地球の理~番外編のようですよ?~   作:鴉紋to零

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今回の話はクトゥルフ要素があります

ですが、知らない人でもわかる程度のかんたんなものですので、ご安心を



新年特別企画!異世界の同士達との新年会!その四

一人称(悠雷)

 

俺は本拠地から西に少し離れた場所に来ていた

 

にしても、不特定多数か………三人でどうにかなるといいんだが………

 

「大丈夫?悠雷兄さん?」

 

「ん。ああ。勿論だ!」

 

首を振り、心配を振り払う

 

精神的に余裕がなければ勝てるものも勝てなくなる

 

親父が珍しく言った言葉だ

 

「さて、そろそろ来ると思うが………。昴、何か見えるか?」

 

「いや、何も……………!?見えたぞ!」

 

昴が叫ぶ、俺達にも少しずつ見えてきた

 

それは

 

「言うなれば屍食鬼とでも言うべきか?」

 

「そう……………だな」

 

はっきり言っておく、全力で気持ちが悪い

 

見ているだけで吐き気がしてきた

 

後ろを振り向くと二人も同じようで二人揃って口に手を当てて吐き気を堪えていた

 

「さっさとやろうぜ。見てると気が狂いそうだ」

 

「そうだね」

 

「そうだな」

 

俺は二人の返事を聞くと敵陣に真っ向から切り込んでいった

 

「雷速!」

 

雷が頭上から落ち、俺はその雷を纏う

 

「後衛は任せた!」

 

そう叫び、一気に自身の間合いに持ち込む

 

何かを言おうとした瞬間に首を斬り飛ばす

 

にしても数が多いな、後ろにもまだぞろぞろいやがる

 

後ろから昴と森羅が援護してくれているがどうしても手数が足りない

 

「森羅!昴!一気に吹っ飛ばせるような何かないか?」

 

俺は敵を斬り倒しながら叫ぶ

 

「あるにはあるぞ!」

 

「ボクもあるよ!」

 

「なら、それを使ってくれ!使えるようになるまでのインターバルがあるなら何とかするから!!」

 

「「分かった!」」

 

そう叫び返すと、二人は準備に取りかかる

 

「完全投影!」

 

昴は両手に持っていた雌雄剣を消すと叫んだ

 

昴の手に一本の朧な黄金の剣が現れる

 

森羅は使っていた魔法を止め、昴と同じ黄金の剣を造り出した

 

完全に動きが止まっている二人に数体の屍食鬼がゾンビ特有の動きでにじり寄る

 

「天雷速!」

 

俺はさらに雷を強化し、速度をあげた

 

そして、近寄っていた屍食鬼どもを一閃

 

間合いを取るために拳に雷を溜める

 

「ミョルニール!ストライク!」

 

これは殺傷能力は低いが相手を吹っ飛ばすことを念頭に置いた技だ

 

因みに今、始めて考えついた

 

「よし、何時でもいけるぞ!」

 

「ボクも大丈夫!」

 

「分かった!合図したらやってくれ!」

 

俺は回転して俺を取り囲んでいた屍食鬼を斬る

 

そして、空に飛び上がった

 

「今だ!」

 

俺も空中で刀を収め、雷を今度は両拳に溜める

 

「「約束されたエクス」」

 

二つの剣はシンクロした動きで輝きを放つ

 

「「勝利の剣カリバー!!」」

 

二人は全くの同時に二振りの黄金の剣を振り抜いた

 

眩い光が本体の剣から切り離されるように放たれる

 

俺はそれを確認すると即座に屍食鬼の最後尾に移動する

 

「ツイン・ミョルニール!!」

 

両の拳から放たれた迅雷は辺りの屍食鬼を黒焦げにしながら直進する

 

そして、二つの迅雷と二つの眩しい斬撃波がぶつかり、暫く拮抗した後、互いに消失した

 

そこには……………黒焦げになった地面以外は何もなかった

 

「よし!殲滅完了!」

 

さて、後は甲達か。大丈夫だといいが………

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