IS×AC 前世がAC乗りの男(仮タイ) 作:エヴァグリ
さて、言った通り俺にゃちゃんと記憶が残ってる。と言うかこの世界の記憶が俺のメインで、領地戦闘を繰り返したあの頃の記憶はサブに近い。
でもまあ結構鮮明に残ってるモンで、今でも恐怖が蘇ってくる。
「っと。そろそろ門限か。」
まずは俺の身の上から。俺は12歳の男。両親は事故で死んで、今は孤児院暮らし。ウチは今す年で58を迎える神父がおり、シスターや新米神父がお手伝いとして働いてる。資金源は専ら募金や援助金だが、神父の友人に金持ちがいるらしくその友人からも少し援助してもらっている様だ。
まぁ、中坊にすらなってねぇ子供の感覚で捉えたせいでか少し朧気だがこんなもんか。というか知ってることが少ねぇ。
「ほい到着。ただいまー......んお?」
「だから何時も言っているでしょう!私は賛同等しませんし明け渡しなどしません!これ以上はもうやめてください!」ガシャッ
「...間藤のおっちゃんどした?」
「...ああ、君か。勢十郎君。いや、またこの院を明け渡す様に迫られただけだよ。」
「...大丈夫なのか?それ」
「ああ大丈夫だとも。なにがあっても君達を守ると誓ったからね。梃子でも動く気はないさ。」
この人が神父の"間藤 政昭"。なにかと俺達を庇ってくれてる人だ。この人には本当にお世話になっている。最近禿げてきたのが悩みらしいが。
「そろそろ夕飯だよ。食堂にお行き。」
「うん。ありがとう。」
「こちらこそ。その言葉があれば後十年は戦えるさ。」
「頑張りすぎて寿命減らすなよ!」
「おっとと」
そういって走って食堂まで行った。仲がいいって言っても流石に恥ずい。
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食事後。
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夕飯も終え、風呂も上がり、後は寝るのみとなった土曜日。昔の記憶が蘇るなんていう超常的な出来事があったが、別段混乱する事もなく終えてしまった。
だが、これで良かったのだろうか。こんな非常事態で落ち着いていられるのは生前レイヴンだったからだろうが、この殺伐とした記憶は正直不必要である。さっきだって真後ろから忍び寄ってきた年少にソバットをキメるところだった。
この時はまだ予想すらしなかった。
この2時間後、惨劇が幕を上げることになるとは。
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「こちらゴーストα、定位置に着いた。何時でも作戦を開始出来るぞ。」
『こちら
「了解、これより
この世界で生まれた俺も、昔戦場を駆け回った"俺"もこのまさかの事態には気づくことなど出来はしなかった。
導入完了…かなぁ…?