誤字、プレイミスありかも。
バトル表記が人によっては分かりずらいかも。
それでも大丈夫という方はどうか温かい目で見てもらえると幸いです。発見したミスやバトル表記などのご指摘ご気軽に、お待ちしております。
前回、ザックとのバトルを制したハルヤ。苦戦を強いられながらも新たなキースピリット、ミツルギドラゴンで見事勝利を収め、バトルを経てザックもハルヤの実力を認め、チームメンバーとなる事を決意、だったのだが……。
「チームメンバーが俺で一人目ってマジか!?」
「う、うん」
とある広場で人目に憚らず驚いたように声を上げるザックに、ハルヤは気まずいながらも頷き、ハルヤの返答に思わずザックは頭を抱えた。
「おいおい、そりゃ脱退してから日はまだ浅かったけど、まさかまだ俺が一人目立ったなんて」
「な、なんかごめん」
ザックにとっての期待は大きかったらしく、肩を落としながら俯くザックにもうし申し訳なさそうに謝る。
「まぁ入るって言ったからにはそりゃ付き合うけどよ、せめて今すぐにでも上位チーム狙えるぐらいだったなら専用スタジアムも夢じゃねぇのに」
ザックがそういうには勿論理由がある。現在高天原を始めとする街ではバトルスタジアムが全国のスタジアムやバトスピショップに導入され、多くのバトスピブームとして賑わっている。しかしあまりに人気があり過ぎる為、ほとんどのバトスピショップやフリースタジアム等は連日多くのカードバトラー達での満員状態でバトルスタジアムの利用ができない日も度々だった。
しかし、その中でチームランキング20位圏内にランクインしている上位チームは例外として特設スタジアムを設けられ、そのスタジアムはチームでほぼ貸し切り状態。十分すぎるその設備はザックにとっても望ましい環境だった。
「はぁー、上位チームは高望みにしても今後メンバー増える事も考えたら集まる場所ぐらいは確保しときたいな」
「あっ、それなら心配ないと思うよ?」
「?」
何か宛があるように話すハルヤ。その言葉に疑問を浮かべるザックだったが、そのままハルヤはどこかに向けて移動し始め、ザックも不思議に思いながらも何も聞かずにその後を付いていく。
***
「おい、ここって?」
暫くして辿り着いたのはとある一つのスタジアム。そのスタジアムを見上げながらザックは足を止める。
「おい、お前まさかここ利用するつもりなのかよ?」
「うん。そうだけど!?」
「嫌、お前知ってんのかよ? ここって確か────!!」
ザックはこの場所に見覚えがあるかのように中へ入る事を躊躇って見せるが、一方でハルヤはまるで躊躇う事無くそのままスタジアムへと入って行き、それに慌てたて引き留めようとハルヤの後に続いてザックも入って行く。
『おいお前等!! こんなところに何の用っすか!!』
スタジアムの中へ入って早々、二人の姿に気づくとその場で二人に向かって叫ぶ一人の少年の声に、二人も足を止め、水色の髪に丸メガネをかけ、ハルヤ達とあまり背丈の変わらないその少年は二人の行く手を塞ぐように立つ。
「お前等、ここがチーム氷帝と知って来たんすか!!」
その少年の言う通り、このスタジアムは上位チームの為に設けられた専用スタジアムのうちの一つであり、ザックもまたこのスタジアムがどういう場所なのかを把握していた。
「(氷帝って言えば、上位チームの中でもかなり高ランク。確か、チームランキング5位のチームじゃねぇか!!)」
レッドドラゴンを上回るチームランキング。氷帝の名はザックやハルヤも当然耳にしたことのある名前であり、だからこそザックはこの場所に来る事を躊躇っていたのだった。
「誰かは知らないっすけど、メンバーでもなければ無暗に立ち入りはお断りっすからね!!」
チームスタジアムの使用はメンバー以外の使用を禁じていることがチーム一般的な暗黙了解だった。だからこそ相手の対応も当然だろう。しかし、そこへ。
『あれ? ハルヤ君?』
少年の後ろから顔を出す一人の少女、銀色の髪を束ねたポニーテールの似合うその少女はハルヤを見知っているかのような口振りでその女性のハルヤの除く二人とも驚いたように動揺を隠せなかった。
「お、沖田さん!? もしかして知り合いなんですか!?」
沖田と呼ばれた女性は少年の言葉に頷き、ハルヤ本人も面識がある様に「どうもです」と一礼を返す。
「本当に久々だね、バトル見てるけど大分強くなってたみたいだし、それで? 今日はどうしたの?」
「実は、急なお願い何ですけど、チーム作ろうと思ってその間、メンバーが集まるまでちょっと場所だけでも借りられたらなって」
「はっ!? 何言ってんすか! そんなの駄目に決まってるっす!」
ハルヤの要件に少年はすぐさまそれを拒むように否定するが、沖田と呼ばれた女性は「まぁまぁ」と少年を宥める。
「ハルヤ君なら私はいつでも大丈夫だよ!!」
「ちょっと沖田さん! そんな勝手に!!」
「分かった。じゃぁ氷牙さんに話し通すから、それなら文句ないでしょ?」
それならと沖田の提案に少年は頷くと、その女性は氷牙と呼ぶ男性の名前をスタジアム後方の観客席に向けて叫ぶ。
『ふあ~~……何だよ……何だよ呼びやがって?』
観客席から大きく欠伸しながら起き上がる一人の少年、眠いように目を擦りながら沖田達の方を見る。
「何だぁー……? ハルヤまでいんのか? 随分久々だな」
「氷牙さん、お久しぶりです」
「おぉー……久々」
その男性もハルヤと面識がるように挨拶を交わすが、まだ眠気があるように欠伸交じりの声での返答に「相変わらずですね」と苦笑いするようにつぶやいた。
「今日はまだ昼までしか寝てねぇから眠いのよ」
「(昼まで寝りゃ上等だろ?)」
氷牙と呼ばれた男の言葉にザックは心の中で突っ込みを入れつつ、「それで何の用だよ?」という氷牙の質問に沖田が口添えするように「ハルヤさん達にもこのスタジアム使わせてあげていいかどうかです」と答え、氷牙はその言葉に面倒くさそうに「別にいいじゃね?」と即答した。
「ちょっとリーダー!! そりゃないでしょ!?」
あまりに簡単に用件を承諾する氷牙に慌てたように声を荒げる少年。動揺しながら「リーダー」と叫びその言葉は氷牙という男がこのチームのリーダーであることを示し、彼こそチーム氷帝のリーダー、獅戸氷牙であり、ザックはそれに驚いたように反応を示し、一方で少年の言葉に対し氷牙はなおも面倒臭い様子で。
「別に勝ち込みに来たんじゃねぇんだからいいじゃねぇか、まぁどうせ好きに使えよ。俺は寝られりゃいいからよー……。つ~訳だ、俺は寝る。お休み」
再び観客席で横になってその場に眠る氷牙に少年は納得が行かない事を表情に現しながらも地団太を踏みその場から立ち去っていく。
「色々騒がしくてごめんね。ともかくこれで遠慮せずに使ってよね」
「本当にすみません、沖田さん」
「うん。大丈夫だよ? 困ったときはお互い様だしね。それじゃぁ私はこれで!」
「また後でね!」と手を振りながら彼女はその場を後にし、状況の流れに対し、ザックは未だについていけない様子だった。
「ハルヤどういう事なんだよ! 何でお前がチーム氷帝のメンバーやチームリーダーと面識があるんだ!?」
「あー、沖田さん。この氷帝の副リーダーなんだけど、前にチーム間じゃなくて個人的バトルしたことがあってそれをきっかけに知り合ったんだ」
「氷牙さんとは沖田さんを通して知り合ったよ」と続けながら答えるハルヤにザックは「案外お前って顔広かったんだな」と意外そうに呟いた。
「それにしても綺麗な人だったな、あんな人と知り合えるなんて正直羨ましいな」
「う、うん。そうだね」
「もしかして好きな人だったり?」
一瞬言葉を詰まらせるハルヤの様子にザックは何かを感じたように尋ねる質問にハルヤは顔を真っ赤にして「そ、そんなんじゃないよ!!」と慌てたように否定する。
「(コイツ分かり易いな)」
「もうともかく! 仮だけど場所も確保できたし! 早速メンバー集め行くよ?」
「あー、それなんだけど折角場所確保できたんだからちょっとデッキ調整したいな」
「デッキ調整か、確かにそれも必要だよね」
「お前もリーダーなんだからデッキ強化ぐらい常にしとけよ、これとか余ってるし、やるよ!」
カードファイルから1枚のカードを取り出すとそれをハルヤに手渡す。
「いいの!?」
「うん、まぁそれ3枚以上持ってるしな。他にも必要なカードがあったらショップで見てくればいいと思うし」
「そうだねメンバー探しのついでにカードも見てくるよ。」
「カードありがとう!」と続けながら、ザックに見送られその場を後にした。
***
スタジアムを出て暫く、道を歩いているとそこへ泣いている一人の小さな子供の姿があり、すぐに「どうしたの?」と尋ねるとその子供は目の前にある木を指指す。
「うっ……僕の、カード。風で飛ばされて木に引っ掛っかちゃった!」
その子供の言う通り指指す先には一枚のカードが引っ掛かっており、泣いている子供を放っておけず、何とかしなくてはと思うもののハルヤ自身も背は低く、割と高い位置にあるその場所に少し困った様子だった。
「(高いけど、攀じ登るしかないか)」
上を見上げながら考え込むハルヤだったが、そこへ。
『お困りか? ヘルプならしてやれるぜ?』
「!?」
振り返ると、そこにはハットを被り、ベストをきたその格好はまるで西部劇に出てくるようなガンマンのような格好の少年、ハルヤよりも背の高いその少年は状況を把握すると、そのまま木に軽々と登って行き、カードを手に取ると持ち主の元へと投げ、カードを受け取ると泣き声を止め、嬉しそうに「ありがとう!」とお礼を伝えるとその場を立ち去って行った。
「あの僕からもありがとうございます!」
「いいって事よ、俺は当然のことをしたまで!!」
木に腰掛けながらハットを掴んで気取る少年。若干その様子に返す言葉が見当たらないように苦笑い。
「…………」
「? どうしたんですか?」
カードを取り終えたその少年だったが、一向に木から降りようとはせずその様子を不審に思ったのか尋ねるハルヤだったが、少年は下を見下ろし、その表情を引きつらせていた。
「そ、その」
「?」
「た、高い所怖い!!」
「えぇっ!?」
震えるように木にしがみ付く少年、その言動から高所恐怖症らしく、「どうにかして降りられませんか?」と尋ねるハルヤに「無理!」と即答した。
「うーん、それじゃぁ僕が受け止めますから飛び降りて!」
「だ、大丈夫なのか?」
「何とかしてみます。一、二、三で飛び降りてください!」
「お、おぉ!!」
「行きますよ! 一!」
「はい!!」
「えっ!?」
ハルヤの言葉に返事を返した瞬間、その少年は目を瞑ったまま飛び降り始め、次の瞬間、ドンと大きな音を立てながらハルヤはその少年の下敷きにされた。
「痛たたたた、タイミングぐらいちゃんとしてくださいよ!」
「悪い、マッハで降りたくてつい!!」
慌ててハルヤの上から退きながら「少しでも高い所にいたくなかったんだ!」と両手を合わせて平謝りする少年。
「高所恐怖症なら何で上ったんですか」
「上るのは良いけど、高い所から降りる時はどうしてもな。さっきの事を解決する事しか考えてなくて、解決した後は考えてなかった」
苦笑いしながら語る少年、考えるよりも真っ先に行動するタイプのようで、やや変わり者だとは思いつつ、根は優しいらしい。
「礼を言わせてもらうぜ。一応ネームを聞いときたいんだけど?」
「名前ですか? 輝来ハルヤって言います」
「オーケー、ハルヤだな。俺はキッド、フルネームでキッド・ラルド。よろしくな!」
「? 珍しい名前ですね」
「育ちがアメリカだからな。アメリカネームよ」
「そうなんですか!?」
「住んでたのは物心つくまでだけどな」と親し気に会話を交わす中、ふとハルヤの腰に差してあるデッキケースが視界に映る。
「それバトスピだろ? カードバトラー?」
「えっ? そうだけどもしかしてキッドも?」
「おぉ。それなりに強いと思うぜ」
「へぇー、もしかしてチームとか入ってたりするの?」
「? チーム、何だそれ?」
「えっ? 知らない?」
まだ最近の事情を把握していないのか頷きながら答えるキッドに対し、ハルヤはチームってはね」と前に光達に教えてもらった事の受け売りをキッドに伝え、話を聞き終えると興味深そうに反応を示していた。
「へぇー、チームってのが随分ポピュラーになってんだな!」
「ねぇ、キッドも良かったらチームに入らない!!」
「じゃあもしかしてお前もチームを作ってたりするのか?」
「うん、と言ってもまだメンバーが足りてなくてまだできてはないんだけど、良かったらキッドもメンバーに加わってほしいなって!」
「成程な。いいぜ、興味あるし、ぜひ入りたい!」
「それじゃぁ!!」
「ただし」と言葉を紡ぎながら、キッドはデッキを構えながら続けて行く。
「仲間になるって事なら生半可な実力じゃアウトだろ? まずはバトルでテストしようぜ、お前にとっては俺が必要な実力を持ってるか、逆に俺はお前が俺の力を貸すに値する実力か、お互いをテストする為にバトルしようぜ!」
「そういう事か、いいよ! バトルを挑まれたからには受けて立つまでだよ! バトルはこの先のスタジアムでどう?」
「オーケー、お前の実力、存分にチェックさせてもらうぜ?」
***
『さぁさぁさぁ本日もやって参りまいりました!! バトスピチャンネルオンライン、通称BCO!! 本日はチーム氷帝スタジアムより中継しております! バトル実況担当は犬神紅葉でお送りします!』
舞台は変わって氷帝のチームスタジアムに戻り、バトルフィールドに構えるハルヤとキッドに何時の間にか紅葉や神子達も定位置で観客席を設けており、ザックもその隣に腰掛けながら、紅葉達の姿に「お前等どこでも現れるよな」と呟いた。
『今回対戦するのはBCOで最も話題なカードバトラー! 輝来ハルヤ選手!! 対するはこちらは公式記録はありませんが、対戦名簿にはキッド選手とありますが、情報については解説の神子さん! お願いします!」
『はいでは私が把握している情報をお伝えしましょう、キッド選手。アメリカからやって来たカードバトラーのようですね!』
『これはビックリ!! アメリカバトラーですか!?』
『とは言っても何年か前から日本に越してきたみたいですね。まだ日本に来てチーム所属は無く、公式記録はありませんが、個人記録は日の浅い内から目を張るものがありますよ! 対戦した事のあるバトラーによると、『早撃ちのキッド』の名で知られているとか』
『成程見た目通りガンマンスタイルと言う訳ですか!! どういうバトルになるのかこれは注目したいです!』
『えぇ、今日も最後まで目が離せませんね』
淡々と実況解説を語り、神子達の言葉にこれから行われる二人のバトルに注目が集まる。一方に当の本人達はデッキを構え、準備を進み終えて行く。
「本気で行かせてもらうからね!」
「そのつもりで来い! 俺も全力、マックスでやるからよ!!」
『さぁそれでは互いにいつものコールお願いします!』
「「ゲートオープン! 界放ッ!!」」
互いに開始の言葉を叫び、バトルの幕が開き、ハルヤのターンからのスタートとなる。
[01ターン、ハルヤside]
[スタートステップ]
[ドローステップ][手札]4枚→5枚。
「メインステップ! リューマンフェニックを召喚!」
[リザーブ]4個→0個。
[トラッシュ]0個→3個。
[手札]5枚→4枚。
「これでターンエンド」
[02ターン、キッドside]
[スタートステップ]
[コアステップ][リザーブ]4個→5個。
[ドローステップ][手札]4枚→5枚。
「メインステップ、カグヅチドラグーンを召喚!」
[リザーブ]5個→0個。
[トラッシュ]0個→4個。
[手札]5枚→4枚。
【カグヅチドラグーン】4(2)赤、スピリット、古竜
Lv.1(1)BP3000、Lv.2(3)BP6000。
Lv.1、Lv.2『このスピリットのアタック時』
デッキから1枚ドローする。
Lv.2【激突】『このスピリットのアタック時』
相手は可能ならば必ずブロックする。
[フィールド]カグヅチドラグーンLv.1((S1)BP3000。
「ターンエンド」
[03ターン、ハルヤside]
[スタートステップ]
[コアステップ][リザーブ]0個→1個。
[ドローステップ][手札]4枚→5枚。
[リフレッシュステップ][トラッシュ]3個→0個。[リザーブ]1個→4個。
「メインステップ、リューマンインフェニティを召喚!」
[リザーブ]4個→1個。
[トラッシュ]0個→2個。
[手札]5枚→4枚。
[フィールド]リューマンフェニックLv.3((S1))BP6000、リューマンインフェニティLv.1(1)BP3000。
「アタックステップ! リューマンフェニックでアタック! アタック時効果発揮で1枚ドロー!」
[手札]4枚→5枚。
「ライフで受ける!」
全速力で飛び出すと、そのまま真っ直ぐバリアに突進し、激突による衝撃がライフを破壊する。
[キッドside]
[ライフ]5→4。
[リザーブ]0個→1個。
「続けるよ! さらにリューマンインフェニティでアタック! アタック時効果でさらに1枚ドロー!」
[手札]5枚→6枚。
「それもライフで貰う!」
今度はリューマンインフェニティによる拳がバリアへと叩きこまれ、さらにライフが破壊される。
「ッ!!」
[キッドside]
[ライフ]4→3。
[リザーブ]1個→2個。
「うん、さすがにやるなぁ。けどまだまだだぜ?」
『おっとキッド選手、相手の先制攻撃を許したものの俄然まだまだ強気だ!!』
『彼にとってはライフ二つ失ったぐらいどうという事は無いみたいですね。彼もやはり実力者という事でしょうか』
『さぁハルヤ選手どうする?』
相手に様に当然ハルヤも警戒しているが、これ以上の攻撃の手段はなく、「ターンエンド」とコールした。
[04ターン.キッドside]
[スタートステップ]
[コアステップ][リザーブ]2個→3個。
[ドローステップ][手札]4枚→5枚。
[リフレッシュステップ][トラッシュ]4個→0個。[リザーブ]3個→7個。
「メインステップ! カグヅチドラグーンをLv.2にアップ。さらにカウスワイバーンをLv.2で召喚!」
[リザーブ]7個→0個。
[トラッシュ]0個→3個。
[手札]5枚→4枚。
【星弓竜カウスワイバーン】4(2)赤、スピリット、星竜。
Lv.1(1)BP3000、Lv.2(2)BP4000、Lv.3(4)BP5000。
Lv.1、Lv.2、Lv.3『このスピリットの召喚時』
相手のBP3000以下の相手のスピリット1体を破壊する。
Lv.2、Lv.3『このスピリットのアタック時』
自分のアルティメットがいる時、BP5000以下の相手のスピリット1体を破壊する。
[フィールド]カグヅチドラグーンLv.2(3)BP60000
「召喚時効果発揮! BP3000以下の相手スピリットを破壊! ターゲット、リューマンインフェニティ!」
「!!」
カウスワイバーンは吠えながら、口を開けて炎の矢をリューマンインフェニティに向けて撃ち出すと、炎の矢に貫かれリューマンインフェニティは破壊される。
「さぁさっきのリベンジ! カグヅチドラグーンでアタック! アタック時効果で、1ドロー!」
「ライフで受けるよ!」
カグヅチドラグーンはハルヤへと至近距離まで迫って行き、バリアが展開されるとそのまま至近距離からの火炎放射を吐き付け、バリアを焼き尽くしライフを破壊する。
[ハルヤside]
[ライフ]5→4。
[リザーブ]2個→3個。
「ネクスト! カウスワイバーンでさらにアタック!!」
さらにカグヅチドラグーンに続いてカウスワイバーンが飛び出すと、そのままバリアに向けて炎の矢を吐き出し、バリアを正確に射貫く。
「うあッ!!」
[ハルヤside]
[ライフ]4→3。
[リザーブ]3個→4個。
『キッド選手もフルアタックでのお返し!! ハルヤ選手のスピリットを破壊しながら同点へと持ち込んだ!!』
『ここまでは両者五分五分。しかし互いの実力差を示すのはここからですよ?』
『と言いますと?』
『バトルが進めば進むほど、その人の本当の実力が現れるという事です』
何かを察するように神子の意味深な言葉。その言葉に紅葉や観客達も固唾呑んでバトルの行方を見守る。
「俺はこれでターンエンド!」
[05ターン、ハルヤside]
[スタートステップ]
[コアステップ][リザーブ]4個→5個。
[ドローステップ][手札]6枚→7枚。
[リフレッシュステップ][トラッシュ]2個→0個。[リザーブ]5個→7個。
「メインステップ! 閃光の如く駆けろ! リューマンライトニングをLv.2で召喚ッ!」
[リザーブ]7個→0個。
[トラッシュ]0個→4個。
[手札]7枚→6枚。
宙に道が掛かり、その道を駆ける竜、リューマンライトニング。そのままフィールドへと降り立ち、大きく唸りを上げる。
「さらにバーストセット!」
『ここでバースト来ました!! さぁ一体何を伏せたのか注目が集まります!』
[フィールド]リューマンライトニングLv.3(3)BP10000、リューマンフェニックLv.3((S1))BP6000。
「アタックステップ! リューマンライトニングでアタック!」
「ライフだ!」
出現早々の攻撃指示に即座に駆けだすと、そのまま飛び上がり宙返りからの踵押しをバリアに叩き込み、ライフを砕きこれまで以上の衝撃がキッドを襲う。
「ッ!!!」
[キッドside]
[ライフ]3→2。
「僕はこれでターンエンド」
「……おいおいもう終わりかよ? 俺のライフはまだ残ってんだぜ?」
煽る様なキッドの言葉。しかし冷静に場の状況を見渡し、「ターンエンド」と繰り返してターンを終え、ハルヤの様子に「後悔するなよ」と告げた。
[06ターン、キッドside]
[スタートステップ]
[コアステップ][リザーブ]1個→2個。
[ドローステップ][手札]5枚→6枚。
[リフレッシュステップ][トラッシュ]3個→0個。[リザーブ]2個→5個。[フィールド]カグヅチドラグーン、星弓竜カウスワイバーン回復。
「カグヅチドラグーンとカウスワイバーンの二体をLv.1にダウン。行くぞ、このターンにフィニッシュにしてやる!」
「!!」
勝負を決めに掛かるつもりなのか、力強く構える手札の一枚に何かが来ることをその場の全員が直感する。
「究極に滾る炎を撃ち放て! アルティメットサジットアポロドラゴンをLv.4でコールだ!!」
[リザーブ]8個→0個。
[トラッシュ]0個→5個。
[手札]6枚→5枚。
キッドが呼び出したる
『ここで現れたのは伝説の三龍神の一体、アルティメットサジットアポロドラゴン!! 最強の地位に君臨するアルティメット、威風堂々の登場です!!!』
紅葉を始めとする誰もが圧倒的なその姿に驚きを隠せない。ただその場に存在しているだけで圧倒的な威圧感を放ち、アルティメットサジットアポロドラゴンは攻撃を解きを待ち望むかのように銃を掲げながら咆哮を響き渡らせる。
「アタックステップだ! アルティメットサジットアポロドラゴン、アタックッ! そしてアタック時効果発揮だ!」
「!」
「ダブルアルティメットトリガー、ロックオン!」
両手をまるで銃のようにして構えると、ハルヤのデッキから2枚のカードが弾け飛ぶ。
【アルティメットサジットアポロドラゴン】7(3)赤、アルティメット、三龍神/光道。
Lv.3(1)BP12000、Lv.4(3)BP20000、Lv.5(5)BP23000。
【
ヒットした
Lv.4、Lv.5『このアルティメットのアタック時』
相手のスピリット1体を指定し、そのスピリットにアタックできる。Uトリガーがヒットしていた時、指定したスピリットを破壊したら、相手のライフのコア1個を相手のリザーブに置く。
「コールチェック! コストは幾つだ?」
「「ネオダブルダブルドロー」と「リューマンサージェント」、どちらもコスト4」
「ダブルヒットだぁッ!!」
まるでガンマンのように撃ち抜く動作を示しながら叫ぶと、サジットアポロドラゴンは銃を構え、リューマンライトニングとリューマンフェニックの2体に向けて撃ち出すと、銃口から撃ち出された炎の矢は2体を正確に射貫き、2体とも破壊され、爆発四散する。
「!!!」
『ハルヤ選手、スピリット全てを失ってしまった!』
『破壊されたことでリューマンライトニングの効果が発揮されますが、果たしてバーストが今の手札にあるのかどうか』
「ッ!!」
「新生」、「竜人」を持つスピリットが破壊された時に発動されるリューマンライトニングの効果。それは自身にも適用され、手札にバーストがあれば発動条件を無視して発動することが出来る。しかし、それに対し、ハルヤは手札を見ながらも該当するカードが無いのか、発動を宣言する様は無くそれに勝ちを確信したようにキッドを口角を上げる。
「手札にバーストは無いみたいだな、そうなると残るはその伏せてるバーストだけだが、どうする?」
「くっ! ライフで受ける!!」
「ならダブルヒットの効果でダブルシンボルだ! ライフを二つ、クラッシュだ!」
ハルヤに対して銃口を向けると、そのまま目にもとまらぬ速さでの早撃ち。無数の矢がバリアへと撃ち込まれ、ライフを一気に破壊する。
「うあああッ!」
[ハルヤside]
[ライフ]3→1。
[リザーブ]4個→6個。
ライフが二つ一気に砕ける衝撃がハルヤを襲う。一気に追い詰められ、衝撃に仰け反ってしまうが、それでもまだ続くバトルに諦めた様子はなく吹き飛ばされそうになる体を必死に踏み止まらせる。
「まだ、終わってないよ!!」
「!」
「ライフ減少時でバースト発動! 炎龍刀オニマル真打!!」
「ワット!?」
絶体絶命の中で起死回生となる一手。発動されるカードにバトルを見ているザックは真っ先に反応を示し、そのカードこそハルヤに渡したカードだった。
【炎龍刀オニマル真打】6(3)、ブレイヴ、剣刃。
Lv.1(1)BP5000。【合体時+5000】
【
BP6000以下の相手スピリット全てを破壊する。【起導】でこのバーストが発動していたら、さらに【超装甲】を持つ相手スピリット全てを破壊する。この効果発揮後、このブレイヴカードをコストを支払わずに召喚する。
【合体条件:コスト5以上】
【合体時】『このスピリットのアタック時』
バトル終了時、BP12000以下の相手のスピリット1体を破壊する。
「バースト効果発揮! 相手のBP6000以下のスピリット全てを破壊!」
「!!」
フィールド全体に突如として燃え盛る炎、アルティメットサジットアポロドラゴンには効いていないようだが、カウスワイバーンとカグヅチドラグーンの2体はその炎に耐え切れないように破壊され、そして相手のスピリットを一気に焼き払い、焼け野原となったフィールドに一本の刀がフィールドへと落ち、地面に大きく突き刺さる。
[リザーブ]6個→5個。
[バースト]炎龍刀オニマル真打Lv.1(1)。
『ハルヤ選手!! バーストでの反撃!! 自軍のスピリットを失いながらもキッド選手のスピリットを焼き返した!!』
『キッド選手はこれで攻撃を手段を失いましたね』
「ッ!」
神子の言う通り、もうザックに残っているのは疲労状態のアルティメットサジットアポロドラゴンのみでこれ以上の攻撃手段は無い。決められなかったことに悔しそうにしながらも止む得ず「ターンエンド」とコールするしかなかった。
[07ターン、ハルヤside]
[スタートステップ]
[コアステップ][リザーブ]5個→6個。
[ドローステップ][手札]5枚→6枚。
[リフレッシュステップ][トラッシュ]4個→0個。[リザーブ]6個→10個。
「メインステップ! こっちもキースピリット行くよ!」
ハルヤもまたこのターンに待ち望んでいたカードを引けたように口角を上げ、手札の一枚を掲げながら叫ぶ。
「天下切り裂く勝利の剣! 太陽の如く燃え上がれ! 剣神無双リューマンゴッドソードを召喚ッ!」
[リザーブ]10個→5個。
[トラッシュ]0個→4個。
[手札]6枚→5枚。
再びフィールドを包むように広がる炎、その炎の中、眼光を輝かす一体の龍の姿。そして手に持つ剣を振るい、そのまま周囲の炎を一気に掻き消し、炎の中より姿を見せるリューマンゴッドソード。
「それがお前のキースピリットか!」
リューマンゴッドソードの姿はキッドにとっても相手にとって不足はない。何時でも来いと言わんばかりに構えるが、その様子に対しハルヤは「これだけじゃない!」と続けて行く。
「さらに炎龍刀オニマル真打をリューマンゴッドソードを
「!」
リューマンゴッドソードは地面に深々と突き刺さった炎龍刀に、手を掛けると、そのまま一気に引き抜き、両手に持った剣と刀を掲げて力強く咆哮を上げる。
「もう一体、リューマンファンタジスタを召喚!」
コア1個をリザーブに戻し更に呼び出される一体の龍、リューマンファンタジスタ。咆哮するリューマンゴッドソードに続いてリューマンファンタジスタも咆哮を共鳴させる。
[リザーブ]6個→0個。
[トラッシュ]4個→9個。
[手札]5枚→4枚。
[フィールド]剣神無双リューマンゴッドソード×炎龍刀オニマル真打Lv.1((S1))BP10000、リューマンファンタジスタLv.1(1)BP5000。
「アタックステップ! ステップ開始時にリューマンファンタジスタの効果を発揮! トラッシュにあるコア全てを「竜人」を持つ自分のスピリット、アルティメットに置ける! よって剣神無双リューマンゴッドソードとリューマンファンタジスタの2体をそれぞれLv.3にアップ!!」
トラッシュのコア9個全てが一気にハルヤのスピリット達へと移され、レベルを上げた事でさらに咆哮を力強く響かせる。
「アメイジング、大型スピリットを出してくれた上にトラッシュのコアまで回収とはやってくれんじゃねぇか!」
「一気に行くよ! リューマンファンタジスタでアタック!!」
ハルヤの指示に一気にリューマンファンタジスタはキッドへと飛び出す。
『リューマンファンタジスタはダブルシンボルを持つスピリット!! ブロッカーのいないキッド選手、これは勝負あったか!?』
「ノープロブレム、俺だって無策な訳じゃねぇんだよ!!」
「!」
「フラッシュタイミングでマジック! 光翼之太刀! 不足コストはアルティメットサジットアポロドラゴンをLv.1にして確保!」
【光翼之太刀】3(2)白、マジック。
『フラッシュ効果』このターンの間、自分のスピリット/アルティメット1体をBP+3000する。その後、そのスピリット/アルティメットは疲労状態でブロックできる。
[フィールド]アルティメットサジットアポロドラゴンLv.4(3)BP20000→アルティメットサジットアポロドラゴンLv.3(1)BP12000。
[リザーブ]2個→1個。
[トラッシュ]5個→8個。
『何とここで予想外なキッド選手の一手! 白のマジック!!!』
「マジックの効果だ! アルティメットサジットアポロドラゴンにBP+3000、さらにこのターンの間疲労ブロッカーとなる! リューマンファンタジスタの攻撃をそのままブロックさせるぜ!」
[Battle]リューマンファンタジスタLv.3(5)BP11000vsアルティメットサジットアポロドラゴンLv.3(1)BP15000。
銃を連射しながらリューマンファンタジスタを撃ち抜いていき、リューマンファンタジスタは放たれた炎の矢を蹴りで弾き飛ばしながら突き進み、そのまま飛び上がると、宙で巨大な火球を作り出し、それをアルティメットサジットアポロドラゴンへと向けて蹴り飛ばす。アルティメットサジットアポロドラゴンはそれに対し、銃を構え、出力を上げるようにエネルギーを溜め、火球が自分の目の前に迫るまでチャージすると、銃をそのまま撃ち出し、放たれた矢は火球を貫き、そのまま止まる事無くリューマンファンタジスタをも撃ち抜くと、撃ち抜かれたリューマンファンタジスタは空中で爆発を起こす。
「!!」
「返り討ちだぜ!! これでクライマックスだ! 次の俺のターンで────」
「嫌、悪いけどこのターンで決めるよ!」
「!?」
キッドの言葉を遮りながら、さらにハルヤは続けて行く。
「合体したリューマンゴッドソードでアタック! アタック時効果で1枚ドロー!!」
[手札]4枚→5枚。
「往生際が悪いな! 幾らアタックした所でブロックできる!」
「最初から僕はそのつもりだよ!」
「!?」
「リューマンゴッドソードの合体アタック時の効果! このスピリットは相手のスピリットか、アルティメットに指定してアタックできる! よってアルティメットサジットアポロドラゴンに指定アタック!!」
「何! 自滅する気か!」
「嫌、勝つ為だよ! さらにフラッシュタイミングでサンブレイカーを使用!」
「!」
【サンブレイカー】5(赤3 極2)赤、マジック。
【トリガーカウンター】
手札にあるこのマジックカードは、相手のUトリガーがヒットしたとき、ヒット効果発揮前に次の効果を使用できる。
・自分はデッキから2枚ドローする。さらにヒットしたカードが赤のカードならガードとする。
『フラッシュ効果』このターンの間、自分の合体スピリット/合体アルティメットがBPを比べ、相手のスピリット/アルティメットを破壊したとき、相手のライフのコア1個を相手のリザーブに置く。
[リザーブ]5個→2個
[トラッシュ]0個→3個。
[手札]5枚→4枚。
[Battle]剣神無双リューマンゴッドソード×炎龍刀オニマル真打Lv.3((S1)5)BP15000vsアルティメットサジットアポロドラゴンLv.3(1)BP15000。
『リューマンゴッドソードでアルティメットサジットアポロドラゴンに指定アタック!? これは自殺行為!! ハルヤ選手、この土壇場でまさかのプレイミスでしょうか?』
『ふふ、果たして本当にそうでしょうか?』
『?』
『勿論見ていれば分かります』
バトルではアルティメットサジットアポロドラゴンは今度はリューマンゴッドソードに向けて銃を撃ち出していき、あまりの早撃ちに見ている観客達は捉えきれない程のスピード。しかしリューマンゴッドソードは放たれた矢を正確に見切っているのか、剣と炎龍刀を振るいながら放たれた矢を全て斬り落としながら突き進み続け、それならばとサジットアポロドラゴンは狙いを定め、先程以上の出力を込めた炎の矢を撃ち出す。
「決まりだぜ、勝負はこっちの勝ちだな!」
「さっきも言った通り、勝つのは僕だよ! リューマンゴッドソードの合体時効果はまだある!」
「!?」
「アルティメットを指定し、そして指定したアルティメットにブロックされた時、リューマンゴッドソードはさらにBP+15000!」
「15000だと!? って事は!!」
「合計BP30000!! 行っけぇーーッ! リューマンゴッドソード!!」
放たれた矢に対し、リューマンゴッドソードは剣と炎龍刀を交差させて真っ向から受け止めると、そのまま力一杯両腕に持つ得物を振り切り、受け止めた矢を正面から斬り払うと、そのままアルティメットサジットアポロとドラゴンへと突き進み、剣で手に持った銃を切り裂き、無防備となった瞬間、さらに炎龍刀での一閃。切り裂かれたアルティメットサジットアポロドラゴンは大爆発を起こす。
「サンブレイカーの効果発揮、合体スピリットが相手のスピリット、アルティメットを破壊したのでライフ1つを破壊する!」
バトルに勝利したリューマンゴッドソードは追撃するように、一気にキッドへと迫ると展開されたライフに剣と炎龍刀を同時に振り下して破壊する。
「ぐあッ!!」
[キッドside]
[ライフ]2→1。
[リザーブ]2個→3個。
「ゴッドソードのバトル終了時に手札にある「剣使」、「竜人」を持つアルティメットか、スピリット1体を召喚できる! 伝説を受け継ぎし龍! 炎の一撃を時代に刻め! 剣聖武龍ミツルギドラゴンを召喚ッ!」
地面より噴き上げる火柱。その火柱の中に一本の剣が落ちて行き、炎の中で剣を手に取る影。炎の中で手に取った剣を振るいて渦巻く炎を掻き消すその影こそ剣聖武竜ミツルギドラゴン。
[リザーブ]2個→0個。
[フィールド]剣聖武竜ミツルギドラゴンLv.2(2)BP12000。
「これで終わりだよ! 剣聖武竜ミツルギドラゴンで、ラストアタックッ!!」
「まさか、ここまでなんて……! ライフで、受ける!!」
もう対抗する手段は残ってはいない。ミツルギドラゴンは剣を掲げ、そのままバリアを一刀両断し、最後のライフを破壊する。
[キッドside]
[ライフ]1→0[Lose]
***
『ハルヤ選手、見事大逆転!!! 圧倒的絶望な状況かと思われながら土壇場からの大逆転です!!』
『実に良いバトルでした。今日も目の離せないバトルでしたね』
『えぇその通りです。今日の放送はこれまで! また次回、どうぞBCOをよろしくお願いします!』
決着したバトル。一方でバトルを終えるとキッドは負けた事に対して悔しそうにしながらもその白熱した勝負には満足したのか、その表情は笑っていた。
「はは、まさかあの状況から逆転されるなんてな、ビッグサプライズだったぜ」
「運良く手札に救われたよ。僕も負けるかもって思ったし」
「俺に勝ったんだからそんな謙遜すんなっての! いいバトルだったぜ!」
「ありがとう。それよりチームの事なんだけど」
「あぁ。正直チームについてはよく分かんねぇけどお前みたいな奴とこれからもバトルできるならチームメイトでも何でもなってやる」
「じゃぁ!!」
「おぉ! 俺もそのチームっての? 入らせてもらうぜ。よろしくなリーダー!」
「うん。ハルヤって呼んでよ! これからよろしくねキッド!」
互いに実力を認め、握手を交わす二人。その様子にザックも「ようやく二人目だな」と二人の輪の中に入って行く。
「じゃぁまぁチームメイトとしてよろしくな! けど、一応俺がこのチームじゃ先輩だかんな?」
「俺より小さい割には面白いジョークだな」
「はぁ!?」
「まぁ同じチームメイトとしてよろしくだけど、先輩とか後輩と堅苦しいのは抜きでよろしくな!」
「そうだな。そういうのは抜きで……っていい訳あるかコノヤロー!」
「ふ、二人共落ち着いて!」
キッドの発言に苛立ったように突っかかるザックに慌てて仲裁に入り、メンバーが増えた事で嬉しさを感じつつも、言い争う二人にため息を零しながら今後の行く先に不安を感じるハルヤだった。
いかがでしたでしょうか?第8話!! 今回新たに仲間に加わったキッド。元海外出身という事で、今までにない風を吹き込んでくれたらなと思っています(笑)
そして昨日遂に炎と風の異魔神が販売されましたね。私も早速昨日発売日にワンボックス買って、ガルデアと炎魔神が当たって歓喜しました!!! 炎魔神まだどのデッキに入れるか悩んでますが、同弾収録のカードに古竜強化がかなり来たので、エクスキャリバスデッキ、環境変化に止む得ず崩してしまったのですがもう一度組みなおして、炎魔神を組み込んでやろうかと思っております!!( `ー´)ノ
エクスキャリバスに炎魔神をブレイヴ!って叫びたい(笑)
公式では十二神皇第2弾の情報も来てましたね【突進】強そう。でもUダゴン臭がするので好きになれそうにないです←
基本リクドウとUダゴンにボコボコにされてすぎて個人的に嫌い2トップになってるんです。どうにかして対抗策が見つかればなと思います。小説、また次回もよろしくお願いします!