申し訳ないです…
現在、夏休みに入っているので徐々に投稿できると思います。いやー2日に一回投稿している投稿者さんは本当にすごいと、ひしひしと感じました…
では、今回は1年生と勉強会です!どうぞ…
夏休み、というものは様々な過ごし方がある。
友達とプールに行くのもよし。虫取りに行くのもよし。日が暮れるまで友達と遊ぶのもよし。異性と砂浜で青春を謳歌するのも…いや、これは万死に値するな。
とりあえず、夏休みというのは本当に色々な過ごし方がある。
ならば、家でゴロゴロしたり、ゲームをしたりするのも一種の過ごし方だ。これはまさしく俺の過ごし方である。
しかし、この話はそんな幸せを破壊される事から始まる…
太陽が燦々と照りつける夏休みのある日、船の汽笛が聞こえ、時計は9時を回っている。俺は1人自分の部屋のベッドでゴロゴロと寝転がっていた。にしても、この様なことが出来るのがとても久しぶりの様な気がする…
「最近は忙しかったからな…」
頭の中で最近の出来事を振り返る。
実はここ最近、aqoursの新曲の練習や、PVの撮影などが一気に立て込み、暇人の俺も珍しく忙しい日々を送っていたのである。
しかし、やっと昨日、忙しい日々が終わりを迎え、ヘトヘト状態で家に帰って眠りについたのだった。
さて、何をしようか…
ここ数日は練習や話し合いもなく、休みという事になっているため、どうやって夏休みを満喫するか、ベッドの上で計画を練ってゆく。
まあしかし、久しぶりの休みだ。このまま、二度寝に入るというのも悪くない…
そう考えていたら、何だか眠くなってきたかも…よし、俺はこのまま二度寝に入るとしよ「ピンポーン!」
「…ん?」
「ピンポーン!ピンポピンポピンポーン!」
インターホンの音が家中に鳴り響く。
「誰だ…?宅配便かな?」
いつもなら、ばあちゃんが出てくれるだろう。しかし生憎婆ちゃんは町内会の集まりに行っており、今日は家には俺しかいない。つまり、俺が応対をしなければならないのだ。
ったく折角、これから二度寝しようというときに…
俺は少しため息を付き、緩みきっていた体を無理矢理ベッドから起こす。部屋から出ると、段々激しくなるインターホンの音に比例する速度で階段を駆け下り、玄関へと向かう。
相当急ぎの用事なのだろう。
急いで外履きを履き、戸を開く。
「はい…どちら様で…」
一瞬太陽の光が目に入り、視界が曇った。
そして次の瞬間。俺は目を疑った…
そこには、あの中二病の塊である。津島善子さんが目の前に何やら不気味なポーズをして、立ち塞がっていたからである。…何のポーズだ?あれ…。
「ごきげんよう、リトルデーモン第一g「ガラガラガラ」
咄嗟の判断で俺は戸を閉める…が…
「なんでいきなり閉めるのよ!!」
…く、津島さんの足で戸を閉められない…
「だ、誰ですか…何ですかいきなり…!」
「もう…!分かったわよ!とにかく、話を聞いて!」
戸を開けようとしてた、津島さんの力が弱まる。
…仕方がない、話だけでも聞くか…
俺も力を緩めゆっくりと戸を開ける。
そこには息を切らし、少々お疲れ気味の津島さんが。
あれ?よく見ると津島さんの後ろ側に2つの人影が…
「朝早くにすみません…」
「あれ?国木田さんも?」
「は、はい。あと…」
そう言うと、国木田さんの背後から覗き込むような視線がみえる。しかし、俺と目が合うとすぐに隠れてしまう。
「黒澤さん…だね?」
「ピ、ピギャ!」
この独特の叫び声はやはりそうだ。
やはり、まだ俺には慣れていないみたいだ…
「お、お、お、おはよう…ご、ご、ございます…」
「お、おはよう…で、津島さん、話ってのは?」
津島さんの方へ向き直ると、やはり独特のポーズで
「フフフ、実はね、貴方にヨハネきってのお願いがあるの…」
「完全に嫌な予感がするだが…ん?まさか」
「そう…この堕天使に与えられた宿命を一緒に果たして欲しいの…」
「…宿題だな」
「…ま、まあ、そうとも言うわね…なら、話が早いわ!一緒に…」
「お断りします」
そう言って家の中に入ろうとすると
「待って〜!このままじゃ宿題が終わらないの〜!数学とか意味不明だし〜!透さん頭いいでしょ〜!」
と言って飛びかかってきた。
「いや、俺は今日久しぶりに夏休みを満喫するんだ!悪いが、別の日にしてくれ」
「お願い〜!助けて〜」
「透さん。マルからもお願いします」
「ル、ルビィからもお願いします!」
…津島さんだけならともかく、国木田さんと黒澤さんにまで頼まれちゃなぁ…
「うーん………分かったよ…仕方ないなぁ」
「やった!ありがとう!」
「ただし!条件がある!」
「え?」
「わ、私が堕天マネーを必死で貯めて買ったゲームソフトが…」
「安いもんだろう?しかも、1週間貸すだけでいいんだから」
そう俺が津島さんに出した条件とは新作のゲームソフトを1本貸すという条件なのだ!
もっとすごいのを期待してたって?悪いな、俺はこのくらいで動く男だぜ。というか、変な条件を出したら俺が大変な事になる…
「…はあ、昨日買ったばっかりなのに…」
「あ、善子ちゃん。そこの答え3桁じゃなくて1桁になるはずズラよ」
「え!?」
あの後、1年生組と俺の4人で俺の部屋で勉強会をしている。国木田さんと黒澤さんは順調に進んでるみたいだけどどうも津島さんは苦労しているようで…
「津島さん…そこ、因数分解なのに、なんで計算しているんだ?」
「え!?足すんじゃないの!?」
と、まあこの調子で…
そして気がつくとさっきまで10を指していた短針が、12を過ぎていた。
「そ、そろそろ…休憩しませんか…?」
「そうだね」
「あ!そうだ私…お昼ご飯用におにぎり…いっぱい作ってきたんです…!」
そういうと、黒澤さんはバックの中から大きな弁当箱を取り出した。開くと、大量のおにぎりが詰まっていた。
「おお!流石ルビィちゃんズラ」
「流石ね、ルビィ」
「これ、食べていいの?」
「は、はい…」
「よし!みんなで食べよう!」
そして黒澤さんからもらったおにぎりを昼食がてら皆で食べる事にした。
気がつくと弁当箱の中身はすっかり無くなって、お腹は膨れ上がっていた。しかし、お決まりのように、強烈な睡魔が襲ってきた。
「ルビィ…ねむくなってきたかも…」
「マルも…ふわぁぁ…」
「堕天…の力が…目覚め…」
「…ダメだ…寝る訳には…」
しかし、その時には時既に遅く…
「ふわぁぁ…ああ!よく寝た〜!………あ!」
咄嗟に時計を見ると、さっきまで12時を過ぎていたはずの短針が4時を過ぎていた…
「あー…やってしまった…俺の夏休みが…」
落胆しながらふと傍を見ると3人がスヤスヤと寝息を立てて気持ちよさそうに眠っていた。
「…まあ、コレはコレでアリかもな…」
なぜだろう…彼女達に振り回されているのに不思議と嫌な気持ちはしない。
しかし、なんとなくわかる気がする。
確かに、彼女達は自分と1つだけ年が下なだけであり、たまに自分よりしっかりしている事もある。しかし、やはり彼女達はまだ幼くまるで妹のような存在だからだ。
見守っていたくなるのだろう…
ならば、ここは…
「…寝るか…」
そして、深澤透はゆっくりとまた夢の世界へと入っていった。
展開にかなり無理があったように感じましたが、いかがだったでしょうか…
もし、感想や意見等ありましたら書いていただけると嬉しいです…
次回は3年生回にしようと思うので楽しみにしててください!