俺はあの後、悪魔を殺し、倒れていた女の子を抱え、アジトに戻った。そして、アジトの扉を開けると、丁度、オーフィスが飯を食っている最中だった。
「ただいま〜」
俺は抱えていた子をソファーに降ろした。そして、オーフィスの顔を見ると、俺の事を睨んでいた。
「浮気魔」
俺はオーフィスが言った不名誉な称号を否定する。
「浮気魔って、俺一回も浮気してないよね⁉︎」
俺はこの後、オーフィスに事の顛末を話した。
「なるほど、また、龍牙のお節介」
グフッ!!
確かに、ここの仲間の殆どは、俺のお節介が理由で仲間になった奴らばかりだが…
「仕方ないだろ、悪魔に襲われてたんだから」
俺がそう言うと、オーフィスは溜息を吐く。
「みんなを呼んでくる」
オーフィスはそう言うと、それぞれの部屋にいるみんなを呼びに行った。
side out
私が眼が覚ますと、そこは知らない所だった。
「あれ?私変な奴に襲われて…兄さんは!!」
私が慌てて起き上がると、そこには、6人の人影があった
「おっ、起きたか」
私はその男を睨み、警戒する。
「まぁまぁ、そんなに睨むなよ、俺とお前は同類だ…お前の兄貴を殺した奴のこと、知りたくないかい?」
私はその男の提案を飲み、現状の説明を受けることにした。
「取り敢えず、自己紹介からだ、俺の名前は銀城龍牙だ。まぁ、ここのリーダーをやっている」
ネックレスを首にかけた男は、自分の名前を言った。そこから、全員の自己紹介が始まった。
「僕の名前は月島秀九郎。よろしくね」
「私の名前は、毒ヶ峰リルカよ」
「私の名前は、沓澤ギリコ。よろしくお願いしますね」
「私はジャッキー・トリスタン。よろしく」
「僕の名前は雪緒・ハンス・フォラルル・ベルナ。名前長いから雪緒でいい」
全員の自己紹介が終わり、私の番になった。
「私の名前は桐生藍華。駒王学園の2年性です」
私の自己紹介が終わると、銀城さんが説明をしてくれた。
「取り敢えず、あの男の正体から説明するか…」
そして、私は聞いた…悪魔の存在を…奴らは自分達の欲望の為に兄さんを…
「許せないか?」
私は銀城さんの問いに答える。
「許せないです。私の家族を奪った悪魔が!」
私がそう答えると、笑顔で答えた。
「そうか、なら、俺らと来い!お前の復讐を手伝ってやる。お前は気づいているか知らねぇがお前の中には、ある力がある。名を完現術」
私は完現術の説明を聞いた。
「完現術は、お前が産まれる前に、親が悪魔に襲われている証だ。この力は悪魔の力に似た力…この力があれば、俺たちは悪魔と戦うことができる。お前あの悪魔に襲われた時、何か変わった事は無かったか?」
私は一つだけ心当たりがあった。
「あの…少しだけ、悪魔を見たときに、なんか、種族とか階級とか能力とかが、見えました。」
私がそう言うと、銀城さんは少し考える素振りをする。
「おそらく、それがお前の完現術だろう。名は…アビリティースカウターと言ったところか?」
「アビリティースカウター…私の力…」
これで、兄さんの仇を…
私がそう考え耽っていると、銀城さんが言う。
「まぁ、取り敢えず、みんなで新入りの歓迎会でもするか!」
そしてこの後、銀城さんが悪酔いして、歓迎会が崩壊したのであった。
side out
sideオーフィス
「いやぁ〜今日は新しい仲間が入って万々歳だぁ〜」
龍牙は歓迎会の時の酔いが覚めないのか、ずっと意気揚々とした感じだった。
「龍牙、もうお酒ダメ」
我は龍牙に注意するが、龍牙は注意を聞かず、お酒を飲む
「いいじゃねぇかよ〜偶には〜オーフィスも飲むかぁ〜」
「要らない」
我がそう答えると、龍牙が急に我を抱きしめる
「はぁ〜オーフィス〜可愛い♪オーフィス!」
我はいつもと違う龍牙に戸惑う。なんだろう、凄いドキドキする
「オーフィスちゃあ〜ん、チュウ〜」
酔いのせいなのか、我の唇に顔を近づけてくる。
「酔ってる時はダメ!」
我は龍牙の頬を、少しだけ力を込めて叩く
「グハァ!!」
龍牙は壁に頭をぶつけて、気絶する。
「酔ってる時じゃ無くて、普通の時じゃないとダメ」
我は気絶している龍牙に、そう呟いた。
side out
なんか、オーフィスが…まぁ、いいか