・・・長かった、個性的なキャラが多くつい熱も入りました。
なかなかテンポ良く行かないですね。
若獅子タッグマッチトーナメント、前回までの戦況は。
グループA
第①試合、勝者、智性
第②試合、勝者、ミステリータッグ(※棄権)
第③試合、勝者、無敵童貞軍
第④試合、勝者、デス・ミッショネルズ
グループB
第⑤試合、両チーム引分け(※失格)
第⑥試合、勝者、西遊記
第⑦試合、ファイヤーストーム VS ワイルドタイガー
第⑧試合、聖絶の言霊 VS 剣士連合
□□□□□□□□□□□
□ ①┓ ● □
□ ┗┓ ┏┓ □
□ ● | |┗⑥ □
□ ┣☆┫ □
□ ③┓| |┏⑦ □
□ ┣┛ ┗┫ □
□ ④┛ ┗⑧ □
□□□□□□□□□□□
西遊記ペアとチャレンジャーズペアの試合と言うより稽古といった内容の闘いが終り、リングの損傷がゼロなのですぐさま次の試合が行われる運びと成った。
『さぁどんどん行きましょう、グループB第⑦試合、ファイヤーストーム対ワイルドタイガーぁぁ!』
「さーて、祭りのはじまりだぜ!」
「大友の大筒が火を吹くぞ!」
「ロックに決めるぜ!」
「見ていてください、揚羽様ぁぁぁ!!」
『見た限り強さはほぼ互角か...』
『キャップだからな、意外な展開がありそうだな』
『今大会唯一の銃火器対決、勝利するのはどのペアか?それでは、ゲール!』
「さぁ、踊りな!」
最初に仕掛けたのは九鬼家従者、序列15位のステイシー・コナー、両手に構えたサブマシンガン(
「うぉ!?」
風間は危なっかしくも何とか避け、
「でりゃあああああ!」
ドーン!、砲弾はステイシーを狙っていたが。
「うぉぉぉっ!」
両腕をクロスした序列999位の武田小十郎が肉体を張った盾となって防ぐ。
「この程度で私の情熱の炎は消えぇぇぇん!」
「大友の砲術をこの程度だと!ならば受けてみよ!!」
「ファック、私を忘れんな!」
小十郎を盾にしつつステイシーはマシンガンを乱射、大友は動き回って弾幕を回避しながら砲撃していた。
「うぉ!あぶね!?」
風間は飛んできた銃弾を転げながら回避し、何とか射線から逸れる。
「これは、しゃあねぇ~よな?」
口では仕方なくと言った感じだが、雰囲気は幼子の様にワクワクしながら風間はポケットから何かを取り出して胸元に当てる。
「羽持てる者を恐れよ。邪悪なる者も強き者も、羽持てる我を恐れよ!」
「!?待て風間ぁ」「「?」」
大友が気付いて静止を呼び掛けるも、時既に遅く。ステイシーと小十郎は慌てる大友の様子に疑念が湧く。
「我が翼は、
言霊の謡、聖句が完成し
「くぁ~やっぱ難しいな~これ♪」
『『『!?』』』
大友を除く全ての者達が声のした方、ステイシー達の後方を見て驚愕する。其処には膨大な量の気を纏う風間が立っていた。
「風間~、それは対老師の切り札だって大友は言ったぞ!」
「ん?まぁ何とかなるだろ♪」
「・・・はぁ~もう良い、使ったからには後は任せるぞ」
「おう♪」
無邪気に笑う風間に諦めた大友、
『これは、何と風間選手が瞬間移動したー!しかもこの気の量、スペシャルな私にも分かりません!』
驚愕から帰って来た田尻が司会、進行の役目を果たし、実況、解説の席から
『キャップめ、私に内緒で面白い事に成ってるじゃないか♪』
『・・・!成る程だからか』『ん?』
百代とは裏腹に思案していた石田は何かに納得する。
そも、なぜ風間が使えるのか?その理由はファイヤーストームの結成秘話にある。
◆◆◆◆◆◆
時は
「くぅ~何となく俺の相方に出逢えそうな気がするぜぇ♪」
何故風間が福岡に居るのか?それは若獅子タッグマッチトーナメントに共に出場する
普通なら近場である川神で探す所を豪運の持ち主である風間の直感が西に旅に出るべきだと
ドン、ヒュ~~・・・パン!
「ん?何だ?」
何かを打ち上げる音が聞こえ、気になった風間は音のする方へと向かった。
―大友side―
「う~ん、いまいち広がりに欠けるな、うん、星の量を増やしてみよう!」
河川敷では天神館の十勇士が1人、
ドン、ヒュ~~・・・パン!
「うむ、これは中々の出来ぞ♪」
「おっ!花火だったか、お~い!」「?」
花火を目指していた風間が、打ち上げをしていた大友を見付けて声を掛けた。
「お前は東の軟弱...じゃなくて
「?まぁいいや、なぁなぁさっきのって花火だよな?」
「そうだ大友の力作達だ」
「お~すっげぇな大友、良かったら見てても良いか?あっ俺は風間翔一ってんだよろしくな♪」
「花火は人々に見て貰い、愉しんで貰う為の物、
そうして出会った風間と大友は
「そうか、風間は武道大会の相方を求めて西に」
「そうだ!なぁ大友、俺と一緒に出てくれないか?」
「えっ?大友がか?」
「おう、良いコンビなれるって俺の勘が言ってるぜ」
【うむ、風間は大友に付き合ってくれたし、よし!】
「大友で良ければ良いぞ!」「おぉ決まりだな♪」
少し考えて結論を出した大友は風間の提案を受諾、此処にチーム、ファイヤーストームが結成したのだった。
そして、また暫く歩いていると・・・
ドン!
「うぉっと!?」
大友と談笑していた風間が誰かにぶつかりよろけた。
「ん?悪いね君、俺は今急いでいてな、じゃあ!」
そう言ってそそくさと去って行くホスト風の男、それを見送った大友が風間に声を掛ける。
「大丈夫か風間?」
「あぁ、なんだったんだ?...ん?」
何かを見付けた風間は其れを拾いマジマジと
「何だこりゃ?、うぉ光った!面白れ~♪」
「!?」
風間が拾ったのは石で出来たメダルの様な物、
【まさか化身メダルが適合した!?、いや今は風間は説明するか】
「なぁ風間、脳裏に言葉が浮んで居ると思うが、絶対に言うなよ?今説明するからな!」
「?おう、分った」
そうして大友によるウルスラグナの聖印と化身のメダルについて一通り説明が為されたのだった。
「へ~そんなのが有るのか、世界は広いぜ。なぁ大友、風の化身メダルも有るんだよな?」
「そうだが?」
「それ見せてくれ!風を自称する俺としちゃあ其れを見ない何て有り得ないぜ♪」
風間の申入れに
「風間、1つに適合するだけでもスゴイのに2つなんて絶対無理だぞ!」
「まぁダメだったらダメで良いさ、でも試さないで諦めるなんて俺の辞書にはネェ!」
風間の熱意に折れた大友は風のメダルを持つ
◆◆◆◆◆◆
そして時は現在へと戻る。
『アレは化身メダル、軍神ウルスラグナの力が
『ウルスラグナ?』
『ペルシアの軍神にして10の化身を持ち、悪を裁く正義の神だったか』
実況、解説席で石田が解説を行っているが、ステージで動きが有り観客の視線が殺到する・・・まぁ見えないが...
「ファック!何だこりゃ見えね!!」
「クソッ、男なら隠れて無いで出て来い!」
周りから感じるプレッシャーに苛立つステイシー達、神速に入った風間の姿を
―控え室side―
『『『・・・』』』
言葉を失う者達も居たが、大半はその能力、化身の権能を
【風間翔一と言いましたか、先程から右拳を外してますね。神速に
「神速か~何でステファニー達の周りで右ストレートしているんだろう?まぁいっか、後で僕とも闘ってくれないかな~」
『『『!?』』』
「卿は見えているのですか?あと私達は敗退したので大人しくしていてください!!」
ドニの
「うん、見えてるね。それに翠蓮達も見えているんじゃないかな?」
今度は翠蓮に視線が殺到する、本人は不快に思いながらも答えた。
「武林の者として
「カカッ、神速はそもそも我の十八番じゃしのぉ」
【そうなんだ、ん~何か対策を考えなきゃね】
【
お気楽に観戦している者、
―ステージside―
見えない敵と言うプレッシャーに耐え切れなくなったステイシーが行動を開始する。
「ファック!こうなりゃ周りに銃弾を」
『ばら撒いてやる』と言い切る前に、声は途絶えた。
『『『!?』』』
「おっ!やっと当たったぜ♪ッグゥ!?」
「!?風間ぁ!」
神速から風間が帰って来た。だが風間が胸を、正確には心臓の辺りを押さえて
『...ハッ!ワイルドタイガー場外の為、カウントを取ります。1、2、3、』
田尻が数え始めた、ステイシーと小十郎のペアは最終的に殴るのを諦めた風間の全身を使ったタックルで場外へと吹き飛ばされて居た。しかも体重×速度=威力の謎法則でステイシーは立てない程のダメージを
「ファッ・・ク・・・ここ・ま・・で」
「ぬぅおおおお!!まだだぁぁぁぁ!」「!?」
気合いで立ち上がった小十郎はリングに向かって走る。
「揚羽様が見ているのだぁぁぁ諦めぇぇん!」
『おぉぉ凄い気迫だな』
『あぁ、だが』
『、9、10、ステイシー選手場外につき、勝者ファイヤーストーム!』
「...あっ!」
小十郎はうっかりステイシーの存在を忘れていた。尚、
◆◆◆◆◆◆
『さぁトーナメントも残す処、1試合と為りました。第⑧試合、聖絶の言霊対剣士連合ぉぉ!』
「
「程々にな羅濠よ」
「義経は源義経として恥じぬ様に頑張る!」
「あわわわ、が、頑張ります!」
『さて壁を越えた者の対決だな』
『あの剣聖の娘、テンパってるみたいだが、大丈夫か?』
『まゆまゆもヤル時はヤル女さ♪』
『さぁ参りましょう、
「行こう
「はい!」
最初に動いたのは剣士連合、
「遅い!」「?!クッ!!」
しかし、
「!義経さん」
「余所見とは関心しませんね」「!?ハッ!」
高速の抜刀を翠蓮は体勢を低くして
「斬撃と打撃の二連撃ですか、初見で防ぐのは困難な見事な技です。」
「・・・貴女には初見で防がれましたが」
「ふふ、この羅濠の賞賛です。素直に受取っておきなさい」
「・・・」
由紀江は鞘を腰のベルトに固定して刀を正顔に構える。
翠蓮も静かに基本とも言うべき
「「・・・・・・」」
両者共に相手の挙動を見逃さない様に集中する中、先程吹き飛ばされた彼女が動く。
「黛さん合わせて!源氏式、刺突」
「黛流、燕落とし!」
義経が高速の突きを放ち、由紀江が飛び上がって刀を振るうことで衝撃波を飛ばした。
「
しかし、義経の刺突を左手の人差し指と中指で挟み真剣白刃取りし、
「
「キャァアアア!!」
ドーン、ビシ、バキバキ
空間を引き裂く震動に空中に居た由紀江は為すすべも無く吹き飛び。
「黛さん?!『
意識の
「大丈夫か、黛さん?」
「はい、なんとか...」
受け身を取り直ぐ様体勢を整えた義経は由紀江と合流し、どうするか思案する。相手は2対1でも余裕の
「・・・義経さん、少し時間を稼いでくれませんか?」
「うん?良いけど・・・」
何故か?理由を聞きたそうな義経に由紀江は一言で告げた。
「奥義を使います。」
「!分かった、義経に任せてくれ!!」
―翠蓮side―
【おや?剣聖の娘の雰囲気が変わりましたね、大技ですか。良いでしょう受けてたちます】
雰囲気だけで察した翠蓮は特に妨害する事もなく待つつもりだったが。
「ハアアアア!」
「成る程、良いでしょう」
時間稼ぎで在ることを察し、挑んで来た義経の相手をする事にした。
袈裟斬り、逆袈裟、唐竹割、刺突、次々に技を繰り出すも
「素直な太刀筋ですが虚が足りません!
義経の横薙ぎの一閃を体を沈めた翠蓮が左腕の側面で滑らせる様に刀を持つ義経の右腕を受け流し、
「クッ?!」
後ろに
「!来ますか」
その時、由紀江が動いた。高速で接近し間合いに入るやいなや。
「黛流奥義、
鞘に納め、圧縮した気を解放しての抜刀。その剣速は神速へと
そう、
「なっ!?」
息を
「見事な技です。ですが私には通じません」
【体勢を崩し且つ刃を
本来は回避不可能な神速の斬撃も、
「ん?」「やぁ!」
反撃に出ようとした翠蓮だが、義経の左逆手に持った刀での切り上げを後ろに飛ぶ事で
「黛流、十二斬!」
「なんと!」
刀から手が離れた瞬間、由紀江は高速の連続斬撃を繰り出した。当然翠蓮には
「!
斬撃が十を数えた時、翠蓮の掌打が由紀江の腹を
(大丈夫?、黛さん)
(はい、何とか...その、義経さんは?)
(右腕は回復にもう少し掛かると思う、逆手でコンパクトにまとめる事で左でも振れるけど、先輩に近接し過ぎは危ないと義経は思う)
(はい、私も同意見です。)
「・・・・・・」
義経と由紀江が小声で作戦会議をしている頃、翠蓮は自身の手を凝視していた。そして・・・
「見事です。」
「「!?...?」」
突然の賞賛に義経と由紀江は首を傾げるが、翠蓮は構わずに続ける。
「十二斬でしたか、全て防ぐつもりの私から反撃を引き出し、傷まで付けるとは見事です!」
見れば翠蓮の手に
【一撃
少し考えた末に出した翠蓮の結論は。
「良いでしょう、私の
宣言と共に翠蓮が動く、掌力を高め技をいや、業を繰り出す。
「「「・・・・・・」」」
その圧倒的武の前に始めは対処出来ていたものの、中盤より為す術も無く
『これは、チーム剣士連合ダウン、よってチーム
オオオオオオ!!!
「出番は無かったな、まぁ傍観者の私は本来...」
京極の呟きは歓声の中に消えていった。
プロフィールの更新は一段落するまで保留しますが、昔化身メダルの所有者が変わるかも...と言った新たな神具適合者です。
3人目、いや正確には4人目ですね。
■風間翔一
特 徴:ウルスラグナの化身メダル2つに適合したダブルコンダクター
①風のメダル
強風の化身、自身に風を纏い操作する。また風に化身して親しい者の所に転移する事が可能だが、御互いが風の通る場所に居る事が条件で、転移した場合は10分以内で在っても能力が切れる。
「我は救いを求める者の声を聞き届ける者なり、
⑦
「羽持てる者を恐れよ。邪悪なる者も強き者も、羽持てる我を恐れよ!我が翼は、
化身の能力は少々改編されていますが、まぁキャップに合せた無難な内容では無いでしょうか?
私は気に入っております♪