第1話「王立士官学校《アカデミー》って何なんなんのだ?」
ここは城塞都市《クロスフィード》にある王立士官学園《アカデミー》。この学園で唯一の男子生徒である、ルクス・アーカディアは中庭の人目のつかない場所で羽根をのばしていた。
ル「ふぁ・・・・・最近は雑用の仕事が多かったから眠いや・・・」
ルクスがゆっくりしていると何かを見つけた。桃色の球体のようなものだ。
ル「なんだろう?ボール?誰かが忘れていったのかな。でも、ここは関係者以外立ち入り禁止のはず・・・」
すると、この球体のようなものが動いた。
ル「うわっ!?」
ルクスは驚きのあまりほうり投げてしまった。
?「プ~?なんなんのだ~?」
ル「し、しゃべった!?」
?「ん~?ニンゲン?何でニンゲンがいるのだ?」
ルクスは深呼吸をして勇気を出して話しかけてみた。
ル「君は何?新種の幻神獣《アビス》か何かなの?」
?「あびす?何それ?」
ル「幻神獣じゃない?じゃあ名前は?」
?「僕、カービィなのだ!プププランドに住んでいるのだ!」
ル「プププランド?」
カ「もーれつに平和な国なのだ!でも、ここはプププランドじゃないみたいなのだ」
ル「う~ん・・・、よく分からないなぁ。とりあえず悪い奴じゃないみたいだ。僕の部屋で話してよ」
カ「分かった~」
ここは女子寮にあるルクスの部屋。
ル「・・・・・・・つまり、たまたま変な穴に入っちゃって気がついたらここにいたんだ」
カ「うん。食べようとしたおにぎりが変な穴に入っちゃって」
ル「でもなぁ、他の人に見つかったら、大変なことになりそうだからなぁ」
と、その時。ドアを叩く音が聞こえた。
?「おいルクス!いるか?」
ル「って言った途端に!」
カ「プ?誰なのだ?」
ル「とにかくそこのクローゼットに隠れて!」
カ「え?なn・・・・」
ル「いいから早く!」
カービィは言われるがままにクローゼットに隠れた。
ルクスはドアを開けた。
ル「リーシャ様、何ですk・・・・・ッ!?」
ルクスは驚いた。なぜならルクスは相手が一人だと思っていたからだ。実際には、六人もいた。
金髪サイドテールの小柄な少女、リーズシャルテ・アティスマータが話しかけた。
リ「何故そんなに驚いている?私たちが来たことがそんなに驚くことか?」
ル「え?あっ、いやー、リーシャ様だけかと思っていましたので・・・」
?1「あら、ルクス君。私たちが来たら駄目かしら?」
?2「ひどいこと言うのですね」
そう言ったのは、北の国からの留学生で抜群の美貌をもつクルルシファー・エインフォルクと、学園最強の名をもつセリスティア・ラルグリスである。
ル「いや、その・・・・、駄目というわけでは、でも何でアイリと夜架まで・・・」
?3「わたくしは主様のためならどこまでもついていきますわ」
?4「なんですか?私はいない方がよかったですか?」
主様と言ったのはかつて『帝国の凶刃』と呼ばれた少女、切姫夜架だ。もう一方の少女はルクスの妹であるアイリ・アーカディアである。
ル「いや、そこまでは言ってないよ・・」
すると、今まで黙っていたもう一人の少女が近づいてきた。桜色の髪に豊かな胸の寡黙な少女、フィルフィ・アイングラムだ。
ル「あれ?フィーちゃん?どうしたの・・・・ッ!?」
突然、フィルフィが顔を近づけてきた。キスしそうなくらい近くまで。
フ「・・・・悲しい」
ル「え?」
フ「私のこと嫌いなんだ」
ル「そ、そんなことは言ってn・・・」
フ「悲しい」
ル「分かった!フィーちゃん、好きだよ」
フ「よかった」
リ「ストップ、ストップ!ともかく!中に入るぞ」
ル「え!?まだOKって言ってないですk・・・」
ルクスの制止も聞かずに、六人はルクスの部屋に入った。
ル「それで、用件は何ですか、リーシャ様」
リ「あぁ、用件か。雑用依頼だ」
ル「雑用・・・ですか」
しかしルクスは疑問に思った。
(雑用の依頼だったらリーシャ様だけでもいいはずなのに・・・何でみんな来たのだろう?)
そう思いながらルクスは問いかけた。
ル「それで、内容は?」
リ「それは・・・・・」
今回はここまで!
次回は「食堂で大食いなのだ!」を書きます!
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