うたわれるもの偽りの仮面〜お前を覚えている。〜 作:ちづる。
あれから数日がたって自分は、オウギ達と共に
『ヤマト』という國へ向かっている……らしい。
「ヤマトという國には、僕達の知り合いがいますから」
という事らしい。
自分は、なんでもいいのだがノスリが自分を心配して、
『オシュトル』という男性に合わせたいとのことらしい
雪山を三人で歩き続けると、突然ごごごごっという音がなり振り返る。
するとそこにはー…
「ぼ、ぼぼぼ、ボロギギリー!?」
とノスリが叫ぶ。
オウギは、笑顔でいう。
「とりあえず逃げましょうか?」
「い、いい女は逃げてはいけないのだ!」
オウギは、全力で拍手する。
「流石姉上!!!」
自分は、ため息をつく。
(本当に大丈夫なのか??心配なんだが。)
「なぁ、オウギ。」
「ハイなんでしょうか?シロさん」
「本当に大丈夫なのか?ノスリだけに任せて」
ふふふと笑ってオウギは、答える。
「姉上が倒してると見せかけて僕が後ろからボロギギリ
の弱点をついておくので大丈夫ですよ。」
自分はノスリの方を見る。
(弟が居なかったらまるで駄目になりそうだな)
「オウギ。自分は何かやることないか??」
「いえ、シロさんは弱いので下がっていて下さい。」
自分よりノスリの方が弱いだろ。とぶつくさ言っているとオウギはいつものようにクスリと笑ってボロギギリの方へ進んでいった。
ボロギギリはオウギが弱点をつきほんの数分で倒してしまった。ノスリはオウギが弱点をついたとは知らず高らかに笑い声をあげた
「はははははっ!いい女は、こんなこと簡単なのだ!!」
といいながらオウギを見た。
「流石は姉上。」とオウギはいうがやはりオウギの凄さに感銘を受けた。
(オウギはすごいな。)
その心を見透かしたようにオウギはこっちを向いた。
「ありがとうございます。」
(心の声漏れてたか?)
と不思議な顔をしていると
「わかりやすいんです。シロさんは。」
「そ、そうか!?」
と顔を赤らめてしまった。
ノスリの呼ぶ声がした。
「おーい!オウギ!シロ!時間がないから早く行くぞ!」
「わかりました姉上。」「ああ!了解した。」
「オシュトル様。」
「なんだ。ネコネ。」
「文が届いたのです。」
オシュトルと呼ばれた男性は、渡されたふみをよむ。
「そうか……オウギ達が来るのか…。シロ…か。」
するとネコネという少女がオシュトルに言った。
「決してあの件はバレないように…。」
「わかっている。」
あの日、彼と出会わなければあんなことにならなかったかもしれない。私はこんなふうにならなかったかも知れないー……。
うたわれるもの2話です。
<(_ _)>よろしくお願いします。
次はおそらくオシュトルさんが出てきます。