side龍牙
「お〜い、帰ったぞ〜」
俺はあの後、黒歌を落ち着かせ、取り敢えず家へと招いた。
「龍牙お帰り、それと、秀九郎が来てる」
俺が家に帰ると、オーフィスが出迎えてくれる
「おっ、丁度よかった、おーい!月島」
俺がそう呼ぶと、奥から本を持った高校生が出てきた。
「なんだい?銀城」
月島は、俺に呼ばれた理由が気になったのか、訪ねてくる
「いや〜よ、こいつの面倒見てくんない?」
「後ろの彼女のかい?」
「あぁ、お前と年も近いし、友達いないぼっちのお前と、いい友達になってくれるだろ」
俺がそう言うと、月島はジト目で俺を睨んできた。
「友達くらいいるよ…カテレアとかシャルバとか」
「お前…それは、ブック・オブ・ジ・エンドの能力で過去を改変したからだろうが!」
まったく、良くも自信満々に能力でできた友達を、友達と言い切れるよな
「よろしくお願いします」
俺が月島と話していると、後ろにいる黒歌が言う
「まぁ、わかったよ。あと、そろそろ、XCUTIONにも顔出してね、君は僕らのリーダーなんだから」
「わぁーたよ」
「それじゃ、行こうか、黒歌さん」
話が一区切りつき、黒歌と月島はアジトへと向かった。月島達が出て行くと、後ろから濃密な殺気が当たる
「龍牙、さっきの女、誰?」
殺気の正体はオーフィスだった。
「いや〜あの〜」
俺が答えを言いよどむと、オーフィスはさらに機嫌が悪くなる
「何?浮気?」
「違う違う!!悪魔狩りの時に偶然助けて、それで…」
「また助けた?本当、龍牙、お人好し」
オーフィスはジト目で睨みながら言う
「すみません…」
俺は素直に謝った。
「許す、それよりも、怪我とか無い?」
オーフィスは俺を許すと、体を触りながら心配そうな顔をして言う
「あぁ、今日の悪魔共はそこまで強くなかったし、俺の力も
「そう…」
オーフィスは俺の無事を確認すると、俺の膝に座ってくる
「なんだ?今日はえらく甘えん坊だな」
俺は笑いながらそう言う
「ここ、我の特等席」
「そうだな」
そして、この日はずっと、オーフィスを撫でながら過ごした。
side out
side月島
今日は久しぶりに銀城の所へ行くと、何故か猫又を押し付けられた。全く、いつも勝手なんだから
「あの…何処へ向かってるのかにゃ?」
僕が心の中で銀城の愚痴を言っていると、後ろにいる黒歌さんが話しかけてきた。
「あぁ、ちゃんとは説明してなかったね、今から行くのは僕達のアジト、禍の団だよ」
「禍の団?」
黒歌さんは聞き覚えの無い名前だったのか、聞きてきた。
「あぁ、簡単に言えばテロリストだよ。でも、安心して、みんないい人達ばかりだから、ほら着いたよ」
黒歌さんと話していると、アジトの入り口がもう目の前まで来ていた。
「さぁ、入るよ」
僕はそう言って入り口を開ける。中に入ると、数多くの悪魔と人間がいた。
「あら?秀じゃない」
「やぁ、久しぶり、カテレア」
アジトに入ると、カテレアが迎え入れてくれる
「その子は?」
カテレアは後ろの黒歌さんが気になったのか、聞いてくる
「あぁ、新しい仲間だよ。」
「黒歌です。よろしくお願いしますにゃ」
「えぇ、よろしく」
さぁ、準備は整った。あともう直ぐで僕達の彼岸が達成される
side out
そして、5年の月日が過ぎ
「あの…兵藤一誠君!わ…私と…付き合ってください!!」
そして、時が動き出す
今回は戦闘なし!オーフィス一筋にしたいけど、黒歌も助けたかった!だから、月島のヒロインにしよう!という暴挙に出ました。後悔はしてません!!