引きこもりの僕に神様は家出少女を送り付けました。 作:道端の栗ボーさん
引きこもり、二人暮らしを始める。
以上。
伊織との同居が始まって1日目、もう自制心が悲鳴をあげている。そりゃ当たり前だ、裸を見たり、下着を見たり、挙句に裸シャツという男の夢までもが目の前に現れたからだ。彼女にはやはり恥ずかしいという気持ちはないのだろうか...?
拓海「まだ朝なのになんでこんな疲れるんだ...」
そんな愚痴を言いながら俺は自分の部屋のドアを開けた。しかしそこに現れたのはまたもや綺麗な肌色だった。
拓海「あっ......」
着替えている最中だった...
伊織「...イヤン」
拓海「せめて表情に出せっ!」
伊織「恥ずかしいわ」
拓海「あっ!ごめん!」
急いで廊下に出る。彼女はドア越しに話しかけてくる。
伊織「拓海は女の子の裸を見るのが好きなの?」
拓海「い、いや、そういうわけじゃ」
伊織「じゃあ嫌いなの?」
拓海「嫌いって訳でもないけど...」
なんだろう、弄ばれている気がしてならない。そして顔が熱い...。
伊織「男の子ってよく分からないわ」
拓海「ほっとけ!」
伊織「じゃあ家の中では全裸になるわ」
拓海「すみませんでした」
伊織に完全にペースを持ってかれている。
色々ツッコミたいことはあるがそれは後だ。今もっとも大事なのは下着を買うことだ、彼女のためにも俺の自制心のためにも...。ありがたいことに近くにはデパートがある、俺は伊織を連れて出かけることにした。しかし
拓海「あっ....」
伊織「どうしたの?」
俺の目に映ったのはよく見たことのある制服だった。
同じ中学の奴らだ、もしクラスの奴らに2人でいるのを見られたら...俺は伊織の手を掴み必死に走った。
少し戻ったところに遠回りにはなるがデパートまでの裏道があるからだ、走りながら伊織は聞いてくる。
伊織「どうして走るの?」
拓海「どうしてってお前、、こんなとこ見られたらクラスでどんな噂が立つか...」
伊織「私は構わないわ。」
拓海「俺が困るんだ!!」
そう、これ以上面倒なことには関わりたくない。
裏道に入りホッとしてる俺とは対照的に伊織はケロッとしている、本当に気にしてないようだ。
拓海「伊織は学校に行ってたのか?」
伊織「行ってたけど何も興味がなかったわ。」
拓海「興味が?」
伊織「つまらなかったわ。とっても。」
拓海「友達はいたのか?」
伊織「どうして?」
拓海「い、いや別に...」
またもや静寂の空間が出来てしまった...だが今回は伊織が口を開いた。
伊織「いなかった、作る意味が分からなかったの。」
俺は言葉が出なかった。初めて伊織が話してくれたことはとても、とても重くのしかかってきた。
検定試験の勉強続きで死にそうな今日この頃(._.)
続きもノンビリ書いていきますので気長に待って頂けると幸いです(*・ω・)*_ _)ペコリ
それではまた次回(。・ω・)ノ゙