ただし港湾さんは出ません。
すみません
ではどうぞ
食堂に扶桑の姿はなかった。
だがお昼を準備している形跡があった。
きっと何かを取りに行っただけで、すぐに戻って来るだろう
まだ冷蔵庫は開けていないようなので、ばれていない。
助かった❗
「手伝ってくれるかい?」
<もちろんさ>
二人はゼリー等を手分けして持ち出して行った
「今日の晩にでも、皆に出そうかな?」
<いいね❗>
頭の上にゼリー入りのボールを乗せた妖精さんがポンと跳ねた
<その前に少しだけいいかな?>
つまみ食いの打診である
「向こうに着いたら、少しだけ良いよ」
と言って、歩いて新しい家に向かっていった。
私は少し歩いたあと
「工厰に部屋の飾り付けを作れる子いるかい?」
<いると思うけど、どうしたんだい?>
「素敵なパーティーにしたくてね」
と笑って答え
物陰に隠れて無線を使い皆に連絡を取った
「大和、聞こえるかい?」
少し間があって
『…どうされました?』
「もう皆との話しは終わったのかい?」
『はい、今は建物探索に戻ってますよ。』
「そうなのか、気を付けてね
僕みたいに怪我するかもしれないから」
『ありがとうございます。
それで何かご用件があったのではないですか?』
「ああ、今日の晩に皆と親睦会をしたくてね。
大和にお願いがあるんだけど、良いかな?」
『はいっ❗』
声から嬉しさが溢れていた。
「お昼終わったら、一度工厰に戻って皆に内緒で飾り付けを作って欲しいんだけど、良いかな?」
『分かりました。
大和にお任せください❗』
「うん、お願いします。
時間取らせてごめんね。」
と言って、無線を切った
次は扶桑だ。
もうそろそろ帰って来ているだろう
「扶桑、少しいいかい?」
そう言って、無線を繋げた
『はい、どうされました?』
案外速く繋がって驚いたが
「もうお昼作り始めてるかな?」
『はい。今取りかかってた所ですので、もう少しかかると思いますが…どうされました?』
「今日の晩に親睦会をしたくてね、扶桑に手伝って貰いたいことがあるんだけど良いかな?」
『もちろんです』
声から喜んでいるのが伝わってくる
「少しつまめる物を作って欲しいんだ…良いかな?」
『はい、大丈夫です。
では進一さんはどの様なものがお好きですか?』
「んー、だし巻き玉子とチーズが好きかな。」
『ではだし巻き玉子を作っておきますね』
「期待しておくよ。
では、手を止めさせてごめんね」
と言って、無線を切った。
港湾さんはさっき出ていった所だし、出会わない。
千代は無線持っていない為、連絡がつかない
彼女の事だから外を散歩している可能性が高い
千代に出くわさないように少し急いで向かった。
工厰の角を曲がり家の前に着いた時、私を探す声が聞こえた。
「ごめん、これしまっておいて貰えるかな?」
<任されたよ、頑張ってね>
苦笑いを残し玄関の中にボールを置いて
「はいはい?」
と、すぐに外に出ると工厰の角から
『もう❗探したんだからっ』
と、千代田が怒って出てきた。
「ごめんごめん、妖精さんから家が出来たって聞いたから待ちきれなくてね」
頭を掻きながら、そう答えた。
「で、どうしたんだい?」
『どうしたじゃないわよ❗
足怪我してるんでしょ?何で歩いてるのよ?』
スタスタと近づいてきて、車イスに乗せようとしてきた
「いやいや、大袈裟だよ。
もう大丈夫だし、痛くもないし」
と、その場で足踏みして見せ
拒否しても
『だーめ❗進兄が無理するの知ってるんだから』
聞く耳をもってくれない
「じゃあさ、少しだけ一緒に歩かないかい?
千代が危ないと思ったら、大人しく車イスに乗るよ。」
千代の手をとって少し前に出た
『もう、少しだけだよ?』
と、少し怒りながら
それでいて照れながらキュッと繋いだ手を握り返してきた。
「じゃあ行こうか?」
『うん』
先程までの勢いは無くなり、すっかり少女になっていた。
「砂浜で良いかな?」
『うん…』
暫くは無言で進んでいたが
『私ね…、ちゃんと約束守れたんだよ…』
俯きがちに隣を歩く千代にペースをあわせる
『でも目を覚ましたとき、またここに帰って来てて最悪だなぁって思ったの…』
繋いだ手から微かな緊張が伝わってきた
『今はそう思ってないよ❗』
慌てて打ち消し、こちらの顔を見上げてきた。
『だって進兄がいたんだもん…』
顔が少し赤らんでいた
「僕も驚いたんだよ?
だって千代はずっとあの町の娘だと思ってたんだから」
砂浜に着いた、また沖の方でイ級がパクパクしている
「良かったよ元気そうで…
心配してたんだ、突然いなくなったから」
『うん、ごめん』
「いいよ、また会えたし」
と言って、少し笑って見せた
「所で、千歳さんには逢えたのかい?」
フルフル首を横に振り
『ううん、まだ』
「早く逢えるといいね」
『うん…』
「僕にも手伝えることがあったら言ってよ」
『ありがとう』
少しだけ元気が戻って来たみたいだ
「良かった、やっと笑ってくれた。
千代は笑顔の方がかわいいよ」
『もう❗またそんなこと言って』
と言って、肩を叩いてきた
昔のままの反応で嬉しかった。
「ハハハ、ごめんごめん」
『でも、ありがとっ 』
「じゃあ、そろそろ食堂に行って扶桑の手伝いでもしようか?」
『そうね』
二人仲良く、食堂に向かっていった。
どうでしたか?
ちょっと言い回しやらで悩みました。
そして、何となく納得はしたけど気にはなっているのでまた書き直すかもしれません。
ごめんなさい。
そして少し体調を壊してしまいましたので、来週はお休みさせていただきます。
調子良ければあげますが…。
それでは
感想、誤字脱字報告お待ちしております。
よろしくお願いします。