とある超次元の金属生命   作:GAIAGUL

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プロローグ

----ココハ、ドコダ?

 

ある街の路地裏で『ソレ』は思考した

 

『ソレ』は自らに何が起きたのかわからない、どうしてこんな薄暗い路地裏に自分があるのかわからない。

 

 

銀色をした液体か固体か判別できない、間違いなく人間ではない『ソレ』は、蠢きながら考える

 

 

 

 

 

『それ』は特に記憶を失っているわけではない

むしろ鮮明に覚えすぎているくらいだ

だからこそ混乱している

 

本体から命令を受けて切り離されて、

空中要塞のコンピュータに侵入し、メイン,サブのシステムを汚染して混乱を招き、

その間に本来の目的である『体』を手に入れ同化した

 

そして『光の巨人』に戦いを挑み、撃破された

 

間違いなく倒された

 

なのになぜこんな所に居る?

 

----情報ガ要ル

 

そう判断した『ソレ』は情報を集めるため辺りを確認する

 

 

『ソレ』は光量子コンピュータ『クリシス』が凍結間際に放ったウイルスプログラム。

かつて地球に来襲した金属生命体『アパテー』『アルギュロス』の残骸に同化したもの

 

『クリシスゴースト』と呼ばれた存在だった

 

 

 

 

クリシスゴーストはまず自身の現状をから調べた

 

 

 

自身の脳とも言えるプログラムの異常…無

 

体を構成している金属生命体の異常…無

 

金属生命体の質量…激減

これについては最後に受けた光の激流により消滅したと簡単に推理できた

 

時刻、現在位置…共に不明。ただし最終消滅地点とは違う事は確か

 

 

 

 

現状の把握が完了したクシリスゴーストは次に執るべき行動を設定した

 

 

 

 

今後の行動…質量が減少した事を利用し、自身の存在を隠蔽しつつ人類の所有する情報端末の確保。情報収集

 

 

 

 

そして銀の水のような外観をした金属生命体は動き出す

 

アスファルトで出来た道の上を

這うように、流れるように、滑るように

 

 

そして-------------

 

 

 

 

 

 

 

 

-------------路地裏に侵入してきた動く白いドラム缶に体の一部を吸い込まれ、どうするか判断に迷うのであった

 

 

 





ここでは作者が「検索したら面白いorよくわかるかも?」と思った単語を載せます



金属生命体(きんぞくせいめいたい)

「アパテー」

「アルギュロス」

「ミーモス」
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