引きこもりの僕に神様は家出少女を送り付けました。 作:道端の栗ボーさん
引きこもり、裸を見て撃沈。
以上。
目が覚めたら女の子が抱きついていた。
唐突だけどそのままの意味だ。昨日公園で出会った女の子、名前は小鳥遊伊織、俺と同い年の中学2年生だ。俺と同じクラスらしいが...記憶にはない。
さーて、どうするか...。寝起きに抱きつかれるシチュなんてマンガやエロゲーの中だけだと思っていた。そして俺も健全な思春期の男子だ。これに興奮...いや動揺しない訳がない。
拓海「落ち着け、落ち着くんだ俺...、そして俺の息子...」
早くこのホールドから抜け出さないと理性がぁ...
伊織「...なんか当たってるんだけど」
拓海「健全だからね」
伊織「恥ずかしいわ」
拓海「じゃあ離れてくれよ、いや離れてください。」
伊織「二度寝...しよっか」
拓海「離れろおおおおお!!」
母さん、息子は色んな意味で元気です。
何故伊織がまだ家に居るかというと、その後天気が悪化し帰すに帰せなくなってしまったからである。そのため俺がリビングで、伊織が俺の布団で寝ることになった、筈なのだが...
拓海「なんでリビングで寝てたんだ」
伊織「トイレから近かった」
拓海「そこかよ!!!」
という訳だ。昨日のお風呂事件でも思ったが伊織にはどうも男女間の常識が足りないようだ。でも料理はとても上手い、家事も出来る、全世界の独身男達が欲しがるレベルだろう。
そんな伊織だが家出の理由などは全く話してくれないのだ、話を振ると無言の空間が出来上がってしまう。どうやらNGのようだ。そして行く宛もない。この子がもしほかの理性の吹っ飛んだケダモノの家に入ることになったら...母が帰るまでは家に住まわせることにした。
拓海「ごめんよ母さん...」
そんな言葉には目もくれず伊織は洗濯物を干す真っ最中だ。そうそう服はベランダで下着は部屋に...
拓海「って!?」
俺の目に映ったのは純白の下着だった。見覚えもない真っ白な...
拓海「落ち着け俺...見るな、あそこは見たらもう...」
伊織「どうしたの?」
拓海「い、いや何でもないんだ、だ、大丈夫だから」
伊織「どうして前屈みなの?」
拓海「大切な事情があってな...」
伊織「...男の子って大変なのね」
誰のせいだ。
色んな意味で辛い二人暮らしだが、1つ良いことがある。ご飯が旨い。おかん以外の手料理を食べたのは初めてだったが感動的な旨さだった。
伊織「...美味しい?」
拓海「旨い(即答)」
伊織「そう」
...若干笑ったように見えたが気のせいだったかな?
今度料理のコツを教えてもらわねば...正直、料理が下手な俺だけではこれからやっていけるか不安だったのだ。
拓海「学校はどうするんだ?」
伊織「行かないわ」
拓海「あー、そう」
引きこもりの俺には口出し出来ない...。
拓海「今日はこのあとどうしたい?」
伊織「...下着が欲しいわ」
拓海「え...?」
伊織「替えがないの...」
拓海「じゃあお前今は...」
伊織「このシャツだけよ」
一瞬だった。シャツだけと聞いた瞬間俺はまた前屈みを強いられる状態になった。単純だ。
伊織「どうしたの?」
拓海「な、なんでもない」
大ありだ。
時間が取れないので今回は短めです。
申し訳ないm(_ _)m
ではまた次回 ヾ(´・ω・`)