副担任は軍人!?   作:とある提督(中将)

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長すぎて分割(-。-;


プロローグ2

倒れている事を確認すると、音を立てないように静かに部屋に入り女以外に人間がいないことを確認し、女を見た感じは外傷はないようで脈も正常だった。

すると織斑千冬が

「おい更識、起きろ」

と頭をひっぱたいた。すると女も起きたようで

「うぅ………って、織斑先生?何でここに。」

「何でもクソもあるか、此処は客人が使うと言っておいた筈だが?」

「え?あ、そうだった。と、言うことは先生の後ろにいる人がお客さん?」

「そうだ。まぁ、何だ自己紹介でもしたらどうだ。」

「分かったわ。私は更識楯無。よろしくね。」

「鷹野 正義(たかの まさよし)だ。こちらこそ宜しく。」

「終わったようだな。」

「俺は貴女を何と呼べばいい?」

「名前で構わん。」

「ならば千冬と呼ばせてもらう。俺は苗字でも名前でも構わない。」

「そうか、よろしく頼む。鷹野。」

「此方こそ。よろしく。…話は変わるが、試験結果はいつ教えてくれるのだ?」

「あぁ、その事か。結果は合格だ。」

「という事は、此処に勤めることになった。という事か。」

「そういうことだ。教員として働いてもらう。」

「理事長にはいつ挨拶に行けばいい?」

「明日でいい。担当教科も明日教える。」

「そうか、今晩は何もないな?」

「そうなるな。ゆっくり休んで明日に備えておけ。」

「そうさせてもらう。」

 

 

 

翌朝0600より少し早く起きた。やはり寝床が変わろうと長い間に染み付いた癖は抜けないらしい。

すると部屋に備え付けられた端末が鳴る。やはり掛けてきたのは、千冬だった。

「どうした?」

「今日の予定だが10時から理事長に挨拶。11時から教員免許と担当教科の書類を渡す。以後部屋に戻って渡した書類を読んどいてくれ。」

「了解」

そう言って通信を切って部屋に備え付けてある椅子に腰を下ろした。ふと思い立ち、上司に連絡を入れるため個人用の端末を取り出し、直通電話用の番号に掛ける。

コール音が二回なり終わらないうちに電話口から聞き慣れた声が聞こえてくる。

「もしもし、鷹野か?」

「えぇ、そうですよ。長野大隊長。」

「ふむ、用件は?」

「以前説明したとうり、IS学園の教師になることが決定しました。」

「なるほど、 つまり俺に書類やら何やらを書いてくれという事か。」

「はい、お願い出来ますか?」

「お願いもクソもあるかよ。たった今お上から必要書類の詳細が届いた。にしたって何だこの量は。この部隊に来てから一番量が多いぞ。」

「恐らく幾つかの書類は私以外のものでしょう。」

「如何やらそうみたいだな」

「兎も角、書類の件はお願いします。」

「おう、任せとけ。いの一番で処理しちゃる。」

「有難うございます。それでは。」

「落ち着いたら手紙の一つぐらいよこせよ。」

「わかりました。」

そう言って、電話を切る。そう言えば此処の下に食堂あったよな。時間は選ばなきゃいけないがなんか食わないと、1日辛いしな。

時計を見ると0739を示していた。

「後、一時間くらいか。暇だな…」

やる事は筋トレぐらいしかない。

「…やるか。」

 

 

「……っ、フゥ」

なんだかんだ言ってある程度時間はつぶれたようで0820になっていた。

シャワーを浴び、そろそろ部屋を出てもいいだろうと思い、ドアに手をかけようとするとノックされた。覗き穴から表を見てみると、食事の載ったトレーを持つ千冬がいた。

「朝食だ。」

「すまない。所で授業はいいのか?」

「後少しで三学期も終わる。残っている学校行事といえば、

クラス編成の発表ぐらいだからな。教員も割と暇なものだ。」

「それで?何も飯を運ぶのと愚痴を言うためだけに来たわけでもあるまい。」

「まぁな、取り敢えず来月から新年度になる。その前に教員と顔合わせも済ませなければならないからな。やらないといけない事が多々ある。ただ、顔合わせの時に不快になる事があるかもしれないが、耐えてくれ。」

「…度合いによるな。お前が言うからには相当なものなのだろう?」

「そうだな。世間一般で言えば、女権団体の先鋭を少し酷くした程度だ。」

「つまり此処にいないと逮捕されるレベルか。取り敢えず、初対面で俺がいた部隊や組織について侮辱したら、一月程うちの部隊とそれ以外の組織から裏で調査される事だけは伝えておこう。」

「それはこのg「この学園の一部教員に収賄や横領示唆の嫌疑がかけられている。」っ!!」

「あんた、確か此処の警備の責任者だったよな。此処数ヶ月の教員及び外部からの来客の記録を見せてくれるか。」

「分かった。但しそれは相手が侮辱した場合にのみといくとでいいか?」

「あぁ、どの道来年度の初めの捜査が此処だったからな。ちと早くなる程度だ。」

「成る程、最初から目をつけられていたわけか。」

「流石にそれについては俺の口からは言えん。」

「ふむ、了解した。」

「此方としてもあまり初めのから波風を立てたくはない。それとなく言っとくだけでいい。」

「分かった。あ、トレーは此方でかたずけておく。」

「すまないな。助かる。」

そうすると千冬はトレーを持って出て行った。

此方としては軽い脅しをかけたわけだが、やはりと言うか何かしら察しているようではあった。公安からのプロファイルとしてはある程度は信用出来るようだが、まだ俺の中では確固たるものは無い。今回かけた鎌をどう処理するかによって、今後の対策を考えても遅くは無いだろう。幸い、学校側からは護身用武器の所持許可も貰っているしな。

 

 

 

0940となり千冬と共に理事長室へと向かう。

「少し早く無いか?」

「いや問題無い。」

そう言って理事長室の前に着く、千冬が三回ノックする。

すると向こうから

「開いていますよ。どうぞお入りください。」

というとても柔らかい落ち着いたら物腰の声が聞こえた。

「「失礼します。」」

「お初にお目にかかります、鷹野 正義です。宜しくお願い致します。」

「轡木十蔵と申します。此方こそ宜しくお願いします。」

と名刺交換も済ませさっさと本題に入る。

「単刀直入に申し上げます。この学園の一部教員に汚職の疑いがあります。」

「その件に関しましては前々より我々も把握しておりました。しかし、此方は貴方が所属していた部隊のように強固な組織網を持っているわけでは無いのです。」

「えぇ、此方としてもその辺りは心得ております。ただ、この学園には“更識„の人間がいたはずですが?」

「此方としては一生徒の家に助けを求める事は出来んのです。」

「確かにそうですね。失礼いたしました。」

「いえ、此方こそ教員の暴走を止める事は出来ず申し訳有りません。」

その後は特に何の問答もなく穏やかに終わった。

「「失礼しました。」」

フゥ…と息を吐くあの人は相当曲者だな。

「それで千冬、今度はどこに向かうんだ。」

「保管庫だ。」

「了解」

 




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