ダンジョンで恩返しをするのは間違っているのか?   作:銀髪の魔法騎士

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今回苦手な戦闘パートです。

やっぱり豊穣の女主人の方々面白いですね


第5話〜レベルと経験値〜

 

「いや〜面白いものが見れましたねぇ

僕は今日も店に寄って行きますけどベルはどうしますか?」

 

「面白くないよー次合う時どんな顔すればいいんだよ、今日は何だか行きづらいなぁ」

 

 

朝、豊穣の女主人の前で起きた出来事を思い出しながら、ダンジョンを目指していた

 

「それより今日はどうしますか?ベルは何階層まで行ける?」

 

「そうだなぁ、昨日の感覚で行くと行けても7階層までかな、その辺りから危険になると仲間を呼ぶキラーアントとかが出てくるから今日はそこまでかな」

 

「了解です。モンスターの事はベルが詳しいので助かります。道中色々と教えてくださいね」

 

 

 

 

 

 

 

6階層

ここまで来るのには何も問題はなかった。

しかし6階層に入って探索すると少し開けた場所に出た時、壁に亀裂が入りモンスターが生まれ落ちた

 

ウォールシャドー

新米殺しのモンスター

動きが早く、複数との戦闘になれば只では済まない。そんな奴が数えるだけでも10体どうなっているんだろう。

 

「ベル!危険になったらすぐに下がってくださいね」

 

「ライも無理しないでね!」

 

 

ベルは自慢の速さで相手よりも早く懐に飛び込み胴体を切り裂いた。ベルの使う武器は一般的なナイフだ、刃が短く最も距離を詰めないと攻撃が当たらないため戦いには慎重になる。しかしベルの動きは荒削りで我武者羅ながらも効率的に敵を倒していった。

ライは刀を正面に構え、伸びてくる手を切り捨て本体を両断する。無駄のない動き洗礼され磨きあがれた動きだった。そんな中でライトは笑っていた。

 

「いいですね、これぐらい動く相手だとやりがいがありますね、でも兄さんに比べると遅いっ!」

目の前の最後のモンスターを切り裂き、周りを見渡すとベルの方も終わりかけていた。

 

「このっ!!」

右ストレートがウォールシャドーの顔部分を打ち抜いてこの戦闘が終わりを告げた。

 

 

 

「ふぅー何とか凌ぎましたね怪我はないですかベル」

 

「僕は大丈夫だよライ。それにしてもライは強いね!僕よりも歳が下なのに僕よりも強いや」

 

「そんなことないですよ、ベルの動きの速さには驚きましたよ」

 

「そうだね、僕のステイタスで一番高いのはそれだからね、毎日更新してもらうのが楽しみだよ」

 

「ステイタスって毎日更新するものなんですか?」

 

「えっそうじゃないの?あぁでも僕のファミリアは僕だけだからかな?他のファミリアには大所帯の所もあるしどうしてるんだろ。ライはどうしてるの?」

 

「更新...最初に恩恵を受けてからしてもらって無いですね」

 

「えっ!じゃあステイタスの数値が0のまま戦ってたの?」

 

「そうなりますね」

 

「そうなりますねってそんな悠長な

でも今のままでそんなに強いなら更新されたらどれだけ強くなるんだよ。今日は少し早めに切り上げて更新してもらったら?」

 

「そうですね、お願いしてみますか」

 

 

その後2時間ほど探索を続けて今日の冒険は終わりにした。

 

「じゃあベルまた後で会いましょう」

 

「うん、お疲れさま」

 

 

 

 

フレイヤ・ファミリアのホーム

 

「ライトおかえり」

「今日は早かったな」

「フレイヤ様が探していたぞ」

 

(やっぱりホームはイイな何だか落ち着く)

コンコン

「ライトです。よろしいでしょうか」

 

「お入りなさい」

 

「久しぶりねライト寂しかったわよ?」

 

「久しぶりって昨日の朝お会いしてるじゃないですか」

 

「貴方は私の大切な子供よ毎日でも顔を見せてね」

そう言って優しく抱きしめてくれた。

あたたかい体の芯から温もるような安心感に包まれた。

「それで?今日はどうしたの?」

 

「あぁすいません

実はステイタスの更新をお願いしたくて」

 

「なんだそんなことだったの、いいわこっちで横になりなさい」

 

「はい」

 

 

ライトは服を脱ぎうつ伏せになって背中を向けた

フレイヤはその脇に座り針で自身の指を刺し血を1滴垂らし更新を行った。

 

「この2日でどれだけ潜ってきたの?

すごい飛躍よ?」

 

「初日は5階層まで、今日は昨日知り合った冒険者と6階層まで行きました」

 

「あら、もうお友達ができたの?」

 

「えぇ、確かヘスティアファミリアのベル・クラネルって言います」

 

「え?」

 

一瞬ほんの一瞬背中のステイタスを更新する指が止まった

 

「フレイヤ様?どうかなさいましたか?」

 

「いえ、何でもないわ、ヘスティアとは天界の時からのお友達よ偶然その名前が出たのに少し驚いただけよ.....はい更新できたわよ」

 

 

 

 

 

ライト・ブリタニア

Lv.1

力:I 0 →G 269

耐久:I 0 →I 50

器用:I 0 →G 280

機敏:I 0 →H 109

魔力:I 0 →I 0

《 魔法》

〖 〗

 

《 スキル》

〖 愛される者〗

・早熟する

・愛を受け続ける限り継続

・愛を与えても効果は持続する

〖 目指す者〗

・早熟する

・目指し続ける限り持続する

 

 

「ありがとうございます

まだ魔法は発生しないんですね

この数値の上がり方って経験値になるんですよね?」

 

「基本的にはそうね」

 

「じゃあ耐久が増えないのは攻撃を受けていないからで器用さが上がるのは攻撃の流しているからなんですね、そう考えると経験値って面白いですね」

 

「何も経験値を得るのはモンスターを倒すことだけではないわ、人同士の鍛錬でも経験値を得ることができるわ」

 

「わかりました。ありがとうございます」

 

「この後はどうするの?またダンジョンに行くの?」

 

「いえこの後、ベルと約束があって食事に行ってきます」

 

「そう、また紹介してね?その子のこと」

 

「もちろんです。それじゃ行ってきます」

 

「気をつけてね、いってらっしゃい」

 

 

 

 

 

 

 

場所はふただび豊穣の女主人

(今日は何を食べようかなぁ♪)

 

「先に入ってリューさんとお話しようかな♪」

(何だかリューさんと一緒にいると落ちつくっていうか楽しいんだよね)

 

 

 

「ライトさん、いらっしゃいませ」

 

「こんばんわリューさん、来ちゃいました」

 

「クラネルさんとは一緒じゃなかったんですか?」

 

「ベルとは一度別れてお互い一度ホームに戻ってからここに集合の予定です。少し早く来たのでリューさんの邪魔にならない限りお話したいなぁと思いまして」

 

「そうでしたか、すいませんが今はちょっと忙しいので手が空いたら声をかけますね」

 

「お仕事を第1に考えてくださいね?

そしたら何か果汁と軽いものお願いします」

 

「かしこまりました。カウンターでお待ちください」

 

 

 

 

 

 

それから程なくしてベルとツインテールの女の子がやって来た。

 

「あっライ、ごめんね遅くなって」

 

「大丈夫ですよ。ところでそちらの女性は?」

 

「初めまして、僕はヘスティア、ベル君のファミリアの主神だよ」

 

「これはこれは神ヘスティア

こちらこそ初めまして、ライトと申します

ベルにはいつもお世話になっています」

 

「いやいや、こっちこそ家のベル君がお世話になってるようで、ホームではいつも君の事を話すから会ってみたいと思ったんだよ」

 

「そうでしたか

3人だとカウンターは厳しいですね

シルさーん3人になったんでテーブル移っていいですか?」

 

 

ちょうど目の合ったウエイトレスさんに声をかけた。声の届かない距離ではないが、シルさんは声を出さずに腕で大きく〇を作った

 

「あっちのテーブルに行きましょうか」

 

 

「それにしてもベル君はいつもこの店で食べてるのかい?」

 

「そんなことないですよ、神様がいない時ぐらいしか来てませんよ?」

 

「本当かい?女の人がいっぱいいるから通ってるんじゃないのかい?」

 

「まぁまぁ2人とも先に注文したらどうですか?

リューさん注文いいですか?」

 

「はい、伺います」

 

「えっと、今日のスペシャルセット1つと食後にいつものをお2人は?」

 

「えっと僕はパスタと何かサラダを

神様はどうなさいますか?」

 

「ボクもベルくんと同じでいいよ」

 

「かしこまりました、少々お待ちください」

 

 

そこから3人で楽しい食事が続いた。

 

 

 

 

 

 

おまけ

厨房内

「誰ニャあの女は!?あいつシルという者がありながら女を連れてくるニャンて許し難いニャ」

 

「あの人はクラネルさんのファミリアの主神だそうですよ」

 

「なーんだ、それニャら問題ないニャね

なぁーシル主神なら敵じゃないから遠慮せずに攻めるのニャ!!」

 

 

「.....ベルさん、胸が大きい方が好きなのかな」

 

「「.....」」

 

なんとも言えない空気が流れ、シルは自分の胸を見下ろしていた。

 

 




読了ありがとうございました。

ライのステイタスの飛躍はベルをも上回ります

次回もよろしくお願い致します。
やっと、あの人たちが登場します
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