地球の理~番外編のようですよ?~   作:鴉紋to零

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な、長かった。ここまで長いのは始めて書いたよ

甲「まあ、2600字は阿喪にしては珍しいな」

そのお陰で、本編未更新だよ

甲「ほったらかし過ぎるだろう!全く」

まあまあ、そうかっかしなさんな

甲「するわ!まあ、こいつのことは置いておいて」

阿、甲「新年特別コラボ最終話、どうぞ!」


新年特別企画!異世界の同士達との新年会!その五

一人称(甲)

 

ん。真と悠雷のところは終わったみたいだな

 

「こっちもさっさとしないとな」

 

俺は吹き荒れる風の斬撃を避けながら呟いた

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

時は数分前に遡る

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

長ったらしい話なので要約するが

 

なんでも、前の地球の理。もとい俺の親父に逆恨みしたやつが完全に開けちゃダメだろって箱を明けて黄色に何かを召喚した

 

その黄色い何かは黄色の仮面とローブのようなものを纏ったハスターと言う旧神?らしい

 

回想終了、結論を言うと

 

正月早々、復讐しに来んなよ

 

以上!

 

にしても、埒が明かねぇ。プラズマ火球は消されるし、ハイプラズマはなんとか当たるが弱まってるし、要や風明の風も欠き消される

 

「………このままじゃジリ貧だな」

 

襲い来る鎌鼬を避けながら呟いた

 

せめて、せめて近づければどうにかなるのに………

 

その時だった

 

一筋の稲妻がハスターのおこす風を掻い潜り一つの裂傷をつける

 

「おいおい。手こずってんじゃないか。甲」

 

「悠雷!そっちは大丈夫なのか!」

 

「ああ!西と東は終わった、本拠点は一応残ってるがな」

 

「了解!」

 

よし!これなら!

 

「下等生物がいくら集まろうと!」

 

ハスターが吠える。というか話せたんだ!?

 

ハスターは手と手の間に竜巻を起こした

 

「まずい!デカイの来るぞ!」

 

その時、昴が指示を飛ばした

 

「皆、俺の後ろへ!」

 

昴の声を聞き、全員昴の後ろへ回ると

 

「I am the bone of my sword.」

 

昴は式句を唱える

 

「“熾天覆う七つの円環”(ロー・アイアス)!」

 

昴の展開した七つの花弁の盾とハスターの竜巻がぶつかり合う

 

「そんなに長くは持たないぞ!」

 

言ってる矢先に花弁の一つが砕けた

 

「分かった」

 

答えたものの、攻撃が通らないので俺達には何も出来ないのだ

 

せめて、overloadなら

 

俺は唐突に閃いた

 

「悠雷!耀を呼んできてくれ!他の皆は耀が来るまで時間を稼いでくれ!」

 

『分かった!』

 

そう叫ぶとその場から散る

 

悠雷は天雷速で本拠点へ駆けて行った

 

バラバラに動きながら俺達は敵を撹乱する

 

「ええい!ちょこまかと!」

 

滅茶苦茶に風を放つハスター

 

そこに一瞬だが風が吹いていない箇所が出来た

 

「足元が!」

 

「お留守ですよ!」

 

真と秋人がハスターの足元に入り込んだ

 

「ハァ!!」

 

真が空中で回転斬りを

 

その真を踏み台にして秋人が技を放つ

 

「抜刀“殺”!」

 

「ガァ!」

 

ハスターは呻き声をあげ、また風の防壁を薄くなった

 

そこに今度は森羅の魔法と要の矢、風明の風が刺さる

 

「グァ!ッ!この下等生物共が!」

 

ハスターは形振り構わず小型の竜巻を連射する

 

「おいおい。滅茶苦茶し過ぎだろ」

 

いつの間にか帰ってきていた悠雷が言う

 

その隣には耀も一緒だ

 

「甲。大丈夫?」

 

「ああ。それより耀。力を貸してくれ。あれをやるぞ」

 

「分かった」

 

俺は耀の返事を聞くとシルフィードに俺の防衛を命じた

 

シルフィードは頷くと迫り来る風の着弾点をずらしていく

 

「甲と耀にあの風を近づけるなよ!」

 

悠雷は鎌鼬を斬撃による鎌鼬で切り裂きながら叫んだ

 

「私は理に祈りし者。理と共に在りし者」

 

「地球の理よ、私の願いに答えてほしい」

 

「私が願うは貴方の勝利。全てを護る貴方の勝利」

 

あの時と同じ感覚が身体中を駆け巡る

 

「しまった!甲、一発そっちに行ったぞ!」

 

鎌鼬が迫る中、俺は冷静に答えた

 

「我、地球の理。その願い」

 

「叶えよう!!」

 

叫ぶと同時に鎌鼬と銀の焔がぶつかりあい、土煙を巻き起こす

 

「バーニング・シフトoverload!」

 

俺が纏う銀色の焔と鎌鼬の拮抗は一瞬にして崩れた

 

鎌鼬を欠き消し、銀の焔が四肢を覆う

 

「ありがとう皆。さて、ここからが本番だ」

 

俺は地を蹴り、風をもろともせず突っ込む

 

風が体を斬るが、今の俺には掠り傷レベルだ

 

そして、ハスターに右拳を叩き込んだ

 

「グゥ!」

 

ハスターは殴られた箇所を押さえながら後退する

 

効いてはいるが決定打にはなっていない

 

俺はそう判断した

 

「要、風明!あれをやるから前と同じく手を貸してくれ!」

 

「!分かった、()()()()!」

 

「分かった!」

 

俺は二人の返事を聞くと後ろに跳躍し、両拳にマナを溜め始める

 

「俺達は時間を稼ぐぞ!」

 

『了解!』

 

真に秋人、悠雷は三ツ又の陣形を作りながら突貫する

 

その後ろで昴は式句を唱えた

 

「―I am the bone of my sword.」

 

「―――“偽・螺旋剣(カラド・ボルグ)”」

 

昴の手に一瞬だが剣が現れた、とおもうと剣は矢に形状を変化させる

 

その矢は真っ直ぐにハスターの風に負けることもなく黄色いローブを貫く

 

「てい!」

 

叫び声をあげる暇もなく、森羅が作った特大の氷塊が降り注ぐ

 

「ッウ!」

 

もはや痛みは声に出ず、ハスターは呻くことしか出来ない

 

そこに三人の剣士が肉薄する

 

まず、真が仕掛ける

 

「我流。有象無象!」

 

真は無数にゲートを作り、そこから縦横無尽に刃が荒れ狂う

 

「一角“極”!」

 

秋人が重く深い突きを放つ

 

「おら!いくぜ!」

 

悠雷が視認出来るギリギリの速度で幾度となく刀を振るう

 

「皆!退いてくれ!」

 

俺は両拳に集めたマナを体の前に集め、凝縮させる

 

「レジェンド!」

 

右拳を後ろに引き

 

「プラズマ!」

 

マナを再度集め

 

「ショット!」

 

殴り飛ばす!

 

「いまだ!」

 

俺の撃ったレジェンドプラズマを後押しするように要の神の風と風明の天狗の風が吹き抜ける

 

ハスターも急遽竜巻を作り出すがもう遅い

 

「喰らっとけ!」

 

ハスターに当たったレジェンドプラズマは回りの木々を捲き込みながら遥か彼方にハスターを吹き飛ばした

 

「地球の理ガァァァァァァァァ…………」

 

何処かの負け役のような台詞と共にハスターは朝日に消えた

 

「バーイバーイキーン」

 

「「おい!」」

 

悠雷はいつも通りだった

 

 

 

 

 

 

 

 

 

閑話休題

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

日の光が頭上から降り注ぐ頃、そろそろ戻らなければいけない時となった

 

「新年会、ありがとな。楽しかったぞ」

 

「また誘ってね。甲、悠雷」

 

「おう。何時でも遊びに来いよ」

 

「何時でも歓迎してやるぜ!」

 

「「うん(ああ)」」

 

要と風明はそう答えると魔方陣に乗り、現れた時と逆の順序で消えた

 

向こうで話していた真と秋人と昴が話が此方に来る

 

「じゃあな、甲、悠雷、真。今度はこっちに来いよ!」

 

「はい。そうさせてもらいますよ」

 

「おう」

 

「俺の世界にも来いよな」

 

「ああ。勿論だぜ!」

 

悠雷と昴は固い握手をして、秋人と昴も前の二人と同じく魔方陣に乗りもとの箱庭へと帰っていった

 

「またね、甲兄さん!悠雷兄さん!真兄さん!」

 

「じゃあな、森羅」

 

「バイナラ。冗談、じゃあまたな」

 

「はあ、……全く。さよなら森羅さん」

 

「うん。バイバイ!」

 

森羅も同じくもとの箱庭へと帰っていった

 

新年会。これにて完

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