ダンジョンで恩返しをするのは間違っているのか?   作:銀髪の魔法騎士

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大変お待たせしました。

仕事が変わったりと色々と忙しい日々が続いており他の作品との関係もあり更新が遅くなってしまいました。

これからも頑張っていきますのでよろしくお願い致します┏○ペコッ


第10話〜過去と償い〜

 

月明かりの照らすバベルの広場に翠の髪の女性と銀髪の少年がベンチに座っていた

 

 

 

「もう10年も前の話ですが....」

 

そう言ってリューさんは静かに自らの過去を話だした

 

 

「私は先程も言ったように冒険者でした、オラリオの法と秩序を守る神の元私たちは活動していました。しかし、それを嫌う勢力が妨害をしてきました。卑劣な罠でした...ダンジョン内での闇討ち...私の仲間達は次々に倒れていきました。そんな状態を見て無事だった仲間達もファミリアから抜けるようになりました。そして残ったのは私と主神そしてもう2人でした。私は主神を説得し安全な天界に戻ってもらうようにお願いしました。それはあの方の安全を思うのとこれから私が行おうとしていた事を知られたくなかったからです。残っていたもう2人はオラリオに残りましたがそれも少しだけでした...私が行ったことそれは復讐...私達のファミリアを潰した勢力への復讐でした、私は同じように闇討ちを繰り返しいつの間にかブラックリストに載ってしまいました...復讐を果たし隠れ家に戻った時でした...共に残っていた2人が私が復讐した勢力によって殺されていました...私は目の前が真っ暗になりました、やっと復讐が終わったと思ったら唯一の仲間も倒れてしまった...私はその場で死のうとも考えました...しかしそれが出来なかった…私が崩れ落ちている時に声が聞こえたのです、まだ産まれたばかりの赤ん坊の声が...そう、残っていた仲間2人には子供がいました…私はその子を抱き抱えると『 この子を安全な所に』と考えました...そしてバベルのこのベンチに置いて幸せになってもらおうと思いました」

 

 

「...リューさん....その赤ん坊って...」

 

「はい、貴方ですライさん」

 

「!!!!!!」

 

「すいません、とても許してもらうことではないのですが、貴方には貴方だけにはきちんと全てを話そうと...」

 

「そうでしたか...」

 

「私はいくら恨まれても構いません私があの時貴方を連れて逃げればよかったのになのに私は「リューさん!!」」

 

「リューさんは何も悪くないですよ…それに僕はリューさんにお礼が言いたいです。」

 

「どうして貴方が私にお礼を言うのですか!」

 

「リューさんは僕が幸せになるようにとここに置いて行ったのでしょ?ならそれはリューさんに感謝することですよ。....だって今はすごく幸せですから」

 

「っ!!!」

 

「フレイヤ様に拾って育ててもらって10年、オッタル兄さんに鍛えられて冒険者になってベルに出会いアドバイザーのエイナさんに怒られて豊穣の女主人でみんなで食事をして、リューさんにお弁当作ってもらってダンジョンに潜って...僕は幸せです。きっとその時のリューさんの判断は間違ってなかったんですよ…だからリューさんは悪くないんです。だから自分を責めないでくださいあ...」

 

「ライさん...」

 

「そうそう、今日リューさんに話があると聞いて僕もお話したいことがあったんです!」

 

そう言って少年はベンチから立ち上がり彼女の正面に立ち右手を差し出した

 

 

「逢った時からリューさんには不思議な感じを感じていました。それは今聞いた話でわかりました。でもこれは僕の純粋な気持ちです…リューさん好きです!まだ10歳の子供ですが僕は貴女と一緒にいたい」

 

 

「ら、ライさん...で、でも、私は...ほ...本当に?」

 

「ここで嘘をつくような人間だと思っていたのですか?」

 

「そ、そんなことは...」

 

彼女は差し出された右手に静かに自分の手を乗せた

 

「よ、よろしくお願いします」

 

「はい!」

重ねられた手を掴みリューさんを引き寄せ抱きついた

 

「ちょ、ちょっとライさんこんな所で!」

 

「ライって呼んでくれないと離しません」

 

「えぇ!?ちょ、ライさん!?」

 

抱きしめる力を強くする

「離しません」

 

「ら、ライ///離してください」

 

「はい、大好きですよリュー」

 

「これから2人の時は呼び捨てでね?あと敬語も無しだからね?」

 

「は、うん」

 

「あと何処かで一緒に住みましょうよ」

 

「そ、それは今は店に住み込みで働いていて拾ってもらった恩を返しているのですが...」

 

「じゃぁ僕もそこに住んでお手伝いします、明日夜店に行って店長に話してみましょう。リューさんからも話といてくれますか?僕の方もフレイヤ様に話してきますから」

 

「え!?、ちょっとライさん!そんな」

 

「ライって呼ぶって決めました、じゃぁ僕はフレイヤ様に話に帰りますね。また明日逢いましょうねリュー」

 

「ちょっとライ!?待って!!」

 

「お願いしますねー」

 

 

「まったく...大事な話だったのに何故か流されてしまった...ありがとうございますライ、さて帰って女将さんに話さないと」

 

 

 

 

 

豊穣の女主人

「むむむ!?何だか大変なことになる予感にゃ」

「そうね何だか忙しくなりそうです」

 




読了ありがとうございます

久しぶりの更新でしたが何とか形になったかと思います

他の作品も随時更新していこうと思います。


よろしくお願い致します┏○ペコッ
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