提督と桜の木   作:ラシュル

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17日舞鶴行って来ました。

初めて行った艦これオンリーイベントすっごい楽しかった。

いや、私ごときと比べるのも烏滸がましい位皆さん凄かったです。

ちょっと設定に私の主観的なものが入っています。

お気をつけ下さい❗




不幸の…

何だかやけに頭が痛い。

 

近くで声がする。

 

頭に響く。

 

誰だ。

 

うっすらと目を開けた。

 

目の前が赤くはっきりとは分からないが、どこかの部屋で女性の膝の上に抱えられていた。

 

ただ、懐かしい人がそこにいる気がした。

 

だから女性の頬に手を添え

「……おかえり……さっちゃん」

 

出来るだけ笑顔で言えたはず。

 

だが、帰って来た言葉は

 

申し訳無さそうな声で

『提督、私は大和です。』

 

ああ

あの子はもういないんだ。

 

涙が一筋頬を伝った。

 

「すみません」

 

直ぐに手を下ろし

 

「直ぐに退きます」

と言って起き上がろうとした。

 

 

頭の痛みと足の怪我からフラつき、また地面に倒れ込んだ。

 

今度は後頭部を打ち付けた。

 

「っっっ❗」

 

心も身体も傷だらけで、どうしようもない。

 

『まだ無理なさらないでください』

 

と言って手を指し伸ばしてくれた手を払いのけ。

 

「ほっといてください❗」

 

仰向けに倒れたまま、八つ当たりしてしまった。

 

最悪だ。

 

「すみません」

「ですが、私の事はもういいんです」

 

そう言って壁の方まで這って行き、立ち上がり外に出た。

 

「外の空気に当たってきます」

 

やはり今の私には辛いことが多すぎる。

 

『お待ち下さい』

 

「一人にさせてくれ❗」

 

大和がついて来ようとするのを強く静止して出ていった。

 

海に行こう。

 

海に帰ればきっと忘れられる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

少しずつ、少しずつ歩き

 

海にあと少しまで近づいた時

 

『先ほどはありがとうございました』

 

振り向くと先ほど地下にいた女性が近づいて来ていた。

しかも見た感じ傷もなく元気である。

 

「もう大丈夫なんですか?」

 

確かその辺にいた妖精さんに、この方の手当てをお願いして日はたっていないはずだが?

 

『入渠させて頂きましたので、大丈夫です』

 

と言って、前まで来てお辞儀をして

 

『扶桑型超弩級戦艦、姉の扶桑です。

よろしくお願いいたします。』

 

と言った。

 

何なのだろう?

思い返せば、大和さんも言っていた気がする。

 

「私は、川上進一と申します。

こちらこそよろしくお願いします」

 

と言って、下げれるだけ頭を下げた。

 

そして疑問に思った事を声に出した。

 

「貴女達のような綺麗な方が戦艦なのですか?」

 

何を言っているのか自分でもよく分からなかった。

 

『キレイだなんてそんな……//』

 

扶桑は目を閉じ、胸の上で手を重ねて少しモジモジと照れてしまった。

 

不覚にもかわいいと思ってしまった。

 

少し間が空いて

 

『私達艦娘は戦艦だった時の記憶を持って生まれてきています。

ですので、正確には戦艦そのものでもあり艦娘なんです。』

 

『上手くお伝えできず申し訳ありません』

 

「はあ、そうなんですか…」

 

正直、実感がわかなかった。

 

少し間が空いて

 

『その……進一さん

とお呼びしてもよろしいですか?』

 

ドキッとした❗

 

「はっ…はい」

 

少し声が上ずってしまった

 

『先ほど進一さんは海に向かっていらっしゃいませんでしたか?』

 

「そうですが、それが……」

 

いい終える前に、扶桑さんがすごい早さで隣に来て

 

『提督を一人で海に向かわせるなんて、他の子達は何をしてるんですか❗』

 

と言って、怒り始めた

 

「いや、大和さんには伝えずに来たので」

 

今さらっと提督って言ってたような?

 

『進一さんは、私がお守り致します❗』

 

聞いちゃいない。

 

扶桑さんと話をしていたら

何だかさっきまでの辛さが和らいでいた。

 

「扶桑さん、ありがとうございました」

 

不思議そうな顔で

 

『扶桑とお呼びください』

 

と笑顔で返してくれた。

 

「扶桑さんやま…」

 

悲しそうな顔でみられた

 

「扶桑、大和さんの所に一緒に行きませんか?」

 

微笑んで

 

『はい、ご一緒させていただきます』

 

そう言って他愛の無い話をしながら元来た道を引き返していった。

 

時々よろける私を支える扶桑さんは

何故かは幸せそうだった。

 

 

 




扶桑さんを出して見ました、和服じゃないじゃないか❗
と言う苦情は認めない。

扶桑さんは幸薄美女だと思ってるが、幸せになっていただきたい❗
と考えて話を進めます、不幸成分薄めで行きたいです。

では次回。
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