解き放たれし鋼鉄の威信〜ある戦士の追憶〜 作:超天元突破メガネ
「PSO2」をプレイしています。
去る5月11日、新しい緊急クエスト、「解き放たれし鋼鉄の威信」が実装されました。
自分は、その週にプレイしたのですが、とても楽しいクエストでした。
この小説は、その時の興奮、感動、感想をもとに、自分の主人公を中心に描いたものです。
完全に勢いで作った物なので、突っ込みどころ満載かと思いますが、暖かい心で見て頂けたらと思います。
アドバイスなど貰えると嬉しいです。
長文、失礼しました。それでは開演です。
序章「幻想の果て〜crisis・of・fantasy〜」
AD2028:5/xx
地球:日本近海
海の上に突如、巨大な光が現れた
その光が集まり、何かが生み出される。
それは、、、2028年の今、絶対にあるはずの無いもの、、、巨大戦艦だった。
「フハハハハハッ!!!素晴らしい!素晴らしいぞ!!!」
そして、埠頭からそれを見つめる、一人の男。
名を、亜贄萩斗と言う。
「さあ、エメラルド・タブレット!!私の力を、、、存分に示すんだ!!!」
萩斗は、自分の生み出した力を見て、歓喜する。
、、、その力が遠く宇宙から、感知されているとも知らずに、、、
一章「緊急事態〜emergency・mission〜」
オラクル。それは、銀河を旅する、巨大な船団。
その中に、フォトンを扱い、戦う者達の組織、、、「アークス」は存在する。
時はAP241。宇宙を闇に包まんとする「深遠なる闇」との戦いが、一つの結末を迎えてから、2年後。
アークスは、新しい異変に立ち向かっていた。
AP241:5/11 10:40
アークスシップ:ゲートエリア
「う〜、見つからないなあ、、、」
たくさんのアークスが行き交う一角で、一人の少女が、アークス用端末「ビジフォン」を眺めていた。
腰まで届く金髪に、碧く澄んだ瞳。
露出の少ない「エーデルゼリン」からは、透き通るような白い肌が覗いている。
一見、普通のヒューマンにも思えるが、右目の模様が変わっていること、前髪から、ほんの少し角のようなものが覗いていること、
膨らみのある胸元から、黒いペイントが見えていることが、彼女が「デューマン」であることを示していた
彼女の名はアメリアス。
アークスの中でも2人しかいない、単独行動の許された「ガーディアン」の地位を持つ少女。
「マギアセイバー、マギアセイバー、、、」
「何やってんの?」
ブツブツとビジフォンを叩く彼女に、同じくらいの身長の少女が声をかけた。
長めの赤毛を纏め、ピンクのパーカーを着た彼女の名は、ヒツギ。アメリアスの友人だ。
「ああ、ヒツギさん。ちょっと買い物を、、、」
「買い物?、、、あ、マイショップか。」
マイショップは、アークス同士でアイテムの売り買いが出来るサービスだ。
「マギアセイバーって言うコスチュームを探してて、、、」
「それって確か、エコーさんの着てるやつ?」
「うん。売りに出てるって聞いたから、、、」
ふーん、と呟いて、ヒツギはビジフォンを覗き込む。
、、、どうやら、物が見つからないらしい。うんうん唸る友人と、ビジフォンを眺めるうちに、ヒツギはぽん、と手を打った
「アメリアス!バじゃなくてヴァ!」
「え!?」
「マギアセイヴァーだよ!ほら、マイショップは一文字でも間違えると検索にかからないから、、、!」
「え、ええっと、、、」
アメリアスは慌てて、打ち込み直す。
すると、、、数件のヒットが表示された。
「うわ、、、ホントに出た、、、」
落ち込みつつ、ポチポチと、ビジフォンを叩くアメリアス。
しばらくすると、アメリアスの体が一瞬、光に包まれた。
「、、、よっと。どう?ヒツギさん。」
「マギアセイヴァー」に着替え、アメリアスは嬉しそうにくるんと回る。
黒を基調とした、ドレスのようなコスチュームは、不思議とアメリアスに合っていた。
「に、似合ってるけどさあ、、、」
ヒツギは言葉を濁して、アメリアスの胸元を見る。
体中央の部分は白くデザインされていて、
アメリアスの大きめの胸を強調していた。
「あたしとさほど年変わらないって言ってたよね、、、?」
「、、、?」
当惑するアメリアス。すると、アナウンスが響きわたった。
「ショップエリアにて、ステージライブを準備中です、、、」
「お、ライブ!?」
「よーっし!行こう行こう!!」
ヒツギを引っ張り、アメリアスはテレパイプへと走る。
「ちょっと!アークスに引っ張られるのはキツイって!!!」
ヒツギは苦笑いして、アメリアスについていった。
AP241: 5/11 11:00
アークスシップ:ショップエリア
「現在、ショップエリアにて、ステージライブを開催中です、、、」
ショップエリアが暗くなり、ステージが照らされる。
「もっと、前ぇ、、、あ!」
人混みをかき分けていた二人は、一人のアークスを見つけて、足を止めた。
2人と同年代の、ガンスラッシュを担いだ、あまり特徴のない少年。
「おーい!イツキ君!」
ヒツギが声を掛けると、少年、、、イツキは振り返った。
「ヒツギさん!どうも!」
見知った相手を見つけ、嬉しそうに答えるイツキ。
「あ、アメリアスさん、こんにちは!」
「どーも。お、ライブ始まるよ!」
ステージの上で、アークスのアイドルこと、クーナが歌い始める。
「此処にある(I)その意味を、問いかける(why)そんな、瞬間があるよね、、、」
「いつ聴いても、テンション上がるなあ、、、」
アメリアスは、目を輝かせて呟いた。
「今!明るく激しい、、、 鮮烈な光になれ、、、!」
「「「闘ってーーーーーっ!!!!!」」」
あっという間に、曲は終わってしまった。
「アンコール!」「アルコール!!」
すぐにアンコールが入り、二曲目が始まる。
「ありがとう 覚えていますか、、、?」
「この曲は、、、?」
「永遠のencore。イツキ君は聞いたことなかったの?」
打って変わって、優しい音色が、ショップエリアを包む。
「、、、アメリアス。」
「どうしたの?ヒツギさん。」
「、、、本当に、ありがとう、、、」
「、、、え?」
急に礼を言われ、アメリアスは困惑した。
「私達の星、、、地球に、アークスは力を貸してくれてる。貴女も、、、私を助けてくれてる、、、」
ヒツギとイツキは、オラクルから遠く離れた星、、、地球の出身だ。
地球は、「pso2」というゲームの手によって、オラクルと、、、アークスと繋がった。
今、地球を蝕んでいる「幻想種」と呼ばれるエネミーに、アークスと地球人は立ち向かっている。
ヒツギやイツキも、数奇な運命の悪戯によって、アメリアス、アークスと出会い、共に闘っていた。
アメリアスは瞑目すると、ゆっくりと頷いた。
「ありがとう。でも、まだ終わった訳じゃないから、、、。これからも、一緒に闘って?」
「、、、へへっ、当然!!」
「僕だって、アークスですから!!」
アメリアスの言葉に、二人は笑顔で答える
いつの間にか曲は終わって、ショップエリアが明かりを取り戻した。
「お、おわた。」
「終わっちゃいましたね、、、」
若干名残惜しそうに、ステージを離れる3人。
「アメリアス、あたしそろそろ、、、」
「うん、アルくん、艦橋でしょ?」
「ありがと、じゃあまた」
ヒツギは小声でアメリアスと言葉を交わすと、テレパイプへと走って行った。
「あ、僕もクエストがあるので!」
「うん、無理しないようにねー!」
走って行くイツキを、アメリアスは見送った。
「さってとぉ、、、私はどーしょっかなあー」
若干の節を付けながら、アメリアスが呟いた、その時だった。
「全アークスに緊急連絡!繰り返します!全アークスに緊急連絡!!」
突然、アークスシップにアナウンスが響き、
照明が緊急時の物になった。
「惑星地球にて、超巨大な幻想種の反応を確認!!映像を中継します!!!」
すると、シップ内のディスプレイに、地球、、、日本の近海の映像が流れる。
「、、、!何、これ、、、!?」
アメリアスは、そこに映った幻想種をみて、刮目する。
、、、映っていたのは、200m以上はある、超巨大戦艦だった。
「おいやべえぞ!」「何だこの化け物!?」
辺りのアークスからも、どよめきが広がる。
アメリアスが状況を理解できないでいると、艦橋から連絡が入った。
「アメリアスさん!?管理官のシエラです!!すぐに艦橋へ来てください!!!」
「、、、、了解!」
アメリアスは通信を切り、艦橋へと走った。
こんな感じでお送り致します。次回は前哨戦です。
おまけ:アメリアスの外見について
ベース:デューマン女6?番(弓背負った子です)
変更点
髪色:金髪
瞳:色を青系統で同期
角:小さくしました
バスト:ちょっと盛りました(笑)