それはさておき、はぁ・・・今回はサブタイトルの通りです。
本当、どうしてあんなことに・・・。
この話ですからあんまり気分が乗りません。
それでは、どうぞ。
クロノは夢を見ている。どこかの実験施設で子供のクロノはケガを負っている。クロノの目に映っているのは、どこかに通じていそうな門のような渦。その下には、同じくけがを負っているクロノ・ドランがいた。クロノは体を引きづりながらも、クロノ・ドランの元へ近づく。そこにクロノの父、新導ライブがクロノを抱きかかえる。ライブはクロノ・ドランのところに近づく。
『やめろ!そのユニットをどうするつもりだ⁉』
そこにケガを負ったリューズがライブを制止しようと声をかける。ライブはクロノ・ドランも抱きかかえる。
『やめろ!ライブ!』
ライブはリューズの制止に構わず、クロノとクロノ・ドランを連れて立ち去ろうとする。
『何故だ⁉どうして俺を裏切る⁉待て、ライブ!ライブ!』
クロノはクロノ・ドランを見つめてる。
『僕の・・・せい・・・?』
『忘れろ、クロノ。ここでは何も起きなかった』
『僕が・・・ユニットを呼んだから・・・』
『お前は何もしていない。忘れろ。ユニットのことも、ヴァンガードのことも、全部』
「はっ!」
布団で眠っていたクロノが目を覚ます。現在クロノがいるのはどこかの児童施設の中の寝室だ。
「・・・って!」
クロノは少し頭痛を起こし、頭を抑える。クロノは隣に視線を合わせる。そこには、児童と一緒に寝ていたリューズが眠っていた。クロノはスマホを取り、誰かと連絡しようとしたが、それをやめる。
「・・・む?もう起きたのか・・・」
クロノがスマホをしまうと同時にリューズが起きる。
「ふわぁ~・・・。・・・どうもこの体は睡眠時間が長くて困るな・・・」
リューズは眠気をこらえながら起きる。
TURN92『ドラゴン・エンパイア支部崩壊』
クロノは1日止めてもらった施設の管理人に頭を下げている。
「ここも普及協会の事業の1つでね、様々な事情から家に帰れない子供たちを保護している。子供たちの未来を守るのも、私の仕事だからね」
クロノとリューズはどこかへ向かおうと、地下鉄までやってきて、電車を待っている。
「・・・完全に撒けたようだな」
「撒けた?」
「君についていた監視だよ。伊吹コウジにしてみれば、君は唯一の武器だ」
「あいつそこまで・・・」
「そう古い話ではない。私と出会った君が伊吹に会いに行った後だ」
話しているうちに電車がやってきてクロノとリューズは電車に乗り込む。
「詳しいじゃねぇか、お前も」
「・・・私も、君が欲しい」
リューズの言葉にクロノはリューズに顔を向ける。
「君は私の、友だった男の息子なんだ。私は君と真の未来を掴みたい。ヴァンガードは本当に、世界を変えるんだ」
☆
ドラゴン・エンパイア支部の広場では、今日もいつも通りにファイターたちがファイトを行っている。トリニティドラゴンとトコハもここでファイトをしているのだが、トコハはどこか蚊帳の外といったような表情をしている。
「トコハちゃん?ターンエンドだぜ?」
「・・・え?ご、ごめん!スタンド&ドロー!」
そんなドラエン支部のロビーにエース、ユキノ、ルーナ、そしてダークゾーン支部の支部長であり、カンパニーの1員である江西サトルが入ってきた。
☆
ドラエン支部の会議室に向かっている伊吹はスタッフと連絡を取りあっている。内容はクロノの行方についてだ。
「新導クロノの行方は?」
≪申し訳ありません・・・≫
「・・・何としてでも探し出せ」
そう言って伊吹は通話を切る。伊吹が会議室に辿り着く。たった今キョウヤとマモルが各支部長たちにリューズのことについて報告し終えたところだ。
「・・・正直僕はまだアンビリーバボー、ですよ。まさか明神名誉会長自ら陰謀に手を染めていたなんて・・・」
「だが、提出されたデータを見る限り、認めざる負えない」
「あたくしの支部の子たちを踏みにじるようなマネだけは絶対に許さないわ!」
各支部長たちはそれぞれの思いを持っていた。
「・・・レン・・・雀ヶ森支部長はどうしました?支部長代理」
「この件に関する調査で外遊中だ。本日は私が代理を務めさせていただく」
本来この件で出席するはずのレンが調査に出かけているため、テツが代理を務めている。
「・・・ダークゾーン支部長は?」
「現在も行方が掴めておりません」
支部では相変わらず江西の行方を掴めていないらしい。
「それではこれより、臨時支部長会議を開催する」
ドラエン支部長である大山リュウタロウの声で支部長会議が始まろうとしていた時、ドラエン支部のスタッフの1人が入室する。
「ロビーに行方不明だったダークゾーン支部長の江西さんが・・・っ!」
『!!』
それを聞いた一同は一旦支部長会議を中止し、急いでロビーに向かうのであった。
☆
一方その頃、クロノとリューズは水族館までやってきた。クロノとリューズに話を続きをする。
「なんなんだよ、真の未来って?結局お前らは何が目的なんだ?」
「ヴァンガードの可能性の未来を掴むのが、ストライド。私のやろうとしていることも同じだよ。この世界から数多ある可能性の中から、もっともよき者を掴み、実現する」
リューズは水族館の魚を見ながら笑みを浮かべて語る。
「どうして我々の祖先は海を捨て、陸を目指したのだろうな?呼吸すらままならぬはずのその世界の先に何を目指していたのであろう?」
「・・・・・・」
「今の世界は彼らの夢見たフロンティアから、あまりに遠くに来てしまったと思わないか?」
リューズの言葉にクロノは何も答えない。
☆
ドラエン支部のロビーではスタッフたちは集まっていたファイターたちに出口の誘導を行っていた。ロビーに集まった伊吹、キョウヤ、マモル、支部長たちは今目の前にいる江西たちと対峙していた。
「伊吹コウジ、一条キョウヤ、安城マモル、並びに支部長共。まとめてこれより、審判を下す」
ロビーの2階にトリニティドラゴンとトコハがこの様子を見ていた。
「あれ⁉あの人、ダークゾーン支部長の江西さんですよ⁉」
「てか、俺らも外に出た方がいいんじゃあ・・・」
トコハはエースとユキノ、そしてルーナの3人に目が留まっていた。
「普及協会の1員でありながら、それに逆らう愚かしさを、思い知らせてやろう」
「普及協会に逆らう?ヴァンガードの楽しさを広める・・・その理念に反したのはどちらだ⁉」
マモルの瞳には確かな怒りが身にまとっていた。
「安城・・・」
「この審判・・・僕に受けさせてくれ!」
「・・・頼んだぞ、安城」
一同はマモルに全てを託した。そして江西がマモルの前に立つ。
「彼女らの審判の前に、今日のファイトは私に任せてもらおう」
エースは江西を見て、江西の意思に従う。マモルと江西はファイトテーブルにデッキを設置する。
「始まるみたいだぞ!」
トリニティドラゴンとトコハも2階でファイトの様子を伺う。そして、審判のファイトが始まろうとしていた。
「「スタンドアップ・ヴァンガード!!」」
「ワイバーンキッドラグラー!」
「ヴェアフレーダー・オルドナンツ」
ワイバーンキッドラグラー PW5000
ヴェアフレーダー・オルドナンツ PW5000
「私の先攻。ドロー。ライド、クリーゼ・ヴァンピーア。オルドナンツは移動。イエロー・ボルトをコール」
クリーゼ・ヴァンピーア PW8000
イエロー・ボルト PW7000
「イエロー・ボルトのスキル。イエロー・ボルト自信をレストし、ソウルチャージ『ドリーン・ザ・スラスター』ターンエンド」
ソウルの枚数1枚
R クリーゼ R
R オルドナンツ R 江西の手札4枚 山札42枚
「僕のターン!ドロー!ライド!ワイバーンストライクギャラン!ラグラーは移動!」
ワイバーンストライクギャラン PW8000
R ギャラン R
R ラグラー R
「ラグラーのブースト、ギャランでヴァンガードにアタック!」
「ノーガード」
「ドライブチェック『ドラゴンナイトナーデル』」
「ダメージチェック『イエロー・ボルト』」
「ターンエンド!」
PW13000➡PW8000 マモルの手札6枚 山札42枚 江西のダメージ1枚
「私のターン。ドロー。ライド、ドッペル・ヴァンピーア」
ドッペル・ヴァンピーア PW9000
「イエロー・ボルトのスキル。レストし、ソウルチャージ『カースド・ドクター(治)』」
ソウルの枚数3枚
R ドッペル R
R オルドナンツ イエロー(レスト)
「オルドナンツのブースト、ドッペル・ヴァンピーアでヴァンガードにアタック」
「ノーガード!」
「ドライブチェック『誘惑のサキュバス』」
「ダメージチェック『ドラゴンナイトイマード』」
「ターンエンド」
PW14000➡PW8000 江西の手札5枚 山札38枚 マモルのダメージ1枚
「僕のターン!スタンド&ドロー!ライド!ワイバーンストライクドーハ!」
ワイバーンストライクドーハ PW10000
R ドーハ R
R ラグラー R
「ラグラーのブースト、ドーハでヴァンガードにアタック!」
「ノーガード」
「ドライブチェック『ドラゴニック・ブレードマスター』」
「ダメージチェック『悪夢の国のダークナイト(☆)』クリティカルトリガー。効果は全てヴァンガードに」
「ターンエンド!」
PW15000➡PW9000 マモルの手札7枚 山札39枚 江西のダメージ2枚
「私のターン。スタンド&ドロー。ライド、シャルハロート・ヴァンピーア」
シャルハロート・ヴァンピーア PW11000
「イエロー・ボルトのスキル。レストし、ソウルチャージ『ディメンジョン・クリーパー』
ソウルに入ったディメンジョン・クリーパーのスキル。自身をドロップゾーンに置き、ソウルチャージ『シャルハロート・ヴァンピーア』『ドッペル・ヴァンピーア』
スコールメイカー・ヴァンピーア、誘惑のサキュバス、独眼のサキュバスをコール」
スコールメイカー・ヴァンピーア PW9000
誘惑のサキュバス PW7000
独眼のサキュバス(☆) PW4000
「誘惑のサキュバスのスキル。ソウルチャージ『カースド・ドクター(治)』」
ソウルの枚数7枚
スコールメイカー シャルハロート 独眼
誘惑 オルドナンツ イエロー(レスト)
「誘惑のサキュバスのブースト、スコール・ヴァンピーアでヴァンガードにアタック」
「ガード!『マグナムショット・ドラコキッド(☆)』」
「オルドナンツのブースト、シャルハロートでヴァンガードにアタック。
独眼のサキュバスのスキル発動。ヴァンガードがシャルハロートならば、ソウルへ送り、1枚ドロー。パワープラス5000」
「ノーガード!」
「ツインドライブ『ディメンジョン・クリーパー』『ヴェアティーゲル・ファナティカー(☆)』クリティカルトリガー。効果は全てシャルハロートに」
シャルハロート(江西)は自身の爪でドーハを切りさいていく。
「ぐぅ!ダメージチェック『プロテクトオーブ・ドラゴン』『スフィリカルロード・ドラゴン』」
「ターンエンド」
PW13000➡PW10000+SH10000=20000
PW26000(+5000)➡PW10000 江西の手札5枚 山札29枚 マモルのダメージ3枚
☆
一方の水族館で、リューズは今のこの世界についてと、リューズの目的について話す。
「この世界はあまりにも不完全で、悲しく、痛みと争いに満ち満ちている。君も、君の友人たちも、そして、この私自身も。痛みを抱えずに生きている人間などいない」
「・・・・・・」
「みんな同じなのに、なぜか1つにはなれない。本当はとても簡単なことのはずなのに。私はただ・・・みんなに笑顔でいてほしいだけなんだ」
リューズが語っているのは、世界のみんなにただ笑顔でいてほしいという純粋な思いだ。そこに嘘はない。
「・・・本当にできるのか?そんなこと」
「イメージの力は無限だ。君も知っているだろう?」
「・・・けど、お前はシオンの家をめちゃくちゃにした!ラミラビの3人も巻き込んで・・・俺の親父のことだって・・・」
クロノの言葉にリューズは神妙な表情をしていた。
「親父がいなくなったせいで、ミクルさんがどんだけ今まで・・・俺だって・・・。おかしいだろ⁉みんなを幸せにするはずなのに、なんでみんなを苦しめる⁉」
「・・・わからないんだ。今でも。どうしてライブが私を裏切ったのか。私のせいで君が不幸な幼少時代を送ったことは、何度でも詫びよう。だが、後悔はしない」
「!」
「犠牲は必要なのだ。そのために私は、自らの人生という代償を支払った」
リューズの覚悟は確かなものだ。でなければ、わざわざ自分が死んで、クローン体に知識と記憶を受け継ごうとは考えないはずだ。
「新導クロノ。君は父親とは違う。私はずっと、特別な力はライブにあると思っていた。だが、違った。ユナサン支部での予備実験で疑念を抱き、Gクエストで確信した」
リューズはクロノに手を差し伸べている。
「クロノ。君こそが特異点なんだ」
「特異点?」
「あのユナサン支部で、ゲンの娘、佐倉ユイがユニットの召喚に成功できたのは、彼女自身の強いイメージ力だけではない。ファイターの強いイメージ力と、君の、特異点としてのイメージも入り混じっていたことが確認されていたのだよ」
「なっ⁉」
「そして、惑星クレイとこの世界を繋ぐ道を最初に作り出したのは、君だ」
「俺が・・・⁉」
クロノの脳裏に自分が忘れていた何かが思い出されようとしていた。
「ぐぅ・・・!」
そのせいでクロノにひどい頭痛が走る。
「クロノ。君の大切な人たちに、真なる未来を捧げたいとは思わないか?」
☆
「僕のターン!スタンド&ドロー!ライド!ドラゴニック・ブレードマスター!!」
ドラゴニック・ブレードマスター PW11000
「いくぞ!ストライドジェネレーション!!!神龍騎士ムスタファー!!!」
ジェネレーションゾーン コスト『ドラゴニック・ブレードマスター』グレード3
神龍騎士ムスタファー PW26000 ハーツ『ドラゴニック・ブレードマスター』
「
そしてトワイライトアロー・ドラゴン、ドラゴンナイトナーデルをコール!
ムスタファーのスキル発動!カウンターブラストと、Gゾーンのムスタファーを表に!イエロー・ボルトを退却!
ナーデルのスキル発動!ヴァンガードがブレードマスターなら、効果でリアガードがドロップゾーンに置かれた時、スキルを与える!」
トワイライトアロー・ドラゴン PW9000
ドラゴンナイトナーデル PW7000
トワイライトアロー ムスタファー R
ナーデル ラグラー R
「ラグラーのブースト、ムスタファーでヴァンガードにアタック!
ドラゴンナイトナーデルのスキル発動!ムスタファーを
さらにナーデルにパワープラス4000!」
(アタック時に相手よりリアガードが多ければ発動する、かげろうの
(退却スキルと組み合わせることで、安城はその条件を整えている)
「ノーガード」
「トリプルドライブ『トワイライトアロー・ドラゴン』『ラーヴァフロウ・ドラゴン』『ドラゴンナイトジャンナット(☆)』クリティカルトリガー!クリティカルはムスタファーに、パワーはトワイライトに!」
ムスタファー(マモル)の竜はシャルハロート(江西)に業火の炎を吐き出し、その後にムスタファー(マモル)は槍でシャルハロート(江西)を薙ぎ払う。
「ダメージチェック『シャルハロート・ヴァンピーア』『フラグ・ブレイカー』」
「ムスタファーのスキルでカウンタチャージ!ナーデルのブースト、トワイライトでヴァンガードにアタック!
トワイライトの
「ガード『ディメンジョン・クリーパー』『ヴェアティーゲル・ファナティカー(☆)』」
「ターンエンド!江西君!普及協会に身を置きながら、君はなぜ明神に加担した⁉僕たちの仕事はヴァンガードを通して、みんなの笑顔を守ることだ!!」
PW31000➡PW11000
PW25000➡PW11000+SH15000=26000 マモルの手札6枚 山札33枚 江西のダメージ4枚
「私のターン。スタンド&ドロー。闇を喰らい、闇を統べよ・・・掴むべき世界のために。ストライドジェネレーション。魔狂の仮面エリクリエス」
ジェネレーションゾーン コスト『スイート・プレデター』グレード3
魔狂の仮面エリクリエス PW26000 ハーツ『シャルハロート・ヴァンピーア』
「
スコールメイカー、ドッペル・ヴァンピーア、誘惑のサキュバスをコール」
ドッペル・ヴァンピーア PW9000
「誘惑のサキュバスのスキル。ソウルチャージ『独眼のサキュバス(☆)』」
ソウルの枚数11枚
「ダークイレギュラーズの常道だな」
「そして、その本領発揮となるソウル15枚まで後4枚か・・・」
スコールメイカー エリクリエス ドッペル
誘惑 R 誘惑
「明神氏の理念は普及協会を設立したその時から一切変わっていない。ヴァンガードの力で世界に幸福を普及する。私も、それより他はないと思った。この不透明な世界の未来に、正しき光で照らしだすには。サキュバスのブースト、スコールメイカーでヴァンガードにアタック。
「ノーガード!ダメージチェック『ラーヴァフロウ・ドラゴン』」
「ストライドゲートから齎される未来によって、人々は憎しみを溶かし、争いを終わらせ、豊かな理性と穏やかな対話によって全てが決まる時代が訪れる。魔狂の仮面エリクリエスでヴァンガードにアタック。
さらにソウルチャージ『フラグ・ブレイカー』『悪夢の国のダークナイト(☆)』これでソウルは15枚。ソウル1枚につき、パワープラス1000。すなわち、パワープラス15000。
「くっ・・・!」
「全てなる人に安らかなる未来を。これは他の誰でもない、私自身の望みだ」
「完全ガード!『プロテクトオーブ・ドラゴン』(コスト『トワイライトアロー・ドラゴン』)」
エリクリエス(江西)は闇を纏わせ、剣に闇を込め、ブレードマスターに魔剣を放つ。斬撃が当たる直前でプロテクトオーブがブレードマスターを守る。
「ドライブチェック『スイート・プレデター』『独眼のサキュバス(☆)』『ヴェアティーゲル・ファナティカー(☆)』ダブルクリティカルトリガー。効果は全てドッペル・ヴァンピーアに。ドッペル・ヴァンピーアでヴァンガードにアタック。
そしてソウル15枚以上でこのアタックはグレード0でガードできない。
いかなる誹りも今は受けよう。新たな時代が訪れれば、わかることだ」
「・・・未来より来たりて、我を守れ!ジェネレーションガード!!炎翼剛獣ディナイアル・グリフォン!!」
ジェネレーションゾーン コスト『マザーオーブ・ドラゴン(治)』
炎翼剛獣ディナイアル・グリフォン SH15000
「スキル発動!カウンターブラストを払い、アタックしているリアガードを退却!」
「・・・!ターンエンド」
PW21000➡PW11000
PW41000➡PW11000(完全ガード)
PW31000(退却により無効)➡PW11000+SH15000=26000 江西の手札3枚 山札16枚 マモルのダメージ4枚(裏2枚)
「・・・それが、君が普及協会に反したことへの弁明か?我が翼は、守るべき未来のために!!怒れる炎よ、薙ぎ払え!!ストライドジェネレーション!!!!」
ジェネレーションゾーン コスト『ラーヴァフロウ・ドラゴン』グレード1+2
ブレードマスターに業火の炎に包まれる。炎が晴れると、そこには双剣を構えた1体の竜が炎を纏って現れた。この姿こそが、ブレードマスターの未来における姿だ。
「覇天皇竜ドラゴニック・ブレードマスター"戴天"!!!!」
覇天皇竜ドラゴニック・ブレードマスター"戴天" PW26000 ハーツ『ドラゴニック・ブレードマスター』
「ドラゴンナイトナディーム、ラディエント・ドラゴンをコール!」
ドラゴンナイトナディーム PW9000
ラディエント・ドラゴン PW9000
「ラディアント・ドラゴンの
戴天の
ナディーム 戴天 ラディエント
ナーデル ラグラー R
「本当に正しいと信じることなら、正々堂々とすべきだろう!君たちは普及協会に集まるファイターたちに真実を明かすことなく、その力を利用した!普及協会の理念を、その設立者自らが汚したんだ!ラディエント・ドラゴンでヴァンガードにアタック!
戴天を
ナーデルのスキルでカウンタチャージ!ナーデルにパワープラス4000!
ヴァンガードが公平で正しいというなら、それを裏で利用するようなマネが許されるはずがない!」
「ガード『ヴェアティーゲル・ファナティカー(☆)』ノーコストで叶えられる望みなどない」
「何っ⁉」
「完全なる未来が訪れ、永遠に続く完璧な時代が訪れれば、全ての犠牲に価値があったと証明できる」
「・・・ふざけるな!!ラグラーのブースト、戴天でヴァンガードにアタック!
何がコストだ!子供たちの笑顔を守るのが、大人の役目じゃないのか⁉ファイターの心と、ヴァンガードを汚した時点で、君たちの言葉に耳を傾ける価値などない!!」
「っ!ノーガード!」
「トリプルドライブ『ドラゴニック・ブレードマスター』『ラディエント・ドラゴン』『ドラゴンナイト・ジャンナット(☆)』クリティカルトリガー!パワーはナディームに、クリティカルは戴天に!
そんな薄汚い手で掴み取った未来を、君自身、守るべき人々に誇れると、本当に思っているのか!!?」
『サトル君』
「っ!!」
マモルの言葉で脳裏に浮かんだのは、病院で過ごした江西と同年代くらいの少女の姿だ。
ブレードマスター"戴天"は炎にまとった剣をシャルハロート(江西)に向かって放たれた。斬撃を喰らったシャルハロート(江西)は炎に包まれる。
PW19000➡PW11000+SH10000=21000
PW31000➡PW11000
ダメージチェック『ドリーン・ザ・スラスター』『スコールメイカー・ヴァンピーア』
マモルのダメージ4枚 江西のダメージ6枚 勝者マモル
「・・・っ!」
「審判とやらが決まったようだな」
ファイトの結果に伊吹が静かにそう告げた。江西はドラエン支部に行く前に東雲に言われたことを思い返す。
『いいですよ。江西さんが出たいというのなら、好きにしてもらって構いません。ただし、スバルさんにも言いましたが俺の提案はあくまでもラミーラビリンスによる審判です。もし、あなたが勝てなかった場合は・・・』
(世界を司る真理は・・・俺ではなく、彼女らにそうせよと告げるのか・・・)
「ねぇ、もういいかしら?」
「!」
「・・・ありがとう、江西さん」
ユキノが江西にそう言って、ユキノとエースが前に出る。
「俺たちが行こう。伊吹はそっちのやつを頼む」
「わかった」
キョウヤはエースの方へ、伊吹はユキノの方へ回る。
「またファイトするみたいですよ?」
「なんなんだ?新手の道場破りか?」
マモルのファイトを見たトコハは意を決して下の階へと向かっていく。
「トコハちゃん?」
そうしている間に2つのファイトは始まった。ルーナはファイトの様子をずっと見ていた。だが、目のハイライトは消えているようにみえる。それに、どこか様子もおかしかった。
「スタンド&ドロー」
ファイトを進める中、1階に降りてきたトコハはエースとユキノを見つめる。エースとユキノがトコハを見つめていると、ルーナがエースに近づき、エースのポケットに入っていたカードを取り出す。
「・・・ライド。十二支刻獣丑の刻、クロノビート・バッファロー」
ルーナがファイトテーブルにカードを置くと、ユニット、クロノビート・バッファローが現れる。不完全な状態などではなく、完全に実体化されていた。
「「・・・はっ!」」
クロノビートは目の前にいた伊吹とキョウヤに殴りかかってきた。伊吹とキョウヤは咄嗟に防御をするが・・・
「ぐっ・・・!」
「ぐわあああああああ!!」
拳を喰らったキョウヤはドラエン支部の壁に強く激突し倒れてしまう。伊吹はドラゴニック・オーバーロードの像に激突し、倒れてしまう。
「アタック」
クロノビートはルーナのアタック宣言に従い、ドラエン支部を暴れる回る。
「「「うわああああああ!!」」」
2階の方に突進してきたクロノビートから逃げるトリニティドラゴンの3人。クロノビートは自身の拳をロケットパンチで支部を次々と破壊していく。
『うわあああああああ!!』
支部長たちもクロノビートの攻撃に巻き込まれてしまう。トコハはまだ無事のようだが、トコハの後ろにクロノビートが下りてくる。
「!!トコハ!!」
それに気づいたマモルはトコハの元へ急いで駆け寄る。クロノビートはトコハに向けて拳を繰り出す。マモルはトコハをかばうように抱きかかる。
ドゴォッ!
「ぐぅ!!」
クロノビートの拳をマモルが喰らい、トコハと共に転げる。
「いたた・・・」
これによってトコハは無事だが、マモルは気を失ってしまった。
「!兄さん?兄さん!」
トコハはマモルを起こそうと何度も声をかけ、揺さぶっても起きる気配はない。
「兄さん!兄さん!兄さん!・・・はっ⁉」
そうしている間にクロノの後ろにまたクロノビートがいた。
「あ・・・ああ・・・」
クロノビートの前にトコハは完全に怯えきっている。
ビシッ!
江西は召喚主であるルーナの首筋にチョップを入れ、ルーナを気絶させる。それによって、クロノビートはすぐさま消えた。
「アム・・・ユキノ・・・ルーナ・・・」
エースとユキノはトコハに目を合わせないように、ドラエン支部を立ち去る。江西も気を失ったルーナを抱きかかえてドラエン支部を去る。ドラエン支部が崩壊していくところを外で東雲が見ていた。
「・・・怪物と戦う者は、自身が怪物にならぬよう、気をつけねばならぬ。お前が深淵を見つめる時、深淵もまたお前を見つめているのだ。ピースメイカーは覚醒した。さあ、もっと足搔いてみせてください」
クロノビートの攻撃を最初に受けたキョウヤと伊吹はよろめきながら立ち上がる。
「ぐっ・・・伊吹・・・無事・・・か・・・?」
「・・・くぅ!!」
伊吹は悔しさのあまり、支部の瓦礫に強く拳を叩きつける。こうして思わぬ形でドラエン支部は、崩壊してしまった。
☆
水族館からクロノとリューズが戻ってきたころには夜になっていた。リューズは誰かと通話をしていた。恐らくカンパニーの江西からだろう。
「了解した。事後処理は任せる」
リューズは通話を切り、クロノに顔を向ける。
「君も考える時間が必要だろう。明日のこの時間、この場所で待っている」
「来ると思うのか?」
リューズは笑みを浮かべたまま、そのまま去っていく。1人のこったクロノは顔を俯かせるのであった。
to be continued…
東雲「いやはや、大きく動き出しましたね」
伊吹「止める!必ず!これ以上好きにさせない!」
東雲「楽しみにしてますよ。これからの伊吹さんの巻き返し」
伊吹「ふざけたことを!」
東雲「そんなに怖い顔しないで。さあ、共に踊りましょう。崖の上でダンスを、命尽きるまで!・・・ね」
TURN93「不機嫌な見舞客」