次回から本格的にストライドゲート編に突入します!
それではどうぞ!
アルティメットステージ最終試合、カムイのノヴァグラップラーのスタンドによる連続攻撃によって、クロノは追い詰められたが、ジェネレーションガードのおかげでダメージ5で凌ぎきった。クロノはカムイを超えるために、コストを支払ってストライドを行った。イメージでは曇っていた空が晴れてきて、夜空が見えてきた。そこに陣が現れ、陣から1体の竜が時空を超えて現れた。
お互いの状況はこうなっている。
カムイの盤面
ドグー ビクトール ビクトール
マルヤーキ ランボール マルヤーキ 手札3枚 山札23枚 ダメージ4枚(裏4枚)
クロノの盤面
バリフ ??? R
R R R 手札2枚 山札23枚 ダメージ5枚(裏2枚)
「ストライドジェネレーション!!!!時空竜ワープドライブ・ドラゴン!!!!」
ジェネレーションガードゾーン コスト『スチームファイターバリフ』グレード3
時空竜ワープドライブ・ドラゴン PW26000 ハーツ『クロノジェット・ドラゴン』
TURN84「ギアースクライシス」
「なんと!新導選手のストライドはギアクロニクルの新しいユニット!この選択は未来をいかなる方向へ導くのか、一瞬たりとも見逃せみゃせん!!」
「いけー、クロノー!決めてやれーー!!」
「このターンで決めてくださーーい!!」
「クロノ君ならきっと勝てます!!」
「新導君、がんばれーー!!」
観客席にいる一同はクロノを全力で応援している。クロノは息を吸って落ち着かせる。
「いきます!!」
「こい!」
「クロノジェットの
スチームワーカーエタナ PW7000
ドキドキ・ワーカー(☆) PW4000
「ワープドライブ・ドラゴンのスキル発動!カウンターブラスト、ソウルブラスト!Gゾーンのワープドライブ・ドラゴンを表に!Gゾーンのワープドライブ・ドラゴンの数だけ、リアガードを
頂に立つギアウルフ PW7000
「2体を
「新導選手、新たなGユニットのスキルで陣営を整えつつ、相手の戦力を削っていきます!」
カムイはクロノが最初のストライドしたメタリカ・フェニックスのスキルを使う際のコストを思い出す。あの時、コストでGゾーンのカードを表にしていたのはワープドライブだった。なので今のスキルに山札に戻させることが可能だったという訳だ。
「・・・バカだな、俺も」
「エタナの
「さあ、攻撃の準備は整ったーー!!」
バリフ ワープドライブ アップストリーム
R R ギアウルフ
「カムイさん・・・カムイさんがいてくれたから、俺は今ここにいます。これが・・・俺なりの恩返しです。バリフでヴァンガードにアタック!」
「ノーガード!ダメージチェック『メッチャバトラーダンシャーク』」
「バリフの
「新導選手、さらにパワーアップ!葛城選手のダメージは残り1!押し切れるか⁉」
「ワープドライブ・ドラゴンでヴァンガードにアタック!」
ワープドライブは時空砲をビクトールに狙いを定めて、砲弾のエネルギーを集めている。
(カムイさんから始まって、ここまで来た俺のヴァンガードを・・・カムイさんに全てを届ける!)
「中央のラインが2600・・・」
「で、右のラインが22000・・・」
「お願い、届いて・・・!」
(・・・ここでジェネレーションガードで防いだとしても、残りのリアガードのアタックが突破される・・・)
カムイはクロノの成長ぶりを見て笑みを浮かべる。
「・・・強くなったな、クロノ」
「!!」
「示してみろ、お前の掴む未来を!ノーガードだ!こい!!」
カムイに自分の思いが届いたことに、クロノは目元に涙を浮かべていた。
「うあああああああああああ!!!!」
クロノのイメージ力によって、ギアースにノイズがはしり、壊れそうな勢いだ。
「トリプルドライブ『クロノジェット・ドラゴン』『スチームブレス・ドラゴン』『ドキドキ・ワーカー(☆)』ゲット!クリティカルトリガー!パワーはアップストリームに!クリティカルはワープドライブ・ドラゴンに!!いっけええええええええ!!!」
ワープドライブの時空砲のエネルギーが満タンになり、強力な砲撃をビクトールに向けて発射する。ビクトールは時空砲に包まれ、カムイが操縦しているコックピットが割れた。
(これから先、どんな未来が待っていたとしても、お前なら超えていける。俺の目に狂いはなかった。そうだな、クロノ?)
☆
ユナサン支部でギアースクライシスのカウントダウンを始めていたタイムは、残り5秒を切った。そして・・・
「5,4,3,2,2,1・・・」
タイムが0になった。そしてこの瞬間より、ギアースクライシスが本格的に始まった。
「ギアースクライシス、作動!!」
ユーロにいるハイメをはじめとするファイターたち・・・
「いっくよーアミーゴ!!俺たちのハート、受け取ってくれ!!ヴァンガードの未来の為に!!」
ギアースの施設にいるナオキたち・・・
「お前らなら絶対にやれるぜ!!」
「俺たちのイメージ、全力で受け止めやがれ!!」
船で海を渡っているドレッドノート・・・
「風よ、今こそ轟け!!未来を願う、全てのファイターたちの思いと共に!!」
みんなが全員、それぞれのイメージで自分の分身でギアースの中へと入っていく。
「ライド!嵐を超える者サヴァス!!」
ハイメのサヴァスに続いて、他のファイターたちもギアースの中に入ってくる。イメージの中では、ストライドフォースがパイプを伝って、中心部へと運ばれているのがわかる。ファイターたちはギアースの中のパイプに入っていく。
「ストライドフォース、ファイカ2.0の中継を通じ、各地より集束中!」
「これは、ちょっとしたお祭りですね。僕たちも行きましょうか。遅刻厳禁、ですからね」
レンもファイカを通じ、ギアースの中へと入っていく。
「ライド、ブラスター・ダーク
『ライド!』
一同もギアースの中へと入っていく。そして、マモルも入っていく。
「ライド!ドラゴニック・ブレードマスター!!」
マモルのブレードマスターが到着と同時に、パイプの中にあるものを発見する。
「あれが・・・」
「ええ。ギアースのプロテクトシステム」
「ストライドフォースの総量が限界を超えないようにしている。いわばリミッター」
それがわかったところで一同はギアースのプロテクトシステムを次々と破壊していく。
「目障りですよ」
レンのブラスター・ダーク
「邪魔なんだよ!!吹っ飛べ!!」
「アミーゴたちの道をつくらせてもらうよ!!」
「薙ぎ払え!!」
先にパイプに侵入したファイターたちも次々とプロテクトシステムを破壊していっている。
「第7、第8防衛ラインを突破」
「そろそろ、俺らもお手伝いといきますか」
「当然だ」
伊吹たちもギアースの中へと入っていく。
「炎獄封竜ブロケード・インフェルノ!!」
「ライド!蒼嵐竜メイルストローム!!」
「消え失せろ!!」
伊吹たちのユニットたちもプロテクトシステムを破壊して回っている。さらに、海外を旅してまわっているこの男も・・・
「縛られた魂の鎖を解き放て!ライド!破壊竜ダークレックス!!」
世界を旅する男、橘カズヤもダークレックスにライドし、ギアースに入り込む。そして・・・
「立ち上がれ、僕の分身!ライド!ブラスター・ブレード!!」
チームQ4の本当のメンバー、先導アイチもブラスター・ブレードにライドをし、ギアースの中に入りこむ。そしてそれと同時に、アイチの仲間たちもギアースに入り込む。そして、アルティメットステージで活躍したQ4のメンバーたちもそれぞれの分身でギアースに入り込む。
「俺たちからのサービスだ!受け取れ、俺たちの想いの全てを!!」
「新たな道を切り開く、君たちの手で、今!!」
ファイター全ての思いが、ギアースの中心部に流れ込んでいく。そして、遅れて登場するのが、トライフォーの分身のたちだ。
「あれが・・・世界中のヴァンガードファイターの想い・・・」
「すごい・・・」
「!ねぇあれ!」
アーシャ(トコハ)が何かを発見し、3人はそっちに顔を向ける。中心部から黒いもやもやした何かが出てき、黒いもやもやの目が開く。
「何だぁ⁉」
「ギアースのセーフティーだ!溜まり過ぎたストライドフォースを強制的に排出するために緊急回路を働いたんだ!!」
ギアースのセーフティーは靄の1部をパイプの中に入れ、ストライドフォースを排出しようとしている。
「させるもんですか!!」
アーシャ(トコハ)は排出を止めようとセーフティーに向かっていく。セーフティーはアーシャ(トコハ)に気付いて、靄で攻撃を仕掛ける。
「はあああああ!」
アーシャ(トコハ)は靄を破壊していく。しかし、完全に消しきれてない靄があり、それがアーシャ(トコハ)目掛けて放たれる。
「させない!とりゃあ!!」
アーシャ(トコハ)を守るようにグランギャロップ(ユイ)が剣で靄を潰していく。
「ありがとう、ユイ!」
「はあああああ!!」
アーシャ(トコハ)に続いてアルトマイル(シオン)がセーフティーに向かっていく。セーフティーはアルトマイル(シオン)に光線放つ。アルトマイル(シオン)は光線を避ける。光線はパイプに当たり、パイプからストライドフォースが流出されている。
「!」
セーフティーはもう1度アルトマイル(シオン)に光線を放つ。クロノジェット(クロノ)がアルトマイル(シオン)の手を引き、光線を回避させた。
「クロノ!」
「危なかったな」
アーシ(トコハ)とグランギャロップ(ユイ)は2人に駆け寄る。
「うかつには戦えないよ!せっかく集めたストライドフォースが・・・」
「わかってる!俺に考えが!」
「「「え?」」」
「いくぞ!!」
「「「⁉うわあ⁉」」」
4人が突っ込んだ場所はストライドフォースのパイプの中だ。ストライドフォースを浴びて、アーシャは咲き誇るラナンキュラスに、アルトマイルは天元超克に、グランギャロップはエクスギャロップに、クロノジェットはネクステージへと変化する。
「時間がねぇ!1撃で決めるぞ!!」
「全てのファイターたちの為に!!」
「ヴァンガードの未来の為に!!」
「全部吹っ飛ばしてやる!!」
「これが俺たちの・・・」
「「「「ギアースクライシスだ!!!!」」」」
4人はそれぞれ強力な1撃をセーフティーに目掛けて放つ。セーフティーも強力な光線で4人の1撃を迎え撃つ。互いの力のぶつかり合いだったが、4人の合わせた1撃が打ち勝ち、セーフティーに直撃する。
「「「「はああああああああ!!!」」」」
4人は逃さずにセーフティーに追撃の1撃を放つ。これによって、ストライドフォースは中心部まで流れ着いた。
☆
ギアースクライシスによって、全てのギアースに爆発が起きた。これによって会場は暗くなってしまう。一方のリューズラボにある装置はギアースの破壊によって、召喚プログラムが全て停止し、完全に動けなくなる。設置していたディペンドカードも真っ白のままだ。
「むっ!」
全てのシステムが停止されたことにリューズは目を見開いていた。
☆
セーフティーを倒した4人は何もなくなったイメージに立ち尽くす。そんな4人に虹色の光が放たれる。4人が光の方向を見ると、そこにはリューズによって呼び出された7体のユニットたちがいた。それをみた4人たちは笑みを浮かべる。
それと同時に、ユナサン支部では、ついにリューズの本拠地を突き止めることに成功した。
「ストライドフォースの集束地点を確認!位置出ました!」
「よっしゃあー!!」
「伊吹、さっそく出撃の準備を進めさせてもらう」
「ああ、頼む」
キョウヤはリューズの本拠地に突撃するために部隊編成の準備を執り行う。
イメージの中で4人は7体のユニットたちから放たれるストライドフォースを見ていた。
「あそこにユニットたちと、明神リューズがいる」
「いよいよここまで来たって感じだね」
「絶対捕まえてやる!」
「ああ!」
4人がリューズを捕まえる決意を固めると、一筋の光が放たれる。唯一気付いたクロノジェット(クロノ)はその光を見る。小さくてよく見えないため、目をこしらえてよく見てみると、そこには、ローブで身を隠している1人の男と、1匹の生き物がいた。
「!!」
☆
「!!」
現実に意識が戻ると、会場はギアースの破壊によって、暗くなっていた。会場の観客席からはざわめきの声が上がっている。クロノは控室にいる3人を見る。3人は笑みを浮かべていた。さらにクロノはカムイの方に顔を向ける。カムイはクロノにグットサインを送り、笑みを浮かべる。それを見たクロノは笑みを浮かべた。Q4の控室にいる3人も笑みを浮かべている。
MCミヤは懐から双眼鏡を取り出し、状況を確認する。
「んん?あれは葛城選手?」
カムイはMCミヤにあるものに指を指し、何かをチェックするように求めている。
「ん?あれは・・・」
カムイが指を指しているのはダメージチェックをしたカードだった。ダメージのカードはヒールトリガーではない。
「ああ!!」
MCミヤが確認を終えると同時に会場が明るくなった。
「えー、どうやら機器のトラブルがあったようです。大変、失礼いたしみゃした。それでは改めて・・・葛城選手のダメージチェックの結果は、ドグー・メカニック。ノートリガー!従って、葛城選手のダメージは6!」
PW16000➡PW11000
PW26000➡PW11000
ダメージチェック『ドグー・メカニック』
クロノのダメージ5枚 カムイのダメージ6枚 勝者クロノ
「勝者、新導クロノ!!そして、ジェネレーションクエストエキシビションマッチ・アルティメットステージ、激闘を制し、その頂点に上り詰めたのは・・・チームトライフォー!!!」
『ふおおおおおおおおおお!!!』
チームQ4に全勝し、見事頂点に上り詰めたトライフォーたちに観客席から大興奮の声が上がっている。
『バンザーイ!!バンザーイ!!バンザーイ!!』
観客席にいる一同は自分のことのように喜びに満ちていた。Q4の控室にいる櫂、ミサキ、リンはトライフォーに拍手を送る。
「キャーー!クロノさーん!シオンさーん!トコハー!ユイー!すごいね、アム、ユキノ!」
「やばい・・・自分のことのように感動して泣きそうなんだけど・・・」
「・・・くっ・・・」
ラミーラビリンスの控室にいるルーナはトライフォーに拍手を送る。ユキノは自分のことのように感動して一筋の涙を拭いている。アムは悔しそうに唇をかみしめている。
「・・・へへ・・・」
カムイは目元に涙をあふれそうになりながらも、トライフォーを、クロノを見て笑みを浮かべている。
☆
ユナサン支部にいる一同も、モニターでアルティメットステージの光景を見て、笑みを浮かべていた。
「さて、ここからがいよいよ本番ですね」
「「はい!」」
レンはラボから去っていった。
☆
(行く手を待ち受けるは、恐らく嵐。それも、かつて経験したことのない、激しく、熱き暴風雨)
(けど、アミーゴ、君たちなら・・・必ず・・・)
☆
アルティメットステージを終え、トライフォーは控室から出ようとすると、扉の前に伊吹が待っていた。
「・・・明神リューズの拠点が判明した。これより3時間後、急襲をかける、施設内の突入作戦を決行する。目標は、召喚されたユニットの確保と、ディペンドカードの回収。並びに、明神リューズの身柄を拘束することだ」
伊吹はそれだけを伝えると、その場を去っていった。トライフォーも、突入作戦の準備のためにその場を去っていく。
(祭りは終わった。ここから戦いが始まる)
(私たちの未来をかけた、ヴァンガードを守るための戦い!)
(過酷な戦いになることはわかっている。覚悟はできた!)
(決着をつけてやるぜ。明神リューズと、俺たちの因縁全てに、必ず!)
トライフォーはそれぞれの思いを抱きながら、戦いに挑む決意を再度固める。そんな中クロノはイメージ内で見た1匹の生き物を連れたフードの男を思い浮かべたのであった。
☆
リューズラボでは、ギアースが完全に破壊されたため、システムは全て停止されている。最後のユニットの召喚も失敗に終わった。
「・・・我が悲願・・・達せず・・・か・・・」
失敗したにもかかわらず、リューズは口元に笑みを浮かべる。
「・・・構わぬ。志は引き継がれる」
リューズの後ろには、彼に従えている5人の影があった。
「さあ行け。ヴァンガードがもたらす、完全なる未来の為に」
リューズの願いはただ1つ、ヴァンガードによりつくられる、完全なる未来の実現のために・・・。
to be continued…
トコハ「やったね、とうとう!」
シオン「ああ。でも、これは序章にすぎない。これからもたくさんの試練が僕たちを待ち受けるはずだ」
クロノ「俺たちは何があっても、絶対に諦めねぇ!つき進むだけだ!!」
ユイ「次回から新シリーズがスタートするよ!カードファイト!!ヴァンガードG 鋼と宇宙の正義 ストライドゲート編!クレイの未来をかけた新の戦いが始まる!!」
TURN85「突入!リューズ・ラボ」