはあの子にとって、何事にも代えがたいものになっているから」
「「「・・・・・・」」」
ミクルは青く明るい空を見上げる。
「恨むわよ。兄さん」
ミクルはこの場にいないライブに向かって、そう言い放ったのであった。
to be continued…
シン「今日は本当にありがとうございました。どうしても確かめておきたかったんです。クロノ君の覚悟を」
ゲンゾウ「そのためにワシを呼んだことは高くつくぞ?といいたいところじゃが、クロノ自身も決意が固まったようじゃからそれでチャラにしてやる」
シン「あはは、それはどうもありがとうございます」
ゲンゾウ「それはそうとシンよ、お前ミクル嬢とは進歩しておるのか?」
シン「え⁉いや、ちょ、な、何を言ってるんですか⁉」
ゲンゾウ「その様子じゃ進歩なしか。いい加減に告っちまえ!」
シン「ちょ⁉ゲンゾウさん⁉」
TURN72「ヴァンガード女子会」