投稿してない日にお気に入り登録200件以上登録とか目がおかしくなったのかと・・・。
これからも頑張って行くんで応援よろしくお願いします。では
「はぁ? お前があの篠ノ之束だと? 嘘つくなよ。一度会ったことがあるが、お前みたいなハッちゃけた奴じゃなかったぞ」
「だ~か~ら! イメチェンしたの! あんまりにも君が『卑屈だ』とか『根暗』だとか言うから頑張ったんだよ」
あれから数日が経ち、彼は無事意識を取り戻した。改めて自己紹介すると信じられないという表情でそう言った。
「……確かに言った気がするな。まさか…本気にするとは思わなかったが」
「冗談だったの!?」
「いいんじゃないか?そういうのも。ネチネチと面倒なお前よりはましだ」
「そう言ってくれると頑張った
「だからやっくんは止めろ、それに今の俺は楯無だ。怪我の治療してくれたことは感謝しているが、よろしくするつもりはない。俺は早く日本に帰るんだ。今頃刀奈や簪が心配しているだろうしな」
手を差し伸べるとそれを取らずにそう言った。シスコンなのはあのころから変わってないようだ。
「う~んそれはあまりお勧めしたくないな……」
「どういうことだ?」
私の否定に対して振り向かずにそう聞いた。
「やっくんが戦ってた奴らは
「それなら俺も仕事で情報を見たことはある。確か戦時中から活動する組織だろう? それがどうした」
「やっくんは生身でISを圧倒した、これはあいつらにとってかなりの脅威だよ。だから真っ向から倒せないのなら卑怯な手も使う、もし生きてるのがばれたらやっくんの妹達を人質にしてでも殺しに来るかもしれない」
壁に掛けてあるボロボロになっていたスーツを取ろうとしていた手が止まり表情が強張った。空気が重くなって息苦しくなった気がした。
「おい、それは本当か」
「
「つまり……あいつらをぶっ倒せば全てが丸く収まり、俺は帰れるわけだな」
今にも飛び出す勢いで窓を開けてサッシに足をかけた。私は慌ててワイシャツの襟を掴み、力ずくで止める。
「っぐ!? 何しやがる!!」
「何って今このラボ海の上を飛行中だよ! 泳いでいくつもり? それに意識が戻ったって言ってもまだ怪我が治りきった訳じゃないんだから。無茶はだめだよ」
「それがどうした。あいつらが刀奈や簪を危険にさらす可能性があるなら……一刻も早く消し去るまでだ。俺の体のことなんて考えてられるか」
腕を振りぬき彼の頬を平手で叩いた。パン!と乾いた音がラボに響く。
「君には分からない? 君が妹達を大切に思うように、その逆に大切に思われているはずだよ。それを投げ捨ててまで向かうって言うなら私はもう止めない。好きにすればいい」
「……そうだな俺にはそんなことは出来ない。悪かった」
つい感情的になってしまった自分に対して呆れて、はぁ、とため息をついた。
「分かればいいんだよ~分かれば」
「ああ、おかげで頭が冷えた」
窓を閉めて椅子に座り直す。彼は右肩をぐるっと回してからテーブルをはさんでその反対側の椅子に座った。
「やっくんはこれから行くあてもないでしょ? 良ければここに居候させてあげるけど」
そう聞くと、顎に手を当ててから少し考えてから返事を返す。
「じゃあこれからしばらく世話になる。よろしく頼む篠ノ之」
「そんな堅苦しいのは抜きでいいよ。同い年でしょ?」
「一応お前より一つ年上なんだがな……早生まれなだけで」
「じゃあむしろもっと砕けた話し方でいいじゃん~」
「一応、形式上だ。お前はもっと年上に敬意を払え。以前の面倒くさい頃のお前はしっかりできていただろうに」
「え~そんなの忘れちゃったな~。まあ…いいよね! それよりやっくん。束さんのことは束でいいよ、嫌だったらもっと親しみやすい呼び方を考えてね」
「だからやっくんは止めろと言っただろうが…じゃあ束でいいか?」
「やっくんはやっくんでしょ変える気はないよ。もうちょっと考えてくれてもいいのに…。じゃあ改めてよろしくねやっくん」
「はぁ……お前には何を言っても無駄そうだ。分かったよ、好きにしてくれ」
今度は差し出した手をしっかりと握って握手してくれた。なんだか久々に人の温もりを感じた気がする。
「しばらくは妹達の下に帰れるように亡国機業とやらの撲滅を目指して頑張りますかね」
「なら束さんも頑張っちゃうからね!」
「ハハ、そいつは頼もしい限りだ」
こうして結ばれた友好関係は後に『IS学園』、『
どうでもいい用語集➁
シスコン同盟(仮):十七代目楯無と天災の間に結ばれた同盟の事。加入条件はシスコン(またはブラコン)の境地にたどりつくこと。現段階で条件を満たしているのは、『妹の為ならISを拳で砕く』更識楯無。『弟の為に世界二連覇を』織斑千冬。『世界の天災』篠ノ乃束。の三人だが織斑千冬はIS学園に所属しているため、事実上メンバーは二人であり、それに伴い名前からブラコンの文字は消された。
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