ダンジョンで恩返しをするのは間違っているのか?   作:銀髪の魔法騎士

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今回はあの人たちです。

張り切っていきましょう!


第3話〜兎とエルフと女主人〜

5階層

この階層からモンスターも複数体現れるようになり、天井からの奇襲もある初心者には少し苦労する階層

 

ドサッ

「ふぅー流石に多かったですね

そっちはどうですかベルさん」

 

目の前の最後のモンスターを倒し一緒に行動しているベルに声をかける。

 

「これで、最後っ!....よしこれでこっちも終わりだよ。お疲れさま、ライト」

 

「どうしますかベルさん、荷物もだいぶ一杯になりましたよ?」

 

「そうだね、少し予定よりも早いけど戻ろうか、ライトはエイナさんの所に寄っていくの?」

 

「えぇ一度報告に来るようにと言われたので」

 

「そうか、じゃあ僕も一緒に行こうかな」

 

倒したモンスターから魔石とドロップアイテムを回収してギルドへ戻るために道を戻りながら探索しダンジョンを出た時には外は夕方だった。

 

 

「あっエイナさーん只今戻りましたー」

 

「ん?ライト君にベル君も一緒だったんだ」

受付にいた自分達の担当アドバイザーを見つけ声をかけると笑顔で迎えてくれた。

 

「こんにちは、エイナさん

3階層あたりで声かけてもらってそれから5階層まで行って帰ってきました」

 

「あっベルさんそれは...」

その先の言葉を続けることが出来なかった。

 

「ライト君?どういう事かしら?

詳しく聞かせてくれるかな?

ここじゃなんだし別室行こうか

もちろんベル君もね?」

 

エイナさんはすごい、いい笑顔だ、うん

ただ、後ろに黒いオーラが見えたのだ

 

「「はい」」

 

2人は別室にれんこ....同行した

 

 

 

 

 

別室

 

「さて説明してもらおうかしら?

数時間前この部屋で私は何て言ったか覚えてる?」

 

数時間前この部屋説明を聞いた時は、お互いソファーに座っていたが今は違う

エイナさんは僕達を見下ろし当の本人達は正座していた。

 

「はい、1、2階層あたりで様子みて報告に来るようにと」

 

「うん、よく言えました

...で?貴方は何処で何をしたの?」

 

「はい、ダンジョンに初めて入って興奮して最初のゴブリン2体を瞬殺しそのままの勢いで2階層へ2階層での戦闘が物足りなくなって気がついたら3階層に入っていて、ベルさんがモンスターの飛び蹴りを食らったところに遭遇し一緒に探索をしようと声をかけて2人なら探索も効率がいいとの結論でそのまま5階層まで進み荷物が一杯になったので帰ってきました。はい」

 

「よくもそのままを報告してくれたわね」

口元が引き釣りながらエイナさんは告げた

「で、ベル君はどうして何も言わなかったこよ、冒険者になって初日のしかもベル君よりも年下の彼を5階層まで連れていくだなんて!」

 

「えっ!!冒険者になって初日!?僕よりも年下!?ちょっとライト!?僕そんなの聞いてないよ?」

ベルは誰よりも驚いたようにライトの方を見た

 

「えぇ言ってませんね。聞かれませんでしたし」

ライトは悪気が無かったようにケロッとした顔で答えた。

 

「「はぁー」」

エイナさんとベルが呆れたようにため息をついた

 

「まぁベル君は悪くないね、うん、ごめんねベル君

この際この事は置いときましょうか

それでダンジョンはどうだったのライト君」

 

「そうですね、5階層までは余裕でしたね

多分10階層あたりまでは問題ないと思うんですけどね」

 

「ダメ」

 

「エイナさん?まだ言い終わってないですよ?」

 

「ダメ、どうせ1人で10階層目に行こうとしてるんでしょ?」

 

「ばれましたか」

 

「そこにいる冒険者君も同じようなことしてるからね」

 

「すいません」

 

「まぁこの厄介な冒険者君たちの担当になったのも何かの縁なんだし、これからも2人で探索してみたら?」

 

エイナさんは何かを諦めたように開き直るかのように提案した

 

「パーティーってことですか?」

 

「その通り、2人で探索すれば安全だし何かあっても2人なら対処できるでしょ?って言うのが建前で正直に言うと面倒な2人を一緒にすれば報告が一回になるかなぁって思って」

 

「「すごく正直ですね!!」」

あまりの潔さに声を上げて驚いた2人

 

「僕は構いませんよ、2人の方が効率がいいのは確かですし」

 

「僕もライトがいいなら組んでみたいなぁと」

 

「じゃあ決まりね、とりあえず明日もう一度話しましょうか」

 

「「わかりました」」

 

 

 

 

 

 

 

エイナさんにしっかりとお説教を受けて足をしびれさせながらギルドを出た

 

「ベルさんすいませんでしたね、僕が言ってればよかったのに」

 

「いいよ、ライトは悪くないし僕も気が付かなかったし。あっそれと僕のことはベルでいいよ」

 

「わかりましたベル、じゃあ僕の事もライでいいですよ、親しい人にはそう呼ばれてます」

 

「わかったよライ、改めてよろしくねライ」

 

「こちらこそよろしくお願いしますベル」

 

「ライはこの後どうするの?僕は夕飯食べて帰るけどライも一緒にどう?」

 

「いいんですか?じゃあお言葉に甘えてご一緒させていただきます。」

 

「じゃあ行こうか。すぐ近くだよ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〖 豊穣の女主人〗

達筆な文字で中からは活気のいい声が響いていた。

 

「ベルはいつもここに来ているんですか?」

 

「いや、流石にいつもは来れないかな

とりあえず入ろうか」

 

 

 

 

 

 

「「「いらっしゃいませー」」」

「あっシルー彼氏が来...にゃぁ!?」

 

「ベルさん いらっしゃいませ」

 

「こんばんわシルさん

アーニャさん大丈夫ですか?何か最後叫んでましたけど」

 

「大丈夫ですよ」

(なんだかシルさん怖いな)

 

「そ、そうだ今日は友達も連れてきたんですよ」

 

「ライトです。お世話になります?」

 

「どうして疑問形ですか?初めまして豊穣の女主人でウエイトレスをしています。シアと申します

とりあえず、いらっしゃいませ?」

 

「なんだか2人とも疑問形になってるよ?」

 

「とりあえず中へどうぞ

テーブルはいっぱいなのでカウンターでもいいですか?」

 

「「大丈夫ですよ」」

 

 

 

 

 

「ミアお義母さん

ベルさんが大食いのお友達連れてきてくださいましたよー」

 

「「えっ!!」」

 

「本当かい!たくさん食って金落としていってくれよ?」

 

ミアと呼ばれるここの女主人は大きな声で笑い声を上げて厨房の方へ向かった。

 

「「シルさん!?」」

 

2人で隣を見ると誰もいない

 

「あれっ!?シルさん!?何処へ行ったの!?」

 

「仕方が無いですね、量は食べれませんが高いのを注文しましょう。すいませーん」

(ここがぼったくりじゃない事を祈ろう)

 

「お待たせしました。ご注文をどうぞ」

 

「あっリューさん、こんばんわ

今日は友達も連れてきました。」

 

「こんばんわ、ライトって言いますよろしくお願いします。」

 

「こんばんわ、クラネルさん、ライトさん

こちらこそこれからもご贔屓にお願いします。

それでご注文はお決まりですか?」

 

「僕はエールとパスタを」

 

「僕は何か果汁とあの黒板に乗ってるステーキセットのAセットを後食後に何かお勧めのデザート2つお願いします」

 

「かしこまりました。

果汁はお酒じゃないほうですね

少々お待ちください」

 

 

「ライ高いの選んだね」

 

「まぁ今日の分がありますからね」

 

 

 

 

それからこれからの話をしながら待っていると..

「ベルさん、ライトさんお待たせしました〜

飲み物とパスタとステーキAセットでーす。」

 

シルさんが上機嫌で料理を運んできてくれた

 

「「あ、シルさんさっきのどういう事ですか?!」」

 

「...(๑>؂•̀๑)テヘペロ」

 

「「(๑>؂•̀๑)テヘペロっじゃないですよ!」」

 

「まぁまぁ、これからご贔屓にしてくれえばいいかな思ったんですけどまさかステーキを注文してくれるとは思っていませんでしたわ

ゆっくりしていってくださいね。デザートは後から持ってきますね」

 

「ベル、ここはいつもこんな感じですか?」

 

「まぁ大体は...た、食べようか」

 

 

 

美味しかった。ステーキは分厚いのに柔らかく最高の焼き加減でいくらでも食べれた。デザートのケーキも美味しかった。少し財布のダメージは大きいがまた来ようと思った。

 

 




怒られましたエイナさんガッツリ怒られました。
今回、豊穣の女主人が登場しました。
推しメンはリューさんですね
これからも登場させていこうと思います
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