ふたりのIS物語   作:ダニエラ♭

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 どーもダニエラ♭です
 ここまではストックしてあるんで投稿できますが問題は次話ですね
 200字くらいは書いてはいるけどどーなることやら
 若干字数少なめ
 だけどこれくらいがデフォになるかも

 ではどーぞ


少年の始まりの第1話

「ここがIS学園か」

 

 織斑一夏がその校舎を生で見たのは入学式が初めてである。

 適性テストなども行われはしたが、IS学園ではない、政府の施設にて行われたためだ。

 

「明日からは電車通学なんだよな」

 

 何しろ急な入学決定だったために寮の部屋の準備が間に合わず、1週間ほどは電車通学をしろとのお達しが政府から出ている。

 その間の電車代等は政府が持ってくれるとのことでその点は非常に助かっている。

 ちなみに入学式である今朝に限り報道関係者などの襲来を避けるために車でお出迎えがあった。

 家の窓から見えたリムジンに「凄いなぁ、誰が乗るんだろう」などと思っていたら自分だったということに驚いたというのは完全に余談である。

 

「あ、織斑くーん。こっちでーす」

 

 自分の名前が呼ばれたのでそちらを向いてみると、

そこには大きい………ではなく女性にしても比較的小柄な人物がいた。

 大きいのはある一部だけである。

 そこがどこであるかは一夏の尊厳のためにも言わないでおこう。

 ただひとつ言うとすれば、織斑一夏も思春期の男の子なのである。

 そしてその女性、よく考えてみれば適性テストや入学試験の際に会った覚えがある。

 

「なんですか?」

「えっと、織斑君のクラスの副担任を務めることになった山田摩耶です。織斑君の案内として来ました」

「織斑一夏です。よろしくお願いします」

 

 お互いに挨拶を交わし質問する。

 

「えっと、俺はこれからどこへ行けばいいんですか?」

「はい、これから入学式ですのでこのまま直接講堂に向かってもらいます。案内するのでついてきてください」

「わかりました」

 

 

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

「………であるからにして………」

 

「(長い………)」

 

 入学式で騒ぎになっても不味いからといって一夏は現在講堂の一番後ろ、しかも右端というポジションに山田先生とともに座っている。

 そんな一夏が思っていることはただひとつ。

「長い」

 である。

 すぐとなりに先生がいることもあり寝るわけにもいかない。

 そんな状況下で入学式を乗り切った一夏は誉められるべきであろう。

 

 

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

 

 入学式も終わり現在一夏がいるのは教室である。

 回りを見渡してみると………女子、女子、女子である。

 半女子校なのだから当然のことではあるのだが。

 

「全員揃ってますねー。それじゃあSHR(ショート・ホーム・ルーム)はじめますよー」

 

 と黒板の前でにっこりと微笑むのは山田先生。

 なんとこのIS学園、入学式のその日から授業があるのだ。

 ちなみに始業式は入学式の後、そのまま続けて行われている。

 入学式が終わると同時に突然上級生たちが入ってきたときには何事かと思ったものだ。

 

「それでは皆さん、1年間よろしくお願いしますね」

「………」

 

 自己紹介を終えた先生が笑顔で締めようとするが妙な緊張感に包まれたこのクラスの生徒にはそれに反応する余裕がない。

 かくいう俺もその中の1人であるのだが。

 というか俺が一番きつい。

 何せ回りには女子しかいないのだ。

 しかも席は真ん中一番前。

 女子たちの好奇の視線が背中に突き刺さりまくりだ。

 救いを求めて辺りを見渡してみると窓際後列に幼馴染みがいた。

 幼馴染みといっても会うのは6年ぶりなのだが。

 

「織斑くん、織斑くん」

 

 そんなことを考えていると名前が呼ばれた。

 自己紹介がもうここまで進んで来たようだ。

 

「えっと、織斑一夏です」

 

 好きなものはーーーと続けようとして頭が真っ白になった。

 “あっ、パニックになってるんだなぁ” と自分のことでないかのように客観的に俺を見ている自分がいる。

 冷静になれと自分に言い聞かせていると突然頭が真っ白になった。

 今度は物理的に。

 

「自己紹介も満足にできないのか馬鹿者が」

 

 その声は俺が良く知る、聞き慣れたものだった。

 そういやIS学園(ここ)で教師してるって言ってたなぁ等と思っていると

 

「きゃーっ、本物の千冬様よ!」

「ずっとファンでした!」

「お姉様に憧れてこの学園に来ました!」

「サイン下さい!」

 

 ああ、そういや千冬姉、大人気だもんな。

 これだけ騒がれるのも頷ける。

 そんな俺の思いを知ってか知らずしてか千冬姉が呟くのが聞こえた。

 

「毎年よくもこれだけの馬鹿者が集まるものだ。それともなんだ?私のクラスにだけ集めているのか?」

 

 心中お察しします。

 

「私が来ただけで騒ぐやつもいれば、自己紹介も満足にできないやつもいると来たもんだ。なぁ、織斑」

 

 心中お察しします等と言ってる場合じゃなかった。

 “馬鹿者” には俺も含まれていたようだ。

 

「でも千冬姉、」パアン!

 言いかけたら頭が真っ白になった。

 またもや出席簿で叩かれたようだ。

 なにするんだの意味を込めて睨んでみるとひとこと

 

「織斑先生と呼べ」

 

 ………全面的に俺が悪かったようだ。

 

 この失言をきっかけに俺と千冬姉………ではなく織斑先生が姉弟であることがバレるなど一騒動あったがまぁそれは特筆すべきことでもないだろう。

 こうして俺の波瀾万丈な学園生活が幕を開けた。

 

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

 

「ふーっ、疲れた」

 

 現在は4時間目終了後の昼休み。

 4時間目といっても今日は1、2時間目に入学式と始業式が入っていたために受けた授業自体はまだ2時間なのだが。

 3時間目終了後に幼馴染みの箒に呼び出されて話した他には何事もなくーーー

 

「というか予習してこなかったら詰んでたなこれ」

 

 初日から授業があることは知っていたためにある程度は予習してきたが、もし予習してなければどうしようもなかっただろう。

 何せ最低限のことを知ってること前提で授業が進んでいくのだ。

 そんなことを考えながら朝作った弁当を取り出す。

 ここでは学食が主流のようでほとんどの人が教室から出ていってしまった。

 それにしても女子のコミュ力って凄い。

 今日が初対面のはずなのにもう中の良いグループができはじめている。

 

「いただきます」

 

 うん、我ながら弁当が旨い。

 

「織斑くん、隣いい?」

「え?いいけど………」

 

 突然女子に話しかけられる。

 勢いでOKしてしまったが、隣の席俺のじゃないから勝手に許可出せないよなぁなんて思っていると

 

「オッケーだってー」

 

 女子が誰かに呼び掛け、気づいたら俺は女子に囲まれていた。

 というか教室にいる女子全員ーーーといっても3人だがーーー集まったようだ。

 

「私は相川清香、よろしくね」

 

 声をかけてきたのは相川さんというらしい。

 覚えておこう。

 

「鏡なぎだよ。よろしくね」

 

 続いて鏡さんか

 特徴的な名字だし覚えられるだろう。

 

「布仏本音だよー。よろしくね、おりむー」

「おりむーってのは俺のことか?」

「織斑だからおりむー。だめ?」

「いや問題ないよ。いきなり呼ばれたから驚いただけで」

 

 3人目はいきなりあだ名で呼んでくれたが………うん、じゃあ布仏さんはのほほんさんでいこう。

 名前にも雰囲気にもあってるし。

 

「ねーねー」

「ん、なんだ?」

 

 声をかけてきたのは相川さん。

 

「もしかしてそのお弁当、手作り?」

「そうだけど………。どうかしたか?」

「ほんとに!すごいすごい!私こんなに上手に玉子焼き巻けないもん」

 

 といいながらさりげなく俺のだし巻き玉子を持っていく相川さん。

 

「うわー!美味しい。美味しいけど………」

「ん?」

「なんか負けた気がする」

 

 誰と戦ってるんだ誰と。

 あ、俺とか。

 

「えー。私もー」

「私も食べるのだー」

 

 おいこら勝手に持ってくな。

 あ、それ俺の自信作だったのに………。

 

「ほんとだー。おいしー」

「おりむーは女子力高いんだなー」

「それは褒めてるのか?」

「うんうん、褒めてる褒めてる」

 

 なんか腑に落ちないがまあいいか。

 こうして俺の昼休みは賑やかに過ぎていくのだった。




 はい、どうでしたか?
 いきなりビミョーな原作改変ですね、はい
 入学式の日に授業
 まではいいとしても始業式は!?ってなったんですよね
 しかも原作、入学式→1時間目~4時間目→昼食というスケジュール
 いやどう考えても無理あるでしょ
 入学式何時からやってんだよって感じですよね
 当作品では
 1時間目:入学式
 2時間目:始業式
 3時間目:原作1時間目
 4時間目:原作2時間目
 のスケジュールとなっています
 これでも若干無理ありますけどこうするしかなかった

 感想評価誤字訂正などいつでも受け付けております
 今後の更新予定等はTwitterで呟いていく予定なので良ければそちらも見てって下さい

 では
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