デート・ア・ライブ 悠佳メモリー   作:事の葉

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問題



私が生きる意味は?


(全開は問題を忘れ、申し訳ございません。久しぶりの投稿で・・・)


士道の仲間?

‐side狂三

 

私は士道さんに頼まれて、私の天使刻々帝(ザフキエル)によって生みだした私達を使って「悠佳」という名前も聞いたことのない精霊を捜索した。

 

時刻はもう21時を過ぎているし、天宮市は無駄に広い。

 

先程士道さんに頼んで容姿とかの特徴をメールで送ってもらったものの・・・なかなかいるものではない。

 

私達に任せて私はビルの上で休憩をしていると、士道さんから連絡が来た。

すぐに気付き1コールで電話に出る。

 

『本当1コールで出るんだな』

「まぁまぁ、いいじゃありませんの。それで、悠佳さんが見つかったのですか?」

『いや、そっちじゃなくてだな、どうやら美九が記憶を取り戻したみたいで・・・』

 

自分でも何が起きているのか分からないといった口調で言う。

 

「どういうことですの?」

『いや、少し話をしていて、出会った経緯とか・・・色々話してたら全部思い出したみたいでさ』

「他の子にはやってみたんですの?」

『いや、美九だけだな・・・多分、一度悠佳に連れ去られたから、美九だけ助けたんじゃないか?』

「成程、分かりましたわ。さらに私達を増やして探してみますわ」

『頼む』

 

そう言うと電話を切ってしまった。

それと同時に一人の私が影から出てきて、告げる。

 

それによると、来禅高校の2年4組にいるようだ。確か・・・あそこは士道さんのいるクラス。

 

少々の疑問を抱きながらそちらへ一の弾(アフレ)を使って移動する。

 

 

 

 

 

 

 

ようやく見つけた。

窓に腰をかけ、真っ暗な空を眺めている彼女こそが、悠佳なのだろう。

 

こちらに気付くと、ゆっくりと振りかえった。

 

「精霊・・・かな?初めまして」

 

鉄のマスクで籠った声はとても可愛く、幼い。

一瞬私の心が揺らいだ。

この子が本当にやったんですの?

何かの勘違いでは?

 

「貴方が悠佳さんですのね」

「ん?そうだけど」

「初めまして、私は時崎狂三と申します」

 

スカートの裾を持って丁寧にお辞儀をする。

 

少し遅れて少女は立ち上がり、ペコリとお辞儀をする。

 

「私の霊装は変わっててさ。ドレスじゃないんだよねぇ~」

「そういえば変わってますわね。でも、いいじゃありませんの。謎の多い女みたいで」

 

クスクスと冗談めいて言う。

 

「そう?そう言ってくれると嬉しいなぁ」

 

それに無邪気な笑い声で返す。

 

「ところで・・・なんで精霊が記憶を失ってないのかな?」

 

今までのは全て演技、といったように顔が豹変する。声が低くなる。

 

「あぁ、その時、私は他の市にいたので」

「そ、じゃぁもうひとつ質問。君は・・・士道の仲間?」

 

獣が持つような威圧感を放ち、質問する。

睨みつけている訳でもないというのに、声は変わっていない筈なのに威圧感だけが増幅されたような。

 

「・・・いいえ、違いますわ」

 

今、そうと答えればきっと戦闘は避けられないだろう。

悠佳さんは無事の状態で士道さんに会わせなければいけない。強制はダメと言われたので、口からは嘘が出た。

 

「そっ、じゃぁなんで私と話を?」

「私、話す相手がおりませんの。寂しくて寂しくて・・・」

「なぁんだそんなコトか。いいよ。私も暇してたところだし」

 

そう言ってぴょんととび下りて私の元へ来た。

 

「って言ってもなぁ、初対面の人と話すことなんて・・・月が綺麗ですね?」

「空は曇っていて月は見えませんわよ?」

「・・・何話すの?」

 

その言葉に呆れた。

 

「最初は好きなものとかでいいんじゃないですの?」

「そか。えっと私はぁ・・・月が好き」

「私は猫ですわ」

「猫かぁ・・・確かに可愛いね」

「分かってくれるんですのね!!」

 

私は悠佳の手を握って、瞳を輝かせた。

あぁ、猫の可愛さを分かってくれる人がいるなんて・・・

 

「う、うん」

 

 

これから猫談義が始まったのは言うまでもない。

 

 

 

 

 

 

 

「いやぁ驚いたよ。狂三ちゃん良い人なんだから」

「そういう悠佳さんも」

 

私達はもうすっかり意気投合した。

そんな時、私の携帯に士道さんから連絡が来た。

 

「もしもし?」

『こんな夜遅くにスマン』

「大丈夫ですわよ」

『そ、そうか。悠佳は見つかったか?』

「えぇ、目の前に」

「誰と話してるの~?」

 

私の背中からどさっと悠佳がもたれかかった。

 

「知人ですわ。仕事を依頼されていたもので」

「そっか。私図書室行ってくるから~」

 

そう言うとクラスを出て、一階にある図書室へ向かっていった。

 

『今の声・・・』

「えぇ、悠佳さんですわ。先程まで話しておりましたの」

『そうか・・・何処だそこは?』

「来禅高校ですわ。しかも、2年4組」

『・・・どういうことだ?』

「さぁ?何か思い悩んでいたようですが・・・もしかしたら、士道さんにしたことを申し訳ないと思っているかもしれませんわね」

 

冗談めいて言うが、きっと士道さんはそれを真に受けているだろう。

 

『・・・んじゃぁ話を普通に出来る可能性は?』

「十分にありますわ。携帯の電話番号を交換したので、翌日にでも」

『分かった。今日はありがとう』




答え





誰かが勝手に決める。




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