武林の誉れに恋しなさい!   作:水華

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ぬぅおぉぉぉ権能バトルが書きたい!
でも話しの流的に暫く無理、ジレンマだ~


松永燕

川神学園、2-Fの教室では今朝の話題で盛り上がっていた。

 

「さっきのは凄かったね」

「川神先輩に渡り合った挑戦者って初めてじゃない?」

「交流戦で先輩をぶっ飛ばしてた人も居たよね?」

「見た見た!スゲー綺麗な人だった」

「うぉ~お近づきになりたいぜ!!」

 

そして風間ファミリーの面々は。

「くっそ~時間さえ在ればこの俺様の筋肉をアピール出来たのに!」

「まだ言ってるのガクト」

「モロも見てたろ、十勇士のながそがべ?ってのと居る所を!」

長宗我部(ちょうそかべ)ね!」

「そうそれ!、見ろ俺様の筋肉も劣ってないはずだ!」

「やめてよ!ガクトのはグロいんだよ!!」

そこへクリスとワン子が話しかける。

「フム、ガクトはモモ先輩と闘えるのか?」

「無理ね、ガクトなんかお姉様にかかれば一瞬よ!」

「ぐっ!!、そ、それは関係無いだろ!」

辛辣(しんらつ)な物言いに反論するも次の言葉で撃沈する。

「だが、あの十勇士は闘っていたぞ?」

「うん、強かったわね。」

「・・・」

「岩投げたり鉄筋振り回してたな」

「見かけだけじゃないのね」

「・・・・・・」

「ビームにも耐えてたぞ」

「あれはかわかみ波って言うの!」

 

ズーーーン

 

膝と手をつき落ち込む岳人だったが、大和の一言で復活する。

「まぁガクトは放っておいて、羅濠先輩、本名は羅翠蓮(らすいれん)(あざな)(ごう)、先輩が認めた人にしか名前を呼ぶ事を赦さないらしい、あとガクト良かったな、腕力至上主義者だってさ」

「なんだって!!、よし、次こそアピールするぞ!」

「・・・しょーもない」

 

ガラッとドアが開き小島 梅子が入って来た。

「席につけ~ショートホームルームを始めるぞ」

 

◆◆◆◆◆◆

 

「ん?あれって・・・」

「うめ先生~グラウンドで何か始まりました~」

その声に生徒達は窓側へと集まる。

グラウンドでは武神、川神百代と黒髪に竹刀袋を背負った見慣れない少女が対峙し周りには3年生がいた。

「あれは転校生か、うむ、おそらく決闘だろう、見たい奴は見ていいぞ」

再び視線がグラウンドに集中した。

 

―武神side―

 

対峙する二人の周りを取り囲む様にレプリカだが多種多様な武具が置かれていた。

「さぁ好きな武器を選んでくれ、それともその肩に有る物を使うか?」

「ん~コレの出番は無いかな?その辺に有るのを使わして貰うよ」

「ほ~使うまでも無いと?」

「いや、使えないが正解かな」

「?」

【使えない?武器じゃない?でもあの形状は・・・】

竹刀袋に入った得物を使わない事に疑問は在るものの取り敢えず忘れてレクリエーションを始める事にした。

「まぁ良い、始めるぞ(つばめ)!」

「そうだね」

 

そこでルー・イー、川神院で師範代も勤める体育教師が前に出て宣言する。

「稽古とはいえワタシが立ち会うヨ!百代!やりすぎには注意するようニ!」

「ではレーッツ、ファーイッ!!」

「川神流、川神百代」

「松永燕、さぁやろっか!」

まず仕掛けたのは武神、単純に右ストレートを放つも燕は跳んで(かわし)しながら蹴りを放つが防がれ、打ち込まれた裏拳を両腕をクロスし後に跳ぶことで耐える。

「うっひゃ~防御した腕が痺れっぱなしだぁ、情熱的だねぇ川神さんは!」

 

オオオオオオッ!

その様子を見ていた生徒達から歓声が揚がる。

【また、姉さんと闘える人が、何者なんだあの人は・・・】

「やるじゃないか松永燕ぇ、ホラ!武器使え!!」

「ん~じゃあリクエストにお応えして」

そういって燕は足元に落ちていたヌンチャクを拾って殴り掛かり、防がれると刀、槍、鎖鎌、薙刀、ハンマー、トンファーと次々に武器を換えていく、しかもそのどれもがそれなりの練度をほこっている。

「器用だな・・・技のオンパレードだ、この分だとレイピアも扱えそうだ」

「さっき使ってた薙刀もなかなかだったわよぉ」

クリスとワン子はその技術に驚き

 

「たしかにあの技術は見事ですが・・・」

「どんなに粘ってもねぇ決定力が無ければ勝てません☆」

「ニョホホホ、器用貧乏と言う奴じゃのぉ」

マルギッテ、忍足、不死川がその問題点を上げる。

 

「いいぞ、お前いいぞ!もっとだ♪」

さらにヒートアップしそうな雰囲気だったが、燕は持っていた十字槍を地面に突き立てて。

「・・・ま、今日はこの辺が潮時(しおどき)かな?」

「なんで止める!?、もっとやろう!!」

「いやぁさすがに疲れたし、それに時間切れだしね」

 

キーン コーン カーン コーン

燕の終了宣言と同時に鐘がなる。

「なに?もう時間切れか」

うおおおおおっ!!

「スゲェ決闘だった!」「二人とも凄かったー」

観戦していた生徒達から大歓声が上がる。

 

「楽しかったぞ」

「こちらこそ川神さん」

「結局ソレは使わなかったな」

「ん?あぁコレ?まだ認めてくれなくてね、いつか使える様になったら見せるよん」

「フッそうか、まぁその時を待つさ」

普段はしつこく聞いている百代だったら2回有った決闘は共に満足の行く物だった為、潔くひいたのだった。

「ねぇ、よければこうして時々稽古をしてもらえないかな?」

「ああ!こっちからもお願いしたいところだ」

そして二人は握手を交わして

「いつかは正式に決闘してみたいな」「うん、いつかね」

パチパチと拍手が聞える中、燕は校舎の方に向き直って。

「?」

 

「みなさーん!ご声援ありがとーう」

「本日よりこの学園でお世話になります松永燕(まつながつばめ)っていいます」

「よろしくお願いします!」

「そして本日、なぜ私が川神さん相手に粘れたかといいますとぉ~」

「ひみつはコレです!松永納豆ぅ~♪」

「ここぞという時の粘り強さに!栄養満点!皆さんも一日一食納豆トウッ!」

「松永燕でしたっ!」

全校生徒に向って宣伝を始めたのだった。

 

「いいぞー松永燕ぇー!」

「松永納豆食べてみたいぞー」「私も~」

『『『わはははは』』』

反響は上々のようだった。

 

「ほら皆教室に戻るヨ、授業が始まるからネ」

教室に戻るように(うなが)したルー先生に従って生徒達は戻りはじめた。

 

◆◆◆◆◆◆

 

「・・・・・・」

1ーSの教室でも同じくグランドでの決闘を見てる者達がいたが。

「ん?どうしたのじゃアテナ?」

「紋か・・・あの者は(なんじ)が用意した相手か?」

「!?さすがは智慧(ちえ)の神、お見通しじゃな、そうじゃ我が依頼して呼んだのじゃ」

「そうか、彼奴(あやつ)の持つ物から嫌な気配を感じる・・・まつろわす者と(ゆかり)の品か...」

「なんと!そこまでお見通しとは、智慧の女神(ザ・アテナ)だったか?流石は権能 強力じゃな」

一目でほぼ全てを見通すアテナに関心して頷く紋白だったが、アテナは微妙な表情をしていた。

「...確かに命名を許したが、与一のアレは何とかならぬのか・・・」

「なんじゃ与一のは嫌か?」

「そうでは無いのだが...」

アテナの権能は特に名前が無かったので、仲の良い与一が命名したため少々アレな感じである。

 

◆◆◆◆◆◆

 

そして一日が過ぎて放課後...

「うん、うん、大丈夫 問題ないよお(とん)、クラスの人も親切で馴染めそうだしね」

「・・・ハハハ心配性だな~、ん?え?おじいちゃまも居るの?うん分った」

松永燕は携帯を片手に電話をしながら歩いていた。

「あっおじいちゃま!...えっ武神?ハハハ流石(さすが)おじいちゃまお見通しか~うん、戦ったよ、いや~強かった。」

「...大丈夫、おじいちゃまの力もむーちゃんも使って無いよ」

燕の電話相手は豪快に笑いながら何かを告げる。

「そうなの?でもおじいちゃまの力は私の切札の一つだからね隠せるならそれに越した事はないよ」

 

「えっ!?羅濠ちゃんもこっちに来るの?」

「...そっか、確かに隠したのは失敗だったかな、うんちょっとアプローチを変える必要があるね、教えてくれてありがとう、おじいちゃま♪」

「じゃあそろそろ切るね、あっそれとお(とん)にこっち来る時に納豆の試食品持ってくるように言っといてね」

「ハハハ、おじいちゃまも体には気を付けてね」

そういって電話を切る燕は西の空を見て(つぶや)

「まったく難易度が高くなっちゃった、どうしよっか、ねぇ羅濠ちゃん」

 

なにやら思考を巡らせ策を練り始める燕だった。

 




ごめんなさい、アテナ様が解説者ポジに...だって智慧の神だから全てを()る女神様だから使い易かったんです。(懺悔(ざんげ)

そして3つ目の神具の持ち主は燕さん。
まぁ何かはもう分っちゃってるとは思いますが...

そしてあと数分で語呂合せが出来そうなので予約投稿してみました♪
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