提督と桜の木   作:ラシュル

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昨日一緒に書いてたものもあげておきます。


地雷って…

怒った理由は簡単だった。

足のケガが原因だったらしく、『歩いちゃだめですよ』とか大和さんが言ってた

 

さっきの事がきっかけで、まだ悪い空気を直そうと私は

 

「車椅子でもあれば大人しくしてるよ」

 

と、冗談めかしく笑って言ったら

直ぐに妖精さんが現れて、車椅子を置いて消えていった。

 

満足そうな顔で・・・

 

早速車椅子に座らされ、どちらが押すかといった論争が背後で行われた。

 

結局、大和が勝ったらしく

『少し晴れがましいですね』

とか言ってた。

 

何を誇ってるんだろうか?

 

だが、こんな環境を守っていかなきゃいけないと言う気が湧いてもきて

なんというか、娘が2人同時にできた感じがした。

 

食堂に向けて移動中に

 

「食料ってほとんど無かったと思うんだけど、大丈夫かな?」

 

『大和にお任せください・・・』

『扶桑にお任せください・・・』

 

たぶん大丈夫なんだろう。

奥さんとか、妻として、とか言ってたような気がするけど

そこはスルーするとして。

 

『進一さん?』

 

突然止まって大和の顔が横から出てきた

ドキッとするくらいの距離だ

 

「なんだい?」

 

『呼んでみただけです』///

 

初々しいカップルか‼‼

 

『進一さん?』

 

今度は扶桑から呼ばれた

顔が赤いので伏せて

 

「なっ・・・なんだい?」

 

『私、負けませんから・・・』

 

何がだ?

とツッコみたい気を抑えて

 

「応援するよ」

とだけ答えておいた。

 

また後ろで言い合っているが

なんだかんだで仲良くなったと思いたい。

 

食堂で悪くなってない缶詰をみんなで食べて

これまでの事と、今後の事を少し話した

 

どうやら扶桑には角が生えていて

元飛行場姫だったみたいだ。

 

暴れまわっていたのは扶桑自身だったのかもしれないが

ハッキリとしない事や、説明のつかない事などが有ったため

「扶桑は扶桑じゃないか?」

で終了した。

 

明日の朝

扶桑が北回りに、大和が南回りに見て回り

私は妖精さんに建物の修理を依頼する

 

その結果で明日以降の食料確保などを決めていくことになった。

 

安全が確保されているのは工廠だけなので、暫くはそこにみんなで寝ることに決定した。

 

帰る道すがら、工廠と入渠の間の場所に家を建ててもいいかな

そうなったら表札とかつけちゃう?

とか考えてみて

ふと思った

 

彼女たちの下の名前って何だろう?

 

聞いてみよう。

 

「あのさ2人とも、ちょっといいかな?」

 

止まろうとしたので

 

「動きながらでいいよ、ありがとう」

「あのー、さ、下の名前って何かな?」

 

二人とも考えた事が無かったって顔で

 

『少しお待ちください』

 

と帰り道を押してくれている扶桑さんが答えて

少し離れて二人でコソコソ話していた

 

帰って来た大和が少し寂しそうに

『私達に有るのは戦艦だった記憶だけ見たいです。』

 

扶桑が恥ずかしそうに続けて

『なので、名前を私たちに付けてください』///

 

なんでそうなる?

なぜテレる?こっちもテレるから!

 

「いや、付ける?変な名前付けるかもだよ?それでもいいの?いやいや・・・」

 

『名前ですね。私には・・・必要かも』///

『いいんですか、大和もいただいて・・・』///

 

なんか地雷踏んだかも。

 

「あー、うん、変な名前付けないように頑張って考えるね。

嫌なら拒否してもいいから。あとさ、少し時間を下さい。」

 

二人とも既に期待していたみたいで、ガッカリしていたみたいだが

 

『『はいっ』』

 

元気よく返事をくれた。

 

恥ずかしさを隠したくなったので

 

「二人とも先にお風呂入ってきたらどう?

ここからは一人で大丈夫だから」

 

『いけません』

『ダメです』

 

「もう大丈夫だよ、すぐそこだからさ」

 

『いいえ、中までご一緒します!』

 

頑なに拒否されるのもなんだかなー

そんなに心配されることしたかな?

 

「なんかごめん・・・」

 

工廠の中まで入って窓の前に止めてもらった。

 

「じゃあ行っといで」

 

『では行ってきます』

『いってまいります』

 

手をひらひらさせながら

「行っといでー」

 

静かになった工廠の中で

トコトコ出てきて肩に上ったあの妖精さんに向かって

 

「あの子達だけでも、幸せにしたいな・・・」

 

<君にも幸せになってほしいんだけどな>

 

「ははは、僕はもう幸せだよ」

 

<そうだといいんだけどね>

 

「そうだ、明日建物の修理手伝ってよ」

 

<僕たちにまかせてよ>

 

「後、彼女たちの家も作ってあげたいんだよ」

 

<わかったよ>

 

窓の外を見ながら

 

「釣りしていい?」

 

<だめだよ、あぶないし>

 

「そうかなー」

 

<そうだよ、きをつけてよね>

 

「気を付けるよ、ありがとう」

 

<分かってくれればいいんだけどね>

 

みんな危ないって言ってるけど、そんな感じしないからなー

ちょっと明日、海に行ってみようかな・・・




扶桑に飛行場姫の角生やすと可愛いと思います❗

さすがに気分が高揚します❗

妖精の発言、読みにくかったから漢字にしました。

次は、深海出して行こうと思います。
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