色んな出来事が会ったあの日、あいつに言われてから僕は体を鍛え始めた。
鍛え始めて3年が経ち、かなり体が出来てきた頃。
人を救うのならあの日のヴェノム対カーネイジのような壮絶な戦いを繰り広げる事になるかもしれないと思った僕は格闘技をやり始めた。といってもここにはそんなに大きな格闘技を習う場所がないのでネットにあがってる動画を見て見様見真似で練習をするしかなかった。
そのせいか僕の格闘技はいわゆる我流というやつになってしまった。
しかし我流ならではのいい所もあった、それは僕が16歳の時つまり今から2年前、校外学習で東京に行く機会が会った時、僕は知らぬ間にはぐれて1人になっていた。渋谷にいたはずなのに気づいたら秋葉原に来ていた。
このままではマズいと思った僕は携帯があるのを忘れていて皆を探すために駅周辺、大通りなどをひたすら歩き回っていた。
大通りから逸れて路地裏を歩いていた時僕は3人のいかにもいまどきの女子高生がチンピラのような面白い髪型をした人達6人に絡まれているのを見つけた。
「ちょっと離しなさいよ!」
「そんなに嫌がらないでよ~w」
「や、やめてください!」
「ちょっと!かよちんを離すにゃー!」
「いいじゃん、こんなかっこいいお兄さん達に誘われる事なんて滅多にないよ?」
「ブフォ!あんな鶏頭のゴリラ顔がかっこいいとか東京は今動物ブームでもきてるのかな?」
「あ?おいお前!今なんつった!」
「あれ、もしかして…声に出てた?」
「思いっきり出てたにゃー」
「おい、お前ら!こいつやっちまえ!」
リーダー格っぽい動物男の叫び声と共に5人の男がどのに隠しもっていたかわからない謎の鉄パイプを持って殴りかかってきた。
なのでまず1人目の鉄パイプを避け、躱された事によって前のめりになった男の顎を殴り立てなくした。
あとはそいつが持ってた鉄パイプを広い2人目に投げつける、その事により2人目の注意が鉄パイプに向いた瞬間体勢を低くし2人目の懐に入り込み鳩尾を突いて終わらせた。
あとの3人はまとめて来たのでまず3人目が鉄パイプを振るよりも早く蹴りを入れ4人目が振り下ろしてきた鉄パイプを3人目が持っていた鉄パイプでガード、その後後頭部から落ちるように足をかけて転ばせた。
「ふぅ、疲れ…たっ!?」ガスッ
「はっ!気を抜くからこういうことになんだよ!ほらもう1発!」ヒュン ガシッ
「なに!?」
「あの、鉄パイプで殴るならもう少し手加減してくれてもいいんじゃないですかね?僕じゃなければ危なかったですよ?」ヒュドッ
「うぐっ」ドサッ
「さて、あとはあなただけですよ?鶏おと…リーダーさん」
「クソッこうなったら!」チャキッ
「ナイフか、また面倒臭いものを…」
やけくそになって女子高生たちの事を忘れたのかリーダー格の男はナイフを持ったまま凄いスピードで突っ込んできた。
「オラァ!死ねや!」
「…ハッ!」ヒュン ドゴォ!
「ガハッ!」ドサッ
「なんなの?いまの」
「早くて何も見えなかったにゃー」
「あの男の人を投げたっていうのはわかったんだけど…」
「ん?あぁ、今のはただ投げたんだよ。というかそれよりも大丈夫?何もされてない?」
「えぇ、あなたが挑発してくれたおかげでね」
「ハハッまさか声に出てるとは思わなかったよ…」
「まったく…それより鉄パイプで殴られた所、ちょっと見せてみなさい」
「えっ?いいけど…」
「ゔぇえ!?傷どこか痣にすらなってない?」
(ゔぇえ?今の声どこから出したんだろ)
「まぁ、鉄パイプくらいなら平気だよ」
「どういうことですか?」
「昔あったある一件以来、体が妙に頑丈になったり傷の治りが早くなったりしたんだよ」
(おそらくあの時カーネイジが僕の体になんかしたからなんだろうけど)
「ナ、ナニソレ、イミワカンナイ…」
「なんだかヒーローみたいだにゃー」
「ヒーローだなんてそんな凄いものでもないよ」
「でも本当に凄かったです!助けていただいてありがとうございました!」
「どういたしまして、あと君達みたいな女子がこんな所歩いてたら危ないよ?有名人じゃないんだしこんな人気のない場所なんて歩かない方が安全だよ?」
「「「えっ?」」」
「ん?」
「もしかして、凛達のこと知らない?」
「?うん」
「で、ではスクールアイドルという言葉はご存知ですか?」
「いや、わからないなぁ」
「まさか、そんな人がいるなんてね」
「え?何?君達そんな有名なの?」
「一応ね、ラブライブって大会で優勝したりもしたわよ」
「マジか…僕はいつのまにか世間に置いてかれていたのか」
「そ、そんなにへコまなくても大丈夫ですよ!」
「そうだよ!今からでも遅くないにゃ!帰ったらパソコンとかでμ'sって調べれば出てくるよ!」
「そだね、ならさっそくピロリンん?ちょっと失礼」ピッ
「「「?」」」
「あぁぁぁ!忘れてた…」
「どうしたのよ、突然大声出して」
「僕今迷子だったんだ」
「迷子ダッタノォ!?」
「で?大丈夫なの?」
「あぁ、今友達からメールが来たからとりあえずホテルまで戻るつもりだよ」
「東京の人じゃないのかにゃ?」
「うん、そうだよ、今は校外学習で来ているんだ」
「それなら早く戻った方がよさそうね」
「うん、てことで悪いけど僕はもう戻るね!」
「ええ、わかったわ、今日は助けてくれてありがとうね」
「ありがとうにゃ!」
「またいつか東京来てくださいね」
「うん!じゃあね!あ、あと気をつけて帰りなよー」
「はーいって、行っちゃったにゃー」
「凄い、早い」
「そうね、さて私達も帰りましょうか、ってあら?これは」
「学生証、みたいだけど」
「結城和馬って書いてあるけど、さっきの人のかにゃ?」
「おそらくそうでしょうね」
「どうする?届けようにもホテルの場所も聞いてないし」
「おーい!」ゼェゼェ
「あっ和馬くん」
「ん?なんで名前…あぁそれね」
「はいコレあなたのでしょ?あとごめんなさい、中身見ちゃって」
「大丈夫大丈夫!気にしないで!むしろ拾っといてくれてありがとうね!それじゃ、2度目だけど、じゃあね~」
「なんだか変わった人だったわね」
「でも、なんかおもしろい人だったにゃー」
「そうね、さて私たちも本当に帰りましょうか」
「「うん!」」
ーホテルー
「μ'sってめちゃくちゃ人気じゃん…」
これで過去の話しは終わりです!長びいてすいません…どこから過去だよって方は1話の最初の方をもう一回読んでいただければわかると思います!
やっと1年生組を出せました。次はおそらく和馬君がカーネイジと再会する話になります!