遊戯王デュエルモンスターズ、転生者?の生きる道   作:アルシエル

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少し短めです


第7話

 エリーとのデュエルから早いもので数週間が経ち、デュエルアカデミア実技試験の日を迎えた。

 

「さて、やっぱりでけーな、海馬ランド」

 

「戒は来たことないの?海馬ランド」

 

 俺たちは現在海馬ランドに来ている。というか、いたるところにブルーアイズがある。社長・・・・・・あんたすげーよ。

 

「ああ、来たことねーよ?」

 

「そういえば筆記試験どうだった?」

 

 1週間前に行われた筆記試験の結果を俺に聞いてきたので俺は受験番号を見せる。番号は13番。というかバニラのテキストとかいちいち覚えてるかよ、阿呆。

 

「エリーは学費免除を使った、特待生枠だったか?」

 

 エリーは学費免除の代わりに特待生の試験を受けなくてはならない。

 

「まあ筆記は大丈夫だったんだし良くないか?実技は問題ないだろう、お前、デュエル自体が弱いんじゃなくてデッキがどうしようもなかったってだけだし、デッキはもうちゃんとしてるし自信もてって」

 

「うん、ありがとう」

 

 俺たちは試験会場に向かい歩き出す。

 

 

 

 

 

 

 

 試験会場は海馬ランド内にあるデュエルドームである。受付を済ませると中に入るとそこではドーム内でデュエルが行われていた。どうやらちょうど100番台のデュエルのようだ。

 

「俺のデュエルはまだ先か」

 

「私に至っては最後だしね」

 

「あら?坊やじゃない?」

 

「げ、暗黒界使い」

 

 いきなり横から、話しかけられ横を向くとそこにはいつぞやの紫ツインテールにピンク髪がこっちに向かって来ていた。

 

「ああ、いつぞやの紫ツインテールに俺にボロ負けしたピンク髪じゃないか」

 

「ボロ負けって言うな!!」

 

「あれ?雪乃ちゃんにツァンさんじゃないですか?」

 

「あら、エリーじゃない?どうしたのってそういえば特待生の試験を受けるって言っていたわね」

 

「うん、そうだよ」

 

 エリーは笑顔でそう言うとツインテールが笑う、どうやら友人のようだ。

 

「ところでエリー、なんでそいつと居んのよ」

 

 ピンクがそう言いながらいやそうな顔をする、ワンキルしたくらいでいやな顔されても困るが。

 

「積もる話もあるだろうから俺は少し外すわ」

 

「何処に行くの」

 

「便所」

 

 そう答え俺は席をはずす。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 さて外したはいいが何処に行くか。まあ廊下でも歩きながら決めるか。

 

「久しぶりだな、御影戒」

 

 そう言われ振り向くとそこには白い動きやすそうな服を着た白い髪の少女が佇んでいた。

 

「は?どちらさん?」

 

 俺の記憶にはない少女に久しぶりだと言われても困る。第一御影戒は受験票に書いてあった名前だ。俺のじゃない。

 

「やはり覚えていないようだな、忘却し、逃走したか」

 

 何だこいつ?頭おかしいのか?

 

「そうだな、こういった方がいいか?■■■■■?」

 

「ん・・・・・・!!」

 

 何だ?頭が痛い、思考にノイズが走る・・・・・・。クソ、立ってられない。その先にある後姿。

 

「ふ、どうやらまだ早いようだな、お前の役目が来る時まで精々楽しむがいい、仮初の日常を、そして理解しろ、すでに賽は投げられた夜明けか日没かお前はその選択をするのだから」

 

 そう言うと少女は踵を返し廊下の奥に消える。

 

「く、何なんだよ・・・・・・」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

エリーside

 私は雪乃ちゃんたちと新入生のデュエルを見学していた。

 

「そう、御影戒というのね。彼は」

 

 どうやら雪乃ちゃんたちは彼の名を知らなかったようだ。

 

「というか、びっくりだよ、雪乃ちゃんたちが戒君に負けてたなんて強い強いと思ってたけどまさかアカデミアの女帝に勝っちゃうなんて」

 

「まさかサイバー流の使い手とは思わなかったわよ、あの坊やが」

 

「え?サイバー流ってサブデッキのやつかな」

 

 彼はサブデッキをいくつも持っている。というかメインデッキを使いたがらないのだ。

 

「どういうことよ!!私は手加減されていたの!!」

 

「えーとメインデッキは別のデッキだったよ?私もそんな相手してもらったことないけど」

 

 雪乃ちゃんはなにを怒ってるんだろう?

 

「受験番号86番丸藤光、前へ」

エリーend

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ちくしょう、まだ頭がくらくらするなんなんだよ。ノイズの中に見えた後姿は誰だ・・・・・・俺は・・・・・・。

 

「ち、なんなんだよ」

 

 俺は壁を殴りつける。手が痛むがそんなことは関係ない。

 

「とりあえず戻るか」

 

 俺は会場の観客席に上がるとデュエル場に水色の髪に眼鏡をかけた女性が立っている。

 

「マシンナーズか・・・・・・この世界では珍しいな」

 

 どうやら少女は勝ったようだ。まぁマシンナーズは強いしな・・・・・・。

 

「あ、戒くーんこっちだよー」

 

 エリーがこっちに向かい手を振っている。隣にいるツインテールがこちらを睨んでいる。なんだよ俺なんかしたか?俺はエリーの隣に腰をかける。

 

「坊や、あのときなぜメインデッキを出さなかったの」

 

「あ?エリーから聞いたのか?」

 

「ええ、坊や私はあなたにとって弱いデュエリストだったのかしら?」

 

「いや?単純に調整中だったのと持ってなかった、言ったろう散歩に出ただけだと」

 

「なら今度こそ坊やの本気を見せてくれるのかしら?」

 

「機会があればな」

 

 俺はツインテールにそう答える。まぁ機会があれば使おうその方がいいだろう。

 

「自己紹介がまだだったわね藤原雪乃よ」

 

「御影戒だすきに呼べ、藤原」

 

「雪乃よ」

 

「藤原でいいだろう?」

 

「受験番号13番 御影戒、前へ」

 

「呼ばれたから行くは」

 

 さあ始めよう。デュエルだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

続く

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