詳しい説明を聞いてわかった事がいくつかある。私は確実に〝艦娘〟という存在で〝深海棲艦〟(交戦して来た黒い奴ら)は人類の敵であるということ。〝艦娘〟は〝深海棲艦〟と戦わねばいけないということ。因みにジオンや連邦の艦娘は確認されたことはなく、日本以外の艦娘となるとあったとしても第二次世界大戦中のアメリカやドイツ、イタリアの艦だということらしい。ついでに言うと、通信室の壊れた通信機は直そうとしていたわけではなく、解体して夕張さんを治すための資材に変えようとしていたらしい。まぁ、確かに死んでしまったら元も子もないから仕方ないことですね。
「ただ、空母に遠征させるって…。」
普通、軽巡と駆逐艦の仕事のような気がするのだけれど…まぁ、夕張さんがあの状態だし明石さんは工作艦なので仕方がない。何故か仲間になった二人のために頑張るか…。
ん?
ミノフスキー粒子撒いてるのに敵が…。
<ガウさん。敵、敵です!>
「偶然か…それとも勘の良いやつらか。ジオンの力見せてやります!」
バシュ
クロスボウを放つ
矢が変形してドダイYSに乗ったザクⅡが現れる。
鯨のような敵(夕張曰くイ級というらしい)に向かって
単つ眼の鋼鉄兵が迫る。そして、ザクマシンガンを連射。至近距離で120mmの弾丸がフルオートで発射される。イ級は、穴だらけの動かないただの残骸と化した。
更に全部で6体のイ級の艦隊は、地獄を見ることとなる。空からドダイやドップがイ級を襲い、瞬く間に沈める。狙おうにも狙えない。細かく素早く動く艦載機に当てるのは、至難の技なのだ。撃っても撃っても当たらない。仲間を呼ぼうにも仲間への通信も繋がらない。「メガ粒子砲、撃てぇ!!!」最後の一体も光に貫かれて爆沈した。そこにあったのは、戦闘ではなく一方的な蹂躙であった。
モビルスーツの性能も下がっていないし、充分強い。ドップ、ドダイ共に異常なし。メガ粒子砲も問題はない。世界を越えてしまったことには驚いたけれど装備面ではそんなに大きな…大きな……あれ!?ガルマ専用機がない!ついでに言うとシャア専用ザクもない!!まぁ、別にあのロリコン仮面のザクはいいや…ただ、ガルマ専用ザクとガルマ専用ドップがない!
「不幸だわ…ヤバイちょっと涙出てきた…。」
〝いや、たぶん…イ級の方がよっぽど不幸だったかと…。〟妖精さんにまで呆れられてるし…まぁ、ないものを願っても仕方ない。<目的地もうすぐです!>雲の間から見えた私の目的地としていた資源が手に入る島から出てきたと思われる艦娘はみんな重そうなドラム缶を引いていた。もしかしてこの任務ってドラム缶いるの!?
しかし、非情なことに格納庫をいくら漁ってもドラム缶はない。
結果、気合で全部回収して帰ることになった。
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