【子蜘蛛シリーズ1】play house family   作:餡子郎

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No.009/となりのクロロ

 

 

 シロノが説明しフェイタンが補足した所によると、結局賞金首(ブラックリスト)ハンターの男は五分で全ての口を割り、持てる情報を全て吐いた。

 以前契約ハンターとしての仕事中に旅団と対峙し、フランクリンの流れ弾を貰って傷を負ったというこの男は、この街で偶然クロロたちの姿を見かけて追いかけたらしい。

 だが彼は、旅団全員の顔、つまりフェイタンと他何人かの顔は把握していなかった。間抜けとしか言いようがない。

 

 そして幻影旅団がこの街に居る事をまだ誰にも話していないということが判明した後は、ひたすらフェイタンの初心者向け・拷問講座タイムだったようだ。

「五枚剥いだけど、フェイ兄みたいに一回で剥げたの一枚だけだった」と報告する子供に、団員たちは僅かに男に同情した。

 

「しかしなかなか剥げないほうが、ワタシが剥ぐより反応よかた。ワタシとしても勉強になたね。次から取り入れるつもりよ。コイツ、まだまだだけども見所ある」

「そうか……良かったな」

 生温い表情で、フィンクスが相槌を打った。

「まあ……蜘蛛としての資質はあるってことじゃない? 血にビビらないのは大きいよ」

「フェイタンに気に入られれば、団の中での居場所に問題はねえな」

 笑顔を見せ始めているシロノに、マチとノブナガがそう会話を交わす。

 

「あっ、お洋服ありがとうございました!」

「いいえ、どういたしまして」

 拷問を楽しんだかと思えば忘れずに礼儀正しく礼を言う子供に、パクノダは毒気を抜かれたように返事をした。フィンクスは、「ヘンなガキ」と、二度目の台詞を呟いている。

 

 そして出発時間となり、シャルナーク、フランクリン、ウボォーギンと合流した一行は、揃って飛行船に乗り込んだ。

 飛行船に乗っていなければならない時間は、一日半。

 

 

 

 

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「最初フランクリンがシロノと話してたけど、ノブナガが来て三人でご飯食べて、その後パクが歯磨かせてた。マチはひたすら着物縫って買った服直したりしてる。そんでフェイタンの拷問講座の補習講義のあと、フィンクスがどれぐらい身体動かせるのか試すって言って連れてった。フェイタンもついてったんじゃなかったかな。ウボーは何して来たのか知らないけど爆睡中」

「……構いすぎだろう、皆」

 街に居る間に頼んだ調べものの結果報告をシャルナークから受け取った後、「シロノと皆はどうしてる?」と何気なくクロロが尋ねた時の答えがこれである。

 

 飛行船に個室など、専用船か豪華客船でもなければ基本的に存在しない。一般的に飛行船の座席は部屋一つにつき二段のベッドがいくつかあるうちのベッド一つを一座席とするというシステムで、大部屋であるほど値段が安く、他人と同室になる可能性もある。

 だから彼らは煩わしさを避ける為、四人部屋をみっつ、つまり十人で十二座席を借りた。

 今度は飛行船を盗むのもいいかもしれないなあ、とクロロは考える。

 蜘蛛のマークの入った飛行船など、なかなか良いのではないだろうか。世間とか社会とかに真っ向から足で砂をかけて馬鹿にしくさっている感じが素敵だ。

 まあ、盗賊というよりは、“怪盗”っぽい気がしないではないが。

 

「ははは、買い物に行く前まではカルガモみたいに団長ベッタリだったのにね。寂しい?」

「あのなシャル、俺は見張られていたんだが」

「ま、あんなちっちゃい子と触れ合う機会なんてないからね、物珍しいんだよみんな。子供って面白いね。行動と言動が全然予想できない」

「確かに飽きないな」

「それにちょっとフツーじゃないから喋りやすいしさ、あの子」

 普通でないので喋りやすい、というのは矛盾した表現だが、クロロたちにとってはちゃんとした表現だった。

 

「フェイタンの拷問講座、すんごい真剣に聞いてんだもん。ていうかフェイタンと一緒に拷問したって? やっぱフツーじゃないな」

「まあ、拷問が好きというより、知らないものに興味を示しているだけのようだが……変わっていることは確かだな」

「血にビビらないのは面倒がなくていいじゃない」

 シャルナークの評価に「それはマチも言っていた」とクロロが返すと、その時、ちょうどフィンクスが入ってくる。

『バトルポカリ』というメジャーなスポーツ飲料のボトルを二本持った彼は部屋を見回し、「チビは?」と尋ねた。

 

「え、フィンクスたちといたんじゃないの? 身体能力の程度見るって言ってたじゃん」

「おう、そんで汗だくになったからシャワー室放り込んで来たんだが、その後団長が逃げてないか見に行くっつってたのに」

「うわーまだ信用されてない。実は一番懐かれてないんじゃないの団長」

「うるさいな。で、フェイタンはどうした」

「寝るっつって隣の部屋」

「あ、パパ、ちゃんといた」

 噂をすれば、という所か。

 シロノがそう言いながら、フィンクスの脚とドアの間から顔を出した。

 だがその事より何より、シャルナークはシロノがフィンクスと同じくジャージを、しかも同じ色のジャージを着ていた事がツボに入ったらしく、シロノの姿を見るや否や弾けるように笑い出した。

 

「あははははは! ホントにお揃い着てるし!」

「だってこれがいちばん楽だもん」

「良かったなフィンクス、運動によし寛ぐによし出掛けるによし、あらゆる場面で着られる万能服、洗練されたオールマイティスタイルというジャージのありかたを証明してくれるそうだぞ」

「無駄に一言一句覚えてんな団長! ……おいチビコラ、わざわざ俺と同じのに着替えてきてんじゃねえ! 他にもあったろが!」

 なぜよりにもよって色まで同じものを着てくるのだと言うフィンクスに、シロノは首を傾げた。まだシャワーで湿っている髪が、運動後で赤い頬に少し張り付いている。

「? フィンクスとおんなじ色だから」

「あははははは!」

 今度こそシャルナークは腹を抱え、ヒーヒー言いながら「そうだよねえ、フィンクスとお揃いがいいよねえ」とシロノの肩をぱんぱんと叩いた。

 

 シロノはなぜそこまで笑われているのかよくわかっていないまま「うん」と頷き、クロロは珍獣を冷静に観察する学者のような雰囲気を漂わせている。

 フィンクスは、片手で顔を覆った。それは幼児とお揃いの恰好になってしまった事と同時に、クロロが幼児を凌ぐ知的好奇心を発揮させている時はろくな目に遭わないという事を熟知しているからだ。その証拠に、彼は一昨日から今日までその被害に遭いっぱなしである。

 

 そしてようやく笑いを収めたシャルナークは、どうにか椅子に座り直した。

「でもね、シャル兄のお洋服、お店になかった」

「あ、そっかー。残念だな」

「ヘンな服だからな」

「酷! 団長ひどっ! そんな事ないよね、カッコイイよねシロノ!」

「へん」

 揃って言葉をオブラートに包むという事を全くしない二人に、シャルナークは「実は本当に団長の子供なんじゃないの」と半ば本気の呟きを漏らした。

 今回ばかりは少々本気で傷ついたらしく、やや俯いている彼の肩を見て、フィンクスは心の底からザマア見ろと思った。ここ二三日、彼は他人の不幸がとても嬉しい。

 

 

 

「団長の言う通り、確かにオーラの使い方には慣れてるな」

 その後、シロノはフィンクスから貰った『バトルポカリ』を飲みながら部屋の備え付けのテレビでアニメ映画を観出し、フィンクスは同じものを飲みつつ、シロノの身体能力の程度について報告を始めた。

「しかし致命的なのが、“纏”ができねえってとこだ。あと“練”もな」

「……は?」

 シャルナークが、ひっくり返った声を上げた。しかし無理もない。“纏”は念の基本中の基本、他が出来なくても“纏”はできて当たり前、というものだからだ。

 

「普段っから“絶”なのは知ってたが、マジで“絶”か“発”のどっちかしかできねー」

「順序違いもいい所だな……」

「ただ、ずっと“絶”状態だけあって基礎体力と内臓関係の強靭さはまあまあだ。つくづく防御関係は鉄壁だなアイツ。攻撃はダメだが」

 “絶”は全身の精孔を閉じ、自分の体から発散されるオーラを絶って気配をなくす技術だが、疲労回復を行うときにも用いられる。

 ということは、延々やり続ければ鍛えにくい内臓を鍛える事にも繋がるのだ。端で見ていたフェイタンは、拳法で言う内功と同じ、と言ったらしい。

 内功とは呼吸、血流など、身体の内部機能を鍛錬し、全身の経絡を巡る気、内息、真気、……つまりオーラを自在に操るための基礎をなすものと位置づけられている。感覚でしか分からない事だが内功の裏打ちがなければ十分な威力が発揮できないし、内功が強靭ならば外功、つまり念で強化した外部への攻撃の威力も上がるものだ。

 しかしシロノは折角の内功の強靭さを攻撃に全く生かしきれていない、というのがフィンクスの見解で、そしてそれは正しかった。

 

「“纏”が出来ない心当たりはあるか?」

 クロロが尋ねるが、フィンクスはお手上げ、という感じで肩を竦めるのみだ。

「生活環境じゃない?」

 暫くして、シャルナークが呟くように言った。

「どういうことだ、シャル」

「いやだから、あの子今までどういう風に生きて来たのか知らないけどさ、普段から“絶”って体勢が染み付いてるって癖は、脅威を逃れるための術だろ?」

「……つまり?」

「身を守る以外で気配を丸出しにしても危険じゃない、ってわかれば出来るようになるんじゃないの」

 なんか野生動物を保護するドキュメンタリー番組かなんかでそんなん見たよ、とシャルナークは暢気に言った。だがその意見には同意なのか、二人とも黙り込む。

 

「普段から“絶”ってのはむしろ特技かもしれないけど、少なくとも俺たちといる間は気配出して歩けるようにしたほうがいいんじゃない」

「というか、“纏”ができないと何教えようにも出来ねーしな」

「フェイタンにも懐いてるんだから、皆とは相性いいと思うんだけど……」

 そう言って、シャルナークはちらりとクロロを見た。

 

「団長、シロノと交流深めてきなよ」

「は?」

「そーだな。パクも言ってたじゃねーか、団長が拾ったんだから団長が面倒見ろよ。本ばっか読んでねーで」

 フィンクスは、クロロの横に置いてある、既に熟読された『はじめての(略)』を手に取り、ぱらりと捲った。

「……“子育ては実践あるのみです。考えるよりまず触れ合って信頼関係を築きましょう”……」

 何だよ前説で結論出てんじゃねーか、意味あんのかコレ、と言いながら、フィンクスは本を椅子の上に放った。

 

「そうだよ、ただでさえ信用されてないのにさあ、このまま何もしないままだと嫌われちゃうよ。娘に嫌われる父親は悲しく虚しく格好悪い男の代表だって聞いた事が」

「いや、俺は確かにあいつを拾ったが、別に娘として引き取ったわけじゃないぞ」

「あ、そうだっけ? パパって呼ばれてるからつい」

「“ままごと”だよ」

 クロロはそう言って椅子の背に体重を預けたが、そのときテレビから「おまえんちっ、おっばけやーしき──!」というアニメ映画の台詞が聞こえ、不覚にもビクリとした。

 

「ままごとでも嘘でも何でもいいよ。“使えるようになるまで育てる”んでしょ」

 

 シャルナークが言った。

「とりあえず、自然に外れる前に念外して貰えるぐらいの信用を得て来るべきでしょ。嘘つきが泥棒の始まりなら、泥棒の基本は嘘をつく事じゃないの」

「そうそう。女誑かすのなんかお茶の子だろ、団長。その要領で行け、五分で済むはずだ」

「人聞きの悪い。あと泥棒じゃなくて盗賊と言え」

 だが大した反論もしないまま振り向くと、シロノがもの凄い集中力でもって画面をガン見している。相変わらずの“絶”状態だが、あそこまで他の事に集中していて尚かつ“絶”のままというのは、よほどその状態が身体に馴染んでいる、という事である。

 クロロはその小さい後ろ姿を見遣り、椅子からゆっくりと腰を上げた。

 

 

 

 

 出来上がったキモノをシロノに実際にあわせてみようと思ってやって来たマチは、目の前のありえない光景に、呆然と立ち尽くした。

 

「──ねえ、団長何やってんの」

「見りゃわかんだろ」

 フィンクスは平然と言うが、マチが聞きたいのは見たままの状況ではなく、なぜクロロがシロノと並んでアニメ映画を観ているのか、という理由のほうだ。

 マチも観た事はないが有名なのでタイトルは知っている、名作と◯りのトトロ。

 どうでもいいがクロロとトトロって語感が似てるな、とマチは本当にどうでもいいことをぼんやりと思った。現実逃避とも言う。

 

 そのうちに、とても朗らかなエンディングテーマが流れて来た。

 シロノは相変わらず真剣な眼差しで画面に見入り、クロロはその隣で微動だにしない。

「何も知らない人が見たら、仲良し親子か兄妹っぽい感じだけどね」

 シャルナークが言うが、逆に全てを知っている者から見れば、この状況はいっそシュールと言える。後ろ姿なので分からないが、クロロはどんな顔をして、あそこに座っているのだろうか。

 

 そしてエンディングが終わってCMが流れ出し、シロノが初めて動いた。子供はやや興奮したような眼差しで、隣に座るクロロを見て、言った。

「パパ、トトロってほんとにいるの?」

「いるわッ、……」

 非常に子供らしい問いかけを「いるわけないだろ」と即答で粉微塵にしかけたクロロだったが、危うい所でそのまま固まり、ゴホ、と咳払いをした。努力はしているらしい。

 

「……いるとも」

「ほんと?」

 三人の団員は、我らが団長の手際を見守った。

 子供は、期待を込めたきらきらした眼差しをまっすぐに向けている。子供の永遠のアイドル・トトロと語感だけは似た名前を持つA級首最凶盗賊団の長は、少し間を置いてから、静かに、そしてさも重要な事を話すかのように、ゆっくりと口を開いた。

「……トトロはな」

 彼の口からトトロという単語がもの凄く真剣な口調でもって出たという奇跡を、三人は今確かに聞き届けた。さあどう出る、という想いをもって彼らが見守っていると、クロロは言った。

 

「ウボーの親戚なんだ」

 

 フィンクスが、飲んでいた『バトルポカリ』を、盛大に噴出した。

 予想のナナメ上を行くクロロの答えに、他二人も呆気にとられている。

 

 シロノは目を丸く見開き、子供らしく毛の細いぽよぽよしたまゆげをきゅっと寄せて、クロロを見つめた。

「うそだ」

「嘘じゃない。ウボーは由緒正しきトトロ族だ」

 トトロ族って何だ。と、三人は同時に同じツッコミを心に抱いた。

「その証拠に、ウボーは身体がデカくて毛だらけだろう」

「でもウボーは丸くないもん。ムキムキだもん」

「鍛えたからだ。トトロも鍛えたらウボーみたいになるんだ」

 なってたまるか。だがトトロの存在を認めつつも世の中の子供たちの夢を粉砕していくクロロの嘘は、八百どころでなく続いていく。

 

「証拠ならまだある。耳を澄ましてみろ」

 そう言って、クロロはリモコンでテレビのボリュームを下げた。シロノだけでなく、思わず三人も耳を澄ますと、防音のはずの壁を越えて、隣の部屋で爆睡しているウボォーギンの、獣のような太いイビキが聞こえて来る。

「……! トトロ……!」

(信じた!?)

 驚愕に目を見開いたシロノに、三人も驚きの表情を浮かべる。クロロだけがひとり、冷静且つ真剣な顔をしていた。

 

 見開いたシロノの目のほうが、よほどトトロに似ている。特に一番小さい白いやつに。

 口を開けてクロロを見上げるシロノに、クロロはそら見た事か、とでもいう風に、「な」と言いながら、首をゆっくりと縦に振った。

「でも、トトロは子供にしか見えないんだよ。ウボーは皆としゃべってるよ」

「それはな、俺たちが子供のように純粋な心をいつまでも忘れていないからだ」

 なんかとりあえず殴りてえ、とフィンクスは遠い気持ちになりながら思った。

 どのツラ下げて、ああいう台詞を言えるのだろうか。そう思ってふとマチを見ると、あの口を縫い付けるべきだろうか、という感情をありありと浮かべた表情をしている。

 フィンクスもマチも子供の夢を守りたいというような人間でもないが、善人面でああいう台詞を吐くクロロには、もの凄く微妙でイラっとくる感情が芽生えるのはなぜだろうか。

 

 その後クロロは「まっくろくろすけと猫バスはツチノコと並び、UMAハンターの憧れの星だ」とか何とかもっともらしい嘘をいくつか並べ、シロノの興味深そうな視線をたっぷり浴びた後、余裕綽々の様子で言った。

 

「ああ、そういえば明日の朝くらいで念が解けるが、寝る時に少し気になるから外してくれるか」

「んー?」

 自然な催促とともに、にこりと美しい微笑み──おそらくこれが五分の決め手だろう──を讃えるクロロに、シロノは彼を見ながら、ゆっくりと首を傾げる。そして三秒ほど後、

 

「やだ」

 

 と言った。

 フィンクスとマチはなんだか拍手を送りたい気になったが、すっと目を閉じるに留める。

 シャルナークはクロロの口の端がひくりと引きつるのを見てしまい、「クッ」と吹き出しかけたが、見かけに寄らず鍛えられた腹筋を駆使してそれを堪えた。

 

「……なぜ?」

「んー……。いちおう」

 シロノは、もしかしたらマチに負けず劣らず勘が冴えているのかもしれない、と三人は思った。

 そしてシロノは「トトロ見てくる!」と言って、嬉々とした様子でウボーが寝ている隣の部屋に走って行ってしまう。

 

「……あーあ団長、結局ウボーが無駄にトトロ認定されただけじゃん」

「つーか何しに行ったんだアイツ。腹の上に乗って観察でもするつもりか」

 チラ見とはいえ結局後ろからずっとアニメを見ていたシャルナークとフィンクスが、呆れたように言った。

 そして五分で女を唆せるはずの男は、戦闘時のような無表情で、子供が出て行ったドアを見つめている。

 

「チッ……“ウボーは暗黒面(ダークサイド)に堕ちたトトロだから俺たちにも見える”のほうが良かったか……?」

暗黒面(ダークサイド)に堕ちてるのはむしろアンタだ団長」

 フィンクスはやっと突っ込むことが出来た。自分も他人の事は言えないが、クロロが堕ちている所には自分は堕ちていないと思う。絶対に。

 

 ちなみにシロノは、ウボーの腹の上で丸くなって寝ているところを、朝になって発見された。

 

 


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