バカとクウガと未確認   作:オファニム

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先月は投稿出来ずに申し訳ありませんでした。
お待たせしました、18話『青龍』です。

追記
サブタイトルが前話と同じになっているミスがありましたので、修正しました。
混乱をさせてしまい、大変申し訳ありませんでした。


青龍

 

「やめろぉぉぉぉ!!」

 

 クウガの制止の声も虚しく、聞き入れられることもなく、無情にも美波と葉月はビルの屋上から突き落とされてしまった。

 

 彼女らが地面に落下するのは、時間にすればものの数秒だろう。

 あと数秒で、地面にぶちまけられたトマトのようになる。

 そのまま落ちれば、それは免れない運命であろう。

 

(絶対にさせるか! 今のスピードならまだ間に合う!)

 

 無理矢理全身の痛みを無視し、驚きの速度で起き上がるクウガ。

 ジャンプ力と移動速度に優れた青のクウガである今ならば、ギリギリ間に合うであろう。

 

 そして実際に駆け出すと、想像以上に早く間に合いそうであった。

  

 ──だが。

 

(どっちかしか、助けられない!?)

 

 そう、助けられるのは、どちらか一方のみであった。

 単純に手が届かないのだ。

 

 第6号に押された時のベクトルが、少しだけ左右にずれていた。

 その為、地面に近づけば近づくほどに彼女らは離れてゆくのだ。

 

 逆に言えば、両方助けられる可能性は、行動が早ければ早いほど上がる。

 

(どうすれば……ん? そうだ、何か長い棒で引き寄せれば!)

 

 クウガはすぐさま行動に移す。

 すぐ近くの木の枝を無理矢理手折り、その枝を持って跳躍する。

 公共の木を不当に折るのは罰則が課せられるのだが、そんなことを今気にしている余裕はない。

 

 十分間に合う速度で跳び、葉月は抱き抱える形で、美波には木の枝を差し出して叫んだ。

 

「掴まれぇ!!」

 

「っ!」

 

 声に気づいた美波はクウガこと第4号が近づいていることに驚いたものの、差し出された木の枝に必死の形相で手を伸ばした。

 

 ……しかし。

 

「とど……かないっ!」

 

 あと、ほんの数センチ。

 距離にするとたったそれだけだが、今この瞬間においては途方もなく遠く感じられた。

 

 届かないことを察して、美波は目を見開き、絶望的な顔をする。

 

 このままでは、あと少しで葉月はキャッチ出来ても美波は通り過ぎてしまう。

 チャンスはこれだけ、これを逃せば美波は確実に命を落とす。

 

「もっと棒が長ければ……!」

 

 そう後悔しながらも、諦めずに棒を差し伸べ続ける。

 しかし、やはりどうしても届きそうにない。

 

 届け。棒が伸びれば。

 そうクウガは願った。

 

 ──その時、棒に変化が起こった。

 

「うわっ」

 

 ただの木の棒が青く変わったのだ。

 形状も変わっており、両端が円形に膨らんでいて、中華系武器の棍に近い。

 

 だが、このままでは短く、やはり届かないであろう。

 

「クソっ、駄目か? ──っておわっ」

  

 ……その予想を裏切るかのごとく、棍の両端がスライド展開するように伸びた。

 

 原理はよく分からないが、片方の端を持てば十分な長さになることは確かである。

 

 後は、差し伸べて引き寄せるだけ。

 

「掴まれ!!」

 

「ぅう、くぅっ!」

 

「よし!」

 

 がっしりと美波が棍に掴まったことを確認し、力強く引き寄せ、しかし壊れ物に触るように優しく丁寧に抱き寄せる。

 葉月も同様にキャッチした。

 クウガになって力が強くなっていることを考えてのことだ。

 そして、大切な友人を守りたいという心の現れでもある。

 

 その後は持ち前の身体能力を活かし、危なげなく着地に成功した。

 

 葉月と美波を優しく降ろすと、彼女達は腰が抜けたのかその場にへたり込む。

 そしてクウガを見て警戒心を出しながらも、なぜ助けたのかという疑問から来る困惑を向けた。

 

 だがクウガはその視線をあえて無視した。

 流石に面と向かって話すと声で明久とバレる為である。

 なので、早々に第6号と戦うべく立ち上がった。

 

(第6号は……いた)

 

 第6号はビルの上から、じっとこちらを見つめている。

 その様子を見てクウガはゾッと背筋が凍えるのを感じた。

 

 第6号は、美波達が死ぬのを見届けるつもりでいたのだ。

 クウガには、なぜ彼ら未確認が人を殺すのか理解出来ない。

 その理解困難な行動をする彼らに、本能的な恐怖と危機感を抱くのは仕方のないことであろう。

 

 自然、身構える。

  

 ……だが、当の未確認にはどうやら、これ以上戦う気はないようである。

 きびすを返し、ビルの影へと消えて行った。

 

(逃げる気か? 犠牲者が出る前に倒さなきゃ!)

 

 クウガは一歩前に出てビルを見上げる。

 そして軽やかな動きで屋上まで跳躍した。

 

 ひとっ跳びで小さく見えるほど高く跳んだクウガを見て、葉月が「スゴいのです……」と感嘆の声を上げている。

 素直に感心する妹とは違い、姉の美波はあっと声を上げて手を伸ばしていた。

 

「お礼くらい、言えば良かったかな……」

 

「あっ、お礼を言ってないです」

 

 結局、礼を言う暇もなくクウガは去っていった。

 かといって礼をする為にこの場で待つのは危険だと判断し、美波達はひとまず病院へと逃げ込むことにする。

 

 少し休めば腰が立つようになったので、すぐさま歩き出した。

 その途中、ふと美波が口を開く。

 

「そういえば……」

 

「? どうしたです?」

 

「青い4号の声、誰かに似てた気がする」

 

 クウガは失念していた。

 掴まれ、と叫んでいたことを。

 

 

 

 △▼△▼△▼△▼△▼

 

 

 

 羽のように軽い身のこなしでクウガは着地した。

 跳んだ先は、先程まで第6号のいたビルの屋上。

 

 しかし、そこにはすでに第6号の姿はなかった。

 

「逃げられたか? いや、まだ近くにいるかも知れない」

 

 クウガはビルの下を覗き込んでみると、丁度第6号が下の道路を歩いている所を目撃した。

 

「いた!」

 

 発見するや否や飛び降りようとした時、第6号の様子がおかしいことに気付き動きを止める。

 

 少し様子を見ていると──

 

「に、人間になった!?」

 

 バッタのような化け物の姿から、ライダースーツを着こなした頭髪の爆発した男の姿へと変わった。

 第6号だった男は何事もなかったかのように歩みを続けると、この場から離れて行く。

 

 クウガは男を見失わないように慌てて道路に降り立つと、男を尾行し始めた。

 

(このまま着いて行けば、アジトが分かるかも知れない。それに、未確認のことも何か分かるかも)

 

 クウガは変身を解き明久の姿へと戻ると、こっそりと男の後を着いて行く。

 男は全く周囲を警戒していないのか、後ろを振り向く気配がない。

 どうやら撒いたと思っているようだ。

 

 それから数十分ほど歩き続けると、徐々に人通りが少なくなってきた。

 更に歩けば、段々と廃墟が多くなってゆく。

 

 男は、その廃墟の内のひとつに入って行った。

 

(ここがアジト? いかにもって感じだなぁ)

 

 そう思いながらも明久は後を追いかけようとする。

 

 いざ入らんとした所で、上空から人型をした蜂のような化け物が飛来した。

 新たな未確認である。

 

 明久は慌てて物陰に隠れたが、果たして見つかったであろうか。

 

『…………』

 

(あ、危なかった……)

 

 明久を見つけた素振りもなく、廃墟へと入って行く蜂の未確認。

 どうやら間一髪の所で見つからなかったらしい。

 

 だが、ほっと安心したのも束の間。

 それからもちらほらと未確認が集まってきたのだ。

 一体だけでも大変だったと言うのに、それが何体もいるとなると流石に生きては帰れないだろう。

 

 戦々恐々としながらも隠れてやり過ごすこと数分。

 新たな未確認が現れることがなくなり、どうにか見つからずに済んだ。

 

 そろりそろりと移動し、物陰から廃墟内を覗ける場所を探す明久。

 隠れながらなので多少時間が掛かったが、良い場所を見つけることが出来た。

 

 息を潜めて覗いたその先には──

 

(これが未確認……?)

 

 服装こそおかしいものの、普通の若者が集まり、談笑しながら食事を摂っている風景があった。

 

(まるで人間と変わらないじゃないか)

 

 仲間で集まり、笑い、笑顔を見せ合いながら同じものを食べる。

 その光景は、まさしく人間そのものであった。

 

(いや、“人間みたい”じゃない。彼らは僕と同じで“元々人間だった”んじゃないだろうか。だとすれば、僕のやってきたことは──)

 

 ──人殺し。

 

 その一言が、重く心にのしかかって来る。

 今まで未確認を倒してきたことは、人を守ると誓った拳で人を殺してきた……ということになってしまうのだ。

 

 未確認の人間的側面を知ってしまった明久は、果たしてこれまで通り戦えるのであろうか。

 それは、明久本人にも分からないことであった。

 

(……そろそろ、戻ろうかな)

 

 気が滅入ってはいるのだが、あまりこの場に残り続けるのも危険なので帰ることにする。

 

 明久としては未確認がなぜ人間を襲うのか知りたかったが、奴らの言語が理解できなかったので仕方なくの撤退だ。

 落ち込むのは後でも出来る。命あっての物種ということだ。

 

 明久は周辺を確認し、未確認がいないことを確かめてから離れようと──

 

 ピリリリリリ!!

 

「やばっ」

 

 した所で、携帯が大声をあげて鳴き出した。

 大慌てでポケットから取り出すと、一条からだった。

 少々怨めしそうに睨みながらも高速で通話を切る。

 

 そして、恐る恐る廃墟の内部を覗くと……

 

『『『…………』』』

 

「流石に気づくよね……!」

 

 中にいた未確認の全員がこちらに視線を向けていた。

 ばっちり視線が合ってしまった為、もはや誤魔化せそうにない。

 

 ひとり、またひとりと立ち上がっては化け物の姿へと変化してゆく未確認達。

 

 多数の未確認を同時に相手することは、不可能であろう。

 それはすなわち、死を意味する。

 

「ど、どうしよう」

 

 明久は、絶体絶命の危機に陥っていた。

 

 

 

 △▼△▼△▼△▼

 

 

 

「なぜ電話を切ったんだ、吉井君……」

 

 明久に少し遅れて現場に到着した一条だったが、すでにそこには第6号も明久もいなかった。

 

 その為、明久の所在を確認する為に電話を掛けたのだが、どうしてか即座に電話を切られてしまった。

 

「電話に出れない状況にある……と見て良いだろうか。いやしかし、電話を取り出して切っているということは、それだけの余裕はあるはずだ。にも関わらず切らねばならない状況とは一体……」

 

 しばらく考え込む一条だが、考えてばかりでも仕方がないので行動を起こすことにした。

 

 辺りを走り回ってみる。

 だがしかし、中々姿が見当たらない。

 

 それでもと探して回っていると、一条は知っている人物を発見した。

 

「あれは……吉井君の同級生の、島田君か? どうして規制中のエリアに」

 

 見つけたのは、病院へ戻ろうとしている美波と葉月だ。

 実は未確認が出たことで周辺一帯は警察による通行規制が敷かれていたのだが、彼女達は偶然にも規制の隙間をくぐり抜けてしまっていたのだ。

 

 一条は彼女達に駆け寄り、声を掛ける。

 

「君達! 一体何をしているんだ。ここは現在未確認生命体が出現中の為、通行規制中だぞ」

 

「貴方は……あの時の警察官さん?」

 

 美波はいきなり声を掛けてきた一条に驚きながらも、見覚えのあるその姿に目を丸くした。

 

「お姉ちゃんのお知り合いです?」

 

「そうよ、前に未確認から助けてもらったの」

 

「そうなのですか! 警察官さん、お姉ちゃんを助けてくれてありがとうです!」

 

「いや、市民を守るのが我々の義務だから──というのは置いといて。ここは未確認の出現エリアなんだ。遭遇したら危ないだろう」

 

「え……っと。そのぉ……」

 

 美波が視線を反らしながら言葉を詰まらせる。

 その様子を見て、一条はまさかと頭を抱えた。

 

「……遭遇したんだな?」

 

「う……はい……」

 

「遭遇した割には無事な様子を見るに、4号が助けたんだろう?」

 

「ええ、どうしてウチ達を助けたのか理由は分かりませんけれど」

 

「そうか。大きな怪我がなさそうで安心したよ」

 

「すみません、心配をお掛けして」

 

 一条は「ああ」と返事を返してから、クウガの居場所を訊ねる。

 それを受け、美波はクウガの跳び去っていったビルを指差して言う。

 

「4号は……あっちのビルの屋上に跳んで行きました」

 

「ありがとう。君は確か、近くの病院に入院していたね。妹さんを連れて早くそこに戻りなさい」

 

「はい、そうします」

 

 美波は素直に返事をすると、葉月の手を取り、礼をして帰ろうとした。

 

 一条もクウガを探しに戻ろうとした所で、美波が「そうだ、少し待って下さい」と彼を呼び止めた。

 

「どうかしたのか?」

 

「ひとつだけ聞きたいことがあるんです」

 

「聞きたいこと? 私に答えられることなら構わないが」

 

 美波は一条にしっかりと向き直り目を合わせてから、言葉を紡ぐ。

 

「4号は、ただの化け物……なんでしょうか?」

 

「それは……」

 

 信頼、戸惑い、期待、嫌悪、懐疑。

 美波の視線には、そんな複数の感情が混じり合って複雑になったものが乗せられていた。

 

(未確認は全部が残酷な化け物だと思ってた。でも、4号だけはどこか……違う気がするわ)

 

 それは直接助けられたからこその、疑問。

 それまで彼女は、4号が人を守ったというのは信じていなかった。

 ただの獲物の取り合いではないのか、仲間割れではないのか。その内に4号が人を襲うだろうと、冷めた目線で見ていた。

 

 だが、実際に助けられてみて、それまでの考えは違ったのではないか……そう思うようになった。

 あの青い化け物が、自分達を死なせまいと、死に物狂いで手を差し伸べていたのだ。

 

 ……だが、美波には4号の真意など分からない。

 やはり、なぜ人間を助けるのか、その理由は分からないのだ。

 

(人間の味方だと判断するにはまだ早い……かしら。せめて、人間を守る理由が分かるまでは警戒した方が良いわね)

 

 そう自己完結をした美波に、一条は──

 

「私は、4号を仲間だと思っている」

 

 と、胸を張って言った。

 

 美波は驚きに目を見開く。

 まさか、化け物から市民を守る警察官が、4号は仲間だと言うとは思っていなかった。

 

「どうして、そう思うんですか?」

 

 一条は、明久が4号の正体だからとも、警察が4号に全面協力するからとも言わない。

 いや、言えない。

 

 4号の正体の露呈は、他ならぬ明久自身が拒んでいる為。

 警察が全面協力していると言えないのは、どういう訳か警視総監自身が全面協力すると言ったにも関わらず、協力していることを世間から隠すよう指示した為である。

 

 それでも味方だと言ったのは、明久の必死さと、覚悟を知っているからだ。

 隠さねばならないとはいえ、明久の思いを踏みにじるようなことだけは言いたくなかった。

 そして、一条にとって明久も守るべき市民ではあるものの、心優しく勇敢な彼と肩を並べて戦えることに、どこか言い様のない誇らしさを感じているのだ。

 

 だから、味方だと語った。

 

「私もね、4号に助けられたことがあるんだ。それも2回も」

 

「助けられたのはウチも同じです。……でも、まだ味方とは思えません。どうして人間を守っているのか、そもそも守る為の行動なのかすら分かりません。……不安なんです」

 

「それは……確かに、不安になるかも知れない。理由が分からないのは怖い、というのは分かるさ」

 

 でもね、と一条は続ける。

 

「私は立場上4号を見ることが多い。だから知っているんだ、4号が必死になって人を助けようとしているのを。傷付きながら、何度も未確認に立ち向かってゆくのを。私も市民を守る立場の人間だからね、4号の気持ちが何となく分かってしまうんだよ」

 

「そんなの……貴方の主観じゃないですか。ウチには分からないです」

 

「そうだね。私の主観が含まれているのは否定しないよ。でも、だからせめて私だけは4号を信じてみようと思う。守ろうとしてくれている彼への、せめてもの感謝として」

 

 その言葉を聞いた美波は、目を閉じて考えた。

 助けて貰ったことへの感謝は、確かにある。

 だからといって、一条のように信用し信頼することは、やはりまだ難しい。

 一条の話は、本当に人を守っているのでは? という憶測に拍車を掛ける一助にはなっても、確信に繋がるほどのものではない。

 

 ましてや、自らの顔に消えない傷をつけたのは、未確認だ。

 忘れてはいけない、他ならぬ4号も未確認生命体の1体なのだ。

 

「……やっぱり、ウチには分からないです。どうしてそんなに4号を信じれるのか」

 

「……すまない、少し自分の意見を押し出し過ぎたようだ」

 

「いえ……」

 

 一条はっと我に帰り、バツが悪そうに謝った。

 大人気なかったかと反省すると同時に、自分の本来の目的を忘れていたことに気付いて慌てた様子を見せる。

 

「すまないが、私はこれで失礼させて貰う。4号と6号を追っている途中だったんだ」

 

「あ……すみませんでした、呼び止めてしまって」

 

「いや、気にしなくていいさ。それでは、気をつけて戻るんだよ」

 

「はい。行きましょ、葉月」

 

 帰ってゆく美波達の見送りもそこそこに、一条も4号と6号を探しに駆け出した。

 

(さて……居てくれると良いが)

 

 先ほど美波に教えて貰ったビルの屋上を目指して、脚を前へ前へと出してゆく。

 階段も3段飛ばしで駆け上がる。

 

 しかし、大急ぎで来たビルの屋上には、すでに誰も居なかった。

 

(居ない、か。どこにいるんだ)

 

 結局振り出しに戻り、アテもなく周辺を探し回る羽目になった。

 

 一条は明久を探して、人払いされた町を独り駆けてゆく。

 

 

 

 △▼△▼△▼△▼△▼

 

 

 

 一方、明久はとある人物と再会を果たしていた。

 

「久しいな、クウガ。いや、リントの少年か?」

 

「あ、貴女は……!」

 

 額にバラのタトゥーの入った妙齢の女──

 

「どうして僕に、ベルトを渡したんですか……!」

 

 バルバだった。

 




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