ダンジョンに復讐しに行くのは間違っているだろうか   作:Груша

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第弐話 旅立ち

「る、るくすぅ…なんデイキテるの?オれたちはみんなシンジャッタのに…」

 

「ソウダよ。アタシ達トモダチだったよね?ナンでいっしょにシンデくレナイノ?」

 

「アルやミーナのイウ通りだよ…ナンデるくすだけイキテルノ…ボク達はあんなにクルしンデ死ンダのに…」

 

「ナンデ?ナンで?ネエ、るくすドウシテわたし達はシナナキャイケナカッタの?ドウシテわたしタチのこと裏切ッタノ?わたしハアんなにるくすのコトがスキだったのに…なんで?ねえ、ナンデ?コタエテよ、るくすぅ…」

 

「るくす、アナタに分カリマスカ?身体がヤケテいっテ死二近づいてイクときの感覚ガ?ワカラナイでしょウネ?シンデしまッたワタクシたちと違ッテ生キテイルあナタにハ。」

 

「るくす、キサマはカゾクやトモを捨ててまでイキテイタイノカ?ソンナことを考エルキサマのヨウなクズは私の息子ナドデハない!」

 

「あきレアの言うトオリデす。アナタダケのうのうとイキテイテ許サレルと思ッテいるのデスカ?ミナが死のセカイへとタビダッテっていったトイウの二、ヒとりダけイキテイルアナタは罪人デス。」

 

 

「アル、ミーナ、ウィズ、ルシー、デルフィン、父さん、母さん…ぼ、僕はそんなつもりじゃ!」

 

[ソノ穢らわしいクチでワタシたチの名をイウな!]

 

「ごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんナサイゴメンなさいゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイ」

 

[謝罪のコトバなんて求メテなイ!サア、ハヤクこっチにキナよ]

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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「うああああああああああああああああああっ!!!!はあ、はあ…なんだ夢か…」

 

ルクスは悪夢に魘されて、眠りの世界から還ってきた。

 

「みんな待ってて。絶対に絶対にみんなを殺したヤツらに復讐してみせるから…」

 

ルクスは死んだ家族や友にそう誓った。

 

「よし!気持ちを切り替えていこう!えっと、父さんから貰ったペンダントは首にかけたし、護身用の剣も持ったし…あ!あと家にあったお金も持っていかないと。さあ!出発だ!」

 

こうしてルクスはオラリオに向かい始めた。

 

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ルクスは里を出て数時間歩き、太陽が空の頂点からかなり傾いた様子になったころ、以前アキレアが言っていたことを思い出した。

 

(そういえば、父さんがオラリオまでは歩いて1週間ぐらいかかるって言ってたな…さすがに長いな。どうしようかなあ?最悪、あれを使えばいいけど、なるべく使いたくないんだよなあ…ん?あれは…)

 

ルクスが考えながら歩いていると、馬車が3体のモンスター ゴブリンに襲われている光景が目に入った。

 

(どうしよ、助けようかな?あ、でもあの馬車がオラリオに行くなら、助ければば乗せてもらえるかも!それなら!)

 

「おーい、そこのかたー!」

 

「え…もしかして助けてくれるんですか?」

 

「はい!」

 

ルクスはそう言いながら、一番近くにいたゴブリンに切りかかった。

 

「ギャア!」

 

切られたゴブリンはルクスの予想と異なって、それだけで死んでしまった。

 

(えっ、なんでこんな簡単に死んでるの?都市外のモンスターだからって、流石に弱すぎない?まあ、弱い分には困らないけどね)

 

仲間の断末魔の叫びが聞こえたのか、馬車を襲っていたゴブリンはルクスめがけて殴りかかってきた。

 

「よっ!」

 

ルクスは余裕な素振りでゴブリンの攻撃を避け、そのまま2体一気に切り捨てた。

 

「ふぅ。こんなものかな…」

 

ルクスは剣についた汚れを拭ってから、鞘へと戻した。

 

「すっ、すごい!モンスターをあんなに倒すなんて…ほんとうにありがとうございました!もしかして冒険者の方ですか?」

 

「いえ、違いますよ。冒険者がこんなところにいるわけないじゃないですか。」

 

「そ、そうですよね。あ、何かお礼がしたいのですが、何か要望などありますか?」

 

(よし、来た!狙った道理の展開!)

 

「うーん、そうですね…この馬車はオラリオに行きますか?」

 

「すいません。この馬車はオラリオには行かないんですよ。」

 

「そうですか〜。」(チッ、使えねぇな。)

「じゃあ、食べ物をいただけますか?一昨日の夜から何も食べてないものでして。」

 

「えっ、それだけでいいのですか?」

 

「あと、オラリオまでの地図もあるのならもらいたいのですが。」

 

「そちらもありますよ。では、どうぞ。本当にありがとうございます!」

 

「いえいえ、それでは。」

 

(はあ、オラリオ行きの馬車じゃなかったか。まあ、食べ物と地図がもらえただけいいか。地図があれば、あれを使いやすいし。ていうか、ボロ小屋っぽいの作るのだるいから、そろそろあれ使うか。)

 

馬車を持っていた商人と別れた後、ルクスはそんなことを考えながら近くに見えた森に向かっていった。

 

森の奥まで進んでいったルクスは、商人に貰った食べ物を食べ、地面に地図を広げた。

 

「オラリオの近くの森にとべばいいか。えっと、今いるのはここで〜、出口はバルバロの森っていうとこでいいや。」

 

ルクスは、地図に現在地とオラリオの近くにあるバルバロの森という場所に印をつけた。

 

「これでよし!イメージしろ〜。イメージしろ〜。よし!

繋げ。誘え。我が望みへの道を開け。【スペティウム・エンリンク】!」

 




はじめて戦闘描写(あれを戦闘描写というのか?)を書きました。違和感、誤字脱字等ありましたら、報告お願いします!
あと分かんなかった人もいるかもしれないんで、今後ほとんど使わないであろう設定を載せておきます。

アル(アルシレス)
男。ルクスの親友の一人。熱血漢。良く言えばムードメーカー、悪く言えば騒がしいだけのちゃらんぽらん。得意なことは運動、騒ぐこと。苦手なことは勉強、大人しくしていること。

ミーナ
女。ルクスの親友の一人。活発な性格の持ち主。得意なことは、運動、はしゃぐこと。苦手なことは、料理、勉強。アルに好意を寄せていた。

ウィズ
男。ルクスの親友の一人。真面目な性格で、頭が良い。つまり秀才キャラ。そのため、ハカセと呼ばれたり、呼ばれなかったり…アルやミーナが羽目を外しすぎたときに親に代わって説教をすること多い。得意なことは勉強、説教。名前の由来はラテン語で叡智を意味するウィズダムから

ルシー(ルシオラ)
女。ルクスの親友の一人。6人の中では比較的落ち着いた性格で、いつも微笑んでいる。得意なことは料理、裁縫、掃除など家事全般。苦手なことは激しく運動すること。ルクスに好意を寄せていた。名前の由来はラテン語で蛍を意味するルシオラから。キャラのモチーフは、HoneyWorksの告白実行委員会の合田美桜。

デル(デルフィン)
女。ルクスの親友の一人。誇り高い性格で、ウィズに好意を寄せていた。得意なことはハーブティーを入れること(里で一番だったらしい)。苦手なことは料理(本人は自覚していない)。名前の由来は、デルフィニウムという花(花言葉は高貴)。キャラのモチーフのインフィニット・ストラトスのセシリア・オルコット。
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