ネギマギ!?【更新停止】   作:しましょー

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迷宮攻略前編。

ネギ「この物語ぼく必要かなぁ?(T_T)」

次も出番ないよ。


第4話

「アリババさんなかなか起きませんね。」

 

「そうだねぇ。まぁここは安全みたいだから、ゆっくり待とうか。」

 

「「………。」」

 

「…暇だねぇ。」

 

「何か話そうか。」

 

「じゃあ、ネギ君のことをもっと聞かせておくれよ。」

 

「ネギ君は最初に帰りたい場所があるって言ってたよね。そこはどんなところだったんだい?」

 

「僕が答えた後はアラジン君もいろいろ教えてね。」

 

「僕のいた街は魔帆良といってね…」

 

「ふんふん…」

 

 

 

 

 

 

 

…ふむふむ。ネギのいた国ってのは不思議なとこだったんだなぁ。王様がいないんだって。

 

それに争いごとも少なかったらしい。生活水準も高く、みんな幸せそうだよ。話を聞く限りな。

 

 

 

………どーも。起きるタイミングを逸したアリババです。

 

なんか話し声が聞こえるな~、と思って目を覚ましたら子供二人が楽しそうにおしゃべりしてた。こいつらは不思議な強さを持ってるが、年相応なところもあるんだなぁ、とか思ってたらすっげぇ話しかけづらくなってしまった。

 

とはいえ、ここはもうすでに迷宮(ダンジョン)の中だ。そろそろ気を引き締めていかないと………って。

 

「おいお前ら。ちょっと静かにしろ。」

 

「「アリババくん(さん)!」」

 

「しぃー!静かにしろっていってるだろ!」

 

 

ささやき声で叫ぶっていう俺のユニークスキルを発動した後、気になったことを告げる。

 

「起きるまで待っといてありがとよ。それでなんだけど、なんか外から音が聞こえねぇか?」

 

俺たちが今いるのは岩の裂け目みたいな洞窟っぽいとこだが、それの入り口、光の差し込む方から規則的な音が聞こえる。どうやらこれは………足音か?

 

「誰かいるようですね………。しかも複数。」

 

ネギも同じことを考えたらしく顔が真剣なものに変わる。入り口の近くにいた俺が慎重に覗いてみると、そこにいたのは男女三人組。

 

「さて。マギはどこにいるかなぁ。先に見つけ出した方にはご褒美をあげようじゃないか。んんー?」

 

「「………」」

 

「かわいくない奴らだな全く。返事ぐらいしろよ-。」

 

一人は見覚えがある。迷宮(ダンジョン)に挑戦する前にアラジンが解放した奴隷の女の子だ。どうやらもう一人の仮面をつけた大柄な男も奴隷のようで、女の子と同じように薄汚れた無地の白い服を着ている。

 

そして二人の主人だろう。高そうな服を着て、饒舌にしゃべる男は。

 

(この町の領主か……)

 

そう。俺たちが奴隷にされるかもしれなかった領主様だ。いやしかしなんでこんな偉い人がここに………。

 

とりあえず三人が遠ざかり、視界から消えたのを確認した俺は待ってる二人の元に戻った。見たことを報告する。

 

 

 

「ふ~ん。僕たちと同じようにその領主さん達も冒険に来たのかな?」

 

「まぁ。ここに来たってことは十中八九そうなんだろうな。問題はタイミングが良すぎるってことだ。それと。」

 

「その方が言っていた”マギ”という人…なんでしょうね。『どこにいる』と言っていたからには。」

 

そう。俺たちは危惧すべきことがある。なぜこのタイミングであいつらが突入してきたか、ってことが一つ。

 

領主はずっとこの町にいたはずだ。別に今日この日以外にも都合のつく日はあったはず。今日でなければいけなかったとすればそれは

 

(俺たちが入っていること。関係はあるのか…。マギってのも気にはなるが。)

 

「まぁどっちにしろここにずっと留まっとく訳にもいかないんだ。先に進もう。」

 

鉢合わせしたら鉢合わせしたときだ!

 

 

 

 

 

 

天井から水がしたたる中、俺たちは警戒しながら足を進めていた。出来ることなら領主一行には会わずに、宝物庫まで辿り着きたい。

 

何十もの洞穴がある部屋や、スライムの軍団からの逃走劇など、いろんなトラップをくぐり抜け(…アラジンはちょっと疲弊したけど)俺たちは竜の頭が待つ部屋へ到着した。

 

「この部屋、今までの部屋と雰囲気が違いますね。」

 

「ネギも気づいたか。なんか造りがしっかりしてるよな。」

 

これまでとは違い、少し立派な部屋。その中央に石碑があり、何やら文字が書いてある。

 

『竜の牙の中に真実は存在する。すべては竜の尾に辿り着く前に。』

 

「…トラン語か。」

 

「アリババさん読めるんですか?僕にはさっぱりですが。」

 

「まぁちょっとならな。」

 

竜の牙の中か。とりあえず竜の口に突っ込んでいくしかないかな。ちなみにアラジンは俺の肩で寝てる。

 

 

 

 

 

「止まれ。」「止まりましょう。」

 

二人で言って同時に立ち止まる。

 

「何?どうしたの?」

 

「多分前にあの領主達がいる。声が聞こえる。」

 

俺とネギは気づいたみたいだ。…耳を澄ましてみると。

 

 

 

「なんだ?分かれ道か?どうしようかな~…?」

 

あの領主の声が聞こえる。どうやらこの先に分かれ道があるらしい。さてさて、あいつらどうするのかなぁ?

 

五分くらい息を潜めていると、どうやら一番右に決め手らしい。根拠はあるのか…怪しいな。

 

さて、俺たちも分岐点までやってきた。さっきのトラン語を思い出す限り、その道のどれかが竜の牙なのか?

 

「でもアリババ君。ここの天井に竜のしっぽが書いてあるよ?ここが竜の尾なんじゃないかなぁ。」

 

「なにっ?…ホントだ。よく気づいたなアラジン。」

 

確かにそんな感じの絵が描かれている。それに、その横の穴からは。

 

「風が吹いてませんか?」

 

ネギの言うとおり風が吹き込む音が聞こえる。気になるな。

 

「アラジン。ちょっと見てきてくれないか?」

 

 

 

 

 

そんなこんなで俺たちは宝物庫へと辿り着いた。領主?竜の牙?………ナニソレ?

 

いやだって見つけた道を進んだらあったんだもん。その道を遡ったら、罠として回避してた穴に通じてて、「ここが竜の牙だったのね~………分かるかっ!」的な後から分かる系謎解きだったし。

 

こんなん正規ルートで見つけれた奴は運強すぎるわ。

 

さってと。アラジン。あとはよろしく!

 

「ひらけ~!ゴマ!」




べ、別に展開考えるのめんどくさかったわけじゃないんだからねっ。

無理矢理なんかじゃないんだからねっ。



すみません。多分次も似たような感じになります。思いつきません。都合の良い展開が。

次回、迷宮攻略後編。モルさんの台詞はあるのか!

モルさん「むっす~(-_-)」
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