魔法科高校の劣等生 エスペランザ・アルエット   作:イェーレミー

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続きです。

プロットやストックなんてものは無いので、インスピレーションが湧き次第投稿する予定です

アイデアが思い付き次第加筆修正するかもしれません

大学が忙しすぎて死にそう(


入学編 Ⅰ

4月。それは新たな出会いの季節であり、それは何年経っても変わらない。そしてその第一日曜日は高校や大学であれば大体は入学式の日である(例外はあるが)。

そして今日から国立魔法大学付属第一高校、通称魔法科高校に新たに入学する北山雫は、親友の光井ほのかと共に開式の二時間前に正門を潜った。早すぎる時間はほのかが寝坊助のため彼女に合わせた結果ではあるが、それにしても二時間は早い気がしてならない雫であった。実際、周りに人は殆どいない。

 

「今日から私達もここの生徒だね!」

「同じクラスっていうか私もほのかみたいに一科生にはなれなかったけどね」

 

そう。彼女達は同じ制服を着ているのだが、ほのかには両肩と左胸に第一高校のエンブレムが付いている。だが、雫の物には何もない。これが一科生と二科生の外見的な違いである。内面的には技術力や魔法力の違いが見受けられるかもしれないが、外見的に分かりやすい違いがあるため侮蔑の対象となっている。特にこの第一高校は「一科生が二科生を蔑む」ような言動をする人が多いと言われている。

確かに、二科生は一科生が退学した場合のスペアになることがある。しかし試験の結果だけで蔑むのはおかしい、とハイテンションになっているほのかの話に適当に相槌を打ちながら、脳の片隅で考えていた。

 

「ちょっと雫ちゃん、聞いてる?」

「ん?あ、ごめん。聞いてなかった」

「もう、話はちゃんと聞きましょうって口を酸っぱくして言ってたのは誰だったっけ?」

「うっ・・・・・・」

 

それを言われてしまうと、反論できなくなってしまう雫であった。

 

「それで、時間も早いしちょっと探検しようって話なんだけど」

 

目をキラキラさせてこっちを見てくるほのか。こんなことならもう少し寝ておきたかったのにという本音は心の中で黙殺し、少し考えて言った。

 

「ほのかが私と居たら偉そうな先輩(笑)に噂されて尾ひれも付くから単独行動の方がいいかな」

「・・・・・・・うん、わかった。でも!放課後とかは一緒に帰ろうね!」

「はいはい。わかってるから」

 

珍しくほのかの物分かりが良くて助かった。普通ならあそこで「心配だから!」の一点張りで離れないようにするのに。

放課後に校門付近で待ち合わせするという約束をしてから雫はほのかと別れ、暇潰しに適した場所がないかを探し始めた。別にほのかみたく探検してもいいのだが、朝早くから熱心に二科生を弄るために登校してきている先輩方(笑)からの蔑称が五月蝿いので、昨日の任務も夜遅くまであったために寝不足のため、静かなところで寝ることしか考えられなくなっていた。そんな半自動的な動きで、やっとのことで木陰にあるベンチを見つけた。誰も座っておらず、席を取っている訳でもないので可及的速やかにそこに向かい、座ったとたん睡魔が強くなり意識が遠くなった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

目が覚めた。というよりタイマーによってたたき起こされた。今日も持ってきていたスクリーン型の端末に予めアラームを式開始の30分前に設定していたのが功を奏したのだろう。猫のように背伸びをしながら音声認識でタイマー表示をオフにした。そして首を捻ろうと右を向いて固まった。

寝る前までは一人だったが起きてみると少女が増えていた。そして少女は同じように寝ていた。

その少女はそこにいるだけで美しく、儚くもあった。紅い髪を背中ぐらいまで伸ばし、胸も大きかった。しかし巨大ではなく、絶妙なプロポーションの上でできていた。女神がこの世に存在するならば、それはきっと彼女のことなのだろうと思うぐらい、寝ている少女は綺麗だった。




最後に雫が出会った少女はいったい誰なんだー


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