ダンジョンで恩返しをするのは間違っているのか? 作:銀髪の魔法騎士
よろしくお願いします。
ここはバベル50階のフレイヤ・ファミリアの鍛錬場いつもは、多くのファミリーが強くなるための鍛錬を積んでいる。
しかし、そんな鍛錬場にも今は2人だけ
1人は獣人の大男、もう1人は人間の少年
兄弟じゃない、血の繋がりはない、でも少年が育ってきたこの10年その男は隣にいた。
「どうした、それだけか」
そう言って竹刀を向ける男の名前は『 オッタル』
オラリオで唯一のLv.7の冒険者
「まだまだっ!」
そう言って何倍の大きさの強者へと踏み込んだ。
交差する竹刀、しかし男は1歩たりとも微動打にしない。
強靭な体、圧倒的な力、冒険者としての経験値どれも少年が敵うものはない
それから1時間が経った
そこには、床に大の字で寝転がり方で息をする少年
「今日はここまでだな、ライト あの方が呼んでいる、汗を流して行ってこい。」
寝転がる少年へ呼吸も乱さないオッタルが告げた。
「はぁ、はぁ、ありが、とう、ござい、ました。兄さん」
少年の名はライト女神フレイヤが名付けた名前
「はぁ〜今日も1本も取れなかった」
シャワーを浴び汗を流しながら先ほどの手合せを思い返した。
「早く兄さんと一緒に冒険したいな
もっと強くならないと、フレイヤ様の為にも、兄さんに追いつくためにも、もっと強く」
そう心に誓って、シャワーを終えた。
鍛錬で出た汗を流し着替えてから主神の部屋を訪れた。
「フレイヤ様 ライトですよろしいですか」
「お入りなさい」
「失礼します」
部屋に入ると主神たるフレイヤは窓際の椅子に座っていた。多くの蔵書が並ぶこの部屋は独特な空気が満ちていた。
「遅かったわね、何かあったの?」
フレイヤはこちらを振り向きいつもの笑顔で聞いてきた。
「兄さんに稽古してもらってて汗をかいたまま来るのが気が引けたのでシャワーを浴びてから来ました。」
「そうだったの、どうだったの稽古は?」
「いやーまだまだでしたね。軽くあしらわれましたよ」
「貴方はもっと強くならなくてはいけないのよ?
それこそオッタルと肩を並べるくらいにね」
「もちろんです。兄さんは僕の目標ですよ。」
「ふふっいい子ね」
そう言ってフレイヤは頭を撫でた何とも言えない安心感が溢れてきた。
「そうそう、あなたを呼んだのは他でもないは、貴方も10歳になったし、そろそろダンジョンに入ってみたらと思ってね」
「本当ですか!やっとダンジョンに入ってもいいんですか!」
ライトは喜んだ、どれだけダンジョンに憧れ入りたかったかどれほど待ち望んだか。
「えぇ、だから貴方にも恩恵をさずけてステイタスを作りましょう。」
「お願いします。これで僕も冒険者ですね!」
「ふふっまだまだ子供ね」
ライト・ブリタニア
Lv.1
力:I 0
耐久:I 0
器用:I 0
機敏:I 0
魔力:I 0
《 魔法》
〖 〗
《 スキル》
〖 愛される者〗
・早熟する
・愛を受け続ける限り継続
・愛を与えても効果は持続する
〖 目指す者〗
・早熟する
・目指し続ける限り持続する
「はい、これだあなたにもステイタスが刻まれたわ」
「ありがとうございます。じゃこれからギルドへ行って冒険者登録してきますね」
「えぇいってらっしゃい」
「はい!行ってきます!」
少年は駆けた冒険者になるためにホームを出た。
「強くなりなさい、ライト、貴方はもっともっと強くなりなさい。ここからが貴方の冒険の始まりよ」
第1話に続き2000文字いかないくらいの短い文章ですがこのペースで続けていきたいと思います。
次回
ギルドのあの人に出会います。