ダンジョンで恩返しをするのは間違っているのか?   作:銀髪の魔法騎士

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お久しぶりでございます。

もう皆さまお忘れでしょうが、恥ずかしながら帰ってまいりました。
言い訳はしません、これからまた頑張っていくつもりではいますが、更新は遅いと思います。温かい目で見守ってくれるとありがたいです。

では、よろしくお願いします。


第15話 ~再開と昼寝と階層主~

ベルたちと合流しその日はこれまでの報告と、これからの方針をロキファミリアの幹部と話し合い翌日にロキファミリアのメンバーと共に地上を目指すことが決定した。

それまでは各自自由行動になったので、初めて訪れるベル達は冒険者の街『リビィラの街』に散策に行くことを考えていた。

 

「ライ君も一緒に街へ行かないかい?」

 

ヘスティアファミリアの主神である、ヘスティア様が声をかけてくださった。

 

「すいません、ヘスティア様、僕はここへは何度も来ているので今回は遠慮しときます。

それに、もう一人の助っ人を一人だけにするのは寂しいですしね。」

 

 

「そうかい?じゃぁボクたちは街へ行くから何かあったら探してくれ。」

 

「わかりました。ありがとうございます。あっぼったくりには気を付けてくださいね。」

 

 

 

 

 

 

~壁面近くの湖~

 

「リュー、ここにいたんだね」

 

「ライ、どうしてここがわかったんですか?」

 

「大切なお墓の近くだし、落ち着くなら水辺の近くかなって思って、探してたんだ」

 

「そうですか...クラネルさん達は?」

 

「初めての18階層でリビィラの街へ行くそうです。」

 

「初めての方には珍しいですからね。

ライは行かなくてよかったの?せっかく皆さんと合流できたのに」

 

「ん~ヘスティア様にも誘われたけど...何度も来てるし、それに...」

 

「それに何ですか?」

 

「僕はリューと一緒にいたかったんだ、店ではずっと一緒だっけど、シルさんやアーニャさんもいてなかなか二人きりになれないし、でも今なら二人きりになれるし、リューを一人にしたくなかったからね。」

 

「ありがとう、ライ、わ、私もその...ライと二人になりたいなと少し考えてました...」

 

「そっか、でも『少し』だけなの?」

 

「い、いえ二人でいたいと思ってました。」

 

「じゃぁもう少し二人でいようか。ちょっと休んでもいいかな?ちょっと上の階で頑張りすぎたみたい」

 

「いいですよ、ここまで戦闘は全部ライが前に出てくれたし、17階層でのゴライアスもあれだけの技を使えば疲れるでしょう、安心して休んでください。」

 

「じゃぁお言葉に甘えるね、何かあったら起こしてね。」

 

「おやすみなさい」

 

 

そう言って数分もしない内に規則的なリズムでライは眠りについた

 

(こうやって見ると只の10歳の少年なんですけどね...)

 

ふとそこに眠る少年の寝顔を見ながらリューは考えた

 

(ゆっくり休んでもらいたいけど、地面の上ではさすがに体が休まらないですよね...)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ドゴォォォォォン

 

何かとても大きなものが崩れるような音を立てその音でライは目を覚ました。

 

「ん、今の何の音?」

 

起きて目を開けると頭は、寝たときの位置とは違い、地面の硬さではなく、柔らかいものにのっていた

 

「起きましたかライ、少々不味いことになっているようです。」

 

「う、うん、えっとそのリューこの体制は...」

 

「あっっ、その、これは、ライが寝るときにその、頭が地面だとゆっくり休めないかと思い、以前シルが言っていたことをそのやってみようと...迷惑でしたか?」

 

「迷惑だなんてとんでもないよ!むしろ毎日してほしいぐらいだよ!ありがとうリュー大好きだよ」

 

「ま、毎日はその...考慮します...」

 

リューの膝枕の上で目を覚まし、状況を理解して先程の音について考えようとしたとき...

 

 

 

『ウヲォォォォォォォォ!!!!!』

 

18階層全体に響くようなおよそ人ではない声がこの階層に響いた

 

「この声は?18階層にモンスターなんて出ないはずなのに...」

 

「さっきの音は、天井が破られ何かが落下してきたようでした、その中に巨大な人影のようなものも見えました。もしかするとその声なのかもしれません。」

 

「天井から?じゃぁ17階層?ゴライアスなのかな?でも、今日倒したばかりなのに、もう復活するのはおかしいよね?」

 

「えぇ、明らかに異常です...いったん皆さんの所へもど「疾風!ライト君!ここにいましたか」

 

みんなの所に戻ろうかと相談していた時、空からアスフィーさんが降ってきた

 

「『万能者』何があったんですか?」

 

「大変です、天井からゴライアスが降ってきました。」

 

「ゴライアスが?でも、ゴライアスは、今日僕が倒したんだから復活するのは早すぎるんじゃないの?アスフィーお姉さん」

 

「確かに今日ライト君が倒してこのタイミングで復活するのは異常です、しかし降ってきたゴライアスはどうやら通常種とは異なるようです...今回のゴライアスは体表が異なり灰色ではなく黒色の個体のようです。」

 

「只の色違い...とは考えにくいですね、この18階層に侵入してくるというのは...異常ですね」

 

「『疾風』の言う通りです、そこで、ロキファミリア、リビィラの街の冒険者で討伐隊を結成することになりました。そこでお二人にも討伐に参加していただきたいのですが」

 

「わかりまs「遠慮しておきます」ライ?」

 

「今、この階層にはロキファミリアの幹部の方々がいらっしゃいます。もし、ベル達と街の冒険者のみなら協力しますが...些か過剰戦力になります、それにリューもあまり目立たせたくないですし、僕もここまで少し力を使いすぎたので僕が参加しても中途半端な戦力になり、指揮するであろうフィンさんに迷惑になります。」

 

「しかし...」

 

「ライ...クラネルさん達が心配ではないんですか?」

 

「心配ですよ...でも僕が心配するのは違うかなって思うんですよ...ベルも冒険者です、今はパーティーのリーダーで、仲間をこの階層まで運び、仲間を大切に思う気持ちを持ち、そして今巨大な壁に立ち向かおうとしている。戦う出番はないかもしれません、『剣姫』『勇者』を始めロキファミリアの幹部が戦えば他の冒険者はいないも同じかもしれません、それでも...ベルは今前に立ち、さらに前にいる冒険者を見る必要があると思います。高みを再確認しもう一度、目指す位置を見るべきです。」

 

「知り合いが死ぬかもしれませんよ?」

 

「そうなれば、僕はシルさんに怒られるでしょうね」

 

「でしたら」

 

「それでも、僕はベルを助けることはできません。いざとなれば力を貸しますよでも、今はそうじゃない気がするので」

 

「わかりました...ではいざとなればよろしくお願いします。」

 

「えぇ、近くまでは向かいますので」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ライ、本当に良かったのですか?」

 

「問題ないでしょう...たぶん」

 

「たぶんって、今からでも討伐隊に合流しましょう」

 

「リューは心配性ですね、まぁでも近くまでは向かうつもりですよ、死なないように援護ぐらいはします。」

 

「わかりました...」

 

 

 

 

 

 

 

戦闘が行われている近くまで近づいて間もなく、黒いゴライアスは消滅していた。

 

「やっぱり僕の出番はなかったですね、流石はLv4、Lv5の冒険者ですね...(彼らはやはりそこまでの力ですね...兄さんの力には及ばない、群の力はあっても個の力は、まだまだ足りないですね)」

 

「ライ、クラネルさんの事はああ言っていましたが...ライは何処を目指しているんですか?」

 

「ん?僕?...僕は...兄さんの隣に並びたい、その力をもってリューをフレイヤ様を守りたい、それができればそれだけでいい」

 

「兄?ですがライには...」

 

「えぇ、僕には本当の兄はいませんが...幼いころフレイヤ様に拾ってもらって、物心がついた時には戦う方法を教えてもらいました。

それが僕にとっての兄さんです。兄さんはフレイヤ様の為に戦い、フレイヤ様の願いで僕を強くしてくれました。オラリオ最強の冒険者...唯一のLv7冒険者、『猛者』オッタル...あの人が僕の兄さんです。」

 

「『猛者』オッタルでしたか...あなたに戦い方を教えていたのは...道理で貴方が強いはずですね。」

 

「僕はまだまだですよ、Lvはリューよりも低い、『剣姫』の強さにも及ばない...ただの子供ですよ...

さて、終わったようですし、僕たちは先に地上に帰りましょうか、夜の営業も始まりますし、住み込みで働くといっているので手伝わないと追い出されてしまいます。」

 

「わかりました、では、『万能者』に声をかけてきます。」

 

「うん、お願い」

 





読了ありがとうございました。

リューの口調や戦闘シーンが難しく何度読み返しても恥ずかしい内容ですが、これからも頑張っていきますのでよろしくお願いします。
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