カードファイト!!ヴァンガードG 鋼と宇宙の正義   作:先導

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あ~~~。

最後の部分をどう表現すればいいか難しかったな~。

そもそも文にまとめるという事が難しいのですが・・・。

今回も楽しく書かせていただきました!

それではどうぞ!


シオンの誇り

学校の授業が始まる時間なのだが、今日はいつもとは違っていた。

 

「え~。今から皆さんには学校の行事として、大掃除をしてもらいます」

 

『え~~~~~』

 

そう、今日は学校全体で大掃除があるのだ。それを聞いた生徒全員は不満の声が上がる。(1部は除いて)

 

「はい静かに!女子は更衣室で、男子は教室で体操服に着替えてから掃除を始めるように!・・・特に佐倉さん!」

 

「は・・・はい!」

 

まさか自分が呼ばれるとは思わなかったユイは思わず立ち上がる。

 

「あなたは確か隣のクラスの安城さんと仲が良かったですよね?あなたは綺場君とは違うところを担当ですから安城さんに見張ってもらいますからね。サボったらわかってますね?」

 

「あ・・・あはは・・・頑張ります・・・」

 

 

 

TURN7「シオンの誇り」

 

 

 

大掃除は違うクラスの生徒達と合同で掃除をするのだ。そしてユイのペアは隣のクラスのトコハとクミの2人である。

 

「あのヒゲったらひどいよね!何で私だけ注意されなくちゃいけないの?」

 

「去年までのサボりの常習犯がよく言うよ・・・」

 

「ユイちゃん?ちゃんと掃除しなきゃだめだよ~?」

 

「耳が痛いです・・・」

 

ユイは去年の大掃除で何回もサボっているのだ。トコハとクミの正論にグゥの音も出ないユイ。

 

「でも大丈夫!私の目の黒いうちは絶対にユイちゃんをサボらせはしないから!」

 

「?トコハちゃんは目黒くないよ~?」

 

「クミちゃん?トコハちゃんはものの例えで言ってるだけだからね?」

 

クミの天然が発揮するのをユイが突っ込む。

 

「それにしても・・・」

 

ユイは視線を別の場所に移す。そこに映っているのは、クロノとシオンが懸命に窓を拭いている姿だ。あれはなにか意地でもはっているかのように見える。

 

「あの2人、すごいよね。2人が拭いた窓がピカピカだよ」

 

「はいはいそうね~。それじゃさっさと掃除を再開しようか~」

 

トコハはユイがサボらないように鋭い目で睨み付けユイは掃除をさっさと再開する。

 

 

ユイ達の担当の掃除を終わらせ、3人はクロノやシオンところに向かった。彼らが担当の窓はキラキラと輝いていた。

 

「わぁ~~!とってもきれ~~~」

 

「2人とも頑張ったわね~」

 

「「全然!!」」

 

「あっはもった」

 

ユイの言葉にクロノはシオンを睨み付け、シオンは苦笑いする。

 

「2人とも仲いいね~。ふふ」

 

「違うと思うよ?クミちゃん」

 

またもクミの天然が発揮し、今度はトコハが突っ込む。

 

(ねぇトコハちゃん、あの2人何でこうも仲悪いの?)

 

(さぁ?男同士の意地じゃないの?)

 

ユイとトコハがそう耳打ちをしているとクロノとシオンの睨みがエスカレートしていく。

 

「やるか?」

 

「もう一度君とは戦いたいと思っていたんだ」

 

「「勝負だ!!」」

 

「2人ともやめなよ。今は掃除の時間なんだからさ」

 

いかにもファイトを始めそうな2人を止めるユイ。サボり常習犯が言っても説得力がないが。

 

「それに、勝負ならこんなのあるけど?」

 

そう言うとトコハはある1枚のチラシを見せる。

 

「ヴァンガード・・・クイズ大会?」

 

「今度の日曜日、ドラゴン・エンパイアでやるの。今兄さんが参加者を集めてるんだ」

 

トコハが言うには決着をつけたいならクイズ大会に参加しろといっているのだ。

 

「どう?出てみない?」

 

「私も参加するんです~」

 

「当然私だって参加するよ!もし2人に当たっても容赦しないから、そこんとこよろしくね!」

 

「・・・っていうか、申し込んでおくね~」

 

2人の意思はおかまいなしと言わんばかりにそう言って3人は別の掃除場所に向かう。

 

「お・・・おい!何勝手に決めてんだ!!」

 

「楽しみだね~トコハちゃん、ユイちゃん」

 

「そうだね~クミちゃん」

 

「クイズ大会に向けていろいろ学ぶぞ~!」

 

 

ドラゴン・エンパイア支部、クイズ大会当日、ユイはクミと一緒にドラゴン・エンパイア支部に来ていた。ちなみにトコハはスタッフの手伝いとして先に向かっている。

 

「私まだ会ったことないんだけどドラエン支部の支部長さんって超有名なファイト大好き支部長らしいよ?この前だって仕事ほったらかして新導君とファイトしてたらしいし」

 

「へ~変わり者なんだね~」

 

支部に来るまでの途中、ドラゴン・エンパイア支部の支部長、大山リュウタロウの話をしていた。以前支部長はマモルとファイトしようのイベントでヴァンガ郎の中に入り、クロノを散々振り回し、ドラエン支部のギアースを使ってクロノとファイトをしていたらしい。その後にマモルに散々怒られたのはまた別の話。

 

「クイズ大会、一緒に楽しもうね、ユイちゃん」

 

「うん!それに、今回は綺場君と新導君の勝負もあるし、盛り上がること間違いなし!」

 

今回のクイズ大会はA~Hブロックに分けられており、ユイはCブロック、クミはFブロックに、そしてクロノとシオンはAブロックとなっている。ちなみにユイのぜっけんの番号は8番だ。

 

「おっ!そろそろ始まるからまた後でね、クミちゃん」

 

「うん、またね~」

 

ユイはクミと別れ、Cブロック会場に向かう。

 

「皆さん準備はよろしいですか?それでは、ヴァンガードクイズ大会・・・」

 

「始まり始まり~だが~」

 

クイズ大会の開始宣言は司会者とヴァンガ郎によって行われた。そして司会者がクイズ大会のルールを説明する。

 

「さて、このクイズ大会では、早や押しクイズ、借り物クイズ、そして、大逆転○×クイズ、全部で、三つのフェイズがあります」

 

「その三つの合計ポイントで優勝が決まるんだが!」

 

各ブロックにクイズ台があり、出場者はそれぞれの指定場所につく。

 

 

「皆さん、準備はよろしいでしょうか?」

 

こうして、クイズ大会早や押しクイズがスタートされた。

 

「では問題です!これからスクリーンに映るカードが何か当ててください!」

 

(大丈夫・・・落ち着けば何問かとれる!)

 

「それでは参ります!クイズ、ヴァンガードン!」

 

スクリーンに最初に映ったのは両面に矛先が二つもある槍だ。そこから、左に移動していき、反対の腕にも同じ槍がある。

 

「わかった!」

 

ユイがボタンを押す。

 

「ぜっけん八番!」

 

「ファントム・ブラスター・オーバーロード!」

 

ユイの出した答えは・・・

 

ピンポーン!

 

「正解です!ファントム・ブラスター・オーバーロード!」

 

ユイの出した答えは正解だったようだ。

 

「では次の問題です。クイズ、ヴァンガードン!」

 

次に出されたのはチェック柄の模様がいくつもある。そのチェック柄に白き竜の姿が。ボタンを押したのはまたもユイがはやかった。

 

「蒼嵐波竜テトラバースト・ドラゴン!」

 

ピンポーン!

 

次の問題も・・・

 

「グルグルダックビル!」

 

はたまた次の問題も・・・

 

「古代竜スピノドライバー!」

 

ピンポーン!

 

「またまた正解です!佐倉ユイ選手、勢いが止まりません!」

 

次々と正解を重ねていき、全ての早や押しクイズの問題が終わった。結果はユイは全問正解だ。一方のAブロックのシオンもまた、全問正解のようだ。

 

「まさか佐倉さんが全問正解とは思わなかったよ」

 

「この日の為にいーっぱい勉強してきたからね!今なら綺場君にも勝っちゃうかもね!」

 

「言うね佐倉さん。でも、勝つのは僕だよ」

 

そんな会話をしていくと同時に次のフェイズ借り物クイズに移る。

 

「箱の中のカードに書かれたもの借りて来るたびにポイントが入ります。制限時間内なら何度でも挑戦可能ですから、早や押しクイズでポイントが少なかった人はがんばってくださいね」

 

「それってクイズっていうのかな?」

 

ユイがそんな疑問を抱くと、スタートの合図が鳴る。

 

「それでは・・・スタンドアップ・・・」

 

『ヴァンガード!!!』

 

出場者はスタートと同時に箱に向かって走り出す。ユイの入っていたカードに書かれたものは・・・

 

『漢字を調べるもの』

 

「漢字を調べるもの・・・って、ヴァンガードに関係ないじゃん!」

 

ヴァンガードに全く関係ないものを借りてこないといけないことに突っ込むユイ。

 

「うじうじ言ってても始まらないか・・・とりあえず、漢字辞書を持っている人はいませんかーー?」

 

しかしどれだけ探しても、漢字辞書を持っている人はいない。ユイは諦めかけたその時、眼鏡をかけた少年が漢字辞書を差し出した。

 

「あの・・・漢字辞書を持ってるんだけど、よかったら借りる?」

 

「借りる!ありがとう!ちゃんと返しい来るからねー!」

 

ユイの笑顔を見た少年は顔が赤くなる。

 

(か・・・かわいい・・・)

 

漢字辞書を置いて次のお題を見て、再び借りるためにいろんな人に声をかけた。着々と進めていく中で、ユイは子供を担いでどこかへ走っていく姿を見かける。

 

「綺場君?」

 

そうこう考えていくうちに借り物クイズも終了した。ちなみに借り物クイズで一番多くポイントをゲットしたのはクロノだ。

 

「各ブロックで第一、第二フェイズで獲得した合計ポイント上位二名が最終フェイズに進むことができます!」

 

最終フェイズ、大逆転○×クイズに選出された上位ランキングはこうなっている。

 

一位佐倉ユイ&岡崎クミ

三位小林リョウタ

四位新導クロノ&綺場シオン

六位多度ツネト

 

最終フェイズに移る前に休憩という事で、それぞれが休憩に移る。ユイはシオンのことが気になり、シオンを探している。

 

「あっ!新導君!」

 

「ん?佐倉か」

 

シオンの代わりにクロノが見つかった。

 

「ちょうどよかった。綺場君どこに行ったか知らないかなぁ?」

 

「俺もちょうど探してるところだ。あいつどこにいったんだ?」

 

クロノもシオンが子供を連れて走っているところを見ていたのだ。気に入らない相手とはいえ、あれを見ていたら気になってしまうのであろう。

 

「ん?おいあれ・・・」

 

クロノの視線に映ったのは、シオンと子供だ。階段を降りていくところのようだ。

 

「綺場君が帰るなんてことはありえないから、きっと何か話をするんだ」

 

「お前よくそんなことわかるな。けどなんの話をしてんだ?」

 

そんなこんなで階段の前に立ち、覗いてみる。シオンと子供が座っている。子供の足を見ると、ケガをしている。どうやら借り物クイズでちょっとしたごたごたがあり、それで子供が足をケガしてしまったのだろう。すると、こんな会話が聞こえる。

 

「そうやって勝てないと決めていたら、絶対に勝てない。どんな戦いでも、自分が勝つ。そう信じて挑まなければ、勝てるものも勝てない」

 

「でも、それで負けたら悔しいじゃないか!」

 

「そうさ、悔しいさ、ものすごく。・・・でも、諦めるのは、もっと悔しい」

 

「!!」

 

その言葉を聞いてユイは去年シオンと話していたことを思い出す。

 

 

『どうして僕が諦めが悪いのか知っているかい?』

 

『ううん。何で?』

 

『・・・僕がまだ子供のころ、フェンシングの練習で、岩倉に負けてばかりいたんだ。大人だから勝てるわけない。そう思って、諦めかけたことがあるんだ。その時、岩蔵は何て言ったと思う?』

 

『う~ん、諦めるのですか?・・・とか?』

 

『よくわかったね。その通りだよ。今日がだめならまた明日、明日がだめならまた次、日々の努力が実を結び、いつか勝てるかもしれない。けど、諦めてしまえば、そこで終わりになる。だけど、それは岩倉に負けたのではなく、自分に負けたことになる。僕はあの時の言葉を、今でも覚えてるよ』

 

『自分に負け・・・か。想像したくないね』

 

『その言葉を胸に僕は諦めない、負けることを捨てる、そんな事を思っていたら、本当に岩倉に勝てたんだ。あの時は、本当に嬉しかったよ』

 

『ズビ・・・いい話だねぇ・・・』

 

『僕はあの日を境に、諦めないことの大切さを知った。諦めたら、自分の負けになるからね』

 

『いいなぁ・・・そう思えるって。私そう思えるものが見つからないよ』

 

『佐倉さんもきっと見つかるさ・・・。そう・・・いつか必ず・・・』

 

 

「諦めず、努力をし、そして、自分が勝つと信じ、そして、前へ飛ぶ・・・。綺場君の言葉一つ一つが身にしみ、心に響いた。私にとって、綺場君は、いつだって先導者だったんだね」

 

ユイの目には涙が流れていた。シオンがいたからこそ、今のユイがいた。ユイの流す涙は感謝の涙だ。ユイは涙を拭き、その場から立ち去る。

 

「新導君・・・私負けないよ・・・。新導君にも・・・綺場君にも!」

 

「・・・ああ!望むところだ!」

 

クロノはそう言うとその場を後にする。恐らく今のユイの言葉はシオンにも聞こえているであろう。

 

「・・・僕だって負けないよ・・・。佐倉さん」

 

 

間もなく最終フェイズに移るため、回答者は全員集まっていた。そして司会者とヴァンガ郎が最終フェイズの説明をする。

 

「いよいよ最終フェイズ、激闘!○×クイズだが~」

 

「ルールは簡単です。これから出される問題の解答を・・・」

 

「○かな?×かな?選ぶんだが~!」

 

「初めに正解の扉に入った一名が、このクイズ大会の優勝者となります!続いてステージ・・・オープン!」

 

司会者がそう言うと、ビニールを外していくとそこには、つり橋、泥の池、高い山のようなものが現れる。○×の扉は山のようなものに上った先にある。

 

「ってかこれ・・・障害物競争じゃん」

 

「おもしろそ~」

 

ツネトがそう呟くのに対し、クミは能天気である。そして、今から問題が出される。問題内容は・・・

 

問題:Gユニットを置くゾーンのことを、ジェネレーションゾーンと呼ぶ。○か?×か?

 

「カウントダウン5秒前・・・5・・・4・・・3・・・2・・・1・・・」

 

『スタンドアップ・ヴァンガード!』

 

スタートの掛け声とともに、回答者は○×に向かって走り出す。まずは第一関門、揺れるつり橋。揺れるつり橋で脱落者が増えていく。

 

「これおもしろ~い」

 

クミはつり橋で遊んでいる。対するシオンとクロノは臆することなく、順調に進む。ユイも少し遅れているが第一関門突破した。続いては第2関門泥の池だ。しかしこれはただの泥ではない。泥に落ちたが最後、誰かの手を借りないと脱出不可能だ(司会者いわく)。

 

「・・・よし、ルートは見えた。」

 

シオンは泥の上にあるルートを見て、通るべきルートを確保した。そのルートを順調に進んでいくと・・・

 

「うわあぁぁ、どけ~~~~~!」

 

ツネトとぶつかり、そのまま泥に落ちてしまった。

 

「だ・・・誰か~、底がぬるぬるする~。助けてくれ~」

 

「助けが必要な方はぜっけんを外して掲げてくださ~い!」

 

「ぜっけんなんか取れねーよ!助けてくれ~」

 

一方のクロノはバランスをとりながらルートを通っていく。ユイはそんなのおかまいなしといわんばかりにルートを。順調に進んでいく。

 

「へへ~ん、こういうの得意なんだ。お先に~♪」

 

「っのやろ~。一気にいってやる!」

 

クロノもペースを上げていく。

 

「どうしますか~?棄権しますか~?」

 

「!しません!僕は勝つ!」

 

なんとシオンは泥の重みをもろともせず、そのまま歩みを進めていく。池から脱出しょうとするが足を滑らせ、また池に落ちた。それでもシオンは諦めない。なんとか池から脱出する。そしていよいよ最終関門。○×の扉は山の作り物の上にある。ユイとクロノが同時に到着し、係員がロープをつけ、そのまま登っていく。出場者が落ちていく姿を見たと同時に、シオンが登りつめていく。

 

(僕は勝つ!絶対に!)

 

観客は大いに盛り上がっている3人とも勝負をまったく譲らない。頂上まで登りつめ、後は正解の扉に入るだけだ。しかし・・・

 

ズルッ!!

 

「・・・っえ?」

 

ユイが足場を滑らせ、落ちていってしまう。

 

「!!佐倉さん!!」

 

咄嗟にシオンが手を伸ばし、ユイの手を掴んだ。

 

「その手を離さないで・・・佐倉さん・・・」

 

「ど・・・どうして・・・?」

 

シオンがユイを引き上げようとする。すると、クロノも、シオンの手を貸し、ユイを引き上げた。

 

「たくっ・・・手間取らせんなよな・・・。勝負だってまだ途中だろ」

 

「!・・・そうだったね!」

 

3人は正解の扉に向かって走り出す。どちらかが先に手をつければ、クイズ大会の優勝者となる。そして・・・

 

「ゴール!」

 

3人同時に○の扉に入った。どちらかが先に入ったか、写真で判定する。写真で先に扉を触れていたのは・・・かすかだがシオンが触れていた。ということはクイズ大会を見事制したのは・・・

 

「綺場シオン君の勝ちだが~」

 

こうして、クイズ大会はシオンの優勝で幕を閉じた。

 

 

ドラゴン・エンパイア支部からの帰路、ユイとシオンは久しぶりに一緒に帰っている。

 

「・・・あの時さ・・・何で私を助けたの?勝負のこともあるんだろうけど・・・」

 

「・・・」

 

ユイの質問に何も答えないシオン。

 

「・・・まっいいんだけどさ。あの子の勇気もついたみたいだしさ」

 

「・・・佐倉さん」

 

「ん~?」

 

ユイは歩みを止め、シオンの方に向く。シオンはゆっくりと口を開く。

 

「こんなことを言うのは大袈裟かもしれないけど、僕はどんな時でも、君を守りたいって、本気で思ったんだ。それは勝負のためでも、綺場家のものとしてでもなく、綺場シオンとしての誇りのために。・・・それが、さっき佐倉さんを助けた理由・・・かな?」

 

シオンのその言葉を聞いて、ユイの顔が赤くなる。

 

「・・・も・・・もう///そんな恥ずかしいこと言わないの!・・・でも・・・ありがとう。あの時のこともそうだけど、大切なことを思い出させてくれて・・・」

 

ユイはそう言うと歩き始める。シオンはほっこりと笑顔になりながらユイについていく。

 

「佐倉さん、今度うちに遊びに来なよ。君なら歓迎するよ」

 

「本当?綺場君の家に行くのって久しぶりだな~」

 

ユイとシオンは笑いながら家に帰宅する。この時にユイはシオンに対し、友達とは別の感情が芽生えていることに気づかない。その感情が何なのかを知るのは、まだまだ先の話である。

 

to be continued…




如何だったでしょうか?

ユイちゃんに芽生え始めた感情はわかる人にはわかりますよね?

さて次回は次元ロボを出す予定なので、次元ロボ好きな方はぜひとも読んでください。

それでは感想お待ちしております!
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