とある神様の失恋物語   作:作者2

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とある神様の失恋物語 魔王偏

俺の名前はサタン今はエホバって女に魔道書に封印された魔王だ。

ちなみに今、そのエホバって女は俺を抱き締めている。

その昔、地獄で生まれた俺は常に何かが空白だった。

正直俺はそれが何かが分からず、その心の空白を女や金に娯楽などで気を紛らわす毎日を送っていた。

ある日、俺は天界と言う存在知った。

天界を手に入れたら俺の中の空白が埋まるかも知れない、俺は直ぐにその天界を手に入れる事にした。

そして俺はすぐさま天界で仲間と共に暴れ回った。

そして俺は彼女に出会った。

最初は人形見てぇに全くの無表情で気味悪い女だと思っただがそれ以外は美人だし守備範囲だ、そして俺はその女と戦った。

俺は負けたあれはもはや戦いでは無く一方的な暴力だった。

魔界ては無敗の俺に取って初めての敗北だった。

だから俺はあの女に興味が沸いた。

それから直ぐに時間を操作して傷を治すと、直ぐにエホバを追跡してしばらく観察した。

そして俺はあいつを観察して分かった事はあいつはたまに寂しそうな顔になると言う事だった。

 

「なぁお前、何時も独り散歩しているけど楽しいか? 」

 

俺はそんなエホバを見てある日何時もの様にあいつが独り散歩していた所を話しかけた。

エホバは俺に気付いたらしく驚いていた、俺はこいつもこんな顔をするんだなと思った。

 

「何で貴方が此処にいるの……それに貴方はかなりの重傷でまだ起きる事もままならないはず」

 

 だがこいつは再び元の無表情に戻ってしまう少し残念だなと俺は思った。

 

「あぁ確かに重傷だっただから時間を早めて傷を直して来たのさ、それと逆玉の輿もなかなか良いと思ってな! 」

 

 そう言うと俺は何時も女を口説く要領で抱き締めようとした。

だが俺の顔面に奴の拳が入ると延髄に蹴りが叩き込まれた。

 

「ぐえっ!!」

 

 俺は地面に倒れふした正直いって意識を刈り取りかねない1撃で意識を失わないよう俺は自慢のスケベ根性で耐えぬいた。

 

「悪いけど私はそんな簡単に心を許す様な安い女じゃないの」

 

 奴はそう言うと、冷めた目で俺を睨みつける。

 

「クックックッそれは口説きがいがあるってもんだ……決めたってめぇは絶対俺のもんにしてやるぜ!!」

 

俺は立ち上がるとエホバにそう宣言し誓いをたてた。

それからは俺はエホバのもとに何度も口説きに行った、多分何かに真剣になれたのはこれが初めてだったと思うだがエホバは今まで類を見ないほどに鉄壁だった。

そんなある日、俺は困っている天使がいたので少し手伝っていた。

だがそれをエホバが見ている事に気付かなかった。

そしてナンパしてたと勘違いされた俺はエホバに封印されてしまった。

エホバのあの時に聞こえたあいつの鳴き声が今でも耳に雑音のようにこびり付いている。

 

「エホバ……」

 

俺はいつの間にか寝ちまった小さい少女の名を呼ぶ、思えばこいつを知ろうとした時からすでに俺はこいつに惚れていたのかも知れない。

恐らく俺はこいつが許した所で自分を許せはしないだろう、本来ならこの程度の封印くらい自力で解けるがこれも俺の罰だと思って受け入れよう。

だが何時か自分を自分で許す事が出来た時、俺はこいつに小さな寂しがり屋ので強がりな少女に伝えたい。

俺はお前を1人の女性として好きだと。

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