ではどうぞ。
「さーて、という訳で明日の行動計画をしよう!」
こんな感じで俺とコーンの作戦会議が始まろうとしていた。
「と言っても明日することもゴブリン討伐だよな?」
「た、確かに。そ、それじゃあゴブリンを倒す作戦でも練ろう!」
ゴブリンを倒す作戦か。と言っても魔法を使われたら勝ち目がない気がするけど。
そのことを伝えるとコーンは
「まあ、その時は逃げるしかないけど.....でも、そもそもゴブリンって魔法なんか使えるの?」
「そりゃあ俺みたいに魔導書があれば誰でも使えるんじゃないのか?」
「確かにそうかも........え、でも.....」
「ん?なんて言ったんだ?」
最後の方がよく聞き取れなかったがまあいいか。
「いや、なんでもないよ。まあ、魔法を使えるやつにあったら逃げるとして。普通のゴブリンを倒すときにもっと簡単に倒す方法を考えようよ。」
「そうだな......でも俺の雷じゃ一発じゃ倒せないんじゃ──あ、こうすればいいのか。」
そう言って俺は両手を前に出して両手に雷の玉を作る。
前にふざけてやったやつだ。まさか役に立つとは......
「そう!それだよ!僕がゴブリンを重力で抑えるから翔くんはそれでドッカーン!とやってくれればOKだよ!」
「でも魔力が直ぐに無くなるんじゃないか?」
「ん?そうだね。まあ、がんばれ!」
そこは適当なんだな......
ともかく、これで大体の倒し方の作戦を練ることが出来た。これで後は明日を待つだけだ。
.......ちょっと待て。こんなんで大丈夫か?....多分大丈夫...。
等と勝手に自問自答してみる。まあ、明日のことは明日考えよう。
その後、俺たちは残りの一日をのんびり過ごした。
そして翌朝......
俺は轟音と共に目を覚ました。
「か、翔くん!外で何か言ってるよ!?」
コーンにそう言われ、窓の方に目をやる。どうやら、何かの警報?のようなものを言っているように聞こえる。
しかし、外は何の変化もなく、音さえなければ昨日と全く変わっていない。
「そんじゃ、今日ものんびりゴブリンでも討伐に行くか。」
「ちょっと!ねえ!翔くん!?これどう考えてもおかしいよね!?緊急事態とかそういうのだと思うんだけど!?」
緊急事態か.....
「じゃあコーン!早速ギルダーに行って情報集めるか!」
「さすが翔くん!そうしよう!」
そして俺たちは屋敷の外へと急いで出る。
その頃には丁度ベルが鳴り終わっていた。なんか、嫌な予感がするのは俺だけじゃないよな.......?
ガランカラン
ギルダーの中の入ってみると........誰もいなかった。
「どういうことだ?」
「まさか本当になにか──」
「どうしたんですか?」
あ、居たんだ。
とりあえずあのベルのことを聞いてみるか。
「そういえばさ──」
「あなたたちもゴブリンを倒しに行くんですか?」
「はい。そうですよ~」
と、俺ではなく、コーンが答えた。
いやまあ、確かに今日はゴブリンを倒しにいく予定だったけどね?もうベルのことはどうでも良いの......?
「そうですか。ではクエストの紙はいいですのでどうぞ」
その後、俺たちは外に出た。
いやちょっと待て。
なんで出てたんだよ。
「おいコーン。ベルのことは?」
「街を見たところ何もないからな~って思ったから普通にゴブリン倒しにいこうと思っただけさ。」
「まあ確かに。んじゃ行くか。」
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