やはり俺の福引旅行はまちがっている。 特別編   作:EPIPHANEIA

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公式で発表されてないルミルミの誕生日SSです。

宜しかったら、是非閲覧お願い致します。


その6 ルミルミ誕生日SS 『One Love』

結衣「(北海道旅行でヒッキーと留美ちゃんが恋人同士になった……。)」

 

いろは「(まさか、先輩が留美ちゃんと相思相愛になるなんて……。)」

 

陽乃「(正直、油断していた。最年少の留美ちゃんが勝つなんて思わなかったから……。)」

 

沙希「(未だに凄く悔しい気持ちもある。アタシ達だって、留美に負けないぐらい、比企谷の事を愛してたから……。)」

 

小町「(でも、誰がおにいちゃんに選ばれても恨みっこ無しでと決めていた。)」

 

めぐり「(私達全員が旅行の最終日に比企谷君に私達の想いを告げて、その結果、比企谷君が選んだのは留美ちゃんだった。)」

 

雪乃「(私達は比企谷君と鶴見さんを祝福し、2人のこれからを応援する事にした。)」

 

雪乃・結衣・いろは・陽乃・めぐり・沙希・小町『――――そう心で誓ったはずなのに…………。』

 

ナレーション(川崎京華)『このおはなしは、はーちゃんとるーちゃんがこいびとになったあとの、さーちゃんたちのおはなしです。では、どーぞ!』

 

 

 

 

 

 

―――奉仕部部室にて―――

 

雪乃「……全員集まったようですね。」

 

結衣「……」

 

いろは「……」

 

陽乃「……」

 

沙希「……」

 

めぐり「……」

 

小町「……」

 

雪乃「では、これより『比企谷八幡&鶴見留美、バカップル被害者の会』の定例ミーティングを始めます。」

 

ナレーション『あるひ、さーちゃんたちがあつまって、はなしあいをしていました。みんな、なぜかとてもこわいかおをしています。さーちゃんたち、こわいよぉ……。』

 

雪乃「まず、小町さん。貴女の受けた被害を報告してください。」

 

小町「はい。この間、家でこんな事があったんです……。」

 

 

 

 

 

 

~Case 比企谷小町~

 

八幡「……はあっ!?お見合い!?」

 

比企谷父「そうだ、八幡。実は、取引先の偉いさんと親しくなってな。」

 

比企谷母「聞いた話だと、その人も八幡と同じ学年の孫娘がいるらしいの。それで八幡の話をしたら、向こうが食いついてきてね。」

 

八幡「……悪いけど、断る。俺には彼女がいるからな。」

 

比企谷父・比企谷母『…………はっ?』

 

八幡「だから、彼女がいるって言ったんだよ。信じられないんだったら、小町に聞いてもいいし、その彼女と連絡とってもいいぞ。」

 

比企谷父「ば、馬鹿な……!?小町、本当か!?」

 

小町「う、うん……。この間、小町達が北海道旅行に行ったでしょ?その時に出来たんだよ。」

 

比企谷母「こ、小町まで……!!八幡、小町を買収しているとか、そんな事は……!」

 

八幡「だーかーらー!そんな事するかっつーの!!分かったよ!だったら、明日会わせてやるから!!時間空けとけよ!!」

 

こんなやり取りがあって、次の日おにいちゃんは留美ちゃんを家に招待して、両親に会わせたんです。

 

比企谷母「あ、貴女が八幡の言っていた留美ちゃん!?」

 

留美「はい。初めまして、鶴見留美です。」

 

比企谷父「ま、まさか……本当に八幡の彼女なのか!?」

 

留美「そうです。私と八幡は北海道で将来を誓いあった仲です。」

 

両親も最初は警戒していたのですが、見た目と反して凄くしっかりしている留美ちゃんと話していくうちに、両親はすっかり留美ちゃんの事が気に入っちゃったんです。

 

比企谷父「ハハハ、そうかそうか。小町とはまた違う天使が来たみたいで嬉しいよ。まるで、小町の妹が出来たみたいだ。」

 

比企谷母「留美ちゃん、八幡の事を宜しくお願いね。私達に孫の顔を見せてね。」

 

留美「うん、任せて。それが私の今の夢だから。」

 

こうして、おにいちゃんのお見合いの話はなくなりました。しかし、その日の夜……

 

八幡『…………お、おい、留美。今日はやけにキスしたがるな……。』

 

留美『……これは、お仕置だよ。だって、私をこんなに不安にさせて……赦さないんだから……。』チュッチュッ

 

八幡『ゴメンな。愛してるぜ、留美……。』チュッチュッ

 

留美『……私もだよ、八幡……。』チュッチュッ

 

小町が宿題をしている時、隣の部屋から如何にもイチャついてますよって言わんばかりの声やキスの音が聴こえてくるんです!!防音仕様じゃないから、小町の耳に嫌でも入ってくるんですよ!!

 

留美『八幡……私、将来お義父さんやお義母さんが喜ぶような子供作るからね。』チュッチュッ

 

八幡『大丈夫だよ。俺とお前の子供が、親父とかーちゃんが気に入らないわけ無いだろ……?』チュッチュッ

 

留美『お前じゃない、留美だから……。あん……♪』チュッチュッ

 

~Case End~

 

 

 

 

 

雪乃・結衣・いろは・陽乃・めぐり・沙希『………………』(# ゜Д゜)(;・∀・)(゜ロ゜)

 

ナレーション『こまちゃんのおはなしをきいたさーちゃんたちは、なにもいわないままおくちをあんぐりさせていました。なかには、おこっているようなひともなんにんかいるみたいです。どーして、おこってるのかな?』

 

結衣「こ、小町ちゃん……その話、本当なの……?」

 

小町「はい!もー、本当にバカップル以外の何者でもないですよ!」

 

結衣「違うよ!ヒッキーのお見合いの話だよ!何でそんな話が出てくるんだし!?」

 

小町「えっ!?そ、そっちですか!?」

 

雪乃「これは由々しき事態ね。まさかあの男にそんな話がくるなんて…………姉さん?」

 

陽乃「し、知らないよ!私もこの話、初耳だから!」

 

沙希「でも、ある意味留美と付き合ってて良かったかもね。もし、留美やこの中にいる誰かと付き合ってなかったら、その話断れなかったかもしれないし。」

 

いろは「本当ですよ!もし、そうなったら、絶対に許しません!!」

 

めぐり「ま、まあ、とりあえずは無くなって良かったよね~。雪ノ下さん、次行こうよ~。」

 

雪乃「分かりました。では、次は私の報告です……。」

 

ナレーション『つぎは、ゆきちゃんのおはなしです。ゆきちゃんはどんなおはなしをするのでしょーか?』

 

 

 

 

 

 

~Case 雪ノ下雪乃~

 

雪乃「ふう……今日は天気もいいし、散歩かでらに近くのカフェで読書でもしようかしら。」

 

ある休日、私は気分転換に近くのカフェで読書しようと思い、出掛けました。そうして、店内に入ったのですが……。

 

店長「いらっしゃいませ。お客様は1名様でしょうか?」

 

雪乃「ええ、そうです。」

 

店長「かしこまりました。ご案内致します。」

 

「―――ギャハハハハハハ!!比企谷と留美ちゃん、マジウケるんだけど!!」

 

雪乃「……ん?」

 

店内に案内されようとした時、聞いた事ある声と名前が聴こえて、私はそちらの方に振り向きました。すると、そこには…………

 

八幡「ぐっ……お、折本……。まさかお前、ここで働いてたのか……。」

 

かおり「そ、そうだよ……!まさかこの『カップル限定DXラブジュース』を初めて注文したのが、比企谷と留美ちゃんだなんて……!マ、マジでウケすぎて腹筋崩壊なんですけど……!」

 

留美「別にいいでしょ、かおり。私と八幡、恋人同士なんだから。」

 

かおり「うんうん、分かってるよー、留美ちゃん。北海道で私や雪ノ下さんや結衣ちゃんや一色ちゃん達を蹴落として、比企谷と恋人になったんだもんねー。」

 

留美「分かってるならいい。私と八幡の事を応援するって約束を忘れてないみたいだね。」

 

かおり「勿論だよ~!でも、比企谷に留美ちゃん、笑うなって方が無理だから、これ!ギャハハハハハハ…………!」

 

千佳「ちょっ、ちょっと、かおり!うるさいわよ!他のお客さんも見てるじゃない!!」

 

比企谷君と鶴見さんが、まるで優勝カップのような器に入ったジュースを2つのストローで飲んでいて、それを(店内で働いていると思われている)折本さんが大爆笑している光景がありました。

 

 

雪乃「………………」

 

店長「お客様?いかがなさいました?」

 

雪乃「あっ、すみません。急遽用事が入ったので、申し訳ないのですが、今日はやめときます……。」

 

私はお店を出る事にしました。そんな光景を見せつけられるなんて、耐えられないですもの…………。

 

~Case End~

 

 

 

 

 

結衣・いろは・陽乃・めぐり・沙希・小町『………………』(つД`)(´;ω;`)( TДT)(´・ω・`)

 

雪乃「以上が、私の被害報告です…………くっ…………」

 

ナレーション『ゆきちゃんのおはなしをきいたさーちゃんたちは、こんどはしょんぼりしたりないていたりしていました。おはなしをしたゆきちゃんも、かなしそうなかおをしています。どーして、みんなかなしいかおをしているのかな?』

 

陽乃「雪乃ちゃん…………頑張ったね…………。」

 

雪乃「姉さん…………慰めなんて、いらないわよ。」

 

結衣「ゆきのん。あたし、ううん、ここにいるみんながよく頑張ったと思ってるよ。ゆきのんの事。」

 

雪乃「グスッ…………そ、それでは次にいきましょうか……。次は―――――」

 

ナレーション『このあともけーかのおねーちゃんのさーちゃんをはじめ、ゆーちゃん、いーちゃん、はるちゃん、めぐちゃんが、つぎつぎとはーちゃんとるーちゃんのことをはなしていました。そのたびに、さーちゃんたちは、おこったりかなしんだりしょんぼりしたりしていました。さーちゃんたちもいろいろたいへんなんだなーって、けーかはおもいます。』

 

雪乃「くっ…………あの男と鶴見さん、本当に何なのかしら……!?私達をここまで苦しめるなんて…………!」

 

ガラッ

 

ナレーション『ゆきちゃんがそんなことをいっていると、とつぜん、きょーしつのとびらがひらきました。』

 

静「…………何をしているのだ、お前ら?揃いも揃って。」

 

結衣「あっ、平塚先生…………って、あれ!?」

 

留美「こんにちは。…………久しぶり、みんな。」

 

いろは「る、留美ちゃん!?」

 

ナレーション『とびらをひらいたのは、しーちゃんせんせいでした。しかし、しーちゃんせんせいのとなりには、なぜかるーちゃんもいて、さーちゃんたちはとてもおどろきました。』

 

沙希「ど、どうして留美がここに!?」

 

静「ああ、鶴見君に聞いたら、今日比企谷と学校で待ち合わせしていたらしくてな。校門の前に立っていたところを私が見つけて、ここに連れてきたというわけだ。」

 

陽乃「そ、そうなんだ……。でも、何で留美ちゃん、比企谷君と待ち合わせしていたの?」

 

留美「…………今日は私の誕生日なの。それで、八幡がここで渡したいものがあるって言ってたから、来たんだけど。」

 

めぐり「えっ!?そうなの!?留美ちゃん、おめでと~!」

 

留美「ありがとう、めぐりさん。それで八幡は?」

 

ナレーション『るーちゃんがはーちゃんがどこにいるのか、さーちゃんたちにきいていたときでした。』

 

八幡「おーい!留美ー!!こんなところにいたのかー!!」

 

ナレーション『はーちゃんがるーちゃんのところにぜんりょくしっそうでちかづいてきたのでした。』

 

 

留美「あっ、八幡!」

 

八幡「悪い、てっきり校門のところにいると思ったんだけど、何処にもいなくて……。もしかして、平塚先生に連れてこられたのか?」

 

留美「うん。私の方こそゴメンね、八幡。」

 

八幡「そうか、大丈夫だ。平塚先生、すみません。」

 

静「気にするな。それより、比企谷。鶴見君に渡したいものがあるそうだな。」

 

八幡「あっ、そうだ!(ゴソゴソ)留美、これを受け取ってくれないか?」

 

留美「う、うん。…………えっ!?これって……!?」

 

八幡「以前、留美とデートした時に『欲しい』って言ってたペアリングだよ。留美と付き合ってから、初めての誕生日にいいと思ってな。」

 

ナレーション『はーちゃんがるーちゃんにプレゼントしたのは、ペアリングでした。そのリングには

 

『One Love Rumi』

 

って、かかれていました。』

 

留美「は、八幡……!」ウルウル

 

八幡「留美は、俺の全てなんだ。百年先も愛を誓えるぐらいのな」

 

留美「バカ……。その頃には、おじいちゃんとおばあちゃんになるどころか、2人とも死んでるでしょ……。」ウルウル

 

八幡「ありえないっつーの。留美といれば、どんな未来だって輝いているから。留美がいれば何もいらないし、絶対に幸せにするからな。」

 

留美「何言ってるの……。本当、バッカみたい……。」ポロポロ

 

ナレーション『るーちゃんがないていましたが、すごくよろこんでいました。なんで、ないてるのにうれしいのかな?』

 

静「……んっ!そういえば、比企谷に鶴見君はこの後、用事があるのではないのか?」

 

留美「……あっ、そうだ……!この後、家で誕生日パーティーをすることになってたんだ。八幡も来るんだよね?」

 

八幡「おう、勿論だ。お前の御両親が会いたがってるんだよな?ルミルミ。」

 

留美「だからルミルミ言うな、キモいから。それに、お前じゃなくて、留美。」

 

八幡「はいはい。もう、このやり取りもすっかり定番だよな。そんな訳で小町、今日は夕飯はいらないからな。」

 

留美「こんな事、定番にされたら困るんだけど……。小町さん、今日も八幡借りてくね。それじゃ、みんなもまたね。」

 

静「ああ、気をつけて帰るんだぞ。」

 

タッタッタッ…………

 

雪乃・結衣・いろは・陽乃・めぐり・沙希・小町『………………』

 

ナレーション『はーちゃんとるーちゃんがいなくなったあと、まんぞくそうにみおくったしーちゃんせんせいと、めがてんになっているさーちゃんたちがのこっていました。』

 

陽乃「し……静ちゃん……。」

 

静「うん?なんだ、陽乃?」

 

陽乃「どうして、比企谷君が留美ちゃんにプロポーズみたいな事をしていたのに、そんな平然としているの?まさか、結婚を諦めたって事?」

 

静「バカ言え、そんな訳あるか。比企谷を変わったのが、素直に嬉しいだけだ。まさか、あの林間学校やクリスマスイベントで出逢った鶴見君が、変えてくれるとは思わなかったけどな。」

 

雪乃「そ、そうですね……。まさか、比企谷君があんな事言うなんて……。」

 

静「……まあ、それ以上に私にとって、嬉しい事があるけどな。」

 

結衣「嬉しい事?何ですか?」

 

静「フフフ、それはだな…………お前達が『愛の敗北者』になった事だ!!特に陽乃、お前がな!!」

 

沙希「あ、『愛の敗北者』!?」

 

陽乃「ど、どういう事!?それに特に私って……!!」

 

静「……忘れたとは言わせないぞ。北海道旅行の時、電話で『比企谷と婚前旅行』とかほざいてたよなぁ!?それでこのザマとは、私を笑い死にさせるつもりか!?」

 

いろは「そ、そう言えば、確かにはるさん先輩、言ってましたよね……。」

 

陽乃「くっ、くぅぅぅ…………し、静ちゃん…………!!」(涙目)

 

静「これからも7人仲良く、傷の舐め合いでもしているのだな。そして、私のように『独神』と呼ばれるがいい!!ハッハッハッハッハッ…………!!」

 

雪乃・結衣・いろは・陽乃・めぐり・沙希・小町『い、嫌あああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁ…………!!!!!!』

 

 

 

 

 

ナレーション『こうして、はーちゃんとるーちゃんはふたりでしあわせになって、さーちゃんたちは、しーちゃんせんせいとおなじように『どくがみ(どくしん?)』とよばれるそんざいになったのでした。めでたしめでたし。…………それで、『どくがみ(どくしん?)』ってなーに?』

 

 

 

 

 

~鶴見留美誕生日SS 『One Love』 おしまい~




このSSを御覧の皆様、いつもお世話になっております。

今回、このSSを書いた理由はただ1つだけです。

―――ルミルミの誕生日が公式でも発表されてない!!―――

それだけの理由で、これを書きましたw

今回の作品は、私の拙作シリーズ『やはり俺の福引旅行はまちがっている。』の留美ルートのアフターストーリー的な解釈で書きました。

タイトルは当初、別のタイトルだったのですが、書いていくうちに某ジャニーズの歌が思い浮かんで、それにしようとしましたw(いつも通り、八幡の台詞の中に歌詞を載せていますw)

次回は、本編のルミルミ回完結編を投稿する予定なので、そちらも宜しくお願い致します。

このSSを拝読して頂き、誠にありがとうございました。これからも宜しくお願い申し上げます。

最後に…………ルミルミ、ハッピーバースデー!!
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