ダンジョンで恩返しをするのは間違っているのか? 作:銀髪の魔法騎士
今回はあのメガネの方と兎さんに出逢います。
『 ギルド』
ダンジョンの管理機関
モンスターを倒して手に入る魔石を換金したり、冒険者のサポートをする機関
「ここがギルドかぁ冒険者登録は何処かな」
主神フレイヤに恩恵を授かってそのままギルドに直行し今から冒険者登録をするために受付へと並んだ。
「次の方どうぞ」
「あ、あの冒険者登録をしたいんですけど」
「新規の冒険者様ですね。かしこまりました、ではこちらに必要事項を書いてお待ちくださいませ。担当アドバイザーが決まり次第声をかけさせていただきます。」
「わかりました。お願いします。」
受付の女性に渡された用紙に必要事項を記入した。
待っている間にギルド内の掲示板を見ていると様々な事が書いてあった。
Lv.2到達者〇〇名
ダンジョン内モンスター発生情報
パーティーメンバ募集
「いろいろなことが書いてあるなぁ」
「冒険者登録でお待ちのライトさん受付までお願いします。」
「お、待ってました」
アナウンスで呼ばれ受付に向かうと耳が長くて眼鏡をかけた女性がいた。
「あ、ライトさんですね?
お待たせしました。これからライトさんのアドバイザーを努めさせていただきます。エイナ・チュールと申します。これから宜しくお願いします。」
「こちらこそよろしくお願いします、エイナさん」
「では、まず簡単な説明と講習を受けていただきますので、別室へ行きましょう」
そう言って連れて行かれたのはソファーが2脚とテーブルだけの部屋で簡単な作りの部屋だった。
そこで大まかな冒険者の流れと注意事項を聞いた。
「さてと、基本的な説明はこんなところかな、何か質問とかある?」
「いえ、特には大丈夫そうです。最初はどの位まで潜っても平気ですか?」
「ん〜そうね、最初は2、3階層で様子を見て一度報告に来て欲しいかな」
「了解です。それ以外は大丈夫です。」
「それにしてもまだ10歳なのにダンジョンに入るの?」
「大丈夫ですよ、これでも鍛えられてるんで、それじゃエイナさん今から行ってきますね。」
「あっ、ちょっと待って!
これは個人的なことなんだけど、私の担当冒険者にまだ始めたばかりの子がいるの、多分見たらすぐにわかると思うんだけど、深紅の瞳に白髪の男の子なんだけど、名前をベル・クラネルって言うのもし見かけたら一緒に探索してみて?探索は1人よりも2人の方が安全だし」
「わかりました。見かけたら声かけてみます。
それじゃ行ってきます!」
ライトは胸の高まりが収まらなかった、やっとダンジョンに行けると思うと嬉しくなった。
「大丈夫かなあの子、ベル君見たいに無茶しないといいけど」
ダンジョン1階層目
ここは初心者が闘いになれるためにしばらくはこの周辺で慣らすらしい。
出現するモンスターも黒獣やゴブリンが単体で出るレベルだから油断しなければ死ぬことは無い。
目の前にはゴブリンが2体....あれ?複数体出てるじゃんwと心でツッコミながら刀を構えた。
ライトの武器は兄であるオッタルに勧められた極東に伝わる刀だ、剣よりも切ることに特化した武器で10歳の体には少し大きいが問題ない。
「さぁこれがデビュー戦ですよっ!」
ライトは刀を鞘から抜いてゴブリンを目指して走り出した。
(体が軽い、これが恩恵の力なのかな)
すれ違いざまにゴブリンの1体の動へ刀を滑らせる。
「ギャァー」
ゴブリンは断末魔を挙げ上半身と下半身に分かれた。振り抜いた刀をそのまま反対側に立つゴブリンに向けた。
ズバッ!!
今度は頭が体から離れ、声を上げるまもなくゴブリンはその体を沈めた
何処からともなく戦闘終了のBGMが....流れなかった
「こんなもんですか、1階層目は、ちょっと物足りないですねぇ、おっと魔石の回収をしないと、せっかくの成果ですからね。」
ゴブリンの体から綺麗な小石サイズの石を取り出した。
(これが魔石ですか、綺麗ですね、さてと先に進んで様子を見ましょうかね)
「んー」
ライトは退屈していた。今は3階層道中にゴブリンや黒獣、大さそり、アルミラージなど色々なモンスターを難なく倒し次の階層を目指していた。
「ダンジョンってこんなものなのかな?」
そんな考えをしている時にふと他の冒険者が目に入った。
戦闘の後だったのかモンスターから魔石を回収していた。そんな冒険者の向こうから
ダッダッダッダッ ドゴォ
「しまったー」
その冒険者は完璧に油断していたようで少し飛ばされてすぐに戻ってきた。
ゴブリンの見事な飛び蹴りが当たった
(いやー綺麗な飛び蹴りだったなw)
そのゴブリンと戦闘を終え安全を確認してからその冒険者に声をかけた。
パチパチパチ
「いやー見事な飛び蹴りでしたね」
「み、見られてた!」
驚いたように振り向き先程の醜態を見られて恥ずかしそうにする冒険者、深紅の瞳で白い髪歳は近そうな男の冒険者
(エイナさんが言っていた人かな、それにしてもなんだか....兎みたいな人だな)
「いきなりすいません、偶然通りかかった時に見えたもので。失礼ですが、ベル・クラネルさんですか?」
「えっ?!そうだけど、君何処かで会ったっけ?」
「いえ、今が初めてですよ。
申し遅れましたライト・ブリタニアと申します。
貴方のことはアドバイザーのエイナさんに教えてもらったんです。もし見かけるようだったら一緒に探索してみては?と」
「そうだったんだね、よろしくライト
どうする一緒に探索する?エイナさんの言う通り2人で探索した方が効率良さそうだね。」
「では、一緒に行きましょう。今日はあとどれくらい探索しますか?」
「ん〜そうだな、このまま進んで5階層まで行って引き返そうかな。それでどうだい?」
「いいんじゃないですか?お供しますよ」
こうしてライトにはファミリアの人間以外に知り合いができた、兎のように素早くて動き回るそんな少年と出会った....
何だかんだで2000字越えましたw
そして今回初の戦闘シーン
こんなに難しいのか( ̄▽ ̄;)!!
頑張っていきますのでよろしくお願いします。