ハイスクールD×D ウロボロスの眷属   作:鯵の干物

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動き出す復讐者

side一誠

 

俺はシャルロットさんの話を聞き終わり、三代勢力の和平会談に出席していた。そこで、テロ組織に襲撃されてた。

 

「ヴァーリ!!裏切り者はテメェか!!」

 

俺はアザゼルを殴り飛ばした白龍皇、ヴァーリに叫んだ。

 

「なぁ、ヴァーリ、一つだけ聞きたいんだが、うちの副総督のシェムハザが、三代勢力の危険分子を束ねた集団の存在を察知していてな、禍の団(カオス・ブリゲード)と言ったか?で、そのまとめ役が、ウロボロスドラゴン、オーフィス」

 

アザゼルは起き上がると、そんな事を言った。そうすると、隣にいた部長が驚いていた。

 

「オーフィス!まさか!」

 

「ドラゴンだって⁉︎」

 

俺がそう言うと、会談に一緒に出席していた、シャルロットさんが、教えてくれた。

 

「無限の龍神、神も恐れた最強のドラゴンのことだよ、一誠君」

 

えっ⁉︎神も恐れた!ヤバいじゃん!

 

俺がそう思っていると、ヴァーリが言う。

 

「オーフィス?あぁ、そうか、君達は彼の存在に気づいていないのか…」

 

「うん?彼って誰の事だ?ヴァーリ」

 

アザゼルはヴァーリの一言が気になるのか、ヴァーリに尋ねる。

 

「悪いがそれは言えない。彼との約束だからな」

 

ヴァーリはそう言うと、俺の方を向く

 

「兵藤一誠!君は大切な者を殺されれば強くなるか?」

 

「何言ってやがる!!」

 

俺はヴァーリの言葉にそう返す。

 

「言い方を変えよう、君は親を殺されれば、強くなるか?」

 

「なっ!」

 

俺はヴァーリの言葉を聞いて怒りを覚えた。

 

「ぶざけんなぁ!!!!!」

 

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「まだダメか…彼に言われた事を実践してみるか…」

 

「なに!!!!」

 

俺はヴァーリに怒鳴りの声をあげる。

 

「俺にはhalf dimensionという技がある」

 

「それがどうした!!!!」

 

「それは全てを半減する力だ、俺はそれで、リアス・グレモリーの胸を半減させよう」

 

ヴァーリがそう言うと、みんなが驚いていた。あのアザゼルもだ

 

「おい、ヴァーリ、お前…頭でも打ったか?」

 

アザゼルは、ヴァーリの発言が余程おかしかったのか、心配そうに聞く。だが、俺にはそんなことよりも、あいつの言った言葉が、頭に響き渡る。

 

半減…つまり半分…部長のおっぱいが半分!!

 

「ふざけんな…ふざけんなぁ!!!!!!!!!!」

 

『Wlesh Dragon Balance Breaker !!!!!』

 

『おいおい、嘘だろ!!胸で禁手!!ふざけんな⁉︎」

 

俺はドライグの言葉を無視し、ヴァーリに攻撃する

 

「ハァァァ!!!!」

 

「凄いな、パワーが上がるどころか、禁手に至ったぞ」

 

『ライバルとして恥ずかしいな』

 

ヴァーリがそう言った瞬間、

 

グサリ!!

 

俺の胸に、コカビエルを倒した奴が持っていた、剣が刺さっていた。

 

side out

 

 

 

side龍牙

 

「そろそろ、カテレアが死んだか?」

 

俺がそう言うと、月島が言う

 

「助けてあげないのかい?仲間だろう」

 

「おいおい、冗談はよせよ、俺が悪魔を助けるわけねぇだろ」

 

俺がそう言うと、リルカが俺を蹴り飛ばす。

 

「フン!!そんな事より、赤龍帝は禁手に至ったの?」

 

「痛ぇな!!何しやがる」

 

俺はリルカに怒鳴る。そうすると、月島が呆れた顔でリルカに、一誠の現状を教える。

 

「まだ、至っては無いようだよ」

 

「それじゃあ、私達の計画進められないじゃない!!」

 

リルカは月島に文句を言う

 

「大丈夫だよ、龍牙が白龍皇に、兵藤一誠を強くする方法を教えてる。上手くいけば、禁手に至るかもだってさ」

 

「なによ!そういう事はちゃんと教えなさいよね!!」

 

「教えようとしたら、また今度って、俺を無視して買い物に行ったのは、何処の誰だよ」

 

俺がリルカに文句を言う。

 

「おや?そろそろ時間ですね。どうです?兵藤さんの様子は」

 

俺たちは今、少し離れた所で、会談会場を映したビデオを見ていた。

 

『ふざけんな…ふざけんなぁ!!!!!!!!!』

 

俺たちが話していると、テレビから、一誠のです叫び声が鳴り響く。そうすると、赤い鎧を着た、一誠の姿が映っていた。

 

「まさか…本当に胸で至るとは…ドライグもかわいそうに…」

 

俺はそう言うと、魔法陣を通り、会場へ行く

 

そして、俺は、自分の剣を一誠の胸めがけて、投げた。

 

 

side out

 

 

sideシャルロット

 

一誠君が禁手に至り、白龍皇に攻撃しようとすると、一誠君の胸には、大きな剣が刺さっていた。

 

「嘘……あれは…彼の」

 

私はその剣に、見覚えがあった。私の頭の中に、あの剣を持って戦うあの子の姿が蘇る。

 

「……龍牙…」

 

私がそう呟くと、空に6人の人影が見えた。

 

side out

 

 

 

side一誠

 

何が起きた?俺はヴァーリを倒そうとして…

 

『相棒!!しっかりしろ!!』

 

その言葉を聞き上を向くと、そこには骸骨の仮面をした男が立っていた。

 

 

side out

 

 

side龍牙

 

「アッハッハッハッハ!!」

 

俺は剣を掴みながら、笑う

 

「あんたは…」

 

一誠は掠れた声で言う

 

「俺か?あぁ、面を取り忘れてたな」

 

俺がそう言い、仮面を外すと驚いた顔をする。

 

「空吾さん…」

 

あぁ、そういえば、こいつにはそう名乗っていたな

 

「俺の名前は、空吾じゃねぇ。俺の名前は銀城龍牙だ」

 

俺がそう言うと、一誠が驚いた顔をする。大方、そこにいる元主人様に聞いたんだろう

 

「龍牙君!生きていたのか」

 

俺の事を驚く目で見ながら、サーゼクスが言う。

 

「よぉ〜久し振りじゃあねぇか、俺をはぐれにした魔王様」

 

俺がそう言うと、サーゼクスが苦い顔をする。

 

『龍牙…』

 

「ドライグも久し振りだな」

 

俺はそう言うと、一誠に刺さった剣を、更に奥に刺す。

 

「グハァ!!」

 

一誠は苦痛の表情をする

 

「貰うぜ、お前の力」

 

俺がそう言うと、一誠の胸から赤い龍の力が俺の剣を伝っていく。そして、俺の中に入ると、一誠の来ていた鎧は霧散していた。

 

「貴方!!一誠に何をしたの!!」

 

俺を睨みながら、リアス・グレモリーが怒鳴る。

 

「何って、俺の力を返して貰っただけだぜ」

 

俺がそう言うと、アザゼルが言う

 

「まさかお前!!」

 

「あぁ、アザゼルの考えた通り、赤龍帝の力を貰った。まぁ、一部だけだがな」

 

俺はアザゼルにそう答えると、そう空中に戻る。そうすると、俺の名を呼ぶ声が聞こえた。

 

「龍牙!!!!」

 

「あぁ?なんだよ!クソ悪魔」

 

俺はシャルロットを見ながらそう言う。そうすると、とても悲しそうな顔をする。

 

「龍牙、ちゃんと、力手に入った?」

 

俺の横にいる、雪緒が聞いてくる

 

「あぁ、アジトに戻り次第、お前らに譲渡しよう」

 

そうすると、天使長のミカエルが雪緒に言う。

 

「君は雪緒君ですか⁉︎」

 

雪緒はミカエルを睨みながら言う。

「やぁ、姉さんを異端にして追放した、ミカエル様じゃあないか」

 

雪緒がそう言うと、ミカエルは苦い顔をする

 

「おいおい、まさか先代の赤龍帝が生きているとはな、まぁ、それは良しとして、お前らまさか」

 

俺はアザゼルの言葉に答える。

 

「あぁ、流石、堕天使総督、頭の回転が早くて助かる。俺たちは全員、禍の団に所属している。というか、元々、禍の団は俺が悪魔に復讐する為に作った組織だからなぁ!!」

 

俺のその言葉に、三代勢力は驚いた顔をする。

 

「私達の事、恨んでるの?龍ちゃん」

 

俺の顔を見ながら、セラフォルーが言う

 

「気安く呼ぶんじゃあねぇよ、クソ悪魔!恨んでいるのか?当たり前だろうが!!!!お前達のせいで俺は、どれだけの目に合ってきたと思っている!!」

 

俺は感情のまま叫ぶ。みんなは俺の気持ちを察してか、後ろで黙って立っている。

 

「信じていたものに裏切られる気持ちが、あんたらに分かるのか!!守ろうとした者に裏切られる気持ちが分かるのか!!ふざけんな!!」

 

「銀城、そろそろ時間だ」

 

俺が叫んでいると、ヴァーリが俺の肩に手を置いて言う。

 

「そうだったな、悪いな」

 

「よく覚えておけよ、クソ悪魔共、俺は絶対にテメェらを許さない!絶対殺してやるからな」

 

俺はそう言うと、魔法陣を通って、アジトに戻った。

 

side out

 

 

sideシャルロット

 

龍牙が生きていたのは、純粋に嬉しかった。でも…“クソ悪魔” 彼の言ったあの言葉が、頭の中に鳴り響く

 

「う……くっ……私は…貴方に一言…お礼を言いたかっただけなのに…」

 

私はその日、一晩中泣いた。

 

side out

 

 

side龍牙

 

俺はアジトに帰り、みんなに力を譲渡した。

 

「おぉ!!これが」

 

「凄いね」

 

「全身から若さがあふれるようだ!」

 

「フン!まぁまぁ、じゃない」

 

みんなそれぞれ、反応した。

 

「すまねぇ、俺は部屋に戻る」

 

俺はそう言うと、部屋に戻った。

 

「なんで、こんなに苦しいんだ!!俺は悪魔を恨んでる!その筈だ!!なのに…なんで…」

 

シャルの悲しい顔を見ると、胸が苦しくなる

 

「龍牙…」

 

俺が一人部屋に居ると、オーフィスが入ってきた。

 

「オーフィス…」

 

「泣いてるの?」

 

オーフィスは俺の顔を見ると、そんな事を言ってきた。

 

「泣いてなんかいねぇ」

 

俺がそう言って目元をこする。すると、オーフィスが俺を抱きしめる。

 

「何してやがる」

 

俺は弱々しく言う

 

「悲しい時は泣く。龍牙が教えてくれた事だよ。龍牙悲しいと、我も悲しい」

 

そう言いながら、オーフィスは少しだけだが、涙を流す。こいつも随分と、感情豊かになったもんだ。

 

「少し、泣いてもいいか」

 

「うん」

 

オーフィスのその言葉を聞くと、俺はオーフィスの胸の中で泣いた。

 

side out

 

 

 

sideXCUTION

 

「銀城の奴、少しくらい私達を頼ってくれてもいいのに…」

 

リルカがそう言うと、バーでコップを拭きながら、沓澤が言う

 

「彼も私達のリーダーとして、頼る事が出来ないのでしょう」

 

沓澤が言うと、バーで飲んでいたジャッキーが言う。

 

「そうだね、特に彼奴は私達とは違うからね」

 

ジャッキーの言葉に疑問に思ったリルカは聞く。そうすると、月島が答えた。

 

「僕らは、悪魔に大切なものを奪われた。でも、銀城は悪魔の仲間に裏切られた。悩みの根本的な部分が、僕たちとは違うんだよ」

 

月島に言われ、リルカは納得する。

 

「そっか…」

 

side out

 

 

 

sideサーゼクス

 

「まさか、龍牙君が生きていたとは…」

 

私はそう呟いた。

 

「お兄様」

 

リアスの声を聞き私は返事をする

 

「入っても構わないよ」

 

私がそう言うと、リアスが入ってくる

 

「シャルロットの様子はどうだい?」

 

私がそう聞くと、リアスは少し、苦い顔をして答える。

 

「泣いてました。恐らく、彼に言われた言葉がかなり効いてるみたい」

 

「そうか…」

 

私は選択を間違えたのか…

 

side out

 

 

 

 




いやぁ〜ヴァーリVS一誠、ほぼカットというか、戦闘に入る前に力が奪われるww 一誠君の禁手は、銀城に奪わせる為のオリジナル展開です。
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