解き放たれし鋼鉄の威信〜ある戦士の追憶〜   作:超天元突破メガネ

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今回だけ妙に短いかも、、、と思いきや、結構書いていました。
今回こそはやりたい放題です。反省はしている、だが後悔はしていない。


後編:境界を超えて

4章「境界を超えて〜borderless〜」

 

それは、始まりに過ぎなかった。

謎のアークス「ヒツギ」を監視する任務に就いていたアメリアスは、その最中、地球へと迷い込み、「幻想種」と戦った。

その後、「ヒツギ」に触れたことで、地球との交信(、、、と呼ぶには当初はいささか一方的ではあったが)ができるようになった。

そして、本当の「ヒツギ」を助けるため、

今も幻想種と戦っている。

、、、彼女は何度でも、「世界」に立ち向かう。

 

それはきっと、全ての始まりだった。

「マザー・クラスタ」の命を受け、「デバッグ」と称して、PSO2の世界に接続していたヒツギは、そこでアメリアスに助けられた。

そして、PSO2から引き込んでしまった謎の少年「アル」に、亜贄萩斗の刃が迫った時、

彼女は自らの「力」を解き放った。

、、、大切な人を守るため、世界の真実を知るため。

彼女もまた、世界に挑む。

 

AD2028:5/11 12:10

地球:A・I・S揚陸艇

「目標は空へと飛翔し、都市部へと向かっています、、、」

アメリアスは、A・I・Sに乗り込みながら、シエラの通信を聞いていた。

「A・I・Sに搭載されたブーストを駆使して

大和に接近し、早急に撃破してください!」

彼女の手は、震えていた。

、、、まったく、私はいつも、この調子だ。

アークスとしていくら活躍しようと、イレギュラーになるとすぐ怖がってしまう。

だけど、、、!

アメリアスは想起する。

何時だって自分は、全力を振り絞り、勝利してきた。

ダーク・ファルスだろうと、「深遠なる闇」だろうと。

自分自身にも、打ち勝ってきた。

もう、彼女は迷わない、、、!

「A・I・S、出撃します!!!」

覚悟と勇気を乗せた黒いA・I・Sが、空へと舞い上がった。

 

AD2028:5/11 12:10

地球:日本近海

12機のA・I・Sが、大和へと突撃する。

「対象は、甲板にバリアを展開しました。

両側面の具現化装置を破壊してください!」

左右に展開し、「ハイブースト」で一気に接近する。

「死角など存在しない!!」

しかし、大和の艦底が光り、、、巨大なレーザーソードが形成された。

「ちょおい!!」

大きく回転する刃を、アメリアスは慌てて上へとかわす。

「とりゃあああっ!!」

そのまま、コアへと斬撃。

ヒツギも、反対側のコアにソリッドバルカンを打ち込む。

すると、急に大和が、水中へと飛び込んだ。

「逃げた、、、にしたっておかしいでしょ!?」

距離をとった大和から、砲撃の雨がA・I・Sを襲う。

何とか接近するも、再びレーザーソードが展開され、思うように動けない。

「あーもうっ!どうすれば、、、!」

叫んだヒツギは、ふと、船尾についた巨大な水晶体に気づいた。

「あれ、、、!」

一気に接近して、A・I・Sの砲門を展開、、、最大の必殺技を構える。

「フォトンブラスター!いけえっ!!」

砲門から放たれた強力なフォトンが、船尾の水晶体を砕く。

すると、大和の船体が傾ぎ、レーザーソードが消えた。

「今だよ!!」「よっし!」

アメリアスのA・I・Sが、フォトンセイバーによる強烈なラッシュを叩き込む。

両サイドからの猛攻で、遂に左右のバリア発生装置が爆散した。

「くっ、、、!全武装禁圧解除!!」

「ハギト・フェムト」の声が響き、再び大和が水中へと飛び込む。

「目標のバリアが解除されました!!一気に攻め込みましう!!!」

「「「了解!!!」」」

ハイブーストをかけ、無防備になった大和へと飛び込むA・I・S。

「見よ!!この圧倒的な火力を!!」

しかし、浮上した大和の左右に、衛星兵器のような物が展開された。

「そ、そんなのアリ!?」

前方への一斉放火で、A・I・Sが一気に行動不能になる。

辛うじて生き残ったA・I・Sも、召喚された零戦に阻まれ、大和の移動を許してしまう。

「皆さん!負けないで、、、!」

シエラの必死の通信も、爆破音でかき消されてしまった。

「ぐうっ!!まだ、、、諦める、訳には、、、!!」

再起動するA・I・Sの中で、アメリアスが拳を握りしめた、その時。

「そうだよ!!諦めちゃ駄目!!!」

突然、通信の向こうから、クーナの声が聞こえてきた。

「クーナさん、、、!?」

続いて、別の声が通信に飛び込む。

「アンタはそこで終わる女じゃないだろ!」

「ユクリータさん、、、!」

「そうだ!!演算もなにも関係ない!!君はやると言ったらやる人間だ!」

「シャオさんまで、、、!!」

アークスの仲間から、次々と応援の通信が入る。

「みんな、、、!そうだ!ここで終わりになんて、するものかあっ!!!」

再び、A・I・Sが舞い上がる。

「Fantasies can come from wings Sometimes it's a nursery tale...」

同時に、クーナの歌声が、戦場に響き渡る。

「この歌は、、、!?」

アメリアスの呟きに、ヒツギが答えた。

「アタシがシップにいる時に、クーナさんに教えてあげた曲だ、、、!」

「凄い、、、!ありがとう、クーナさん!」

クーナの歌声にも勇気付けられ、アークス達はA・I・Sと共に空を駆ける。

A・I・Sの接近と同時に、大和もまた、衛星兵器を展開したが、アメリアスは止まらない!

「そこだあああああああっ!!!!」

発射までの僅かな時間で疾走、強引に船首へと滑り込む!!

「よっし!一気に突っ込む!!」

「フォトンブリザード」で主砲を凍結させつつ、船首のコアに畳み掛ける。

「私もアルに約束したんだ!!絶対に勝つって!!」

必死に艦砲を潰しながら、ヒツギは叫んだ。

「これでも、、、喰らええええっ!!!」

二発目のフォトンブラスターが、船尾の艦砲を薙ぎはらう!

「大和の損傷、拡大しています!!!もう少しです、頑張って!!!」

シエラもまた、自分のすべき事を、全力で全うしていた。

すると、戦場に「ハギト・フェムト」の声が響き渡る。

「殲滅シークエンスへと移行!!一瞬で塵にしてくれる!!!」

「これは、、、!大和から、高エネルギー反応!!」

すると、大和の側面に、大量の砲門が展開され、同時に、船首からロケットが発射された。

一瞬の閃光の後、空を暗雲が覆い、8本の大型ミサイルが現れる。

「あんなのが落ちたら、、、!」

12機のA・I・Sが、一斉にミサイルの破壊に向かう。

しかし、大和に形成された大量の砲門から放たれるレーザーが、A・I・Sの行く手を阻む。

「くっ、、、!負けるもんか!!」

必死にA・I・Sを駆り、ミサイルを破壊していくアメリアス。

「僕だって、負けられないよ!!!」

フェイ達も、レーザーを掻い潜り、ミサイルを攻撃する。

しかし、、、「きゃあああああっ!!!」

最後の一本に迫った所で、アメリアスのA・I・Sがレーザーに焼かれ、行動不能に陥ってしまった。

すぐに周りを見回しても、味方の位置は遠い。

「ぐっ、、、!!」

悔しさに、アメリアスは右手をミサイルへ伸ばす。

すると、その瞳に、光が映った。

「させるかあああああああっ!!!」

「ヒツギさん!?」

それは、ピンクのカラーリングが施された、、、ヒツギのA・I・S!

「うああああああああああっ!!!!」

全力で振り切られたフォトンセイバーが、最後のミサイルを吹き飛ばす!!

吹き飛ばされたミサイルは、、、大和へと落下する。

「そんな、、、バカな、、、!!」

落下の衝撃で、大和が水面へと沈み込む。

同時に、艦橋が、コアと同じ青色に染まった。

「今だああああっ!!!」

絶叫する。

アメリアスを中心に、10機近いA・I・Sが、艦橋へとフォトンブラスターを斉射した!!

「今だよ、ヒツギさん!!」

そこに突撃する、ヒツギのA・I・S。

艦橋を目掛け、フォトンセイバーを振りかぶる!!!

「これでっ!終わりだあああああっ!!!」

振り下ろされたフォトンセイバーが、艦橋を両断した!!!

「そんな、、、この船が、、、!!!!」

光となって飛び散る、「ハギト・フェムト」。

ゆっくり、沈むと同時に、大和の船体が消滅していく。

「幻想戦艦大和、消滅!!お見事です!!」

ヒツギは、シエラの声を聞きながら、おもむろにA・I・Sを操作する。

勝利の通信が飛び交う中、消えていく大和に、一機のA・I・Sが、敬礼を送っていた。

 

終章

「幻想の終わり〜neverending・ phantasyster〜

AP241:5/11 13:00

アークスシップ:艦橋

 

「お姉ちゃん!」

アークスシップに戻ったヒツギを出迎えたのは、アルの強烈なタックルだった。

「のわあああっ!!!アル!手荒過ぎ!!」

ごろごろともつれ合う2人に続いて、イツキ、アイカ、アメリアスの3人が入ってくる。

「皆さん、本当にありがとうございました!」

「き、危機一発でしたよ、、、」

シエラの言葉に、アメリアスは苦笑いして言った。

するとアイカが、艦橋の奥へと向かう。

大きな窓から見えるのは、、、青い惑星、地球。

「私たちは、、、守れたのだな、あの星を、、、」

「星を、、、って言うのは少し大袈裟だけど、、、大切なものは、守れたと思う。」

イツキが、地球を見つめながら答えた。

その頃には、全員が、アイカと並んで、目の前の景色を眺めていた。

「、、、おっと、すまない、カスラ司令から通信だ。」

アイカはしばらく話すと、アメリアスたちに振り向いた。

「司令がお呼びのようだ。そろそろ失礼する。、、、皆、ありがとう。」

そう言い残して、アイカは艦橋を出た。

「、、、そうだ、デイリーオーダー消化しなきゃ!僕も失礼します!!」

続いて、イツキがテレパイプへと走る。

「、、、それじゃ、私も戻りますね。ヒツギさん、お疲れ様。シエラさんも、ありがとうございました。」

「お疲れ様でした、アメリアスさん!!」

「お疲れ様ー!」

アメリアスが、テレパイプの光に消えた。

残されたヒツギは、そっと目を閉じる。

(この先、どうなるかもわからない。もっと強大な敵が現れるかもしれない。だけど、、、)

私は、絶対に負けない。

ヒツギは、そう心に誓った。

 

ロビーに戻ったアメリアスは、アークスの中に、クーナの姿を見つけた。

「クーナさん!!」

「あ、アメリアス!!お疲れ様!!!」

「さっきは、応援ありがとうございました!とっても、力になりました!!」

「あー!あれね!!」

クーナは、嬉しそうに話す。

「ヒツギちゃんに教えてもらった、地球の曲!!Borderless、、、って言ったっけ。」

「Borderless、、、?」

「境界を超えるって意味なんだって!!」

「へえ、、、素敵な名前ですね、、、」

それでは、と言って、アメリアスはクーナと別れた。

(そうだ、、、闘おう。境界を越えて!!)

胸に手を当て、アメリアスは心に誓った。

 

We will be able to exceed own limit.

 

Thank you for reading.




オチは苦手なもので、、、すこーし、適当になってしまいましたorz
シャウトが多すぎる?細けえことは良いんだよ!!(笑)

、、、以上になります。読んでいただいた方、本当にありがとうございございました。

今後も、緊急やって、気が向いたら、投稿していきます。

5/29追記
「Borderless」と言うのは大和戦後半のボーカル付きの曲です。
オープニングにも使われています。
あれは実はクーナが歌っている、、、?と勝手に妄想してみました。
ほらそこ、マク◯スとか言わない(笑)
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