月2投稿を目指すと言ってから丁度1ヶ月
結局月1になってしまいました
すいません
さて、今回はついに一夏の同居人が登場です
後半駆け足になってしまいましたが楽しんでいただければ幸いです
では
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昼休みも終わりに近づき、学食に行った生徒たちも続々と戻ってくる。
そんななか俺は、1人の女子生徒と話していた。
というより絡まれていた。
絡んできた女子、セシリア・オルコットさんが言うには “自分はイギリスの国家代表候補生でありしかも世界に478台しかないISを専用機として持っている。つまりエリートだ。そんな自分のことを知らないなんてありえない” だそうだ。
しかし基本的に各国何十人もいる、しかも他国の代表候補生の名前を全員分知っている人なんているのだろうか。
俺は日本の代表候補生の名前だっていえない。
国家代表なら何人かは知ってる。
世間では俺と大差ない人がほとんどだろう。
………というか知っての通り俺の姉は
キーン コーン カーン コーン
いい加減めんどくさく思っているとタイミング良く予鈴が鳴ってくれた。
“次の休み時間にも来るから逃げずに待っていろ”
だそうだ。
………来なくていい。
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5時間目、授業を行うのは山田先生ではなく千冬姉のようだ。
教室の後ろで山田先生もノートを取り出している。
「それではこの時間は実践で使用する各種装備の特性について説明する………ああ、その前に再来週行われるクラス対抗戦にでる代表者を決めないといけないな」
代表者?と思っていると千冬姉が説明してくれた。
一言で表すと学級委員のようなものらしい。
定期的に行われるクラス対抗戦に代表として参加する他生徒会の開く会議や委員会に参加したりもするそうだ。
まあものすごく面倒くさそうなので俺はパス………といきたいがまあ無理だろう。
自薦他薦問わないと言っている時点で俺が候補に上がるのは確定だ。
つまり俺は誰かしらを推薦することによって俺だけが候補になる(=無投票当選する)事態を避けなくてはならない………!
………とはいえ仲良くなった人を推薦するのは気が引けるし知らない人を推薦するのはさすがにダメだ。
そうすると………。
お、いるじゃん。
知らない人ではなくかつ
自称『選ばれしエリート』だしちょうど良いだろう。
そんなことを思っているとやはり俺の名前が呼ばれた。
1人が言い出すと続々と追従する人が出てくるのは日本人の特徴だな。
俺への推薦が一段落するのを待ち、いざオルコットさんを推薦するために手をあげようとした瞬間だった。
「そのような選出は認められません!大体、男がクラス代表だなんていい恥さらしですわ!わたくしに、このセシリア・オルコットにそのような屈辱を1年間味わえとおっしゃるのですか!?」
いや今俺が推薦してやろうと思ってたのに。
「実力からすればわたくしこそがクラス代表にふさわしい!それを、物珍しいからという理由で極東の猿にされてはこまります!わたくしがこのような文化としても後進的な島国まで来たのはIS技術の修練のためであってサーカスをする気は毛頭ございませんわ!」
俺は猿扱いかよ。
そしてイギリスも島国………のはずだ。
てかなんだよ、文化的に後進国って。
ISの開発者の出身国わかって言ってるのかこいつは。
イギリスだって料理の不味い国ランキング何連覇してんだよ。
さすがにそんな国に極東呼ばわりされたくは---------」
「あっ、あなたねぇ!わたくしの祖国を侮辱しますの!?」
先に侮辱してきたのはどっちだよ!
って………ん?
まさか俺、途中から声に出してた?
そんな確認の意味を込めて隣の女子に視線を向けると目があった瞬間ものすごい勢いで頷き始めた。
おお、すごい。
俺の心の中の疑問が伝わったようだ。
………現実逃避はやめよう。
イギリスの国家代表候補生(専用機もあるよ!)と決闘することになりました。
しかも負けたら相手の奴隷、勝ったらクラス代表。
………詰んでね?
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初日の授業を終え帰り支度を整える。
もう冷蔵庫の中身があまりなかったから買って帰らなきゃいけないななどと思いながら教科書を鞄に詰める作業を続けていく。
教科書は結構な量がある。
寮の人はいいのだろうが毎日もって帰らなくてはならないと考えると結構辛い量だ。
すべてを詰め終わり、さて帰ろうと思ったタイミングで教室の扉が開いた。
入ってきたのは山田先生。
誰かを探すかのようにキョロキョロと辺りを見渡すと俺の方へと向かってきた。
「あ、織斑くん。まだ教室にいたんですね、よかったです」
「はい?なんですか?」
「えっとですね、寮の部屋が決まりました」
そう言われ、部屋番号の書かれた紙と部屋の鍵が手渡された。
「えっと………俺の部屋、まだ決まってないんじゃないですか?」
入学前に聞いた話だと1週間は自宅から通えってことだったはずだ。
「そうなんですけど、事情が事情なので無理に部屋割りを変更したそうです。………織斑くん、その辺りのことって政府から聞いてます?」
まあこうなる気はしてた。
だからこそ冷蔵庫はなるべく空になるように心がけてたわけで。
「そういうわけで政府特命もあってとにかく寮にいれるのを最優先にしたみたいです。相部屋ですけど我慢してください」
「わかりました。ですけど荷物を持ってこなくちゃいけないので一度家に戻ります」
こんなこともあろうかと入寮用の荷物は一纏めにしてある。
「いや、その必要はない。荷物ならわたしが手配しておいてやった。ありがたく思え」
「えっ、あっ、千冬姉、ありがとう」
急に現れた千冬姉に思わず普段の口調が出てしまう。
しかしそれを気にする様子もなく
「荷物は部屋に置いてきたからな。………それにしても、マメだな。お陰で荷物も持ってきやすかったぞ。こうなることを予想でもしていたのか?」
「まあ少しは。こんなに早くだとは思ってなかったけど」
「そうか」
「じゃあ時間を見て部屋に行ってくださいね。夕食は6時から7時の間に寮の1年生用食堂でとってください。ちなみに各部屋にはシャワーがありますけど、大浴場もあります。………が、織斑くんは今のところは使えません。調整して来月には使えるようにしたいと思ってますけど。我慢してくださいね?」
「わかりました」
風呂は好きだし大浴場にも入りたいけど………こればっかりは仕方ないな。
「えっと、それじゃあ私たちは会議があるのでこれで。」
「くれぐれも問題を起こすんじゃないぞ」
「わかってます」
そのまま2人連れ立って教室から出ていくのを見送る。
することがなくなった俺は受け取った鍵を手でもてあそびつつ、同室の人について思いを馳せていた。
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「えーっと………1025、ここだな」
部屋番号を確認して鍵を差し込む………が手応えがない。
もう同居人は中にいるようだ。
とりあえずドアを開け部屋に入ってみる。
まず目に入ったのは2つ並んだ大きなベッド。
入り口側のベッドに荷物が置かれているところを見ると同居人はそちらを選んだようだ。
とりあえず床に荷物をおき窓際のベッドに腰かける。
「誰かいるのか?」
シャワールームの方から声が聞こえる。
同居人の姿が見えないと思ったらシャワーを浴びていたようだ。
「ああ、同室になったものか。これから一年よろしく頼むぞ」
よく聞くとこの声はどこか聞き覚えが………
「こんな格好ですまない。シャワーを使っていた。私は篠ノ之………」
「………箒」
声の主はやはり、箒だった。
相手が女子だと思っていたのかそのままの格好で出てきたようだ。
つまり裸にバスタオル1枚。
腕の下には最後に会ったときとは比べ物にならないほど成長した母性の象徴が………。
「い、い、いちか………?」
「お、おう」
「っ!みっ、見るな!」
「わ、悪い」
慌てて顔を横にそらす。
「な、なぜ、お前が、この部屋に、いる!」
いやなぜって言われても………
「俺もこの部屋なんだけど」
そう答えると箒は一瞬にして壁に立て掛けてあった木刀を手に取り襲いかかってきた。
「うおっ!」
俺はベッドからおり、一目散に部屋のドアを目指す。
バタン!
どうにか部屋から脱出し、ドアにもたれかかって一息つく。
「助かっーーー」
ズドン!!
「うわっ!」
顔のすぐ真横から木刀の鋒が突き出ていた。
このドア、木製のはずなのにそれを木刀で貫通するとは………
ズドン!!
部屋の中に戻ったと思われた鋒がまたもやドアから飛び出してくる。
しかもほんの数秒前まで俺の頭があった場所だ。
たまらず部屋の中の箒に抗議する。
「おい!本気で殺す気か!今のかわしてなければ死んでたぞ!」
なにせ木でできたドアを容易く貫通する破壊力だ。
もし頭に当たったらなぞ想像もしたくない。
「ん、なになに?」
「あっ、織斑くんだ」
「へー、織斑くんの部屋ってあそこなんだ。いい情報ゲット!」
騒ぎを聞き付けたのか他の部屋から女子生徒たちが続々と出てくる。
頼むからこれ以上騒がしくしないでほしいものだ。
問題をおこすなと言われた初日からこんなことになってるだなんて千冬姉に知られたら………
ってもうドアがこんな有り様じゃ隠せる訳ないか。
どちらにしても部屋の中に入らないわけにはいかないので箒に頼んでみる。
ガチャ
「………入れ」
無事部屋にはいることはできた。
が問題はここからだ。
ベッドに腰かけた箒が問いかけてきた。
「お前が、私の同居人だと言うのか?」
「お、おう。そうみたいだな」
「………どういうつもりだ」
「………へっ?」
「どういうつもりだと聞いている!男女七歳にして同衾せず!常識だ!」
いやどういうつもりだといわれてもなぁ。
そんなことは俺じゃなく千冬姉に聞いてほしい。
「お、お、お前から………希望したのか?私と同じ部屋にしろと」
「いや、俺は鍵渡されただけだし」
流石に女子と同室がいいとは俺でも言わない。
特に昔から手が出るのが早い箒となんて自殺行為だからな。
「つまり自分から希望した訳じゃないのか。そうか、そうなのか………」
あ、なんか地雷踏んだ………か?
そう思った瞬間木刀が飛んできた。
かろうじて避けることに成功するが追撃まではかわし切れず押し倒された形になる。
何か騒がしいと思ったら開いていたドアから他の生徒たちが室内を覗いているようだ。
それを見た箒は俺から飛び退き女子たちを追い出しにかかった。
おいそこ、何がいい感じだ。
やられてる方としてみればたまったもんじゃないぞ。
そんなことを考えていると女子たちを追い出し部屋に鍵をかけた箒がこちらへと向かってきた。
その後は平和的に暮らす上での取り決めなどを交わすことができた。
そして暗くなった部屋のベッドの上で考えるのはドアのこと。
「明日千冬姉にどう説明すればいいんだろう………」
結局具体的な解決策が見つからないまま俺は眠りへと落ちていった。
どうでしたか?
まあ一夏の同居人はそうそう変わりませんよ
先生たちだってそれが最善と思って選んでいるんでしょうし
とまあこの辺にしといて
次回更新は未定です
また1ヶ月くらいかかる可能性もありますし当初の予定通り2週間で投稿できる可能性もあります
詳しい執筆状況等はTwitterの方で報告してますのでよかったら見てって下さい
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では